そこで、昨今出番が多い漢方薬は、目立つ方剤から順番に挙げると、ご多分に漏れず四逆散、柴胡加竜骨牡蛎湯、加味逍遙散、抑肝散加陳皮半夏、香蘇散、半夏厚朴湯などだが、やや高価な麝香製剤の愛用者もかなり多い。
これら単独のケースよりも、2〜3種類を併用した方が、効果が上がることが多い。
蛇足ながら、上述の盤珪さんは、暗く不愉快な大学生時代、盤珪禅師語録とともに、鈴木大拙著の『盤珪の不生禅』という、家の書棚で見つけた1940年発行の新書版により、一定の救いを得た当時の愛読書だった。
最近、翻訳家の大野龍一氏のブログ
『祝子川通信 Hourigawa Tsushin』の
「盤珪禅師の「不生の仏心」について」で詳しく紹介されていたので、急に懐かしくなった。
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2010年06月02日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母