2017年11月30日

「老後が心配」と述懐される人達

2009年11月30日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年11月30日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 職業柄、40代の医療関係者の女性が自身を顧みて、老後が心配だと述懐される。

 ところで他日のこと、80歳の常連さんが、ほんとうに深刻な顔で「私、老後が心配なのよ」と真顔で述懐される。

 思わず娘さんと共に、皆で失笑してしまったが、ご本人も気が付かれたらしく、突然大笑い。

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2009年11月30日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年11月30日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 18:46| 山口 ☁| 漢方相談室での談話風景 | 更新情報をチェックする

2017年11月28日

おしゃべりの老人は誤嚥性肺炎を起こしにくいというが・・・

2011年11月28日の茶トラのボクチン(7歳)
2011年11月28日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 常連さんやお馴染みさんとは、しばしば話し込むことが多いとはいえ、本来ヒゲジジイは無口な方だが、健康上の諸注意を話すうえで、余計なことまでしゃべてしまうことも多々あるとはいえ、さすがに女性薬剤師のように、延々と夜8時近くまで話し込む芸当はできない(苦笑。

 女性達は、よくあれだけしゃべる話題が尽きないものだと感心するやら呆れるやら。

 久しぶりとはいえ、本日そのような延長戦があったが、当然、ヒゲジジイは本来の閉店時間の午後6時過ぎには退散している。

 先日テレビで、おしゃべりの老人は誤嚥性肺炎を起こしにくい、という医学的根拠らしき推論を開陳する医師がおられたが、お喋りの女性が早くボケてしまった事例を知っているだけに、やや複雑な思いで聞いていたものである。

 逆に、お喋りも過剰な場合、食事中にものべつ幕なしに喋っていると、飲食物を誤嚥する危険性を極端に高めるので、上記の医師の医学的推論も、咽喉付近の筋肉の老化予防としての一面の真理を突いているにしても、他方面では逆に誤嚥の危険性を極端に増大させるものだから、総合的に考えれば、実に怪しい推論と言わざるを得ないだろう。

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2011年11月28日の茶トラのボクチン(7歳)
2011年11月28日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ
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2017年11月27日

やや遅い昼食中に、漢方薬の補充依頼の電話を台所で受けていると

2017年8月16日のシロちゃん(雌4歳)
2017年8月16日のシロちゃん(雌4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 流石に月末の月曜日。店頭のみならず、メールや電話での発送依頼がいつまでも途切れない。

 ようやく昼食が摂れるようになった1時半、食事の最中にかかて来た電話。

 すなわち、連用されている漢方薬の補充注文を台所で受けざるを得ない事態。

 なるべく避けたかった事態なのだが、案の定、シロちゃんが自分に話しけられていると錯覚を起こすのかどうか? 大声で喚き散らすので、みっともないったらありゃしない。

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2011年11月27日の茶トラのボクチン(7歳)
2011年11月27日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母
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2017年11月26日

我が家の健康管理の三銃士

2017年11月2日の雌のシロちゃんと茶トラのトラちゃん(いずれも4歳)
2017年11月2日の雌のシロちゃんと茶トラのトラちゃん(いずれも4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 運動不足を心配して、毎日、散歩の催促をしてくれる雌のシロちゃん。

 夜更かしを心配して、夜10時以降になると、ヒゲジジイを見張って、手を替え品を替え、寝室に行って一緒に寝るように促す茶トラのトラちゃん。

 疲労を察知すると、膝に乗って両手の親指を丹念に舐めてくれるスコティッシュフォールドのスコちゃん。

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2017年11月26日のスコちゃん(雄4歳)
2017年11月26日のスコちゃん(雄4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2017年11月26日のシロちゃん(雌4歳)
2017年11月26日のシロちゃん(雌4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2017年11月26日の茶トラのトラちゃん(雌4歳)
2017年11月26日の茶トラのトラちゃん(雌4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2009年11月26日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年11月26日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ


2017年11月24日

疼痛のコントロール

2008年11月24日の茶トラのボクちん(4歳)
2008年11月24日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 肩凝りや首凝り、あるいは背中の凝りにしても、極まれば明らかな疼痛として感じ、面白くない人生を送ることになる。

 腰痛はもとより、膝関節痛など、もちろん関節リウマチなど、様々な疼痛疾患は無数にあるが、くりかえしの弁証論治によって、どんなに頑固なものであっても、漢方薬類によってコントロール可能である。

 これまで、様々な疼痛を伴う疾患でも、西洋医学治療で解消できない人達ばかりの相談で、しっかりコントロールできるような配合を見つけてあげたことは数限りない。

 自身が今回のように2週間以上もの長き?に亘って(といっても仕事上の相談では何年にもわたって疼痛に苦しまれていた人が多いのだが)、各部の凝りや疼痛に悩まされた期間、ほんとうに暗い人生を送っていたことに、あらためて気づかされた(苦笑。

 昨日より、それらの凝りや疼痛が雲散霧消して以来、人生が明るく感じられたことに、我ながら苦笑を禁じ得ない。

 それほど疼痛というものは、人生を暗くする。

 そこで思い出すのが、合成医薬品が一切使えない95歳になる40年近い常連さんの、疼痛に対する完璧主義である。

 わずかな疼痛や凝りでも、何としてでも漢方薬で治さなければならない完璧主義。様々な頑固な疾患もすべて漢方薬で解決して来たものだが、疼痛関連に関しても完璧主義。あらゆる種類の疼痛や凝りも、すべて漢方薬でコントロールして、どうみても七十代の女性にしか見えない、中医漢方薬学による見事な生きた作品といっても失礼ではないだろう(呵々。

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2008年11月24日の茶トラのボクちん(4歳)
2008年11月24日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ボクチンの母

2017年11月23日

肩こり、首凝り、背中の凝りに腰痛など、痛みのオンパレード

2009年11月23日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年11月23日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 若いころには、お年寄りたちが、あっちが痛い、こっちが痛いと訴えるのを聞きながら、年を取ると何と堪え性がなくなるものよと、やや呆れ気味だったのが正直なところ。

 実際に自身がその年齢に達してみると(若いころと同様な仕事量をこなすのに負担がかかり過ぎたのも一因だろうが)、昨今はタイトルのような様々な痛みに悩まされること2週間。

 休日の本日、久しぶりに、あらゆる凝りや痛みをまったく感じない1日を過ごすことが出来た。

 仕事上は今月については、アトピー性皮膚炎で再発気味の人が少数おられる以外は、転移癌や再発癌、あるいは進行癌だった人達についても、ほとんどの人から良好な経過の報告を受けることが多かったことで、かなり肩の荷が軽くなったのかもしれないが・・・・転移癌がすべて消えていたものが、再度、あらたにリンパ節に転移が見つかった人も、再び検査上はすべて消滅という嬉しい報告もあるなど。

 といっても、ここ2週間近く、生薬製剤二号方、雲南田七、生脈散製剤、猪苓湯、ササヘルス、イオン化カルシウム、牛黄、莪朮製剤などを熱心に服用し続けた効果であろうか、状況によって配合は瞬く間に変化させる必要が出て来るかもしれないが、今のところ、この内容で満足している。

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2010年11月23日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年11月23日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2017年11月21日

煮え切らない男たち

2008年11月21日の茶トラのボクチン(4歳)
2008年11月21日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 世間を騒がせている相撲協会。なんとも煮え切れない男たち。大きいのは図体ばかりで、蚤の心臓の持ち主ばかりなのかっ!? 

 かたや女性議員の中には、不倫をあれだけ疑われた弁護士の男を顧問に据えるなど、不遜な居直り女議員を少しは見習えばよい。

 どいつもこいつも、どうせ人間なんて、救いようのない最低の動物なのだから、いまさらながら、高貴な猫ちゃんたちに合わせる顔がない。

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2008年11月21日の茶トラのボクチン(4歳)
2008年11月21日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 11:34| 山口 ☀| 日本人としての自覚の問題 | 更新情報をチェックする

2017年11月20日

経過良好の人達からの紹介

2009年11月20日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年11月20日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 いい加減な人たちからの紹介ではなく、実際に経過のよい人達からの紹介だから、無下にお断りするわけにはいかない。

 しかも、その多くは逆に紹介を依頼されたというので、だから本気の人達ばかり。

 また、ずいぶん昔に来られていた人たちが、久しぶりに昔とは異なった慢性疾患で漢方相談に来られることもしばしばだが、数十年ぶりの人達の場合、お互いに歳を取ったね、と慰めあうことが多い(苦笑。

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2009年11月20日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年11月20日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 10:13| 山口 ☁| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2017年11月17日

医師が処方する「禁煙補助剤」により、精神の変調を来した激しい副作用

2009年11月17日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年11月17日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 県外の常連さんの実際の体験である。

 ご主人のタバコにより、奥さんがいつも激しい気管支炎発作に見舞われるので、その治療に漢方薬代もばかにならないので、ようやく決心して禁煙外来に!

 医師が処方する「禁煙補助剤」は、副作用があっても嘔吐や悪心くらいだということだったが、これを投与されてもそれらの副作用は皆無ながら、次第に精神に変調を来し、高速道路では異常なスピードを出すので、奥さんが制止すると意識朦朧状態だったり、日常では感情の起伏が激しくなり、とうとう鬱症状が重度となり、あまりに精神の変調が激しいので、1ケ月で中止し、常備していた四逆散を飲むことで、ようやく元通りのご主人に戻ったということだった。

 但し、今のところタバコは吸わないで我慢されているといわれるが・・・

 しかしながらこうなると、タバコよりも怖い「禁煙補助剤」、といえそうで甚だしい本末転倒である。

 この「禁煙補助剤」なるもの、自殺や暴力といった副作用がアメリカでは報告されており、アメリカ国内での重篤事例のワースト1位はこの禁煙補助剤だと言われた時期もあるそうだから、くわばら、クワバラ!

 蛇足ながら、ヒゲジジイ自身については、タバコを止めるくらいなら・・・この先は言わないほうがよいだろうが、タバコに対する迫害は盛んだが、であればこそ、飲酒運転や酒乱の問題など、タバコに負けず劣らず問題のある酒類なのだから、禁酒法でも考えてしかるべきだろう!

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2009年11月17日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年11月17日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
 
posted by ヒゲジジイ at 14:21| 山口 ☁| 哲学の煙(けむり)と漢方薬 | 更新情報をチェックする

2017年11月15日

体質にフィットしてないのに、小建中湯を連用することで、実際にあり得る副作用

2008年11月16日の茶トラのボクチン(4歳)
2008年11月16日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾(ブログへ転載させて頂く場合があります。)
【 年 代 】:30〜39歳の女性
【 職 業 】:会社員
【 地 域 】:関東地方
【 お問い合せ内容 】:
はじめまして。
 何回か便秘のために小建中湯を飲んだことがあるのですが、毎回、小建中湯を1ヶ月ほど飲むと、便秘はよくなるのですが、なぜか急に咽頭炎になり発熱します。

 恐くなり、代わりに六君子湯を飲んだら、便秘が悪化します。

 小建中湯で急に咽頭炎になることは理論的にありえますか?

 ご回答いただけますと幸いです。よろしくお願い申し上げます。

2009年11月16日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年11月16日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

お返事メール:

 小建中湯は温める作用が強い漢方薬ですので、潜在的に咽喉に炎症が起きやすい体質であれば、そのような体質の人が小建中湯で1ヶ月も連用して温めすぎると、咽喉の炎症を誘発することは大いにあり得ることです。

 本来、体質にフィットしてない漢方薬を用いると、往々にしてその程度の問題が生じても不思議ではありません。

 漢方専門薬局に直接出向いて相談されるべきですが、既にそれを行っておられるようでしたら、もっと適切な漢方薬に切り替えてもらえるはずです。

 なお、六君子湯は、どんな体質の人でも、便秘症を治す目的で使うことは滅多にありえないと思います。

 取り急ぎ、お返事まで。

2009年11月16日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年11月16日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

折り返し頂いたメール:


 もともと中耳炎を繰り返すので、咽頭も弱いのかもしれません。
 免疫力が低下したのかもと怖かったので、謎がとけてよかったです。

 お早い回答どうもありがとうございました。

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2009年11月16日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年11月16日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:小建中湯
posted by ヒゲジジイ at 23:31| 山口 ☁| 間違いや問題の多い日本の漢方と漢方薬 | 更新情報をチェックする

2017年11月14日

明日の早朝、4時半には起床しなければならない!

2010年11月14日の茶トラのボクちん(6歳)
2010年11月14日の茶トラのボクちん(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 就寝後、朝の起床までに、トイレの回数はおおよそ0〜1回程度。2回のトイレということは滅多にない。

 明日の早朝の4時45分のキックオフで、日本代表が世界5位のベルギー代表に親善試合で挑戦する。サッカーである。

 大学では硬式野球部に所属してピッチャーを目指していたことがあるが、プロ野球観戦にはまったく興味はない。野球はするもので、見るものではないという固定観念が抜けきれない。選手としてするのは面白いが、他人の野球を観戦しても、あくびがでるばかりで、まったく興味がもてない。

 もともと個人競技が好きなのでボクシング観戦には目がないし、サッカーは団体競技とはいえ、ボクシング的な打ち合いという要素が多分にあるので、いつも楽しみにしている。

 蛇足ながら、30歳まで8年間1日も欠かさず、サンドバックと格闘していたもので、当時は何度もリングに上がりたいと熱望していた時期があった。
 現在の温厚な?顔貌からは、とても信じられないという人も多いが、人は見かけによらないものである(呵々。

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2011年11月14日の茶トラのボクチン(7歳)とクロちゃん(1歳)
2011年11月14日の茶トラのボクチン(7歳)とクロちゃん(1歳) posted by (C)ヒゲジジイ
 

2017年11月13日

中医漢方薬学の優れた点は

2009年11月13日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年11月13日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 どんなに頑固な慢性疾患であっても、たとえ西洋医学的に病名が特定できない場合でも、丹念な弁証論治を行えば、ほとんどの場合、一定の効果を発揮して、少なくとも現状よりも好転させることができること。

 漢方医学と中医学を合体させた中医漢方薬学の、これが優れた点である。

 ブログの更新をさぼっていると、心配される人がおられるので、しぶしぶ書いてみると、いまさら言うまでもない、当然の内容となってしまった(苦笑。

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2010年11月13日の茶トラのボクちん(6歳)
2010年11月13日の茶トラのボクちん(6歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 23:30| 山口 ☁| 中医漢方薬学 | 更新情報をチェックする

2017年11月10日

重度の寝違え(激しい首こり)の原因は、恥ずかしながら恐らく

2009年11月10日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年11月10日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 DAZNでヨーロッパのサッカー観戦が自由に見れるのは幸いだが、ノートPCでの観戦は面白くないので、先月になって、安価な(598円) HDMIケーブルをテレビとつぐことで大画面で観戦できるようになった。
 すると、直ぐにエスカレートして、wowowオンデマンドで洋画まで観るようになった。

 日々の仕事で疲れ切っている日でも、サッカー観戦と映画鑑賞に、とりわけ今月に入って飛び石連休の3日間は、ちょっと度が過ぎた。

 仕事に差し支えるほどの首凝りと後頭部にかけて引き攣る疼痛が尋常ではない。

 お決まりの芍薬甘草湯でさえ何の効果もないので、1〜2日目はしっかり弁証して清熱舒筋法を主体に、その後は寒熱の推移に従って様々な方剤(生薬製剤二号方や葛根湯や雲南田七にイオン化カルシウムなど)で、ようやく半減するに至った。

 ここ2日間、暇な日が続いたのも幸いした。

 それにしても、安価なHDMIケーブルという便利な文明の利器こそ、恐るべし!

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2009年11月10日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年11月10日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 17:04| 山口 ☀| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2017年11月09日

肺寒停飲に対する小青竜湯という常識に無知なのか?相変わらず誤治を繰り返す医療機関

2008年11月09日の茶トラのボクちん(4歳)
2008年11月09日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ボクチンの母

【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾(ブログへ転載させて頂く場合があります。)
【 年 代 】:30〜39歳の女性
【 地 域 】:東海地方
【 具体的なご職業 】:看護師
【 お問い合せ内容 】:

 おはようございます。〇〇県の●●といいます。年末・年始の休み予定を教えていただきたく、メールしました。

 気道過敏性と、喉のつまる感じ(痰がひっかかる)、匂いの分かりにくさ(10年以上)をなんとかしたく、通院希望です。病院でステロイドなど試しましたが症状は軽減するものの、副作用が強く(うつ等)、合いませんでした・・・

 先週初めて 病院で処方された小青竜湯を飲んだら、これも症状は軽減するものの、頭痛や、喉頭付近の痰が固くなり、うっかり痰がつまってむせて、窒息しそうでした。子どもが4歳です、まだ死ねません。

 初回は2泊3日で、その後は日帰りで(可能なら)、〇〇からでも1〜2週間ごとの通院を考えております。
 いつもためになるブログをありがとうございます。

2009年11月09日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年11月09日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:

 病院で小青竜湯を投与されて災難に合われているようですが、日本全国でも、多くの医療機関で、小青竜湯を乱用しすぎです。
 多くの医師の人たちの漢方知識は、素人同然ですので、恐ろしい限りです。

年末・年始のお休みは、年末につきましてはさきほど、

 こちらのブログ http://murata-kanpo.seesaa.net/ やHP http://murata-kanpo.ftw.jp/ のいずれも12月のカレンダーの画像とともに、詳細を文字で記しました。

 年始につきましては、5日(金曜日)からで6日(土曜日)は午前中だけで、いずれも混雑しやすいので新規の人は受付できません。また8日(月)も同様に2回目以降の人だけで、新規のご相談は9日(火曜日)からになります。

 以上、取り急ぎ、お返事まで。

 なお、hotmailをご利用の人には、こちらのgooメールは受信拒否されることが多いので、念のためGメールでも同文をお送りしておきます。

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2011年11月09日の茶トラのボクチン(7歳)
2011年11月09日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:小青竜湯
posted by ヒゲジジイ at 15:54| 山口 ☀| 小青竜湯の誤投与や乱用による不快反応や副作用 | 更新情報をチェックする

2017年11月06日

頑固な慢性疾患や、こじれたアトピー性皮膚炎が、西洋医学治療はもとより、保険漢方でも改善を得られない理由は

2009年11月06日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年11月06日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 いわゆる難治性疾患はもとより各種慢性疾患、および皮膚科医師の「ステロイドを常用すべし」との指導を忠実に守ったために、ますます悪化して悲惨な状態に陥ったアトピー性皮膚炎なども含めて、何年間にもわたって改善が得られず、西洋医学治療はもとより、保険漢方のみならず地元の漢方薬局でもなかなか改善が得られない頑固な各種慢性疾患は、要約して言えば、専門的には壊病の類であり壊証ともいえるし、さらに言えば、寒熱錯雑、虚実挟雑を通り越して虚実錯雑状況を呈して、五臓六腑それぞれの寒熱・虚実が錯雑状態に陥っていることが多い。

 このような状況下であっても、互いのたゆまぬ根気と努力さえあれば、多くの場合、8割以上の改善を得られるし、さらに頑張れば9割以上の安定した改善を得ることができる。

 そのような人達が、最終的には大の漢方ファンになるのだが、根気の無い人や、自尊心が強すぎて、人の言うことが素直に聞けない人、車に乗ったら性格が豹変して危険運転を繰り返すような罰当たりな人達には、短気な人が多いだけに、村田漢方堂薬局とは無縁の人達ということになる(苦笑。

 それにしても、皮膚科の多くの医師達が、アトピー性皮膚炎の治療目的に相変わらずステロイドを投与されるのはよいとしても、連日、長期に亘って毎日塗布するように指導し、再来する度に、医師みずから、あるいは看護師さんに指導して、強引に塗布されたために、一時は効果があっても、運が悪いと一ヶ月もしない間に塗布された場所が茶褐色にみるみる変色して、初診時よりもアトピーがさらに悪化して悲惨な状態になって漢方相談に訪れる人が、例年、後を絶たない。

 そのような状態を漢方薬で何か月もかかって改善するには、お互いの根気がいることだから、スタッフの少ない漢方薬局ゆえ、手間と時間のかかるアトピーの相談ばかりを受け付けるわけにはゆかないので、ほんとうに困った問題である。

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2009年11月06日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年11月06日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 23:28| 山口 ☀| 病院の漢方薬 | 更新情報をチェックする

2017年11月02日

体格の良い女性に六君子湯がフィットして、痩身の青白い女性に大柴胡湯がフィットする例も珍しくないが、その見分け方は

2009年10月02日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年10月02日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 そもそも実証用の大柴胡湯、虚証体質者に六君子湯や補中益気湯などと振り分けて考えるレベルは、ほんの初心者のための便宜上の教えと思っておいた方がよい。

 現実には、体格の見かけで方剤を割り振ってばかりいたら、玉石混淆のネットで検索して処方を指名するような素人同然で、とんでもない方剤を選びかねない。

 慢性疾患では、当然のことながら虚実挟雑、寒熱錯雑していることが多いので、だから容易に病院治療では治らないのである。
 ましてや保険適用レベルの漢方薬では、よほど漢方医学のみならず中医学にも堪能な医師に巡り合わない限りは、なかなか困難だろう。

 吐き気恐怖のために食事恐怖となった比較的体格の良い、いかにも健康そうな女性が六君子湯+オルスビー錠に少量の四逆散の連用一年で、すっかり自信を取り戻しているし、逆に顔面蒼白で痩身、食事中にも吐き気がして中断してしまうような30代の女性が、大柴胡湯+オルスビー錠+香蘇散の半年以上の連用でしっかり回復している。

 体格の良し悪しで方剤を決めては「絶対に!」いけない。
 消化器症状を訴える場合には、まず調べるべきは、本人自身に、心窩部を軽く抑えてもらって、気持ちがよいか? あるいは触るのも不快でトンデモナイと口走るか? そのいずれかの程度問題を探るべきである。

 消化器症状に漢方処方を考えるとき、体格の良し悪しなどほとんどまったく無関係。
 六君子湯が適応する人には、当然、華奢で痩身な人も多いし、大柴胡湯が適応する人には体格がガッチリしている人も多いが、その真逆の人も珍しくないどころか、現実にはザラに見られる。

 だからやや複雑な体質では、現実に、痩身で胃弱と眼科疾患を伴う人に大柴胡湯+補中益気湯+杞菊地黄丸などがよくフィットしている人や、同じく痩身で胃腸が弱い体質者に大柴胡湯+参苓白朮散+開気丸などが適応する人もいるくらいだから、そのうち大柴胡湯+六君子湯がフィットする人が現れても、まったく不思議ではないだろう(笑。

 果ては、とても華奢な六十代の女性で、大柴胡湯+葛根黄連黄芩湯+茵蔯蒿湯+石流茶+当帰四逆加呉茱萸生姜湯という極端に寒熱錯雑している胆石持ちで下半身は冷えによる腰痛で、眼瞼下垂を生じていた人には、このような複雑な配合がしっかりフィットしている。

 みかけで虚実を判断すると、大きく判断を誤るので、だから素人判断で、玉石混淆のネット情報や書籍に頼って、漢方薬に手を出すのは怪我の元だろう。

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2009年10月02日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年10月02日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ
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2017年11月01日

逆流性食道炎に対する漢方薬

2008年11月01日の茶トラのボクチン(4歳)
2008年11月01日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 ここ数年以上、病院で逆流性食道炎という診断が下ったという人が目立つ。中にはまったく無症状であるのに、そのような診断が下ったと言って心配される人もいる。健康に対する意識がやや過剰気味な人たちで、頻繁に受診して諸検査を受けたがる人に多い。

 それとは逆に、実際に逆流性食道炎の症状に苦しみ、受診したものの西洋医学治療ではまったく効果がなく、漢方薬に救いを求める人は珍しくない。
 漢方薬の方では、体質と症状によってフィットする方剤はマチマチで、世間でいうように六君子湯がフィットする人は、村田漢方堂薬局では少なく、大柴胡湯+オルスビー錠や、柴胡桂枝湯やササヘルスがフィットするなど様々。

 ところが、最近、珍しく地元の高齢の女性の逆流性食道炎の苦しい症状に対して、六君子湯+オルスビー錠が良くフィットして、比較的短期間で十分な効果を得ている。

 敢えてこのような大した問題でもないことを記すのは、逆流性食道炎以外の胃症状などを含めて、世間で汎用される六君子湯を飲んでもらっている人は、この女性をよせて、常用される人や時々利用される人を含めても、せいぜい5名くらいのものだからである(苦笑。

 村田漢方堂薬局で使用する六君子湯は当然、正しく白朮(ビャクジュツ)が配合されたもので、微妙に薬効が異なる蒼朮(ソウジュツ)を使ったものではない。

 でも、関東地方の人には、六君子湯がフィットする体質の人が多いように仄聞するが、本当なのだろうか?

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2008年11月01日の茶トラのボクチン(4歳)
2008年11月01日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:逆流性食道炎