2017年06月29日

様々な疾患で、フィットした漢方薬を服用すると快便が得られるようになる

2009年6月30日のボクチン(5歳)
2009年6月30日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 大黄などの下剤効果のある成分が含まれなくとも、フィットした漢方薬を服用することで、快便が得られるようになるのは日常茶飯事。

 五臓間における気・血・津液の生化と輸泄(生成・輸布・排泄)の連係に異常が発生し、これらの基礎物質の生化と輸泄に過不足が生じたときが病態であるから、これが是正されれば、おのずから腑気の流通も改善されて、快便・快尿が得られるようになる。

 だから、しっかり申告されてなかった便秘症まで、自然に改善が得られることは珍しくない。

 本命の疾患に効果が出ているのに、それでも便秘傾向の改善を得られない場合は、そこではじめて、大黄配合方剤がまだ不足している証拠と見ても、大きな間違いはないだろう。

 最終的には、最低でも毎日快便が得られるような配合の工夫は必要である。

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2009年6月30日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年6月30日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 17:17| 山口 ☁| 漢方薬および生薬・中草薬・漢方の即効例 | 更新情報をチェックする