そこで、衛益顆粒(玉屏風散エキス製剤)を主体に、五苓散エキス、板藍根エキスが高濃度の板藍茶を併用してもらったところ、10日で疼痛はかなり軽減した分、むしろ痒みを感じるようになったと言われる。
まだエアコンの冷気に反応するので、同じく3種類をさらに続けてもらうことにした。
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2010年8月30日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:帯状疱疹後神経痛
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大きな問題は、エキス剤においては、各メーカー間で優劣の差が激しいことである。このように、各社製造方法や品質の違いによって、ここまで効果に大きな違いが出るのだから困った話である。
これまでも各所で記載してきたが、顔面の皮膚病で漢方に熱心な医院から紹介されて村田漢方堂薬局にやって来られた患者さんに、茵蔯五苓散+猪苓湯+イオン化カルシウムで即効があった。
そこで、紹介された医院にお戻ししたところ、イオン化カルシウムとともに医療用のツムラ漢方の同じ配合では3日で再発してしまった!
再度、こちらの自費の方剤に切り替えると、早速3日間で顔面の皮膚症状が消失するのである。
地元近辺の御高齢の婦人たちが、医療用のツムラ猪苓湯で効果がなく、病院で漢方薬を出されるくらいなら、漢方専門薬局の方が信用できるだろうとやって来られ、村田漢方堂薬局の自費の某メーカーの猪苓湯では超即効を得たことが続いた年があった。