2010年03月21日の茶トラのボクチン(5歳) posted by
(C)ボクチンの母 「抗癌剤をしなければ余命半年」と脅したのは、抗癌剤をしてもらうための方便だったと白状された主治医。
上半身と下半身の2種類の悪性腫瘍、手術後に転移が見つかり、それでも余命をはるかに過ぎても、抗癌剤による後遺症の強いシビレ以外は元気だが、精神的な不安感ばかりが強い。
抗癌剤を拒否された人達の、その後の経過観察を行ったこともない医師たちが、何を根拠に余命半年と言えるのか、まったく信用ならない脅し文句である。
上述の通り、手術後に転移が生じているステージ4。脅しに従って点滴による抗癌剤や分子標的薬を行ったが、少し高かったCEAが正常値になったものの、極度の全身倦怠感とシビレに、顔面皮膚の激しい炎症に肝機能の検査値も三桁に急上昇!
とうとう分子標的薬(イレッサ)の副作用に耐えられず、途中で拒否したところ、血液検査で判明したところでは、今度はオプジーボが有効だからと勧められても、これも拒否。
都合により十分な組み合わせとはいえない漢方薬類とはいえ、顔面皮膚の激しい炎症や肝機能の異常値も、かなり即効で正常化したものの、CEAの上昇に対するブレーキがやや緩いために、告げられた余命半年をはるかに過ぎて、さらに半年以上、抗癌剤による後遺症のシビレ以外は元気に過ごされているのだが、これも漢方薬類のお陰ですとは、一度も言ってもらえない。
ちょうど主治医が交代したので、このまま引き続き西洋医学治療を受けないままだったら、余命は実際どのくらいなのでしょうか?と質問したところ、はっきりとは言ってもらえず、強いて言うなら1年かもしれないし、あるいは何かの事情でそれ以内かもしれないし、それ以上かもしれない。その気になったらオプジーボが適応だから、いつでも言ってくれるようにと念押しされたという。
『
眠っているがんを起こしてはいけない』という題名の近藤誠氏の新刊書によれば、「抗癌剤をしなければ余命云々」という脅し文句ばかりでなく、最近では「私の家族だったら絶対に抗癌剤を使います」という騙し文句によって説得するのが、医師の間で流行しているそうである。
なお、この書籍には有名人達の、行わなくてもよい手術や抗癌剤の毒性によって急死した実例の数々を挙げて詳細に解説されている。
とくに印象深いのは、全く元気で無症状だった有名人達が、あらずもがなの人間ドックで各種の初期癌を発見されたために、手術や抗癌剤によって短期間であの世に送り込まれる犯罪的な医師の所業が列挙されていること。
これだけの有名人達が、症状も無いのに、人間ドックで初期癌を発見されたために、結果的には、不必要な手術や抗癌剤治療によって却って極端に寿命を縮めてしまった現実。
世の中で大声で叫ばれている、
早期発見早期治療こそ、一歩間違えば、極端に寿命を縮めることを知るべきである。
これらの有名人達も人間ドックに行かず、癌の存在を知らないまま不必要な西洋医学治療が行われないまま放置していたら、少なくとも数年以上、あるいはもっと長期間無症状で元気に活躍されていたことだろうと、お気の毒を通り越して、他人事ながら歯がゆいこと極まりない。
ともあれ、無症状であったのに、検診で初期癌が発見されたために手術を受けて以後、かなり短期間で転移が見つかって漢方サポートを求められる人がとても多い昨今、近藤流に言えば、結果的には手術によって眠っていた癌を暴れさせた、ということなのだろう。
自覚症状もないうちから、早期発見、早期治療は、ほんとうに正しいことなのだろうか?
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(C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 10:11| 山口 ☁|
悪性腫瘍・癌・ステージ4の進行癌や転移癌
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