2017年05月25日

漢方薬は徒然草の時代こそ

2009年5月25日のボクチン(5歳)
2009年5月25日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 徒然草の第120段
 唐(から)の物は、薬(くすり)の外(ほか)は、なくとも事欠(ことか)くまじ。
 書(しょ)どもは、此(こ)の国に多く広まりぬれば、書きも写してん。
 唐土舟(もろこしぶね)のたやすからぬ道に、無用の物どものみ取り積みて、所せまく渡しもて来る、いと愚かなり。
 「遠き物を宝とせず」とも又(また)「得難き貨(たから)をたふとまず」とも、文(ふみ)にも侍るとかや。
 要するに中国からの輸入品は、漢方薬以外は、贅沢品だから、それらを重宝がるのはけしからんと訓示を垂れた時代。

 現在とはだいぶ様子は異なるが、漢方薬こそ重宝なものであることは、今も昔も変わらない。

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2009年5月25日のボクチン(5歳)
2009年5月25日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 22:21| 山口 ☁| 哲学の煙(けむり)と漢方薬 | 更新情報をチェックする