2018年11月29日

疼痛の持続は、女性の美貌を損ねる

2011年11月29日の茶トラのボクチン(7歳)
2011年11月29日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

 年老いてくると、女性の美貌などまったく興味の対象外。寅年の縁からか、もっぱら猫ちゃん達の美貌にしか興味は、ない。

 それでも医療関係者に多い、若い年齢層の女性達が、さまざまな疼痛疾患で通って来られているうちに、急に目が覚めるような美貌に変身して再来された時には、さすがに感動ものである。

 看護師さんであれ、介護士さんであれ、多くは老人介護で、腰痛を抱えて、中には一時休職せざるを得ないほどで、かといって病院治療ではなかなか治らない。

 そこで漢方相談では、意外に比較的安価な方剤が適応することが多く、僅か1種類の方剤だけで、次第に疼痛が軽減して社会復帰できることさえ珍しくない。

 あまりに重症ではさすがに数種類の漢方製剤に加えて活楽宝などのサポートを必要とする場合もあるものの、即効が得られない場合でも、次第に疼痛が遠のくようになると、表情にも劇的な変化がみられることが多く、さすがに女性の美貌にまったく興味を失っているヒゲジジイでさえも、その豹変ぶりには、思わず目を白黒させてしまうのだった。

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2011年11月29日の茶トラのボクチン(7歳)
2011年11月29日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

2018年11月26日

比較的高齢者に多い腎機能不全や多臓器不全を防ぐには

2009年11月26日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年11月26日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2018年11月14日 多臓器不全で命を落とさないためには』のブログの屋上に屋を重ねる内容かもしれないが、強調してもし過ぎにはならないはずである。

 今回の内容は、合成医薬品の各製薬メーカーさんには、とても耳に痛い話だろうが、高齢者の腎機能不全や多臓器不全を防ぐには、不必要に化学合成医薬品、すなわち西洋医学で投与される医薬品を服用しないことである。市販品の鎮痛剤なども同様である。

 自身の命にとって、絶対に欠かせない必要不可欠なもの以外は口にしないこと。

 それでなくとも、高齢になればなるほど、腎機能は弱っていくのだから、世の中でよく見られるように、浴びるほど投薬される過剰親切な病院やクリニックは警戒が必要である

 漢方薬の中には腎機能を回復させる作用のあるものが、かなり存在するのだが、残念なことに、病院で投与される合成医薬品や市販薬の多くは、多かれ少なかれ、腎臓に負担がかかるものがとても多い。

 死亡率の高い多臓器不全の原因のつまるところは腎機能不全であるから、使用中の医薬品を一切すべて中止することで、多臓器不全から脱することが可能といわれる。

 だからこそ、腎機能不全を起こさないように、日頃から最も注意すべきは、頭痛薬などの市販品を含めて、不必要に合成医薬品を常用しないことである。

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2011年11月26日の茶トラのボクチン(7歳)
2011年11月26日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2018年11月21日

肺癌検診の見落としが問題になっているが・・・

2008年11月21日の茶トラのボクチン(4歳)
2008年11月21日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 昨今、大きな病院で生じている肺癌検診の見逃し問題。

 近藤誠氏の多くの著書で、肺癌検診群の死亡率が上昇しているという問題などを指摘され、それゆえ肺癌検診は無効であるから、欧米では肺がん検診は行われないという。

 つまり肺癌検診を受けない人よりも、検診を受ける人達の方が死亡率が高くなるという皮肉な結果を、海外の比較試験の資料を用いて、指摘されているのである。

 また、肺癌以外の様々な検診の問題についても鋭い指摘が多い。

 明らかな不快症状がない状況下においては、癌検診を含めて、様々な検診は百害あって一利なし、ということに尽きるという主張のようである。

 すなわち、各種健診によって寿命を縮めている可能性を様々な角度から指摘されている近藤氏であるが、世界各国の中で比較すると、日本の男性は他国に比べて、女性よりもやや極端なくらいに寿命が短いのは、男性の方が会社勤務などで、義務的に検診を受けさせられる機会が頻繁 であるから、という指摘なども、なかなか興味深い。

 つまり、検診で異常値がみられると、投薬を含めた治療を受けることが、却って宿命に働いているのだろうという問題である。

 このような近藤氏でも、漢方薬を認めようとしないことから考えると、すべてを信用するわけにはいかないのだが、傾聴に値する指摘も多いことも確かである。

 というのも中医学や漢方医学の理解と実践面において、いくら秀才といわれる高学歴の暗記能力の優れた人達でも、暗記力だけでは通用しないこの領域、比較的身近でも、東大医学部卒の医師であっても、挫折した人を知っている。

 京大医学部出身の張瓏英(ちょうろうえい)先生でさえ、何度も挫折しかかった経験談を書かれているくらいだから、推して知るべし。

 蛇足ながら、中医学に漢方医学を合体した中医漢方薬学の世界では、創造力をフルに発揮することで、可能性を異次元のレベルまで拡げるが如く、無限の可能性を秘めていると信じるものである(呵々。

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2008年11月21日の茶トラのボクチン(4歳)
2008年11月21日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 08:47| 山口 ☁| 医者の常識は世間の非常識 | 更新情報をチェックする

2018年11月20日

紹介で来られる人達で目立つのは、不妊治療と転移がんサポートだが

2010年11月18日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年11月18日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 正確には、紹介されて来られるというよりも、村田漢方堂薬局の漢方薬で経過の良い人に、紹介を依頼して来られた、というケースばかり。

 相変わらず今年も転移がんや初期がんの人達は相変わらずだが、今年に限って特に目立つのが、不妊症の人達。

 不妊症では、これも不思議に目立つのが温経湯が適応する人達ばかりが続いている。

 のみならず、不妊症以外の領域でも、今年の新規相談者は、異常なほど温経湯証の人達が目立つ。

 おまけに、以前から漢方薬を利用されていた人達の中にも、再度、弁証論治を行ってみると、温経湯が必要だったことが判明したケースも3例みられた

 とはいえ、温経湯単方のみで十分という人は皆無で、当帰芍薬散や海馬補腎丸、あるいは補中丸などの併用を必要としたり、皮膚病関連では、茵蔯蒿湯や六味丸の併用が必要なケースなど、併用方剤は実に様々。

 デリケートな転移がんの漢方サポートでは、中には将来を悲観して、ひどく精神的に落ち込む人もおられるが、ヒゲジジイの方が一足先に逝く場合だってあるのだから、その時は、女性薬剤師に相談して漢方薬類を購入するようにと励ましている。

 主治医の余命宣告なんて、まったくアテにならなかった事例は山ほどあるのだから。

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2009年11月20日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年11月20日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:温経湯
posted by ヒゲジジイ at 18:03| 山口 ☁| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2018年11月14日

多臓器不全で命を落とさないためには

2011年11月14日の茶トラのボクちん(7歳)とクロちゃん(1歳)
2011年11月14日の茶トラのボクちん(7歳)とクロちゃん(1歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 多臓器不全の原因は腎機能不全であるから、それまで使用してきた合成医薬品を一時的に完全に中止すること。

 これによって、ようやく多臓器不全による死亡を防ぐことができるようになった。

 以前は多臓器不全の原因が腎機能不全であることに気付かず、そのまま医薬品を投与し続けていたために、多臓器不全による死亡をほとんど防ぎきれなかった。

 多くの化学合成医薬品が、時と場合によっては、いかに腎機能に悪影響を及ぼすものであるかの証明でもある。

 以上、BS1で『腎臓が寿命を決める』という特別版と銘打った番組の再々放送か、再々々放送かもしれないが、とにかく、腎臓がいかに大事な臓器であるのか、とりわけ多臓器不全を救う方法が、合成医薬品を一切中止することだというのである。

 この番組を見るのはこれで2度目だが、ようやく西洋医学も中医学に近づいたというお話。

 すなわち、中医学世界では「五臓の病変は究極的には腎に波及する」ことは常識であり、その逆もまた真なり、ということである。

 五臓の病変が腎に波及するしくみ  に書いているように、これらの中医学では常識的な内容が、今頃になって、ある意味、西洋医学が、ようやく追いつきつつあるということなのだ(苦笑。

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2011年11月14日の茶トラのボクチン(7歳)とクロちゃん(1歳)
2011年11月14日の茶トラのボクチン(7歳)とクロちゃん(1歳) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:多臓器不全

2018年11月10日

『野菊の墓』の真実

2009年11月10日のボクチン(5歳)
2009年11月10日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 ジジイの割には、太宰治の『走れメロス』や伊藤左千夫の『野菊の墓』など、いまだに忘れられない感動モノの名作だと信じるものであるが、いつも気になるのが、『野菊の墓』の真実。

 実際のモデルの女性について、死んだのは彼女ではなく、彼女の嫁いだ先の主人だったという。

 作者と嫁の密会の現場を見た主人が、そのショックからか、縊死したのだといわれるが、本当の話かどうか???

 そのような内容を平成17年、西暦2005年の 日 録 に書いていたことを、突然思い出した!
12月26日(日曜日)「野菊の墓」の不可解

 伊藤左千夫の「野菊の墓」には落涙止まず、作者本人も皆の前で朗読中に大泣きしたことで有名だが、作家の故和田芳恵氏によれば、「事実は小説のような綺麗事にはおわらず、嫁いだ愛人と密会の現場をみた主人が縊死したのであった。」(昭和37年12月発行の新潮社「日本文学全集69 名作集(一)明治篇」付録の月報より

 和田氏の調査が本当かどうか、あらゆる手を尽くして私も調査したのだが????!。まだ、和田氏の報告が真実かどうか、確証は得られていない!
 こんなことが真実だったら、せっかくの名作が、幻滅するばかりである。

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2009年11月10日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年11月10日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:野菊の墓
posted by ヒゲジジイ at 21:51| 山口 ☀| 日本残酷物語 | 更新情報をチェックする

2018年11月07日

38歳の頃の熱気が懐かしくもあるが

2009年11月07日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年11月07日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 その当時1989年の年初から長年にわたって、日本の漢方界で大暴れした懐かしい拙論の一部は、既に、もう一つのブログ

中医漢方薬学専門薬剤師のブログ(過去の拙論多数掲載) 

に、かなりな量を転載しているが、こんな面倒な作業を行うのも、個別にヤフーさんに長年借りているホームページに多数掲載していた拙論の数々が(既にこのブログでも報告したように)来年3月一杯でレンタルを廃止されるというので、やむを得ず、上記のブログに順次転載を続けているところ。

 明日から少しずつ転載する予定のタイトルは『中医学と漢方医学』と題したもので<、1989年月刊『和漢薬』誌1月号(通刊428号)巻頭論文として掲載されたほぼ全文をほとんど修正せずに転載したもの。

 本場中国の漢方、中医学が日本国内に次第に認識され始めた頃だけに、当時の漢方界の時代状況の一端を反映しているはずである。

 ともあれ、この歳になると、あの頃のような学問的な情熱よりも、日々の難治性疾患の人達が、少しでも改善して、元気で長生きするお手伝に専念することと、読み残した膨大な書籍を前に、悪戦苦闘する日々を送っている。

 なにせ、専門書のみならず一般書籍も含めて、既に9万冊を超える蔵書となり、到底すべてを読みこなせるものではないので、休日ともなると、山のような書籍の前で、茫然と立ち尽くすことが多い。

 茫然とする暇があったら、読書に専念すればよいのだが・・・(苦笑。

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2011年11月07日の茶トラのボクチン(7歳)
2011年11月07日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 22:26| 山口 | 近況報告 | 更新情報をチェックする

2018年11月05日

やっぱり美味しいものを食べて、しっかり栄養を付けるに限る

2009年11月05日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年11月05日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 重症のアトピー性皮膚炎ではないのだから、余命宣告を受けるような転移癌や、あるいはステージ4の悪性腫瘍の人達は、好みの食物を中心に、あとは適当にバランスのとれた食事を心がける程度にして、日々美味しい食事を心がけている人達こそ、経過がよい。

 中には胃癌でステージ4、転移が各所にある人でも、これ以上手術もできないし、白血球も少ないので、抗癌剤もできないといわれている。そういう状況であっても、漢方薬類の助けも相俟って、食欲は十分あるのだが、どうしても甘いものが止められないといわれる。

 極端にならなければ、別にそれでも構わないでしょう、適当に栄養バランスを考えて、好きなものを中心に楽しい食事を心がけるようにと、数年前から折々のアドバイスに安心され、それもあってか、明るく元気にパートの仕事も続けられている。

 村田漢方堂薬局で、最も多いステージ4の肺腺癌の人達は、全員、好きなものを中心に、栄養たっぷり摂るようにされているので、経過良好な人達ばかりで、昔から肺腺癌との相性は抜群によいような気がする。

 そのほか、現在進行形では、ステージ4の乳癌の人達や血液癌の人達はもちろん、膵臓がんの人でさえ、食欲が衰えたという人は見当たらない。

 但し、腸管を冷やす食事は、摂り過ぎると、免疫システムが乱れる可能性が高いので、冷たいものや、生野菜や果物は、過度に摂り過ぎないように注意している。

 グリーンスムージや、生野菜療法は最悪だから、しっかり火の通った野菜を豊富に摂るに越したことはないことを強調している。

 野菜類は加熱することで、様々な栄養素が破壊されても、火を通すことで嵩が5分の1に減るので、生野菜よりも大量に食べることが可能で、おまけに吸収率がとてもよくなるので、生野菜を食べるよりも、断然有利であることは常識だろう。

 過去の長期間の相談例でも、癌になったからといって、あれもいけない、これもいけないと、食事に過度に神経質になって、食事療法に神経を使っていた人達は、栄養が衰えて体力を失う傾向が強く、経過が良かったケースは少なかった現実がある。
 さらには、前向きで明るい人は、相対的に明らかに経過良好に推移しやすく、神経質で過度に悲観的な人ほど、漢方サポートも長続きしないので、短期間で音信不通となりやすい。

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2009年11月05日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年11月05日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 23:49| 山口 ☀| 悪性腫瘍・癌・ステージ4の進行癌や転移癌 | 更新情報をチェックする