2017年04月27日

高齢者への抗がん剤治療、国が大規模調査を検討というが

2012年04月27日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳)
2012年04月27日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳) posted by (C)ボクチンの母

 調査を開始したというならともかく、まだ検討というのだから、何とも頼りない。

 検討しているくらいでもニュースになるのは、国立がん研究センターが、2007年から2年間行った調査で、末期の肺がん患者205人のうち、75歳未満では、抗がん剤治療を受けた人は明らかに生存期間が長くなっていたが、75歳以上では大きな差がなかったことが、明らかになったからだという。

 75歳未満では抗がん剤によって、明らかに生存期間が長くなっていたというのも、近藤誠氏流の言い分では、抗癌剤の副作用に苦しむ期間だけ生存期間が延びるのだろうという意見もある。

 とはいえ、問題はやはり、75歳以上では大きな差がなかったということで、副作用に苦しんだ期間の損失は計り知れないだろう。

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2012年04月27日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳)
2012年04月27日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳) posted by (C)ボクチンの母
 
posted by ヒゲジジイ at 19:34| 山口 ☁| 抗癌剤の副作用や抗癌剤治療の是非の問題 | 更新情報をチェックする

2017年04月22日

ステージ4の肺癌による胸水と疼痛を軽減できる漢方薬のご相談

2012年04月22日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳)
2012年04月22日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳) posted by (C)ヒゲジジイ

【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾(ブログへ転載させて頂く場合があります。)
【 年 代 】:60〜69歳の女性
【 地 域 】:関東地方
【 お問い合せ内容 】:いつもブログを拝見させていただき、ありがとうございます。漢方薬のことで1点教えていただけませんでしょうか。

 私は今肺がんステージ4で、抗がん剤治療をしています。
 今のところ、咳や痰はなく、ご飯もある程度食べれています。

 右肺に胸水はありますが、腹水はありません。また歩くことや軽い家事はできます。
 長く歩かなければ、息切れもありませんが、胸の痛みと右脇の痛みがかなりあって、オキシコンチンを1日10mg飲んで、痛みを抑えています。

 先生のブログを読んで、「補気健中湯」を飲んでいたら、大分元気が出ましたので、続けております。本当にありがとうございます。

 ただ、胸水はあまり減らないので、胸の痛みが変わらず非常に困っています。
 胸の炎症をおさえて、胸水に効果があるという「柴陥湯」は私には使えそうでしょうか。

 また、「補気健中湯」と「柴陥湯」を一緒に飲むと、オウゴンの量が多くなってしまいますでしょうか。

 どうかご教示のほど、よろしくお願いいたします。

2012年04月22日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳)
2012年04月22日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳) posted by (C)ヒゲジジイ

お返事メール:お困りの症状、早速ですが、

 胸部の諸症状に対して、胸を温めるよりも、やや冷やすほうが気持ちがよいという状況であれば、という条件付きですが、
 その場合は小陥胸湯だけを補気建中湯に加えるのが適切です。

 柴陥湯の場合は、小柴胡湯+小陥胸湯の内容ですから、小柴胡湯中の黄芩が二重になる問題よりも、人参が二重になる問題と、浮腫にあまりよくない甘草が含まれますから、小陥胸湯だけを加えるのが無難ではあります。
 胸水が溜まってなければ、柴陥湯でもよい場合がありますが・・・。

 小陥胸湯だけの製品は製造されていませんが、小陥胸湯+蒼朮(ソウジュツ)・茯苓の内容の製品で、剤盛堂製薬から「結胸散」という名で市販されています。

 蒼朮や茯苓が二重にっても、配合上はまったく問題ありませんので、上記の結胸散を加えてみるのが順当かと存じます。

 取り急ぎ、お返事まで。

2012年04月22日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳)
2012年04月22日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳) posted by (C)ヒゲジジイ

折り返し頂いたメール:「結胸散」を紹介してくださり、ありがとうございました。
 明日さっそく近所で注文したいと思います。

 肺がんで右胸に胸水がいっぱいたまっていると言われていますが、補気建中湯を2週間ぐらい飲んで、息苦しさが大分解消できました。

 先生のおかげだと思っております。この漢方はずっと続けていきたいと考えています。

 さらに小陥胸湯で胸水の量を減らせれば、胸と脇の痛みも軽くなるかなと思います。

 なんとか漢方だけで対応し、抜かなくても(抜いたら弱るそうで)すむように、また、オキシコンチンの量を減らせるように頑張りたいと思います。

 本当に助かりました。

2012年04月22日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳)
2012年04月22日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳) posted by (C)ヒゲジジイ

4日後に頂いたメール:
夜遅くメールしてしまい、申し訳ありません。

 ご紹介くださった結胸散を数日飲んだところ、胸の痛みが軽くなり、本当にありがとうございました。このまま続けて、胸水を減らしていきたいと思います。

 たいへん恐縮ですが、もう1つご教示いただくことは可能でしょうか。
 背中や脇の痛みがまだ強く、麻薬の量をどんどん増やしているところですが、癌の痛み止めとして、何か強く効くような漢方はありませんでしょうか。

 私が調べたものでは、桂枝加術附湯などは甘草を含むものが多く、補気建中湯の邪魔になりそうで、飲むのをためらいます。延胡索や防己などが入ったな漢方が良いでしょうか。

 少しでも痛みを軽減でき、また補気建中湯の邪魔にならないものがありましたら、教えていただけるとたいへん助かります。
 どうかよろしくお願いいたします。

2012年04月22日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳)
2012年04月22日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳) posted by (C)ヒゲジジイ

お返事メール:残念ながら、メールでのアドバイスにはこれが限界です。

 疼痛の原因がはっきりしているだけに、体質とがんの性質にフィットした、腫瘍そのものが小さくなる作用のある中草薬類を少なくとも数種類以上を組み合わせる必要があると思います。

 かといって、これで確実に腫瘍が小さくなったり疼痛がしっかり取れるとは限りませんが、少なくともこれ以上のことは、お近くの中医学に堪能なクリニックか漢方薬局で直接相談されるのが最善です。

 取り急ぎ、お返事まで。

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2012年04月22日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳)
2012年04月22日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳) posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 00:15| 山口 ☁| 肺癌 | 更新情報をチェックする

2017年04月19日

輪廻転生から解脱すると、絶対無の世界(究極の死)が待っているはずだが・・・

2009年04月19日の茶トラのボクチン(4歳半)
2009年04月19日の茶トラのボクチン(4歳半) posted by (C)ボクチンの母

 人生は苦の連続というのに、来世で地獄に落ちるなど、生まれ変わりはご免こうむりたいとの願いから、輪廻転生からの解脱を希求して、その願いがかなうと、絶対無の世界(究極の死)が待っている。

 だから、現代社会の多くの人達が信じて疑わない「死後の世界はナッシング」を常識と考える話と何ら変わるところがない。

 だから悟りの世界とまったく同等の境地に達している人達が現代社会には無数に存在していることになる。

 と、これは半分皮肉で言っているつもりだが、それはともかく・・・

【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾(ブログへ転載させて頂く場合があります。)
【 年 代 】:50〜59歳の男性
【 職 業 】:公務員
【 地 域 】:東海地方
【 具体的なご職業 】:図書館勤務
【 おたより 】:
 『2017年04月08日 ヘレン・ケラーさんが、生涯の心の糧としたスウェーデンボルグは』を興味深く読みました。

「ヘレン・ケラーさんが生涯の心の糧としたスウェーデンボルグは」
 スウェーデンボルグのすごいところは、霊界を探訪したり、何千キロ向こうのことを透ししたりしながら、実生活では財務大臣のようなことをやったり、現実社会でも普通人だったことだと思います。 

「当時からインド社会では、輪廻転生は当然の常識であり」
 当時のおしゃか様も輪廻転生は前提にしていたと思います。で、お釈迦様は哲学的な質問に答えなかったことはありますが、「無」とは言ってないですよね。無は、自我や我欲についてです。

 小乗仏教(上座部仏教)、つまりタイの小乗仏教などが、「無」を目的や理想としたのは、教えが曲がったのだと私は思います。絶対無は、釈迦のテイストとは違いますね。学者・学僧のテイストですね。禅や密教も仏教の一部として包含されていますが、これらのもともインドのヨガからきているのだと思います。これらをも包含するとは、仏教は包容力があります。念仏宗なども、もともとの仏教からすれば飛び離れていますが、これも包含していますし。

 で、結論ですが、
 ともあれ、30年近くの間、霊界を自由に行き来して、『天界と地獄』など、その様子を詳しく著述しただけでなく、聖書の真意を詳細に解明した人でもあるスウェーデンボルグ。 そのスウェーデンボルグを心の糧としたヘレン・ケラーさん。蛇足ながら、御釈迦さんは仏教界ではとても偉い人に違いないが、絶対無を求めた小乗仏教(上座部仏教)の世界よりも、その後に発展して大乗仏教が生まれたように、どうみても大乗仏教のほうが、多少は霊界の真実に近い部分があるように、個人的には思っている。
 に賛成です。ご同意いたします。

2011年04月19日の茶トラのボクチン(6歳半)
2011年04月19日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:


 お便りありがとうございます。

>当時のおしゃか様も輪廻転生は前提にしていたと思います。

 といわれるのは、「当時からインド社会では、輪廻転生は当然の常識」だったのですから、お釈迦さんも当然、例外ではありません。
 そのつもりで書いています。

 その輪廻転生から解脱したお釈迦さんは涅槃(究極の死)に入ることができる境地に到達したのですから、絶対無の世界(究極の死)、ナッシングの通行手形を得たということだと思います。

 その点については、島田裕巳著『人は死んだらどこに行くのか』(青春新書インテリジェンス)に、もっと的確に書かれています。

 ただ、個人的には実際には、お釈迦さんは霊界の上位の光り輝くところでご多忙なことと信じています(苦笑。

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2011年04月19日の茶トラのボクチン(6歳半)
2011年04月19日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ボクチンの母

2017年04月16日

薏苡仁(ヨクイニン)の保湿効果はどこから来るのか

2010年04月16日の茶トラのボクチン(5歳半)
2010年04月16日の茶トラのボクチン(5歳半) posted by (C)ヒゲジジイ

 ハト麦を原料とする薏苡仁(ヨクイニン)の中医学的効能は多岐にわたる。

 性味は、甘・淡(淡くて無味)・微寒
 帰経は、脾・胃・肺
 効能としては、清利湿熱・祛湿除痺・排膿消腫・健脾止瀉など、ほんとうに多岐にわたるが、忘れてはらなないのは滋補脾陰の効能である!

(抗がん作用も指摘する専門書があるが、ここでは別問題なので省略。)

 この滋補脾陰の作用あるがゆえに、利湿作用がありながらも、肌を適度に保湿することによって、しばしば女性達から「肌がスベスベするようになった」と喜ばれるゆえんであろう。

 美容方面では、あまりにも有名で、どこでも販売されているものではあるが、品質と含有量に注意しなければ、思うほどの効果が得られないこともある。

 品質問題ばかりではなく、上述のように理論的には薏苡仁による保湿作用は脾陰が虧損傾向にある体質者に有効性を発揮しやすいものとはいえ、適度に湿熱を除去する作用や排膿消腫の効能もあることから、消風散証との関連性も研究に値するように思えてならない昨今である。

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2010年04月16日の茶トラのボクチン(5歳半)
2010年04月16日の茶トラのボクチン(5歳半) posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 10:28| 山口 🌁| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病 | 更新情報をチェックする

2017年04月13日

漢方の専門的知識の教授依頼

2012年04月13日の茶トラのボクチン(雄7歳半)とクロちゃん(雄1歳未満)
2012年04月13日の茶トラのボクチン(雄7歳半)とクロちゃん(雄1歳未満) posted by (C)ボクチンの母

【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾(ブログへ転載させて頂く場合があります。)
【 年 代 】:50〜59歳の女性
【 地 域 】:中国地方
【 具体的なご職業 】:占術解析家
【 お問い合せ内容 】:

 ●●で占術解析の店舗を出しております。

 五行分析による身弱部分を補完する為に食事・食品等のアドバイスも行っておりますが、漢方の専門的知識の必要性を認識しております。

 大変不躾なご相談ですが、そちらで定期的(月?回程度)に勉強をさせて頂く事は出来ないでしょうか。

 何卒ご検討賜りましたら、有難く存じます。
 どうぞ宜しくお願い致します。

2012年04月13日の茶トラのボクチン(雄7歳半)とクロちゃん(雄1歳未満)
2012年04月13日の茶トラのボクチン(雄7歳半)とクロちゃん(雄1歳未満) posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:

 残念ながら、時間的にも体力的にも、まったくそのような余裕がありません。

 取り急ぎ、お断りのお返事まで。

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2012年04月13日の茶トラのボクチン(7歳半)
2012年04月13日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 17:32| 山口 | 漢方と漢方薬関連の御質問 | 更新情報をチェックする

2017年04月11日

数種類の比較的少ない組み合わせでも

2010年04月11日の茶トラのボクチン(5歳半)
2010年04月11日の茶トラのボクチン(5歳半) posted by (C)ボクチンの母

 漢方サポートも、このくらい転移が多いと、最新の中医学的な情報に沿って考えれば、扶正去邪の観点からも、多種類の併用をしてもらうのが鉄則だと思うのだが・・・。

 大腸がんの手術後、腹腔内の各部に転移がたくさん見られ、主治医からは、抗癌剤もしてもしなくてもよいと言われた人が、腹膜播種に伴う腹水は軽度とはいえ、補気建中湯を主体に、中国でかなり実績があるといわれるやや特殊な中草薬を主体に、3種類併用(補気建中湯をよせて合計4種類)してもらうことで、数日で食欲が回復し、各所に感じていた疼痛も軽減。

 20日後には、各所にあった疼痛も、ときに違和感を感じる程度になったが、特筆すべきは、ご本人の手で、大きな腫瘤が触れていた箇所が、三分の一の大きさに縮小して疼痛が無くなっていると言われる。

 だから結局、抗癌剤を断って、近くで様子を見てくれている医師には、漢方薬で疼痛が消えたことに、驚かれ、感心されたと笑われている。

 これから1ヶ月、しばらく某所に出かけるとて、このように明るく前向きな人は、免疫力が倍加しやすいに違いない。

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2010年04月11日の茶トラのボクチン(5歳半)
2010年04月11日の茶トラのボクチン(5歳半) posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 18:19| 山口 ☔| 大腸癌・直腸癌・虫垂癌による転移・ステージ4など | 更新情報をチェックする

2017年04月08日

ヘレン・ケラーさんが、生涯の心の糧としたスウェーデンボルグは

2015年04月07日のシロちゃん(メス2歳弱)とクロちゃん(オス3歳)
2015年04月07日のシロちゃん(メス2歳弱)とクロちゃん(オス3歳) posted by (C)ボクチンの母

 今日のブログは、誰も読んでくれないだろうけど、自身の覚書として書いておく。

 ヘレン・ケラーさんが生涯の心の糧としたスウェーデンボルグは、禅仏教の布教者として高名な鈴木大拙さんが高く評価した科学者で霊能者。

 禅宗といえば、御釈迦さんの悟りをそのまま模倣して絶対無を求める宗教だけに、あの世のことを言わない。

 あの世を言わないというよりも、言えない理由は、御釈迦自身が求めたものと同じだからである。

 すなわち、お釈迦さんが、妻子を捨ててまで修業に向かった理由は(個人的には身勝手なエゴだと思うが・・苦笑)、当時からインド社会では、輪廻転生は当然の常識であり、日本人では、来世があることに、精神的に救われる人がほとんどだが、インド社会では、生老病死の繰り返しを(地獄などに対する恐怖など)極度に恐れる風潮が強く、これから脱出して絶対無の世界、すなわち涅槃を求めって、ようやく悟った御釈迦さんは、輪廻転生の悪循環から完全に脱却して絶対無、ナッシングの世界に入滅。

 これでめでたし、メデタシというわけ。

 ところが、この鈴木大拙さんは、禅仏教をアメリカで広め、西田幾多郎とも親友で、岩波書店から全集が繰り返し出されている人だが、霊界を行き来して膨大な著書を残したスウェーデンボルグを高く評価し、スウェーデンボルグの伝記を書かれたり、翻訳書を出版したり、鈴木大拙さんの思想に強い影響を与えている。

 鈴木大拙さんの諸著作は、ヒゲジジイの青春時代の愛読書で、生きる糧ともなっていた人でもあるが、彼こそ禅者でありながら、霊界の存在を信じていた人に違いない。

 その証拠として、スエーデンボルグに強い影響を受けて『大乗仏教概論』における如来蔵思想こそ、スエーデンボルグの霊界の考え方とほとんど同じもの。
 また『浄土系思想論』の著作など、禅者でありながら、浄土教の研究にも熱心だったのも霊界の存在を理解していたからこそに違いない。

 霊界は自身の心の内部にあるというスエーデンボルグの思想は、鈴木大拙さんのいう「法身」であり、現代社会では同様の思想は、『幸福否定の構造』の著者、笠原敏雄氏が指摘する「本心」ではないかと思われる。

 ところで、『青い鳥』で有名なメーテルリンクは『死後の存続』という著書もあり、戦前には『死後は如何』という翻訳書が出版されているほど。
 メーテルリンクは霊界の存在は当然と考えていた人。

 もっと興味深いところでは、ダーウィンに消された男として有名なウォーレスこそ進化論の立役者であるはずが、霊魂の存在を強く主張したために、社会的に顰蹙を買って、結果的にはすべての手柄をダーウィンに奪われてしまったほど。

 現代では、美人の理論物理学者のリサ・ランドールさんは、5次元の存在がなければ、宇宙の存在自体が理論的に成り立たないとされ、実証実験がずっと行われており、これが証明されるとノーベル賞ものといわれるが、科学的にも霊界の存在証明は近づいているのかもしれない(笑。

 ともあれ、30年近くの間、霊界を自由に行き来して、『天界と地獄』など、その様子を詳しく著述しただけでなく、聖書の真意を詳細に解明した人でもあるスウェーデンボルグ。

 そのスウェーデンボルグを心の糧としたヘレン・ケラーさん。

 蛇足ながら、御釈迦さんは仏教界ではとても偉い人に違いないが、絶対無を求めた小乗仏教(上座部仏教)の世界よりも、その後に発展して大乗仏教が生まれたように、どうみても大乗仏教のほうが、多少は霊界の真実に近い部分があるように、個人的には思っている。

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2010年04月08日の茶トラのボクチン(5歳半)
2010年04月08日の茶トラのボクチン(5歳半) posted by (C)ボクチンの母

2017年04月07日

アトピー専門のHPとブログを合計2つ、全面削除した理由

2010年04月07日の茶トラのボクチン(5歳半)
2010年04月07日の茶トラのボクチン(5歳半) posted by (C)ヒゲジジイ

 ようやく重い腰を上げて、アトピー専門のHPとブログを合計2つ、それに遊びにすぎるくだらないサイトも2つ、合計4つを完全に削除した。

 アトピーに関しては、今年になって、あまりにも安易な考えの人達がやってくるので、断るのに四苦八苦している。

 もっとも目立つのが、本人は大阪や東京にいるというのに、両親だけが大人の子供の心配から、直接相談にやって来るケース。
 本人もいないで、しかも本人が本気かどうかも分からないのに、お話にならない。

 本日などは、またしても、超地元の若造が、わざわざ年寄りの貴重な昼食時間の12時半を狙ってやってきて、あまりにも軽症過ぎて話にならないので断ると、「商売人の癖にっ!」と激しく逆切れされたので、こちらもその百倍も逆切れして追い返してやった。

 遠方の人達なら、乗り物の都合などで、昼前に到着する止むを得ない事情も多いだろうが、超地元の人間が、初めての相談というのに、あえて年寄りの昼食時間を狙って、クレーマ根性丸出しで、気楽にやって来られては叶わない。

 県外や遠方でもないのに、市内レベルの近隣で、時間が最もかかる新規相談に、昼12〜13時を狙ってやって来られるような人達は、神経の消耗の激しい仕事だけに、年寄りには非常に酷。

 アトピー性皮膚炎は、最もデリケートな疾患だから、初回の相談時間は最低でも1時間以上はかかるというのに、決死の覚悟でやって来る熱意のある人達とは異なって、超地元の人間の中には、人を舐め切った奴らも混じるので、アトピーのホームページもブログも、すでに役割は終わったということで、永遠に消滅させてやった。

 最近の若い男たちは油断がならず、新規にやって来れば要注意。

 揉み手をしないのが気に入らないと言ってクレーマー丸出し。
 直ぐ逆ギレしてボロを出すので、こちらも百倍返しで、追い返すだけである。

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2011年04月07日の茶トラのボクチン(6歳半)
2011年04月07日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ヒゲジジイ
タグ:アトピー
posted by ヒゲジジイ at 16:44| 山口 🌁| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病 | 更新情報をチェックする

2017年04月05日

アトピー性皮膚炎に薏苡仁(よくいにん)が有効に作用しやすいタイプは

2012年04月05日の茶トラのボクチン(7歳半)
2012年04月05日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ヒゲジジイ

 最近の印象に過ぎないながら、消風散証を適応する人や、過去、一時的にでも消風散がフィットしていた人には、薏苡仁が有効に働くようである。

 現在、アトピーで薏苡仁も利用してプラスαの効果を得ている人を観察してみると、消風散の適応者であったり、消風散ではもう一歩もの足りなかった人が、薏苡仁の用量を増やすことで、消風散を減量できたり、不要になった人すらいる。

 ただし、多くは消風散+薏苡仁を主体に、茵蔯蒿湯や地竜、あるいは黄連解毒湯や駆瘀血剤などの併用薬は、体質と病状によって異なっているが、いずれにせよ、消風散証の人達には、薏苡仁も有効に作用している印象が深い。

 中医学的な説明は、後知恵(あとぢえ)になっても、ないよりもあったほうが便利だろうけど、面倒なので省略。

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2012年04月05日の茶トラのボクチン(7歳半)
2012年04月05日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ヒゲジジイ

タグ:ヨクイニン
posted by ヒゲジジイ at 17:20| 山口 ☁| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病 | 更新情報をチェックする

2017年04月03日

このような効果は、おそらくは個別的な特殊例と思えるケース

2009年04月03日の茶トラのボクチン(4歳半)
2009年04月03日の茶トラのボクチン(4歳半) posted by (C)ボクチンの母

 抗がん剤治療により、次第に毛髪が薄くなっていくのに、男性だからとあまり気にも留めてなかったが、舌の奥に黄膩苔(おうじたい)がみられるので、既に服用中の多種類の漢方薬類に、さらに茵蔯蒿湯を追加したところ、抗癌剤治療継続中にも拘わらず、次第に毛髪が増え始め、いつの間にかまったく元の頭髪に復帰できたと喜ばれている。

 といっても皆に通用するとは限らないだろう。

 アトピー性皮膚炎で、プラスαで加えていた薏苡仁(よくいにん)の用量を増加したところ、明らかな効果が見られ、お陰で他の配合方剤を減らすことができた。

 しばしば明らかに重症の消風散証であっても、用量が少ないと、まったく効果が出ないことがあるが、上記のように薏苡仁でも同様なケースがあり得るということだろう。

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2011年04月03日の茶トラのボクチン(6歳半)
2011年04月03日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 21:09| 山口 ☀| 大柴胡湯や茵蔯蒿湯(インチンコウトウ)の真実 | 更新情報をチェックする

2017年04月02日

中医学派が日本古方派に学ぶべきこと:同病異治と異病同治

2010年04月02日の茶トラのボクチン(5歳半)
2010年04月02日の茶トラのボクチン(5歳半) posted by (C)ヒゲジジイ

 中医学は「同病異治」の医学であり、日本の古方派漢方は「異病同治」の医学である。すなわち、中医学は『金匱要略』を発展させたものであり、古方派漢方は『傷寒論』を日本独自の発想で応用・発展させたものである。
 
 張仲景は『傷寒論』において、外感疾患の伝変法則を検討する形式を取りながら、「臓腑経絡を綱領として病機分析を進める方法」の道を開き、世に知らしめた。

 一方、『金匱要略』においては、『傷寒論』と同様に臓腑の生理・病理を根拠としているものの、病の種類別に病機を検討する形式を取っている。

 したがって、『金匱要略』においては『傷寒論』では存在しなかった「病名分類」が重要な位置を占めている。

 このようにして仲景は『傷寒論』を経とし、『金匱要略』を緯として、二書を縦横に連繋させ、以後の中国伝統医学における道標(みちしるべ)となる模範を示した。

 ところが、金元時代からは学科の分科が始まり、それ以後は病名別に病理を探究する方式が中心となり、『金匱要略』を基礎とした「同病異治」の理論研究が主体となったまま現在に至り、そしてそれがそのまま現代中医学の基本的な特徴とさえなった観を呈している。

 つまりは「それぞれ異なった病機に同一の症状が出現する」ことに対する治療方法の研究という同病異治の研究が、現在に至っても中心的な研究対象となっている。

 現実には「同一の病機においても多種類の症状が出現する」ものであるが、中医学世界では、この「異病同治」に対する明確な概念の追究は明らかに遅れを取っているとは、陳潮祖先生の指摘されるところである。

 仲景が示した模範を十分に発展させて来たとは言い難く、一面的な発展方向にあった過去から現在までの状況を打破するには、日本古方派に学ぶべきことが多いのである。

 そこで、手前味噌の中医漢方薬学と言いたいところだが、日々の仕事に追われて疲労困憊の日々、学問的な考察と執筆を怠って久しく、来世における研究課題としておきたい(苦笑。

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2012年04月02日の茶トラのボクチン(7歳半)
2012年04月02日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ヒゲジジイ

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2017年04月01日

諸行無常、人間様の交通事故死をゼロにするには、猫の家飼いを見習うべし

2016年10月9日のクロちゃん(オス5歳)
2016年10月9日のクロちゃん(オス5歳) posted by (C)ボクチンの母

 我が家の5歳のクロちゃんは、飼い猫4匹のうち、最も元気で体重も多く、このクロちゃんだけは、捨て猫を飼ったという事情から、夜間だけは外に出る習慣だったが、昨日突然、交通事故にあって他界した。

 火葬場で「外に出すからだ」と余計なお世話を言われたというが、車社会のお陰で、交通事故死は、毎年、日本の人間様たちだけでも莫大な人数のぼる。

 だったら人間も猫と同様に「外に出すな!」と、文句を言うか!?

 ほかの3匹は、家飼いだから、交通事故の心配は皆無だが、人間も同様に「家飼い」にしてしまえば、交通事故死ゼロ、となることだろうよ。

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2012年04月01日の茶トラのボクチン(7歳半)
2012年04月01日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ボクチンの母
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