2019年10月04日

軽減税率を伴った消費税増税により、廃業を余儀なくされた老舗飲食店

  タイトルのような問題で、新たなレジシステムの導入に高額な経費を強いられることなどから、多くの老舗飲食店の廃業を余儀なくされた問題が、ヤフーのネットニュースなどで報道されていた。

 この問題はとても大きく、我が薬局などは、現在使用中のレジのシステム変更で切り抜けることができたが、新たなレジの導入など、店によっては複雑な機器の導入が必須となるところもあるらしい。

 かてて加えて、数字の弱い人は、意外に気が付いてないらしいが、消費税増税により、消費者の購入時の負担が増えるばかりでなく、販売店の仕入れ価格こそ、増税分によって実質値上げ!となってしまい、必然的に利益が減ることに気が付いて、いよいよ廃業の決意を固めた小売店もある。

 安売り競争にしか活路を見出せていないところでは、数字に弱い人は、あとになって、一部の商品は、実質完全な赤字販売となっていることに気が付いて、愕然とする経営者も増えることだろう(苦笑。

 10月になって仕入れ伝票をみると、増税によって実質の仕入れ額が上がっていることに愕然とする販売店の経営者も少なくないだろうというお話し。

 当方の地元でも、数ヶ月前から、増税後は廃業されるという小売店の話を、常連さんたちから、多く聞かされていた。

 消費税増税が行われる都度、小規模の小売店が、ますます廃業に追い込まれるという日本の残酷な現象に、目を向ける政治家は見当たらない。

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2010年10月4日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年10月4日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母


posted by ヒゲジジイ at 07:49| 山口 ☁| 日本残酷物語 | 更新情報をチェックする