2010年8月10日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
抗癌剤治療による口内炎に半夏瀉心湯といわれるが、村田漢方堂薬局では、通常の胃腸疾患や口内炎以外には、抗癌剤の副作用の口内炎に対しては、まだ一度も使ったことがない。
というのも、抗癌剤治療をはじめる前から漢方サポートを併用される人では、多種類の漢方薬や中草薬類の併用によって、口内炎の副作用を一定レベル防げることが多いからであり、口内炎の副作用を完璧に防げることも珍しくないからである。
但し、既に抗癌剤治療による口内炎を伴った様々な副作用が出ている状況下で、はじめて漢方サポートを求めて来られた場合でも、半夏瀉心湯を使わずとも、口内炎に対する効能・効果が認められている医薬品のクマザサ製剤や、体質によっては茵蔯蒿湯を利用してもらうことで、比較的急速に軽減できることが多い。
これらは、半夏瀉心湯とは異なって、肝臓や腎蔵に対する有効性を考えれば、一石二鳥どころか、一石三鳥を発揮することも珍しくない。
それゆえ、抗癌剤による口内炎の副作用に対して、半夏瀉心湯がどの程度有効であるかを、まだ一度も確認したことがないわけである。
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2010年8月10日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:口内炎