2020年01月28日

女性たちの反逆が加速する時代、それもやむを得ないだろう

 歴史的に女性たちが長い間、虐げられていた反動で、今後の社会は次第に男たちが罰を受ける時代を迎えるかもしれないし、それもやむを得ないことだろう。

 といっても、何もヒゲジジイがフェミニストという訳ではないけれども、様々な歴史書を眺めていると、そう思わざるを得ないのである。

 たとえば白水社発行の『魔女現象』という書籍など、かつては女性はシャーマン、女神、女祭司など、穏健な母権制社会であったのが、次第に野蛮な父権制社会に移行するにつれ、いかに虐げられる時代が長く続いたかが指摘されている。

 キリスト教下においてこそ、その激しさは目に余るほどで、カトリック教会の女性に対する激しい蔑視と処遇には、想像を絶するほどである。

 女性ファーストの意味は、男性自身の身を守るために、女性を盾がわりに使っているだけのこと だという、笑うに笑えない、笑い話があるが、意味深長な真実を突いている。

 昨今の地球温暖化による異常気象なども、自然破壊を繰り返す父権制社会に対する「母なる大地の怒り」の爆発かもしれない。

 男社会による傍若無人、暴虐非道の行いも、そろそろ年貢の納め時ということなのだろう。

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2012年01月28日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年01月28日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 12:53| 山口 ☀| 繊細でデリケートなヒゲジジイ | 更新情報をチェックする

2020年01月23日

漢方系の健康食品の考案者ですら、販売を断念した理由

 その製品を上回る内容の製品(村田漢方堂薬局で40年以上、煎じる方法で長年高い人気と豊富な実績のある漢方系の健康食品)を一昨年、某メーカーの依頼に応じて配合内容を指導し、エキス製品化されて上市されたものがあるおかげで、30年前くらいに考案して上市された某漢方系の健康食品の販売は、永久に止めることになった。

 上記の理由から、村田漢方堂薬局にとっては存在価値がなくなったのは事実であるが、かてて加えて、昨今の不当廉売に近いネット販売競争に愛想をつかし、多少の愛着がないわけではなかったが、昨年途中からは、その製品の販売を一切中止して、残った在庫は、ヒゲジジイ自身が飲みつくした、というお話し。

 ネット販売が世界中で席捲する時代。

 これまで、かなりな数の漢方系の健康食品を考案して、数社から上市されてきたものの、考案者本人が、ほとんど存在価値を認めなくなって、販売を永久に止める決断を下した製品が、相変わらず安売り商品として出回っている。

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2012年01月24日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年01月24日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母 
posted by ヒゲジジイ at 09:38| 山口 ☁| 日本残酷物語 | 更新情報をチェックする

2020年01月19日

世の中、そんなものでしょう

 大病院の勤務医さんの述懐。

 それほどの苦労もなかった患者さんが、一定の回復を得た後、こちらの方がかえって恐縮するくらいに感謝の言葉を述べられるかと思えば、かなり緊急を要するきわどい病状で、不眠不休の治療の甲斐あって、一定の回復を得て、退院されるに当たっても、こちらからねぎらいの言葉をかけても、お返しの儀礼的な言葉すら、もらえない。

 世の中、そうしたものですね、人の思いは、さまざまだから。

 また、数十年前には大腸がんなどのステージ4の転移がんが生じている状況では、予後は八か月くらいであるのが通常だったが(といっても、当時は抗癌剤の運用がまずく、抗癌剤による毒性が原因で死期を早めた可能性を否定できないのでは? )、昨今では、予後が3年前後とのびているので、医学の進歩のお陰であると(といっても、抗癌剤の副作用の対処の仕方が上手になっただけかも? )、癌専門医は多少とも嬉しく感じていても、当の患者さん達の思いは、ほとんど不可能な根治を望まれるし、それがダメでも、せめて10年以上の延命を望まれているので、医師と患者さんの思いのギャップが想像以上に大きい、というような記事を読んだことがある。

 世の中、そうしたもので、人の思いは、立場によって、さまざまだから。

 ひるがえって、我が漢方薬局においては、先述の大病院の医師の述懐と同様な事象は、ざらにあるものの、後者の問題では、たとえ最終的にお亡くなりになったケースであってさえ、あきらかな漢方サポートの効果を実感されたご家族が、絶大な漢方ファンになられ、末永い常連さんやお馴染みさんになられた人達が多いので、こればかりは長年のこの仕事で、少しは自慢できることかもしれない。

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2012年01月19日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年01月19日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母
 
posted by ヒゲジジイ at 00:10| 山口 ☁| 悪性腫瘍・癌・ステージ4の進行癌や転移癌 | 更新情報をチェックする

2020年01月13日

「風邪に葛根湯」ということが正解なこともある

 数日前のこと、高齢の常連さんが、いつになく鼻声で電話がかかって来たが、発熱はないものの咽喉が痛く、鼻詰まりもあるので、天津感冒片少量のトローチとともに、辛夷清肺湯+柴胡桂枝湯+板藍茶+白花蛇舌草で、いつものような効果が出ず、困っているという。

 何のことはない、鼻汁も透明で、やや寒気を感じて、首の真裏を揉んで気持ちよく、そこを温めるとなお気持ちが良いというのだから、即刻、辛夷清肺湯と白花蛇舌草を中止して、天津感冒片の少量のトローチと板藍茶を継続しつつ、葛根湯を主体に、食欲も低下しているというので、引き続き柴胡桂枝湯も続けるようにアドバイス。

 その翌日には、すっかり快癒したとの電話報告を得た。

 上記のような症状であれば、日本漢方では葛根湯加桔梗石膏であろうが、中医漢方薬学では、中医学的な基礎理論を参考にしながらも、日本流の方証相対の考えも取り入れるなど融通無碍。

 ともあれ、この常連さんは中年の頃、60歳まで何とか命が持てばよいとて、極めて虚弱体質であったが、長年にわたり、牛黄や麝香製剤を中心に、多種類の漢方薬を常用され、80代後半になっても、ますます元気。

 一般的な漢方薬の運用にも習熟されているとはいえ、急な体調変化の折には、必ず相談の電話がかかるので、いつも対処が早く、大病をせずに済んでいる。

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2011年01月13日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年01月13日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

ラベル:葛根湯

2020年01月09日

ようやく昼夜逆転の生活を元に戻せたが・・・

 正月前後の長い連休中は、まったく昼夜逆転の日々が続いていたので、6日の初仕事はもちろんのこと、日々、元の生活に戻すのに一苦労で、ようやく今朝から、まともな時間に起床がかなった。

 でも、かなったのはよいが、目が覚めるまで、楽しいというよりも「面白い夢」を、それも鮮明な現実感の伴った鮮やかなカラー映像で味わっていただけに、起床後の現実に戻されて、がっかり。

 あのまま夢の中に居続けていたら、どんなに幸せだったことか!

 重力に支配された身体の重さを感じることなく、夢中の世界では、自身の邪魔な身体を一切感じることが、ない。

 と、昨今このブログは、一部の人達から期待されていた漢方関連の話から、遠ざかるばかりで、申し訳ない。

 悲喜交々のデリケートで複雑な漢方薬の運用の実際を公開・表現するのは、昨今は以前と違って「面倒臭い」が先に立ってしかたがない。

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2012年01月09日のあくびをする茶トラのボクチン(7歳)
2012年01月09日のあくびをする茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ
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2020年01月06日

本日、令和2年の初仕事、下記の理由から、9時のオープンまでに目が覚めるかどうか?

 今朝、といっても超早朝というより真夜中の1時1分開始のリバプール対エバートン戦で、リバプールの選手として、南野が先発でデビュー!

 この試合観戦のため、午前3時まで寝ることができない。

 そのため、令和2年の初仕事の9時のオープンまでに目が覚めるかどうか?とても危うい(泣。

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2011年01月06日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年01月06日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 02:02| 山口 ☀| 近況報告 | 更新情報をチェックする