2010年05月03日の茶トラのボクチン(ほとんど6歳) posted by
(C)ボクチンの母 品質の問題のみならず、種類が限られる病院の保険漢方よりも、保険適用外の漢方薬や中草薬類が自由に使える漢方薬局や自由診療のクリニックの方が有利とはいえ、経費的な問題がある場合には、まずは保険漢方でも、知識と経験の豊富な医師にかかってみるべきだろう。
【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾(ブログへ転載させて頂く場合があります。)
【 年 代 】:30〜39歳の女性
【 地 域 】:近畿地方
【 お問い合せ内容 】:初めまして。
漢方について調べていた際に、こちらのブログに出会いました。拝読してびっくり、そして自分が漢方に対して、結構甘い考えだったことがわかりました(
薬局で自己診断で買わなくてほんとうに良かった、と思いました)。自宅が●●なので、そちらにお伺いは難しいのですが、お聞きしたいことがあり、メールさせていただきます。
さて、前置きが長くなりましたが、私の健康相談です。3年程前から適応障害を患っており、いっときのひどい抑うつ状態からは抜け出しましたが、通院と服薬を続けています。薬は、精神安定剤や抗うつ薬を服用しています。先生は、精神的な分野は…とおっしゃっていましたし、今回の私の悩みは昨年ぐらいからの「常にどこか悪い」体調についてなのです。
もともと、子どもの頃から喘息、アレルギー性鼻炎やアトピーなどいろいろな病気にかかっておりました。口内炎ができやすく、肩もこりやすく貧血気味、低血圧。20歳過ぎてからは、胃腸も弱くなりました。それでも、ぐずぐず言いながらも症状が激化することなく、過ごしておりました。
しかし、昨年の春頃から、今までの症状が小雨なら、どしゃぶりのような症状が出てくるようになったのです。風邪を引けば、嘔吐して倒れる、治ったと思ったら、副鼻腔炎による頭痛で救急車。それが治ったら、アレルギー性鼻炎により、常に鼻水がずるずる。それに加えて、疲れやすくなったり、頭が働かなくなったり。健康診断では、いつも貧血。基準値内ですが、肝臓のガンマの数値がかなりあがっていました(飲酒しないのに)。そして、しょっちゅう口角が切れて、口内炎は一度に三個もできる、舌炎になる、口の中が荒れる…、顔にヘルペスができる。そう、いつもどこか悪いのです。すみません、話をもう少しまとめます。
今の悩みに順位をつけるなら@口角炎・口内炎などの口周りの荒れA慢性疲労Bアレルギー性鼻炎でしょうか。
長くなって申し訳ございません。私は、適応障害もいつか服薬しなくてもいいように治したいし、この慢性的な体調不良を和らげたいと思っています。そて、後者…体調不良について漢方で治していくことは可能でしょうか。もしかしたら、私のまとまりのない文章をお読みになって「甘いやつだな」と思われるかもしれません。ただ、あっちこっち悪すぎて、どこから手をつけようか困り果てています。
以前、全国的に店舗をお持ちの漢方薬局さんに相談したら、熊笹やレイシの入ったすごく高い健康食品を進められ、ものはきっと悪くないのでしょう、でも薄給の私にこれを継続するのは…と躊躇しました。
漢方薬局さんでは健康食品を進められることが多いのですが、「うーん…」と考えてしまいます。
ただ、興味深かったのは、以前二度ほど、舌を診てもらったときに「胃に熱がこもっていて、それが口内炎や胃腸の不調になっている」と言われたことがあります。身体は冷えやすいのですが。特に手足。
重ね重ね長々と失礼します。もしよければ「この習慣はだめ」「これは食べないほうがいい」ものなどあれば、教えていただけると幸いです。
追伸:愛らしい猫ちゃんの写真に心が和みます。
2010年05月03日の茶トラのボクチン(ほとんど6歳) posted by
(C)ボクチンの母お返事メール: メールで安易にお返事できるような内容ではありません。
直接通える専門家を見つけて、直接相談を受けるべきです。
かなり複雑な体質のようですので、相当な根気と、漢方薬の配合にも相当な工夫が必要だと思います。
必然的に自費の漢方では、かなりな経費がかかる可能性もあります。
また、経費的に問題があれば、まずは保険漢方(病院の漢方薬)で、保険のきく漢方薬を専門に扱っている病院で相談されるべきかもしれません。
短期間で改善できるとは限らない諸症状だけに、何年がかりの治療となるはずですので、なおさらお近くで頻繁に通って相談できるところを探されるのが最善です。
取り急ぎ、お返事まで。
2010年05月03日の茶トラのボクチン(ほとんど6歳) posted by
(C)ボクチンの母折り返し頂いたメール: 一方的に長いメールを送ってしまったにも関わらず、迅速にお答えいただきありがとうございます。
恥ずかしながら薄給なので、ご助言いただいたとおり、まめに通える病院を探して漢方相談をしたいと思います。
決して急がず、腰をすえて治療をしていく決意ができました(一朝一夕にどうこうなりませんよね、こんな病気のデパートで)。
先生のお言葉、励ましのエールになりました。
お忙しいところ、お返事ありがとうございます。
猫ちゃんもお元気で。
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2011年05月03日の茶トラのボクチン(ほとんど7歳) posted by
(C)ボクチンの母2011年05月03日の茶トラのボクチン(ほとんど7歳) posted by
(C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 19:22| 山口 ☀|
病院の漢方薬
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