2019年06月30日

今年も「練乳かき氷」と「藿香正気散(かっこうしょうきさん)」の季節がやって来た!

2019年6月29日の二代目クロちゃん(雄1歳)とシロちゃん(雌6歳)
2019年6月29日の二代目クロちゃん(雄1歳)とシロちゃん(雌6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 久しぶりに「練乳かき氷」の季節、1日7個を食べたくらいで、夜中に胃の調子がなにやら怪しくて目が覚めた。同時に身体がやけに火照って寝ておれない。

 「練乳かき氷」によって脾胃を冷やし過ぎて、虚陽上浮による全身の火照りを生じたに違いない。

 すかさず藿香正気散をやや多めに服用して脾胃を温めると、1時間後には胃の調子もおさまり、全身の火照りも消滅した。

 「練乳かき氷」を数にして40個調達したので、これを食べ尽くすまで、藿香正気散が手放せないことだろう(苦笑。

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一度食べだしたら止まらない最高に旨い練乳かき氷
一度食べだしたら止まらない最高に旨い練乳かき氷 posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 09:53| 山口 ☔| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2019年06月28日

過労死の危険性のある日本全国の超ハードな臨床医こそ、牛黄製剤を大いに利用すべきだと信じていたのだが・・・

令和元年6月22日我が家の天使4匹の勢揃い
令和元年6月22日我が家の天使4匹の勢揃い posted by (C)ヒゲジジイ

 超多忙な医師こそ、過労死の危険性を考えると、やや高価であるとはいえ、牛黄製剤を大いに利用すべきであると思っていたが、実際に使用されている医師が、実に奇妙な述懐をされた。

 牛黄+人参配合のカプセル製剤の愛用者の医師は、しばらく前まで、一日も欠かさず利用されて、効能の記載通り「肉体疲労」に絶大な効果があると喜ばれていたのだが、今年になって、補充購入量がかなり減っているので、内部移動でもあって、仕事が楽になったのだろうくらいに思っていた。

 ところが、実際には「これを飲むと、疲れを忘れて、延々と仕事をやり過ぎて却ってヤバイ」のだという。
 日々ハードな臨床勤務が終わった後でも、延々と論文作成に終わりがなくなってしまうらしい。

 だから、ぐったりと疲労が積もって、いよいよ就寝前に服用するくらいの方が、ちょうどよいのだという。

 つまり、このカプセル入りの牛黄製剤は、ハードな臨床勤務時であれ、常に追われっぱなしの論文作成であれ、うっかり牛黄製剤を早めに服用してしまうと、まったくの疲れ知らずとなり、時間を忘れて頑張ってしまうので、そのまま突っ走って、却って過労死の危険性がありそうだということだと、妙に納得したことだった。

 とはいえ、ヒゲジジイ自身についていえば、ここ30年近くは、哲学の煙はともかく、各種の牛黄配合製剤で、ここ10年前後は最高濃度の牛黄製剤とともに、最近は自身の開発品「霊竹梅」も加わって、これらによって、ようやく老体を鞭打って日々、仕事を継続できている。

 上記の40歳代の医師のように大きい病院の中を奔走するのに比べれば、はるかに楽な仕事かもしれないが、同年代のころから、常に高濃度の牛黄製剤が欠かせなかったことを考えれば、もともとの体質の違いも大きいのかもしれない。

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2010年6月29日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年6月29日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:牛黄 牛黄製剤
posted by ヒゲジジイ at 00:08| 山口 ☁| 日本残酷物語 | 更新情報をチェックする

2019年06月27日

電話の問い合わせで、村田漢方堂薬局にとっては典型的なクレーマー予備軍の実例

 地元の薬局でも解決できそうなレベルの電話での問い合わせ。

 「来られないことにはどうとも言えませんので・・・」と慎重な応答の女性薬剤師。

 行き方が分からないので教えろということだが、同じ市内なのに、高齢者が自家用車を運転して、はじめての分からない道を探して来るのだというので、くわばら、クワバラ。

 そちらの近くの病院や薬局でも十分治療可能な内容だから、敢えて村田漢方堂薬局に来られなくとも、と説得しようとすると、「それならどうしてネットにHPを出しているのかっ?!」と、典型的なクレマー予備軍の応酬。

 女性薬剤師では侮って、埒が明かないのでヒゲジジイが電話をかわり、強引に捻じ伏せて近くの病院か薬局に相談するように説得して、しましには「お大事に」と丁寧に電話を終えた(苦笑。

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2009年6月27日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年6月27日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2019年06月23日

錠剤や細粒剤の漢方薬の服用に使用する飲料水はコヒーや紅茶、お茶類では、問題があるのだろうか?

 今回も、ここだけの話だが、ヒゲジジイ自身は、ここ40年以上、日に何度も嗜んでいるコーヒーやジュース類で漢方薬類を服用している。白湯や水道水で服用するなど、滅多にありえない。

 女性薬剤師(愚妻)の場合も同様で、彼女の場合は、必ず日本茶で服用している。

 二人とも、長年のこのような服用方法で問題が生じたことは一切ない。漢方薬の効果が落ちたという実感はないどころか、好きな飲料水を利用して服用するだけに、却って気持ちよく服用できる

 また、漢方薬は通常、食前や食間に服用するように規定されているが、愚妻のごときは、必ず食後に直ぐの服用である。それでなければ食間は飲み忘れ安いし、食前では、食事がまずくなるので、食後がもっとも気持ちよく服用できるという。

 ヒゲジジイの場合は、食前・食間・食後の問題は、一切気にしたことがない。おおよそ哲学の煙のついでのコーヒーを飲むときの適当なときに、1日2〜3回、適当な時間を空けて服用しているので、食後のときもあれば、食間のときもある反面、食前だけはありえない!

 やはりヒゲジジイの場合も、食前に漢方薬を飲むと、食事をするのに嫌気がさすからである。

 このような実体験にもとづいて、好きな飲料水で、食前・食間・食後のいずれであっても、本人が少しでも気持ちよく飲める時間帯を選んで服用するようにアドバイスするのが、ここ40年以上の仕事となっている。

 このような内実を書くと、一般の人々にも広まっては大問題であると、杓子定規で融通の利かないテレビのコメンテーターのような薬剤師や医師に、撤回と謝罪を求められ兼ねない、知ったかぶりの匿名連中が跳梁跋扈する日本社会だから、ここだけの話にしておくのである(呵々。

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2010年6月23日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年6月23日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 10:06| 山口 ☀| 間違いや問題の多い日本の漢方と漢方薬 | 更新情報をチェックする

2019年06月18日

タバコと酒と抗癌剤、いずれが最も有害か?

 ここだけの話だが、漢方相談が何人も続いて心身ともに疲れた時は、個人的には牛黄の服用よりも、哲学の煙(タバコ)の一服ほど効果のあるものはない。

 こんなことを書くと、人々の健康に貢献するべき立場の漢方薬局の薬剤師の分際で、とんでもない発言であると、謝罪と撤回を求められ兼ねない、村八分のイジメ社会。クワバラ、くわばらである。

 ところで、哲学の煙を愛するヒゲジジイであっても、昔の西部劇では「基地外水」と呼ばれたアルコール類は、絶対に嗜まない。

 酒が入ると人格が豹変する人達を多く見るにつけ、酒が入らないと本音が吐けない弱虫たちと、同類になりたくないからである。

 ましてや重度の酒乱の連中ときたら、お話にならない。

 のみならず、挙句の果ては肝硬変や糖尿病など、タバコと酒の二刀流では食道癌など各種悪性腫瘍のオンパレードで、寿命を著しく縮める人も多い。

 さてさて、タバコと酒と抗癌剤、いずれが最も有害か?

 という問題であるが、人それぞれの体質と相性によって、大きく異なるので一概には言えないだろう。

 いずれも利点と欠点があるのは事実であるが、酒の害悪こそ、尋常ではないと信じるものであるが、それにしては愛煙家ばかりが迫害される世の中である。

 酒の問題では、飲酒運転の問題は大きく取り上げても、それから先が皆無に等しいのはなぜか?

 抗癌剤や分子標的薬治療で、運よく一定の効果が出る人もいる反面、激しい副作用で却って寿命を縮める人も多い。

 際立つところでは、ステージ4の転移癌の人達で、抗癌剤による副作用があまりに激しくて、主治医自身が恐れをなして即中止された場合。

 西洋医学では、打つ手がなくなったと弱った体で、漢方サポートを求めてやって来られた場合、運よく牛黄製剤など多種類の漢方薬類によって劇的に体力や気力が回復したケースでは、あまりにも皮肉なことに主治医が大喜び。

 体力があるうちに再度抗癌剤をしましょうとなった場合、どうなったか?

 抗癌剤の種類を変えるならともかく、再度、まったく同じ抗癌剤を投与されたケースでは、全員、三ヶ月以内に命を落とされている。

 一度は、あまりに激しい副作用に、恐れをなして一度は中止させた主治医が、元気を回復したからといって、再度、同じ抗癌剤を投与するという、あまりの鈍感かつ無神経さには、何年たっても、思い出すたび、悲しみを通り越して、激しい怒りがこみ上げてくる。

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2010年6月18日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年6月18日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 18:12| 山口 ☁| 日本残酷物語 | 更新情報をチェックする

2019年06月15日

スマホの見過ぎによる内斜視の子供が増えているという

桃源郷
桃源郷 posted by (C)ヒゲジジイ

 先月来、某製薬メーカーの外交さんが、スマホを片手に、Twitterの面白さを盛んに宣伝されて、是非、登録されるようにと強く奨められるので、ちょっとやってみたが、まだ使い方がよく分からないし、どこがおもしろいのかまだ分からない。そのうち飽きて非表示にしてそのまま放置する可能性大。

 ともあれ、その外交さんは、常にスマホを片手なのが心配で、今回のタイトルのように内斜視にならないか、心配である。大人でも例外ではないからである。

 先日、テレビでタイトルのような内容を見たが、この問題は大人でも例外ではないという。

 スマホの画面は小さいから、常に一点を凝視するのが問題で、本を読むときや、パソコンを眺めるときなどは、視点が常に動くので、スマホの見過ぎによる斜視が生じるような、とんでもない問題とは無縁である。

 内斜視が生じると、モノが二重に見えたり、そのためにふらついたり、日常生活に大きな支障をきたす。

 重症者では手術しなければ治らないというが、漢方薬治療で考えられるのは、補中益気湯、葛根湯、葛根黄連黄芩湯、杞菊地黄丸、芍薬甘草湯など、スマホを見る時間を制限して、漢方薬を続ければ、何とかなりそうなものである。

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2011年6月15日のボクチン(7歳)
2011年6月15日のボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:斜視 スマホ
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2019年06月13日

ご高齢の女性がまた1人・・・

 2019年05月21日 90歳を超えた数十年来の常連さんたちは の続きでもある。

 100歳に近い今回の女性も40年近い常連さんだが、身体は神経痛があるものの、いたってお元気で、頭脳明晰。
 同じ説明を繰り返すと、「一度聞けば分かるいねっ!」と、こちらが叱られるほど。

 ところが、一人暮らしの高齢者ゆえ、となり近所から、火事でも出されたら大変だからと、日々囁かれる遠回しな当て擦りに耐えられなくなって、施設に入居されることになった。

 今回で、施設への漢方薬の送付は2回目であるが、頭脳明晰で身体も丈夫なだけに、施設では様々な行事に多忙なご様子。
 ますますお元気そうで何よりだが・・・

 高齢者ドライバーの免許返納問題がうるさく騒がれる昨今、一人暮らしの高齢者も、周囲から火事の心配をされて、暮らし慣れた自宅を追い出される時代。

 なんだか、長生きすればするほど(たとえテレビの評論家のように、綺麗ごとを並べ立てられようとも)、世の中の厄介者扱いされていることに間違いはない。

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2009年6月13日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年6月13日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 13:05| 山口 ☀| 日本残酷物語 | 更新情報をチェックする

2019年06月10日

ネット社会にどっぷり浸かり続けた15年間の、取り返しのつかない空しさ

2006年頃の撮影、チヌの魚拓
2006年頃の撮影、チヌの魚拓 posted by (C)ヒゲジジイ

 ここ20年近く、ネットのお陰で時代は大きく変化を遂げた。

 個人的な部分でも、15年以上前まで、仕事を終えると、体力が残っている日は、チヌ(クロダイ)を求めて海に直行して、40〜50cm以上の獲物を持ち帰っていた。

 日曜、祭日ともなれば、太陽が照る中でも、人の来ない穴場の海で、一人大物のチヌを釣っては楽しんでいた。

 自宅の3階には多数の魚拓を天井にビッシリと100枚近く貼っているが、途中からは50cmを超えなければ、魚拓を取らなくなっていた。

 ところが、親友の警察官の部下にパソコンの使い方を教わったのが運の尽き、ホームページやブログが面白くなって、生来の凝り性を発揮。

 いつのまにかチヌ釣りにも行かなくなって、気が付くと15年経ってしまった。

 いま振り返ると、本業の問題は兎も角、余暇の過ごし方を思い返すと、まったく空白の15年としか思えない。むなしさだけが残るばかり。

 失われた15年という感覚。

 本年の春、ホームページのスペースを借りていたヤフーさんが、レンタルを全面的に廃止されたお陰で、ここ15年を振り返るよいきっかけを与えてもらえた。

 いまやパソコンよりも、スマホがメインの時代だが、これを手に入れなかったのは大変よかったことだとは思っている。

 時代に取り残されることになっても、パソコンには人一倍詳しい知識があるのだから、いまさらスマホを手に入れたいとは思わない。

 本日月曜日、仕事では多忙を極めた1日、疲れ切った無防備な頭には、急にこの15年間、ネットにのめり込んだために、取り返しのつかない自然との対話を失いかけて・・・といっても、途中には鳥撮りに無中になった時期があったとはいえ、ネット中心の生活は、やはりどこか空しい。

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2011年6月11日の茶トラのボクチン(7歳)
2011年6月11日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 20:58| 山口 ☀| 繊細でデリケートなヒゲジジイ | 更新情報をチェックする

2019年06月08日

せっかく紹介されて来られても・・・

 かなり劇的に効いている人が、親しい友人を連れて来られた。

 某転移癌で余命を過ぎても体調良好で、とうぶん余命なんて考える必要がなくなっている女性が、一般的な慢性疾患をかかえる友人も、当方の漢方薬を利用されたいというので、同伴されたという。

 ところが、10日毎に通う約束が、6日も飲み切らない間に、電話がかかって、効いているような、効いてないような・・・という、何をおっしゃりたいのか意味不明で、あれほど1回目は試運転だから、必要最小限の配合で様子を見て、さらに必要な漢方薬など、2回目から微調整を行う方法を縷々説明したはず。

 薬局内には、相談者や常連さんが順番を待っているタイミングの悪い時間帯の電話だったので、しばらくは、せっかくの紹介者の手前、何をおっしゃりたいのか、意味を把握するために、かなり長い間、お話を聞いていたが、結局は結論がわからないままなので、もしかして続けるのを躊躇されておられるなら、無理されなくてもよい旨を伝えて、店頭に待たれている人がおられること伝えて、長電話を打ち切らせてもらった。

 昨今、ステージ4の転移癌で経過が良い人達が、友人や親戚などを紹介されるケースが多いが、悪性腫瘍類の相談者の場合は、ほとんどが真剣で、長続きしやすいものの、それがありきたりな慢性疾患の場合は、却って本気になれない人が目立つ。

 多少とも命にかかわるか、ほとんど関わらない疾患であるかの違いが大きいのかもしれない。

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 2009年6月8日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年6月8日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 00:02| 山口 ☁| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2019年06月06日

明らかに逆効果だった転移癌に対する姑息手術

 「姑息手術」とは、症状の緩和を目的に行われるもので、疾病の根治が不可能なケースでよく行われるものであるが、こと転移癌における姑息手術では、往々にして逆効果となることも珍しくない。

 最近相談を受けた事例でも、腰痛で通院治療を重ねること1年以上、ようやく原因が分かったときには、骨転移が各所に見られ、このままでは早晩歩けなくなるからと、姑息治療が行われたところ、却って疼痛が増し、完全に歩行困難どころか、急転直下、寝たっきりの状態に追い込まれた。

 手術前は、腰痛だけの問題で、歩行も自由にできて、食欲も衰えなかったのに、こんなことなら手術を受けなければよかったと、とても後悔されている。

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2009年6月6日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年6月6日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

ラベル:姑息手術 転移癌
posted by ヒゲジジイ at 10:36| 山口 | 悪性腫瘍・癌・ステージ4の進行癌や転移癌 | 更新情報をチェックする