2018年05月31日

下品な言葉遣いながら、このクソ忙しい日に限って

2012年05月31日の茶トラのボクチン(8歳)
2012年05月31日の茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母

 昨日夕刻から、本日午前中にかけて、女性薬剤師の所用があって、薬局に出られない時間帯が続いた。

 このため、一人でレジ打ちまでしなくてはならないので、よけいに忙しく感じた昨夕はともかく、本日の午前中は多方面の応対に一人奔走せざるを得なかった。

 その午前中は、メールでの補充購入の発送依頼のみならず、電話による常連さんから相談を兼ねて、一家中の多種類の発送依頼。さらには店頭にも新規の相談者ばかりでなく、県外から数ヶ月毎に通って補充購入に来られる常連さんの来訪が続く。

 それだけなら、何とか1人でもこなせそうだが、さらに続いて地元近辺から今回2度目の相談者。

 さかのぼれば先週のことだったか、新規相談は受け付けない多忙な土曜日の午前中にやって来られたのだった。重大な疾患ゆえ、止むを得ず慌ただしい合間を縫って、敢えて相談に乗ったところ、正確な病名がアヤフヤ。

 それでは困るので、病名がはっきりわかる資料を持って出直すように諭していたところ、ほとんど忘れたかけた本日になって再来されて、病名の書かれた証明書を持参された。

 それはそれでも構わないのだが、次回もっと詳しい病院の資料を持ってくるので、それで病院の治療薬と併用してよいかどうかを検討してほしいという、もっともらしい一方通行で、結局本日も漢方薬を求めるでもなく、このクソ忙しい日に、貴重な時間を無駄に浪費させられてしまった。

 二重手間、三重手間をかけられる心理は、理解に困しむところで、当然のことながら、お話だけで済ませたいのだったら、こちらは実際に服用さてれいる人達の仕事を停滞させられて迷惑だから、もう来られないようにと、精一杯、穏便に伝えた。

 これだけ手間をかけられる人は、もしかしてクレーマー予備軍ではないかとイヤな予感がするので、三たび来られても、懇ろにしっかりお断りして、薬を出さずにお帰り頂くこと必定である。

 途中、ようやく所用を終えて女性薬剤師が戻ったので、たくさんのレジ打ちなどをせずに済んで、本当にさいわいなことだった。

 その後、本日発送すべき伝票類を打ち終わってこのブログを書いているが、その間、荷造りの力仕事は女性薬剤師が一人奔走して、ようやく終わった模様。

 もう、あくせく働く歳でもないので、本気で漢方薬に望みをかけたい人達だけを相手に、ゆっくり時間をかけて腰を据えた漢方相談にシフトしているつもりだが、折々にお邪魔虫などの障害物が立ちはだかって、なかなか世の中が許してくれない。

1日1回、今日も応援のクリックをお願いします

2012年05月31日の茶トラのボクチン(8歳)
2012年05月31日の茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母

2018年05月29日

食道癌の危険性から、熱湯茶を愛飲している女性に、即刻やめるように厳重注意!

2012年05月29日の茶トラのボクチン(8歳)
2012年05月29日の茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 昨日の出来事である。

 「六君子湯+少量の四逆散+オルスビー錠」の数年来の飲用で、胃弱がほとんど解消している女性が、咽喉がいつも違和感があるというので、詳しく聞くと、若い頃から沸騰した熱湯で淹れたお茶をアツアツのまま飲用するのが数十年来の習慣であるという。

 少しでも冷めたお茶では、飲んだ気がしないという長年の悪習慣。
 即刻やめるように厳重注意したのは食道癌の危険性を思ってのことである。

 「そういえば、近所の女性が、最近食道癌で亡くなられたが、同じく熱湯茶を愛飲されていた」ようだと言われる。

 村田漢方堂薬局の相談者の中にも5年前のこと、長年の同様の悪習慣(熱湯茶の愛飲)から食道癌が見つかった時点では気管支にまで浸潤

 手術不能ゆえ、放射線と抗癌剤に多種類の漢方薬類を胃瘻から注入して1年。西洋医学治療を終えた後にも、そのまま多種類の漢方薬類を欠かさず続けることで、既に5年近く、運よく根治が目前という人が実際におられるからである。

1日1回、今日も応援のクリックをお願いします

2012年05月29日の茶トラのボクチン(8歳)
2012年05月29日の茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:食道癌 食道がん
posted by ヒゲジジイ at 06:57| 山口 ☁| 食道癌・進行した胃癌・ステージ4 | 更新情報をチェックする

2018年05月28日

遠方の人達が、電話やメールで「どうやってそちらに行けばよいの」だろう?、という問い合わせが頻繁だが

2012年05月28日の茶トラのボクチン(8歳)
2012年05月28日の茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母

 いずれも、すべて本気とは思えないので、近隣の漢方薬局に行くように伝えて、お断りしている。
 
 本気モードの人達のほぼ全員、問い合わせなしに、突然、泊りがけでやって来られている。

 あらかじめ電話やメールで「どうやって行けばよいでしょうか?」という質問には、明らかな躊躇が垣間見えるので、場所的にはまったく知り合いのないところが多いが、便利なネットがあるので、近隣のよさそうなところを検索して見つけ、「ネットで見る限りは、よいことが書いてあ」るので、そちらへどうぞと奨めてお茶を濁している。

 そうでもしなければ、いつまでも電話が終わらないし、とりわけ定年退職後の人達は、時間に余裕があり過ぎて、いつまでも電話を終わってくれない。

 メールはメールで、ハナから「そちらへ行きたいけれど、遠くて通うのが無理だから」、近隣のよさそうなところを紹介して欲しいという問い合わせが、今年になってとても増えている。

 こちらは漢方薬局紹介所ではないので、日本全国で知っている漢方薬局やクリニックは、数えるほど、せいぜい3つくらいのものである。

 だから、やむを得ずネットで検索して、書いてあることが信用できそうなところを適当に見つけて、そちらにでも行ったら、と伝えて、お茶を濁す以外にはないのである(苦笑。

1日1回、今日も応援のクリックをお願いします

2012年05月28日の茶トラのボクチン(8歳)
2012年05月28日の茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 00:10| 山口 ☁| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2018年05月24日

35年ぶりの漢方相談

2009年05月24日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年05月24日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 朝9時の開店と同時にやって来られた新規相談者・・・と思ったら35年ぶりの再来。

 当時は二十代の美男子の好青年だったが、久しぶりに会ったら、お互いに年取ったねっと大笑い。

 当時の髭のなかったヒゲジジイは、ちょうど8年間毎日欠かさず続けていたボクシングの練習を卒業して、チヌ釣りに熱中していた頃。

 彼とは福浦の波止で、折々に出会うこともあって、並んで釣りを楽しんだこともある釣り仲間でもあったので、再会の嬉しさは一層深いものがあった。

 というのも、ここ一週間、時々その当時のチヌ釣りを思い出し、その男性と釣り場で並んで釣っていた当時を懐かしく思い出していただけに、なおさらのことだった。

 ともあれ、来世は絶対に悪徳が蔓延する地球には戻りたくないと思っているが、どうしても地球上に戻されるとしたら、今度は絶対にボクサーになって連続KO記録を樹立したいと思っている(呵々。

1日1回、今日も応援のクリックをお願いします

2009年05月24日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年05月24日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 17:22| 山口 | 近況報告 | 更新情報をチェックする

2018年05月23日

抗癌剤を途中で拒否した人たち

2012年05月22日の茶トラのボクチン(8歳)
2012年05月22日の茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 今年の転移がんの人たちの中には、抗癌剤の副作用を我慢しながら漢方サポートを求めて来られた人がある反面、抗癌剤を続けるうちに、あまりの副作用に耐えられず、途中で拒否されて漢方サポートを求めて来られた人達が目立つ。

 抗癌剤を中断したことについて、多かれ少なかれ、罪悪感?を持たれている人が多いので、そこまで苦しい場合は、拒否して当然ですよと、自信をもって慰めている。

 中断したおかげで、少なくとも食欲と体力が回復しているのだから、中には短い余命を宣告されているほどの固形がんであれば、拒否する人があっても当然だろう。

 医師のなかには、短い余命を宣告することで、抗癌剤に過度な希望を持たせて、拒否しにくくなるように仕向けているのではないかと疑いたくなる事例も散見する。

 過去の例では、抗癌剤の副作用に耐えられず、これを拒否したことが有利に働いて、その後は漢方サポートのみでも、病巣が消えないまでも進行がストップすること3年以上、4年目にして初めて縮小しはじめて、今年で5年目を迎えようとしている運のよい中年女性もおられる。

 ともあれ、末期がんともなれば、それでなくとも体力、食欲ともに低下しているところへ、毒性の強い抗癌剤の投与を行う主治医の判断には、強い疑問を持たざるを得ない事例があまりにも多すぎる。
 
 抗癌剤はよいことばかりではなく、状況によっては本来の毒性ばかりを発揮して、発がん性まで発揮してしまうもろ刃の剣であることは常識であるはずなのだが・・・。

1日1回、今日も応援のクリックをお願いします


2012年05月22日の茶トラのボクチン(8歳)
2012年05月22日の茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ヒゲジジイ

ラベル:抗癌剤

2018年05月21日

3度目の正直、めでたく出産

2012年05月21日の茶トラのボクチン(8歳)
2012年05月21日の茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母

 病院治療にしても、漢方治療にしても、妊娠しただけではぬか喜びに終わる場合もある。

 これらでせっかく妊娠できたとしても、早晩流産してしまう人も多い。

 村田漢方堂薬局でも、せっかくはじめて妊娠できたというのに、流産してしまう人も珍しくない。

 そのため、最近では妊娠したら直ぐに流産予防の漢方薬を飲んでもらうようにしているが、本日めでたく出産された女性には、2回目の流産では、流産予防の漢方薬をはじめる以前に、こりゃダメだと産婦人科で掻把されてしまった。

 3回目の妊娠できた時には、初回の妊娠と流産から3年も経過していたので、根気よく漢方薬を続けていたお陰で、虚弱体質だったのが、しっかり丈夫な体質に改善できていた。

 その後は、流産予防の補中丸+芎帰膠艾湯+アスリーブなどを5ヶ月間続けたお陰で、本日めでたく念願の子宝に恵まれたのだった。

 蛇足ながら、村田漢方堂薬局では病院治療(体外受精など)のサポートを望んで来られる人は皆無。

 いずれも西洋医学治療で不可能だった人達ばかりだから、もっぱら漢方薬だけで頑張る人達ばかり。

 体外受精など、病院治療のお手伝いをしない理由は、自然妊娠や漢方薬のみによる妊娠とは異なる問題が、多少ともないとは言えないからである。

1日1回、今日も応援のクリックをお願いします

2012年05月21日の茶トラのボクチン(8歳)
2012年05月21日の茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母
 

2018年05月20日

風寒や風熱など無関係に、あるいは風証がなくとも咽喉の諸症状に対して

2012年05月20日の茶トラのボクチン(8歳)
2012年05月20日の茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 どのような状況下にあろうとも、何らかの咽喉に違和感であれ、むず痒さであれ、腫痛があればなおさらのこと、風寒であれ風熱であれ、風証があろうがなかろうが、はたまた咽喉部の様々な刺激によって咳嗽を発する場合に、ほとんどのケースで有効利用できるのが、天津感冒片や金羚感冒錠、銀翹解毒丸などの銀翹解毒散エキス錠や丸剤の極少量のトローチ的な利用である。

 錠剤や丸剤が適しているのは、正確に少量を使用できるからである。これが散剤や顆粒剤であれば、もちろん不可能ではないが、少量の利用に不便極まりないことは、薬剤師の皆さんなら瞬時に理解できるはずである。

 極めて重要なことは、規定量ほど内服するのではなく、ほんの微量(1からせいぜい2錠まで)をトローチ的に使用して、規定量の6錠とか8錠、あるいは8丸も使用する必要はないどころか、明らかな風熱の感冒やインフルエンザでない限りは、そこまでの量を使用してはならない、ということである。

 規定量を使用すべき時があるとすれば、明らかな風熱による感冒やインフルエンザで、その時は1〜2錠をトローチ的に使用して、天津感冒片であれば残りの4〜5錠、あるいは金羚感冒錠や銀翹解毒丸であれば6〜7錠(丸)を内服すればよい。

 風寒の感冒やインフルエンザの場合は、上記のトローチ的な1〜2錠をとロート的に使用すれば、咽喉の炎症を軽減できるが、風熱の感冒時のように規定量の残りは絶対に服用してはならない。

 たとえば、今年遭遇することが多かった風寒の風邪では参蘇飲+上記の銀翹解毒散エキス錠や丸剤をほんの1〜2錠(丸)のトローチ的併用で効果を上げているし、当然、葛根湯証の場合も同様である。

 このような外感風寒の場合では、トローチ的に微量しか使用しないことがコツであり、微量を使用する限りは、風寒でも十分に効果的に利用できるのであるが、間違っても規定量ほどの大量を服用しないことである。

 風邪でもないケースでも、咽喉に違和感を覚えて咳き込む時、このトローチ的な少量の使用が多くの場合有効で、とりわけ一日中声を出す仕事の人や、有閑マダムで電話や会合で一日中しゃべり通して、咽喉がおかしくなっている人たちにも、多くはとても有効である。

 たとえば、あまり公表したくない話だが、ヒゲジジイの哲学の煙の影響で、折々に愚妻が激しく咳き込む時、これみよがしに天津感冒片を1〜2錠利用することで、ほとんど即効で治まっている。
 毎度、当てつけのように数十年以上・・・実に腹立たしい。

 以上、ブログの更新を怠ると心配する人が多いので、あまり書きたくもない秘伝の一部をいやいやながらも公開した(苦笑。

 機微にわたる部分までは、なかなか書くのが面倒なので、概略を書いたまで。

 また、素人療法は怪我の元、素人さんは絶対に専門家との相談なしには使用してはならない。
 気になる人は必ず地元の漢方薬局に直接出向いて相談して使ってほしい。

 蛇足ながら、風邪を引きやすかった常連さん達は、適切な体質改善薬とともに、天津感冒片の上記の微量の利用+板藍茶の長期利用、あるいは少数ながら天津感冒片の微量使用(多くは1日3〜4回)のみでも、最低でも1年毎日欠かさず継続することで、ほとんど風邪を引かなくなっている。
 咽喉からウイルスや細菌が侵入繁殖しにくくなるからに違いない。

1日1回、今日も応援のクリックをお願いします

2012年05月20日の茶トラのボクチン(8歳)
2012年05月20日の茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2018年05月17日

小便の跳ね返り問題は、小便器の湾曲部の半円の大きさに左右される

2012年05月17日の茶トラのボクチン(8歳)
2012年05月17日の茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母

 尾籠な話だが、小便器による跳ね返りの問題である。

 わが薬局店舗内に付随する家族用の小便専用器は、某有名メーカーのものだから、よほど気を付けないと、跳ね返りを受けてしまう。昨今のように気温が上昇すると、閉店後は半ズボンに着替えるので、1〜2滴とはいえ、もろに受けてしまうのである。

 ところが、自宅の小便専用器は1階と2階に2つ設置してあるが、INAX(イナックス)だけあって、少々乱暴に放尿しても、まず跳ね返ることがない。

 外出した時には、多くは某有名メーカー製がほとんどなので、よほど気を付けても、少なくとも1〜2滴の跳ね返えりを受ける覚悟が必要である。

 稀には奇特なことに、下関市の乃木浜公園内の野鳥観察施設内のお便所は、嬉しいことにイナックス製だけに、自宅のイナックス製と同様、少々乱暴に放尿しても、滅多なことでは跳ね返ることはない。

 考えるに、小便が直接当たる湾曲面の工夫の問題に違いなく、個人的な鋭い?感覚から見ても、イナックス製は、設計者の並々ならぬ知恵を感じるのである。

 すなわち、小便が直接当たる湾曲部の半円の大きさに左右されており、イナックス製はその半円が他社に比べて、明らかに小さいのである。

 以上は、昨今急に思いついた問題ではなく、35年来、長期間の観察によるもので、自信をもって断言できる結論である。

1日1回、今日も応援のクリックをお願いします

2012年05月17日の茶トラのボクチン(8歳)
2012年05月17日の茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 12:38| 山口 🌁| 繊細でデリケートなヒゲジジイ | 更新情報をチェックする

2018年05月16日

昨今、あまりにも多い後継者についてのご心配

2012年05月16日の茶トラのボクチン(8歳)
2012年05月16日の茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 ここ数年、特に昨年くらいからシバシバ、常連さんばかりでなく、新規の相談者からも、我が薬局の後継者について尋ねられることが、あまりにも多い。

 それほど老いぼれて見えるのか、はたまた崩れそうな薬局が心配なのか?

 実際のところ、後継者はあるかもしれないし、ないかもしれない。

 神経内科医の娘親子は、村田漢方堂薬局の漢方薬を浴びるほど飲んでいるので、漢方ファンには間違いないが、性格が父親に似て唐変木なので、こちらから奨める気は起らない。もしかして、親父が死んだら、漢方クリニックをやりたいと言い出すかもしれないが、こちらはまったく期待もしてない。

 愚息も内科医ではあるが、臨床をやりながらもIT関連会社を経営して、かなり軌道に乗っているらしいので、そちらの方に専念して、まず漢方クリニックの経営などあり得ないだろう。

 とはいえ大きな問題は、漢方薬局とは異なって、保険漢方のクリニックとなれば、たとえば竹葉石膏湯や補気建中湯、分消湯、逍遙散、延年半夏湯、参苓白朮散や葛根黄連黄芩湯など多数の一般漢方処方製剤、中成薬特有の開気丸、補中丸、天王補心丹、海馬補腎丸などなど、利用できない方剤が無数とは言えないまでも、それはそれはあまりにも多種類にのぼる。

 となると同じクリニックでも、漢方薬局と同じように多種類の方剤をフル活用するためには、保険適用外の自費のクリニックとして開設せざるを得ないことだろう。

 ということだが、こちらは生きている限り、あるいはボケない限りは、この仕事をやめるつもりないのだが・・・。

1日1回、今日も応援のクリックをお願いします

2012年05月16日の茶トラのボクチン(8歳)
2012年05月16日の茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 18:19| 山口 ☁| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2018年05月15日

膵臓癌も漢方薬がフィットすると心身ともに爽快となる

2011年05月15日の茶トラのボクチン(7歳)
2011年05月15日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

 今年のステージ4の悪性腫瘍で漢方相談に来られる人は、いずれも村田漢方堂薬局の漢方薬類で難病の改善を得た過去を持つ常連さんや、再発癌の強い疑いが全面的な漢方サポートによって、めでたく無罪放免になった人などの紹介による人達が目立つ。

 かといって、経費的な問題もあって、十分に理想的な漢方サポートが可能となるわけでもないのだが、それでも・・・

 なかでも目立つのが膵臓癌だが、前向きな女性の場合、麝香製剤がいたく気に入られ、これを服用すると心身爽快となって、病気のことは忘れて日々の行事を楽しむことができると、どこまでも前向きである。

 性格的に明るい人や、万一のことがあってもまた来世があるさ、と高を括れるような人達は、同じ漢方薬を使っても、反応が想像以上に効果を発揮することが多いのは、長年の相談経験から、断定しても間違いないことと思われる。

 ともあれ、近々にはまた別の膵臓癌の人が常連さんに紹介されてやって来られることになっている。

1日1回、今日も応援のクリックをお願いします

2011年05月15日の茶トラのボクチン(7歳)
2011年05月15日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

ラベル:膵臓癌

2018年05月13日

その後の連絡は、まったく不要です

2011年05月13日の茶トラのボクチン(7歳)
2011年05月13日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

 遠方の人達からメールで、信頼できそうな漢方薬局を教えて欲しいという依頼は多く、思い当たる限りは、できるだけ伝えるようにしているが、その往復メールをこのブログに掲載しているのは、ほんの一部に過ぎない。

 限られた地方以外は、思い当たるところがない地方の方が多いのが実情だが、それでも毎年、まともにお返事できるのは、最低でも10件は下らないのだが、中には丁寧な人は、お礼とともにその後の経過も連絡しますというメールが届く。

>ご迷惑とは思いますが、また報告させていただきます。

 という風であるが、こちらは「信頼できそうなところを教えてほしい」という依頼に答えたまでのことで、正直なところ見ず知らずの人に、それ以上の不必要な関りは持ちたくないのが本音である。

 ましてや、これをされると、相手の先生にひどいプレッシャーを与えることになるので、自由な発想ができなくなって、本人にとっても有利に働くとは思えない。

 それゆえ、その後のこちらへの報告はまったく不要であると、お返事しているのである。

1日1回、今日も応援のクリックをお願いします

2012年05月13日の茶トラのボクチン(8歳)
2012年05月13日の茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母
 
posted by ヒゲジジイ at 21:15| 山口 ☔| ありがた迷惑な話 | 更新情報をチェックする

2018年05月12日

他の疾患とは異なり、アトピーはデリケートで季節変化を生じやすいので、頻繁に通える所を選ぶべき

2012年05月12日の茶トラのボクチン(8歳)
2012年05月12日の茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 先日は東海地方から、通えないから近くでよいところを紹介して欲しいという依頼であったが、他の疾患とは異なって、アトピー性皮膚炎だけは、季節変化を生じやすく、根深い疾患でもあるから、頻繁に通えるところを選ぶべきである。

 現実には、東海地方のみならず、関東地方や関西地方など、かなり遠方の若い人たちが、アトピー性皮膚炎で、この遠い下関まで長期間通い詰めて、一定の効果を得た後は、ようやく通信販売に切り替えることが可能になっている。

 しかしながら、遠方から頻繁に下関まで通うとなると、相当な交通費で、漢方薬の代金よりも、交通費の出費の方が多かったに違いない。

 それゆえ、交通費の悲鳴を上げられたか、あるいは最初から効果がはっきりしなかったためにか、中には1〜2度来られたっきり、音信不通となった人も少数ながら、おられた。

 このような理由から、最近ではアトピーに限り、遠方から初めて来られた人で、頻繁に通うつもりがない人は、多少とも縁のある薬局やクリニックを紹介するようにしているが、地方によってはまったく見当がつかないところも多い。

 いずれにせよ、頻繁に繰り返しの弁証論治が必要となるアトピー性皮膚炎に限っては、できるだけ地元近辺の漢方薬局やクリニックを捜すべきなのである。

 蛇足ながら、アトピー性皮膚炎の弁証論治は、他の疾患以上に手間と時間を必要とするので、とうとう体力的にもたなくなったため、一年前には当方のアトピー専門のHPも、専門ブログも完全に削除したお陰で、ようやく今年になって、老体を少しは休める時間が取れるようになってホッとしているところである。

1日1回、今日も応援のクリックをお願いします

2012年05月12日の茶トラのボクチン(8歳)
2012年05月12日の茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 08:03| 山口 | アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病 | 更新情報をチェックする

2018年05月10日

頑固なアトピー性皮膚炎の漢方治療は頻繁に通えるところへ

2011年05月11日の茶トラのボクチン(7歳)
2011年05月11日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾(ブログへ転載させて頂く場合があります。)
【 年 代 】:30〜39歳の女性
【 職 業 】:主婦
【 地 域 】:東海地方
【 お問い合せ内容 】:いつも先生のブログ拝見させていただいております。
 お願いがありメール致しました。
 お忙しいところお時間お取りして申し訳ございません。

 生まれつきアトピーがあり、20年前より皮膚科の薬(ステロイドなど)などで管理できなくなり、漢方薬局などに通っております。一つのところに数年通うのですがあまりすっきりよくならず、違う薬局に移るというのを繰り返して今に至ります。先生方から、あと少しなんだけどなかなかすっきりしないね…と言われあっという間に数年経ってしまうので、次に移るのですが、やはり同じことを繰り返すのです。私の我慢が足りないのか、私の何かが悪いのだろうといつも悩み先生方にも相談するのですが、答えが見つかりません。村田先生のところに通いたいと検討したことも何度もありますが、やはり10日に1度下関まで通うのはなかなか決断もいることでしたし、今は子供が幼いこともあり、時間的にも予算的にも難しいです。

 そこで、こんな事を村田先生にお願いするのは大変不躾なこととは思うのですが。ブログの中に度々登場されている東海地方の美人薬剤師の先生をご紹介願えないでしょうか。もしくは村田先生の知っている東海地方の先生でも構いません。

 ネットや口コミなどで漢方薬局を調べるのですが、どこが私に合うのかわからなくなってしまいました。

 お時間ある時で構いません、返信いただけたら幸いです。
 よろしくお願い致します。

お返事メール:

>先生方から、あと少しなんだけどなかなかすっきりしないね…と言われあっという間に数年経ってしまうので、次に移るのですが、やはり同じことを繰り返すのです。私の我慢が足りないのか

と書かれておられますが、文面だけから推測しますと「私の我慢が足りない」可能性もあるかと存じます。

 当方では8〜9割以上の改善を得た人たちの多くは、二度と重症化したくないからと、再発予防も兼ねて10年以上続けている人も珍しくありません。

 いずれも超重症化してどうしようもなくなって来られた人達ばかりですから、そういう人たちは8〜9割以上の改善でも御の字と感じられるからのようです。

ともあれご依頼の件、東海地方の美人女性薬剤師の先生は◎◎県の●●●薬局さん。

 なお、当方のブログにしばしば登場された東海地方のお医者さんは、☆☆県の〇〇〇〇〇クリニックで、漢方治療に力を入れておられます。

 こちらの先生とは一年に何回か電話でお話することがあるのですが、とても親切そうです。
 取り急ぎ、お返事まで。

1日1回、今日も応援のクリックをお願いします

2009年05月11日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年05月11日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 21:17| 山口 ☀| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病 | 更新情報をチェックする

2018年05月09日

空腹になると寒くなる

2009年05月10日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年05月10日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 といっても、空腹にならない限りは、むしろ暑がりに近い状況なのに、ここ数年、空腹になると肌寒く感じるようになった。

 ところが、食事をとるにつれ、次第に身体が暑く感じるようになり、腕まくりしたり、時には1枚服を脱ぐことさえある。

 この現象は冬の間も同様で、風呂上がりなどは、しばらく肌着1枚で過ごすほど。2〜3時間後くらいには次第に通常の服装に戻っていく。

 ちょうど昼の昼食前の現在、肌寒さを感じはじめたところで、ここ数年の現象を思い出したのだった。

 以前には、それほど感じなかった問題だが、歳を取るにつれ、顕著に感じ始めた現象なので・・・。

 というところで、コープから取り寄せた鹿児島県大隅産のウナギ使用の『うなぎ蒲焼重』を電子レンジでチンして食したところ、身体がボカボカと温かくなってきた(呵々。

1日1回、今日も応援のクリックをお願いします

2009年05月10日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年05月10日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 13:20| 山口 ☀| 繊細でデリケートなヒゲジジイ | 更新情報をチェックする

2018年05月04日

たよりになる女性たち:日本の将来は、まだまだ希望が持てるかも

2009年05月04日の茶トラのボクチン(ほとんど5歳)
2009年05月04日の茶トラのボクチン(ほとんど5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 櫻井よしこさんはもとより、次にリンクした沖縄の我那覇女史気象予報士の半井女史の逞しいこと。

https://www.youtube.com/watch?v=twFPTCKt8zA

 昨晩、例によって北陸地方の常連さんから、教えて頂いたユーチューブの映像。

1日1回、今日も応援のクリックをお願いします

2012年05月04日の茶トラのボクチン(ほとんど8歳)
2012年05月04日の茶トラのボクチン(ほとんど8歳) posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 21:09| 山口 ☀| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2018年05月02日

抗癌剤の激しい副作用を漢方薬類によって軽減できるときと、できないとき

2009年05月02日の茶トラのボクチン(殆ど5歳)
2009年05月02日の茶トラのボクチン(殆ど5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 転移癌や進行癌で、西洋医学治療でかなり行き詰っているとき、すなわち点滴による抗癌剤投与による激しい副作用や、分子標的による肝腎に対するダメージや激しい皮疹に見舞われて、継続困難になりつつあるとき、漢方薬や中草薬類の多種類のサポートによって、副作用を劇的に軽減できたとき、想像以上の相乗効果を発揮して、検査上は転移巣すべてが消滅したり、進行癌の浸潤した病巣まで、すべてが消滅したケースは枚挙に暇がない。

 ところが、漢方薬類や中草薬類のサポートを、どのように工夫しても激しい副作用を軽減できない場合は、抗癌剤の悪影響ばかりが増すばかりのことが多いので、そのようなケースでは抗癌剤の「やめどき」であるはずだが、こちらのアドバイスは取り入れてもらえず、ガン専門医の奨めに従って無理をされる場合は、もはや漢方サポートも空しいものになり勝ちである。

 抗癌剤というものは、一歩間違えば、発癌物質でもあることを、忘れてはならないことだろう。

1日1回、今日も応援のクリックをお願いします

2011年05月02日の茶トラのボクチン(殆ど7歳)
2011年05月02日の茶トラのボクチン(殆ど7歳) posted by (C)ヒゲジジイ