2020年03月05日

新型肺炎にオルベスコという希望が、では漢方薬の可能性は?

 吸入ステロイドのシクレソニド(商品名オルベスコ)で3名の患者さんが、新型コロナウイルスによる肺炎が、劇的に改善したという報道は、闇の中の一筋の光明である。

 それでは漢方薬は?というと、考えらる配合は、中国で発表されている清肺排毒湯という麻黄が大量に配合された方剤では、基礎疾患に心疾患のある人や後期高齢者には、うかつに使用できないだろう。

 だから、想定されるのは、保険適用可能なエキス剤では、辛夷清肺湯+柴陥湯であろうし、保険適応外のエキス製剤では、辛夷清肺湯は共通として、竹葉石膏湯+小陥胸湯加味製剤に板藍根。高熱時には地竜も大いに役立つことだろう。

 但し、上記は新型肺炎に移行した場合の話で、新型コロナウイルス感染の予防および初期に想定されるのは、天津感冒片や金羚感冒錠などの銀翹散系列の方剤のトローチ使用に板藍茶などの板藍根エキスに期待が少しは持てるように思われる。

 さらには、衛益顆粒など玉屏風散が適応する体質者は、上記の方法に加えて、日頃からこれも常用しておく方法も推奨できそうである。

 しかしながら、市販される板藍根エキス類の中には、味ばかりよくても主成分が極端に少ないものが多いので、注意が必要である。

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2012年03月05日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年03月05日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2020年03月03日

この時期に、回覧板を回す非常識!

 ビニールに覆われた回覧板が回ってきた。

 ある意味、不特定多数の人の手にわたる回覧板を、接触感染が恐れられる新型コロナウイルスが蔓延しつつあるこの時期である。

 こんな非常識を平然と行う町内会の連中は、よっぽどのアホである。
 
 ビニールの上から消毒液をタップリとぶっかけて、庭で乾かしているが、もちろん中も見ずに、次の家庭に回すのみ。

 また、県内にはまだ感染者が見つかってないからか、勤務先の病院で、感染症の専門家が講演する集会に参加した薬剤師の話によれば、通常のインフルエンザに毛の生えた程度だから、大したことはなというので、そこの医療関係者には、ほとんど危機感は感じられないという。

 山口県で感染者がいまのところ見られないのは、検査数が少ないからに他ならないだろう。

 いつまでも民間の検査機関にCRP検査を行わせようとしない厚生労働省の非常識といい、世の中、腹の立つことが、あまりに多すぎる。

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2011年03月03日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年03月03日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 12:50| 山口 ☁| とんでもない話や、信じられない困った話 | 更新情報をチェックする

2020年03月02日

悲観的な学者もいるようだが、温かくなれば新型コロナウイルスの感染力が落ちる可能性が

 今日も、代理で常用の漢方薬を買いに来られた人が、ついでの質問に、マスクは、ありやなしやと問われたが、常連さんやお馴染みさんに、同様の質問をされることは、いまだに皆無。

 それはともかく、本題である。

 中国の人達が、もっとも多くクルーズ船で来日されていたのは福岡の博多港だというが、それなのに北海道よりも感染者が少ないというのは、気温のせいかもしれない。

 沖縄県もしかりで、北海道の気温の低さは、福岡県や沖縄県とは雲泥の差である。

 海外では、イランで感染者と、志望者が増えているが、流行しれいる地域の気温は0度前後といわれる。

 イタリアでも急速に拡大しているのも、かなり寒い北部地方だという。

 何かにつけ日本を踏みつけようとする韓国こそ、爆発的に感染が拡大しているが、かなり低温国のはずである。

 これらから類推するに、日本では4月ごろから、九州から四国や本州にかけて、感染の拡大スピードは、しだいに緩やかになるかもしれない。

 桜前線の上昇とともに!

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2011年03月02日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年03月02日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母