2019年11月05日

開業医の死亡時平均年齢は70.8歳、という岐阜県保険医協会の調査報告

 日経PBの記事で知ったことだが、今年の春に公開された調査で、60歳代の死亡割合が34%と最も多く、勤務医時代からの過酷な労働が原因ではないかといわれている。

 いずれにせよ、岐阜県保険医協会が実施した調査では、開業医の死亡時平均年齢が70.8歳と、一般国民の平均寿命に比べて、かなり低い結果であった。

 この漢方業界でも、とりわけ中医学領域における名高い医師の先生方が昨今、次々と亡くなられている。

 数年も経たない前には、69歳で亡くなられた中医学界では学術的にも臨床的にも極めって高名だった京都の先生や、今年になっても、やはり自費の中医診療で高名だった関東地方の先生が、七十代前半で急死されている。

 ところで、かくいうヒゲジジイの薬局でも、一昨年には少人数の漢方薬局ゆえか、あまりの過重労働に、とうとう心身ともに限界に達し、このまま続けば、皆が共倒れしそうな恐怖を感じて仕事量を減らすことに専念。

 ようやく今年になって息をつけるようになった。

 大の漢方ファンである常連さんやお馴染みさん達のためにも、無理な仕事を続けて早死にしては申し訳ないので、無理難題な要求をされる新規の相談者は、お断りすることに徹している。

 新規の相談は、焦らずコツコツと、無理のない状況で、一定期間通える人達だけに絞り込んでいるのは、以前とまったく変わらないのだが、ホームページやブログを大幅に削減した効果は大きく、とりわけアトピーや酒さなど、皮膚疾患の相談が激減したことが、もっとも体力的な回復に大きく貢献している。

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2012年11月05日のいよいよ弱りはてた茶トラのボクチン(8歳)
2012年11月05日のいよいよ弱りはてた茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 14:25| 山口 ☀| 日本残酷物語 | 更新情報をチェックする