2018年04月30日

抗癌剤のやめどき

2009年04月30日の茶トラのボクチン(もう直ぐ5歳)
2009年04月30日の茶トラのボクチン(もう直ぐ5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 長尾和宏医師の著書の中に『抗がん剤の10の「やめどき」』という参考価値の高い書籍があるが、「あなたの治療、延命ですか?宿命ですか?」という意味深長な副題が付いている。

 帯には「がん専門医は、ギリギリまで抗がん剤治療を続けることがある。限られた時間を最高に楽しむべく、あなたからSTOP!を言うために、この本を書きました」とある。病院としては、抗がん剤はドル箱であるから、できるだけ投与して収益を上げたいという思惑も伴っているのか?と勘繰りたくなる実に残酷で理不尽な所業であろう。

 長尾和宏医師は、近藤誠医師のような極論は少なく、『長尾先生、「近藤誠理論」のどこが間違っているのですか?』という本の中では、抗がん剤を拒否しているステージ4の肺癌の男性が、漢方薬のみによって短期間でCEAが10分の1まで劇的に下がって体調良好の事例を紹介されている。

 ともあれ、これらの本に明記されてない大きな問題は、副作用があまりに激しいために一度中断した抗がん剤を、その後、間をおいて再度全く同じ内容の抗がん剤を使用した場合、多くのケースで劇的に悪化しかねないし、極端な宿命作用を発揮してしまう現実が多いことである

 この長尾和宏医師にしても、『病気の9割は歩くだけで治る!』というトンデモ本を出版して、恬として恥じないお人柄だから、すべてを信用するわけにはいかないのは、近藤誠医師の諸著作と同様であろう(苦笑。

 医学統計学の第一人者とも言われる岡田正彦医師にしても『先生が患者ならどうします❓』という書籍の中で、「延命効果がある抗がん剤は、実は存在しない」という項目では、岡田正彦医師自身は、「たとえがんになっても、抗がん剤は絶対に飲みません。注射による抗がん剤治療も受けません。」と明記されているが、少なくとも悪性リンパ腫などの血液がんには有効性が証明されているはずだから、固形がんの場合はともかく、血液がんの場合まで同列に置くべきではないだろう。

 というわけで、どの医師の言うことも、すべてを信用するわけにはいかないので、末期がんであっても、心身ともに楽に過ごせて延命的に作用する漢方薬や中草薬類を求めて来られる相談者が後を絶たないのは、宜なるかな。

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2009年04月30日の茶トラのボクチン(もう直ぐ5歳)
2009年04月30日の茶トラのボクチン(もう直ぐ5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2018年04月27日

舌証はまったくアテにならない時もあるとはいえ

2010年04月27日の茶トラのボクチン(もう直ぐ6歳)
2010年04月27日の茶トラのボクチン(もう直ぐ6歳) posted by (C)ボクチンの母

 アトピー性皮膚炎で、乾燥肌が強く、舌には苔が皆無。六味丸を主体に清熱剤でかなり落ち着いていたが、気温が上昇してくるにつれ、痒みが復活。
 相変わらず舌の苔は皆無だが、試しに茵蔯蒿湯を追加してみると、即効で痒みが治まった。

 もう一人は、重症のアトピーで、様々な配合で8割以上は治まって数年。
 食事の不摂生が続く男性だけに、まったくの根治には至らないものの、こちらの指導よろしきを得て、漢方薬の運用にいつの間にが習熟したのはよいが、残存したアトピーの名残に、舌には苔が全体にビッシリとかかっているのに、杞菊地黄丸や知柏地黄丸製剤やよく奏効するという。

 最近、たまたま耳鳴りが続くというので、ジメイ丸(六味丸+柴胡・磁石)を試してみると、アトピーに対して、杞菊地黄丸や知柏地黄丸よりもはるかに感触がよいという。

 上記のように、舌証とは真逆の方剤がフィットすることもあるので注意が必要である。

 たとえば、なかなか信じられないことながら、舌が大きく歯痕が顕著な場合でも、気虚水滞などではなく、瘀血の証であることも意外に多いという研究報告が中国から数年前に届いている。

 それゆえ舌証ばかりに頼らず、四診合参ならずとも、少なくとも三診合参は最低限必須のことだろう。

 ところで、日本国内では、腹部の手術後には、大建中湯が投与され、効果がなければ、2倍量を投与するという医師の愚行が蔓延しているという。

 効果がない人達の舌を見ると、びっしりと黄膩苔が分厚くかかっているという。明らかに間違った投与によって強烈な湿熱を発症させている証拠である。

 それを薬剤師や看護師さんたちが遠慮がちに指摘しても、ぜんぜん聞く耳をもたないという。
 手術に優れた外科医さんでも、漢方薬にはまったく無知であることを自覚してもらうために、誰か身近なスタッフがもっと強く指摘してあげなければ、そのうち漢方薬の悪評が蔓延することだろう。

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2012年04月27日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳)
2012年04月27日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 22:57| 山口 ☀| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病 | 更新情報をチェックする

2018年04月24日

卵管の「通気検査」ミスにより、不妊治療で死亡という報道

2011年04月24日の茶トラのボクチン(もうすぐ7歳)
2011年04月24日の茶トラのボクチン(もうすぐ7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 タイトルのような内容で、テレビ報道やヤフーニュースなどで、広く報道されていたので、不妊治療を求めて通院中の人達は不安にかられているかもしれない。

 卵管の通気検査中に、血管に空気が侵入して肺栓塞を生じたもので、不妊治療で死亡するという、恐るべき医療過誤。

 村田漢方堂薬局でも過去、不妊相談に訪れた人の中には、当該産婦人科医院に通っていた人も多い。

 たとえば10年前だったか、もしかして、この女性もその産婦人科医院に通っていただけに、報道されているような危険を伴う時代遅れの「通気検査」が行われていたのかもしれないのだが、診断では卵管の片方が完全に塞がっており、もう一方もほとんど塞がった状態だから、不妊治療はまったく困難であると宣告されたのだった。

 この女性、下関市内では有名な公立病院内の不妊治療外来では無理なので、上記の産婦人科医院に紹介されて受診した結果が上記の通りの診断だったので、最後の望みをかけて、村田漢方堂薬局に漢方相談に来られたのだった。

 その後の事情は、既にこのブログでも報告したと思うが、通常なら少なくとも数種類以上の方剤を必要とするところ、芎帰調血飲第一加減エキス製剤のみの連用半年でめでたく妊娠。

 喜んだのもつかの間、直ぐに流産してしまったので、再度出直して、同じ方剤を続けること半年、めでたく妊娠したところで、二度あることは三度あっては困るので、芎帰膠艾湯+補中益気湯の各エキス製剤を持参して、別の公立病院に依頼して一ヶ月以上安静を保てるように管理してもらった。これらの努力がみのって、最終的に二人の子宝に恵まれた。

 いずれにせよ、ヤフーニュースに記載されていた「西日本新聞」の記事によれば、卵管の「通気検査」は危険を伴うので、15年前からほとんど行われることがなく、より安全な造影剤によるエックス線撮影が主流といわれる。

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2011年04月24日の茶トラのボクチン(もうすぐ7歳)
2011年04月24日の茶トラのボクチン(もうすぐ7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

ラベル:不妊治療

2018年04月23日

四逆散や香蘇散・柴胡加竜骨牡蠣湯・麝香製剤の時代

2012年04月23日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳)
2012年04月23日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳) posted by (C)ボクチンの母

 人生とは、皆が免れない死刑執行の猶予期間に過ぎないことを考えれば、考え方によっては悲観的になってもやむを得ないことだろう。

 それでなくとも、日々、社会に出れば仕事上で上司や部下との人間関係に悩まされ、セクハラ、パワハラ何でもござれで、家に帰れば家族間の揉め事。

 あるいは親の介護で奔走する人達が増える一方の高齢化社会。

 そのような事情が皆無という人は滅多にないだけに、ましてや様々なこじれた慢性疾患の人達こそ、それらの問題が病気の誘発原因になっているらしいことも多いだけに、タイトルのいずれかの方剤を主方剤とともに併用して効果を上げることが多い。

 とりわけ進行がんや転移がんの人達には、麝香製剤が心身ともに有用なことがとても多い現実がある。

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2012年04月23日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳)
2012年04月23日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳) posted by (C)ボクチンの母
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2018年04月20日

流行は、たいていの場合、それの供給者によって作られる

2012年04月20日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳)
2012年04月20日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 『「明治R-1」がTBS系番組でステマ疑惑!』というタイトルで、『週刊文春』4月26日号に掲載されている。

 まさにこの商品こそ、

2018年04月15日 インフルエンザ予防に某乳酸菌飲料がブームとなった年のこと

 で書いた商品そのものなのである!

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2012年04月20日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳)とクロちゃん(1歳未満)
2012年04月20日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳)とクロちゃん(1歳未満) posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 13:36| 山口 ☀| とんでもない話や、信じられない困った話 | 更新情報をチェックする

2018年04月19日

相談も何もあったもんじゃない

2011年04月19日の茶トラのボクチン(6歳半)
2011年04月19日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ボクチンの母

 症状だけを言って、直ぐに漢方薬を出しくれと言う。

 体質によって同じ症状でも、フィットする漢方薬は異なるので、少々時間が必要だと言えば、いかにも怪訝そうな表情で、どのくらい時間がかかるんですか?とくる。

 その態度だけで、こちらはやる気を失うのだが、真剣な漢方相談なんて問題外の人達がいる。

 病院やクリニックで、たいした相談時間もかけずに漢方薬をもらって来た悪習で、漢方専門薬局にもその調子で来ているのか、はたまた、医師でなく薬剤師風情の薬屋だからと侮っているのか、いずれかは不明だが、どこへ行っても治らないという苦しい症状に悩んでいるという割には、理解に困しむ人達である。

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2011年04月19日の茶トラのボクチン(6歳半)
2011年04月19日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 10:48| 山口 ☀| ありがた迷惑な話 | 更新情報をチェックする

2018年04月17日

医者を選ぶのも寿命のうち

2009年04月17日の茶トラのボクチン(4歳半)
2009年04月17日の茶トラのボクチン(4歳半) posted by (C)ボクチンの母

 昨年のこと、五十代の女性が、動悸がするので公立病院で受診したところ、血圧が130あるというので、これでは高すぎるといって降圧剤が出された。
 日頃から120〜130なのですがと申告すると、血相を変えて120以下にならないとダメだ!と叱られた。

 まだ動悸は治らず、次回の診察では120になっていたが、120以下にならないとダメなんだと言われ、同じ降圧剤を継続しつつ、あらたに動悸の薬が出されたが、これを飲むとメマイがするので、次回の診察で申告すると、そんなことは絶対にあり得ないとひどく叱られ、また同じ薬が投与された。

 そこで村田漢方堂薬局に相談に訪れたので、トンデモナイ医者だから、即刻病院を変えるようにと、あれこれ近隣を考えたが、そういえば母上が診てもらっている開業医の先生は親切そうだからということで、その開業医の先生に診てもらったところ、130を超えていても大丈夫だと言われてホッと安心された。

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2012年04月17日の茶トラのボクチン(7歳半)
2012年04月17日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 08:43| 山口 ☁| 医師や歯科医師による誤診や医薬品の誤投与問題 | 更新情報をチェックする

2018年04月15日

インフルエンザ予防に某乳酸菌飲料がブームとなった年のこと

2012年04月15日の茶トラのボクチン(7歳半)
2012年04月15日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ボクチンの母

 インフルエンザの予防注射を打ったために、却って体調を崩して微熱が長期間続く人が毎年相談に訪れる。

 本来千変万化する性質のあるインフルエンザウイルスに対して、予防ワクチンを製造することは、原理的に不可能である。

 そんな常識的なことくらいは、理系の医療関係者の人間であれば知らない人はいないはず?であるが、厚生労働省の奨励のもと、医療関係者の頂点に立つ医師たちが率先して毎年季節になると荒稼ぎするのだから、世界各国では、ほとんどありえない『日本特有の数ある狂った医療行政』の一つである。

 それはともかく、製品名を挙げて某社に恨みを買いたくないので、敢えて伏せるが、5年前だったか、某乳酸菌飲料がインフルエンザ予防に効果的であると、テレビやマスコミで広く喧伝された年、女性薬剤師がその話に乗って、早速たくさん購入して前年から続けたところ、あにはからんや、その年に限って、インフルエンザらしき高熱に2回も感染して痛い目にあった。

 インフルザらしき、と書いている理由は、滅多なことで病院に行くことはあり得ないので、2回ともひどい風邪症状とともに高熱を発しており、その年に流行した2種類のインフルエンザの一般的な症状と酷似していたからである。

 昨今も盛んに宣伝されている某乳酸菌飲料であるが、もちろんその後は恐ろしくなって二度と手を出すことなく、板藍茶(板藍根)とともに天津感冒片や銀羚感冒錠などの少量をトローチとして使った予防を続けることで、今に至るまでインフルエンザに感染することはなくなった。

 偶然といえば、ぐうぜんなのかもしれないが、
 流行は、たいていの場合、それの需要者によって作られないで、それの供給者によって作られる。即ち頭の好い商人たちによって創案され、頭の悪い婦人たちによって需要される。
          ━萩原朔太郎著「虚妄の正義」
 という萩原朔太郎の悪文が思い出されるばかりである(呵々。

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2012年04月15日の茶トラのボクチン(7歳半)
2012年04月15日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 15:18| 山口 ☁| 日本残酷物語 | 更新情報をチェックする

2018年04月14日

獣医学部だけは、新設に50年以上もかかったことこそ、大問題だろう!

2012年04月14日の茶トラのボクチン(7歳半)
2012年04月14日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ヒゲジジイ

 毎日まいにち、あきもせずに国会やテレビでやっているバカ騒ぎ。

 揉める視点がまったく狂っている。

 薬学部や医学部はどんどん新設しても、獣医学部だけは新設に50年以上もかかったことこそ大きな問題だろう!

 新設してみると、案の定、競争率三十数倍の受験者という、超人気の獣医学部である。

 だからこそ、50年以上も、獣医師会や獣医学部を擁する既存の大学の利権が絡んだ激しい抵抗勢力を突き破ることができたのは、首相懸案の国家戦略特区制度のお陰であると、現政権を褒め称えてしかるべきところを、嫉妬深い野党議員や新聞・テレビの報道陣の浅ましいこと!

 相変わらず国会の野党議員やテレビ報道は、本末転倒した議論に終始しているが、馬鹿々々しくて話にならない。

 いまさら言うまでもないことながら、人間とはどうしようもなく浅ましく、なんとも救いようのない最低の動物である。

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2012年04月14日の茶トラのボクチン(7歳半)
2012年04月14日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 15:37| 山口 ☔| とんでもない話や、信じられない困った話 | 更新情報をチェックする

2018年04月12日

犬よりも、もっともっと、信用ならない恥知らずな人間たち

2010年04月12日の茶トラのボクチン(5歳半)
2010年04月12日の茶トラのボクチン(5歳半) posted by (C)ヒゲジジイ

 先日ヤフーニュースで、飼い犬に食い殺された人間様の親子2人の悲惨なドイツの出来事が報じられていた。

 日本国内でも飼い犬に襲われる事故が、毎年一千件以上も勃発しているという記事を読んだことがあるが、猫と違って、犬も人間と同様に、まったく信用ならない恐ろしい動物である。

 翻って、毎日まいにち、日本の国会では、安倍首相に対して、女の腐ったような嫉妬深い野党の面々によって、激しい追及が行われている。

 野党の面々自身も、日頃から取り巻き連中から、常々忖度の恩恵を被ってばかりいる癖に、あの嫉妬深さと来たら、見苦しいことこの上ない。

 この野党の連中の実態は『売国議員』という書籍を読めば、どれだけ汚い面々であるかが暴かれている通りで、本当に人間こそは、犬以上に信用がならない最低の動物である。

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2012年04月12日の茶トラのボクチン(7歳半)
2012年04月12日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 00:30| 山口 ☁| 日本人としての自覚の問題 | 更新情報をチェックする

2018年04月08日

もしかして、タダほど怖いものはないという笑い話か?

2010年04月08日の茶トラのボクチン(5歳半)
2010年04月08日の茶トラのボクチン(5歳半) posted by (C)ボクチンの母

 善意の人達の高価な器械の無料サービスだっただけに・・・。

 新しく電話機とドアフォンを最新機器に交換を機会にネットのプロバイダも変えたところ、回線速度が安定し、時間帯での落ち込みもなく、数日毎に手動で再起動を繰り返していれば、以前のプロバイダよりも、テレビに繋いだ映画やサッカー観戦にストレスがなくなっていた。

 1ヶ月後、この機会にファックスの器械も最新器械に交換したらどうか、交換すればサービスでネットがもっと安定するように5万円くらいのルーターを無料でサービスしますというので、話に乗った。

 ところが、ファックスの器械に問題はないものの、高価なルーターを取り付けた途端、アマゾンやヤフーのサイトの閲覧が、どのPCを繋いでも、不安定どころか、折々にフリーズを繰り返す。

 何度も内部設定をいらってもらっても直らず、最終的にはルーターを初期化しても直らない。

 そこで、元の配線(モデムとルーター機能を内蔵している電話機やドアフォンの元締め機器に直結)に戻してもらったところ、水を得た魚のように活き返った!

 高機能のルーターとは一体なんだったのだろう?
 結論としては、たまたま運悪く不良品だったとしか思えないのだが・・・。

 営業の人も、技術の人達も、みなさん親身になって頑張ってくれる真面目な人達だっただけに、叱る気にもなれない(苦笑。

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2010年04月08日の茶トラのボクチン(5歳半)
2010年04月08日の茶トラのボクチン(5歳半) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 10:01| 山口 ☁| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2018年04月07日

ステージ4の膵臓癌や胆管癌・肝臓癌および各種血液癌に対して漢方薬類でサポートするとき

2012年04月07日の茶トラのボクチン(7歳半)
2012年04月07日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ヒゲジジイ

 ステージ4の膵臓癌や胆管癌・肝臓癌および悪性リンパ腫や慢性リンパ性白血病に対して、多くは片仔廣(へんしこう)の成分をすべて含有させるべく、各種製剤を組み合わせ、同時に体質に応じた補益剤や様々な病状に応じた中草薬類に、可能な場合は多種類のキノコ関連製品を加えて一定のサポートが可能となることが多い。

 体質的に陰虚火旺体質のステージ4の悪性リンパ腫で予後不良を宣告された高齢者には、麝香は不適だったケースがあったが、これを省略しても、抗癌剤の副作用をほとんど消去することに成功して、すでに3年で完全寛解を告げられて、その後数年が経過してもやはり再発は見られない。

 過去、肺線維症の持病がありながら、膵臓癌で肝臓転移も指摘されていた人でさえ、肺線維症による酸素吸入以外は、西洋医学治療をまったく受けないまま、これらの配合で急速に体力と食欲を回復して、まる3年間、まったくの無症状で過ごせた男性もおられた。

 今年の新規相談者で、ステージ4の膵臓癌や腹水を伴った胆管癌の人など、肝胆膵系統の相談者にも同様のサポートを行っているが、サポート効果は個人差があるとはいえ、昨年9月に余命宣告された膵臓癌のやや高齢の女性は、性格も前向きで、あらずもがなの抗癌剤に対する副作用も少なく、どうみても余命宣告は主治医の勇み足に思えてならない。

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2012年04月07日の茶トラのボクチン(7歳半)
2012年04月07日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ヒゲジジイ

2018年04月05日

その後の花粉症の人達:フィットする方剤は本当にマチマチ

2012年04月05日の茶トラのボクチン(7歳半)
2012年04月05日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ヒゲジジイ

 興味深いことに、中国地方に住まわれていた、つい先日までは、辛夷清肺湯がしっかりフィットしていた花粉症の女性が、東北地方に引っ越された途端、辛夷清肺湯ではまったく無効となり、意外にも参蘇飲がしっかりフィットしたという報告が先ほどあったばかり。

 ちょうど桜の花が、日本と欧米では開花期間の長短、まるで異なるように、同じ花粉でも地方が異なれば、性質も大きく異なるとしか思えない。

 その参蘇飲といえば、先日報告していた愚娘と孫は、いずれも辛夷清肺湯+藿香正気散がよくフィットしたと書いていたが、その後、孫の場合は藿香正気散よりも参蘇飲の方がフィットして、辛夷清肺湯+参蘇飲がよかったとこのとだった。

 今年の花粉症は、フィットする方剤が人によって実に様々で、衛益顆粒はもちろん、茵蔯蒿湯、荊芥連翹湯、辛夷清肺湯、参蘇飲、天津感冒片や金羚感冒錠、藿香正気散など実に様々だが、村田漢方堂薬局に限っては、どんなに一時的な即効があろうとも、小青竜湯や麻黄附子細辛湯など、麻黄+細辛の配合方剤は、花粉症に関してだけは、超滅多なことでは奨めることはあり得ない。

 効けばよい、というものでもないだろうっ!

 その理由は既に何度も書いたことなので、いまさら詳しくは述べないが、漢方に暗い医師の先生方が、小青竜湯や麻黄附子細辛湯のいずれか一つならまだしも、小青竜湯+麻黄附子細辛湯という恐ろしい組み合わせを投与して恬として恥じない臨床例の報告を読むにつけ、クワバラ、くわばらと思うばかりである。

 エキス剤で小青竜湯+麻黄附子細辛湯という野蛮な配合をせずとも、小青竜湯エキスに無毒附子末を適量加えるのが本筋であろう。
 であっても、村田漢方堂薬局では絶対に使わない。

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2012年04月05日の茶トラのボクチン(7歳半)
2012年04月05日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:花粉症

2018年04月03日

アトピー性皮膚炎、春の再発

2011年04月03日の茶トラのボクチン(6歳半)
2011年04月03日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ボクチンの母

 一昨年の春だったか、かなり重症のアトピーで、明らかに湿熱が蔓延して包帯が外せない悲惨な状態で、涙を浮かべてやって来られた女性も、数ヶ月の苦労の果て、意外にも高濃度の単一方剤のみで、熱証が強いときだけ、黄連解毒湯を併用する程度で、半年後には8〜9割レベルの改善を得て、その後1年経つ昨年の夏の終わりには、本人の判断で漢方薬の継続を完全に中断。

 本年2月まで、何事もなく、根治したかに感じていたが、3月になって突然に再発!
 コンピニ弁当ばかりを続けていたのが悪かったのか?と本人はしきりに反省していた。

 2年前とそっくりの症状ながら、あの頃の3分の1程度の再発だから、まったく以前と同様に、比較的安上がりな経費で治まることだろう。

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2011年04月03日の茶トラのボクチン(6歳半)
2011年04月03日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ボクチンの母

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2018年04月01日

薬局の薬剤師で同業者に、傷寒論の解説書を貸して欲しいと依頼されたことがあったが

2011年04月01日の茶トラのボクチン(6歳半)
2011年04月01日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ボクチンの母

 40年前のことだが、ふっと下らぬことを思い出した。
 当時、同年代の同業者の女性から、傷寒論の解説書を貸して欲しいと依頼されたことがあって、驚愕するほかなかった。

 これから漢方を勉強しようという薬局を開設している薬剤師であるのに、専門書を人から借りるという発想が、まったく信じられなかった!

 当然、けんもほろろにお断りしたが、それからまったく疎遠になった。

 本を貸すバカ借りるバカとよく言われるが、本というものは貸したが最後、ほとんど返却されることはない。

 高校生や大学生の時代に、痛いほど何度も経験していただけに、しかも小説が戻って来なかった歯痒い同級生だけでなく、血のつながった兄貴でさえ、繰り返し読んでいた某出版社の格言集の愛読書を、どうしても貸して欲しいというので、泣く泣く貸していたところ、案の定、紛失して戻ってこなかった。
 今思い出しても腹立たしい限りである。

 歯痒いことに、最近も折々に思い出しては、『日本の古本屋』サイトでも、アマゾンなど、どのように探し求めても、古書として入手困難な状況が続いている(泣。

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2011年04月01日の茶トラのボクチン(6歳半)
2011年04月01日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ボクチンの母

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