2017年10月20日

癌サポートの漢方薬類を求めて来られる年代は、意外にも40歳代が最も多い

2010年10月20日の茶トラのボクちん(6歳)
2010年10月20日の茶トラのボクちん(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 癌サポートを求めて来られる年代層は、意外にも40歳代が最も多く、しかも多くの人達が既に他臓器に転移がみられる。そこまででなくとも、リンパ節転移があるなど。

 その多くは、村田漢方堂薬局に相談に来られる以前に、病巣の摘出手術を受けたものの、数年も経たずに、肝転移や肺転移、あるいは腹膜播種や脳転移や骨転移などを生じて、そのようなステージ4と診断される段階になってはじめて、西洋医学治療も限定的なものになるため、少しでも改善する余地はないものかと、漢方サポートを求めて来られるのである。

 若い年齢層だけに、進行が速い傾向があるものの、その分かえって漢方薬類の反応性は良好な傾向があり、また高齢者と違って、比較的明晰な判断力を維持されている人達が多いので、実際に漢方薬類を取り入れることによって、多くは短期間で、体感的に漢方薬類の効果を実感されるので、素直に喜んでもらえる。

 喜んでもらえるのは幸いなことではあるものの、年代的には十分な漢方サポートを行えるわけではなく、経費的な制約も当然考慮せざるを得ないケースも多い。

 なかには、三十代で手術前後から漢方薬を利用されながら、ようやく5〜6年経過して根治の目途がたったと思った矢先、今度は配偶者が手術不能の転移癌が見つかるなど、お二人が四十代になったというのに、このように不運なご夫婦もおられる。

 いずれにせよ、40代の年齢層で、悪性腫瘍の漢方サポートを求めて来られる人達が、他の年代の人達よりも、目立って多いのは、意外なことかもしれない。

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2009年10月20日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年10月20日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 16:37| 山口 ☁| 悪性腫瘍・癌・ステージ4の進行癌や転移癌 | 更新情報をチェックする