2017年03月30日
腹膜播種の漢方サポート
2011年03月30日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ボクチンの母
腹膜播種を伴った各種転移癌の漢方サポートでは、たとえ腹水が顕著でない場合でも、補気建中湯や分消湯のいずれかを主体に、適切な中草薬類をできるだけ多種類併用してもらうことが多い。
あるいは状況によっては、補気建中湯と分消湯を共に併用したほうが、より効果的な場合もある。
こうすることによって、食欲と元気が回復したり、疼痛が軽減することも多いので、煎じる必要のないエキス製剤は、ほんとうに重宝。
1日1回、今日も応援のクリックをお願いします⇒
2011年03月30日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 19:45| 山口 🌁| 癌性腹膜炎・腹膜播種・腹水や胸水に対する補気建中湯や分消湯の可能性
|
2017年03月29日
常連さんたちの多くは、自身の漢方運用はプロ並みに
2017年3月28日のシロちゃん(もうすぐ4歳) posted by (C)ヒゲジジイ
漢方薬局の常連さんになる人達は、もともと虚弱体質や、難治性疾患などで、西洋医学治療が無効だった人達。
そこで、病院のツムラ漢方に期待しても、それでも全然ダメで、結局は自費の漢方薬局に辿り着いた人たちがとても多い。
だから必然的に医療関係者も年々増加するばかりだが、それはともかく、先日、某常連さんからの漢方薬類の補充購入依頼時のメールに、
>彼岸もすぎ、やっと春めいてきました。少し暖かくなりましたが、今度は、花粉とか黄砂とかいろいろと飛んでいるようで、今日はどの組み合わせでのりきろうかと、漢方薬とともに暮らしています。
とあった。
もちろん、解決がつかない場合は、直接来られて相談されるか、あるいは来られない場合は、メールや電話で相談があるが、常連さんになるまでには、何年間も直接通い続けた人がとても多い。
本命の難治性疾患が根治した後でも、いつの間にか漢方薬に嵌まってしまい、様々な領域に利用されるようになった人達が、いつの間にか数十年来の常連さんとなっている。
今日のブログの内容は、最近の我が家の天使たちの写真を貼るための口実に過ぎない(笑。
1日1回、今日も応援のクリックをお願いします⇒
2017年3月28日のシロちゃん(もうすぐ4歳) posted by (C)ヒゲジジイ
2017年3月29日の茶トラのトラちゃんとシロちゃん(雌3歳) posted by (C)ヒゲジジイ
2011年03月29日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 19:54| 山口 ☁| 近況報告
|
2017年03月28日
ちょっと贅沢な悩みかも
2012年03月28日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ボクチンの母
大腸がん手術後、数ヶ月もしないうちに多発転移を生じて腹膜播種を伴い、各部に疼痛も発生していて、抗がん剤は効くとも限らないので、してもしなくてもよいと、本人の意思にまかせられた人。
補気建中湯を主体に、これに中草薬類を3種類を加えた併用のみで、数日で食欲が回復し、疼痛も軽減したので、抗がん剤はお断りしたという。
そこで、これに自信を得て、効果を増強すべく、中草薬類のさらなる追加を希望されると思いきや、意外にも、この4種類でさえ飲むのが難儀なので、もっと減らすことはできないか?という、まったく予想外の相談。
通常ならもっともっと多種類の併用をしなければ、そこまでの効果は出せないこともあるのに、人の思いはサマザマなので、その人のペースに合わせるのに苦労する。
といっても、病期の重大性を知らないというよりも、将来の覚悟ができていて、泰然自若とされているのかもしれない。
1日1回、今日も応援のクリックをお願いします⇒
こちらも一緒にお願いします⇒
2012年03月28日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 13:22| 山口 ☀| 大腸癌・直腸癌・虫垂癌による転移ステージ4・腹膜播種・腹水など
|
2017年03月27日
遠藤周作原作の『沈黙』の映画が、もしも原作通りであれば
2011年03月27日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ヒゲジジイ
遠藤周作原作の『沈黙』の映画が原作通りであれば、素直に受け入れることはできない。
50年前に竹山道雄が書いた「バテレンに対する日本側の反駁」を読めば、日本がキリスト教を受け入れがたかった理由がしっかりと書かれている。
キリシタン弾圧が厳しかったといわれるが、13〜14世紀にかけて、南フランスで栄えた西洋の仏教徒とも呼ぶべき異端カタリ派を、ローマカトリックの法皇の命によって送られた十字軍よる悪魔的な弾圧と殺戮により、完膚なきまで撲滅した残忍さには、とうてい足元にも及ばない。
中世から近世初頭のキリスト教は異端を折伏して支配することを宗としていた。非キリスト教徒は悪魔の眷属と信じられていた。・・・中略・・・世界はわれらキリスト教徒のために作られた。かくて異教徒を改宗させるか、もしも改宗を肯んじなければ亡ぼすかが、その使命であり、法王は世界を二つに分けてこの両国(ボルトガルとスペイン)に与え、異教徒を奴隷とすることを許した。
━ 「バテレンに対する日本側の反駁」より引用
1日1回、今日も応援のクリックをお願いします⇒
2012年03月27日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 19:09| 山口 ☔| 日本人としての自覚の問題
|
2017年03月26日
思いがけない書籍によって、視野が一気に開かれることがある
2011年03月26日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ヒゲジジイ
長年のもやもやが、思いがけない書籍によって一気に視野が開けるもので、専門の中医学分野では張瓏英先生の『臨床中医学概論』だったように、キリスト教の本質については竹山道雄著の「聖書と毒ガス」と「ユダヤ人焚殺とキリスト教」「バテレンに対する日本側の反駁」「一神教だけが高級宗教ではない」(いずれも『西洋一神教の世界』所収)など。
あらゆる宗教の本質については、意外にも今年出版されたばかりの島田裕巳著『人は死んだらどこに行くのか』。
これについてはアマゾンのレビューに、例によって「茶トラのボクチン」のニックネームで投稿している。
同時に竹山道雄の著書『人間について』や、最近、藤原書店からリバイバルとして出版された『西洋一神教の世界 〔竹山道雄セレクション(全4巻) 第2巻〕』にも、同様に「茶トラのボクチン」のニックネームで投稿している。
専門分野は数十年前の開眼だったが、専門外の宗教関係は、それぞれの書籍が素晴らしというよりも、長年もやもやしていたことが、たまたまそれらの書籍によって啐啄同時(そったくどうじ)というべきか。
といっても、それぞれの書籍に対する読者の反応は、当然、大きく異なるはずだが、あくまで、これは個人的な体験と反応に過ぎない。
こられの書籍で、長年もやもやしていた、人間の歴史に多大な影響を与えた宗教の本質を含めた、二千年の人類の歴史の意味と本質など。
数十年前に、誤字がとても多い書籍ながら、上記の張瓏英先生の『臨床中医学概論』に出会って、個人的に受けた大きな衝撃に似た読書体験。
この歳になって、ようやく確固とした世界観を構築できそうな気がして来た、なんとも実におめでたいことではあるが、いよいよボケのはじまりか?
1日1回、今日も応援のクリックをお願いします⇒
2017年3月25日のシロちゃん(もうすぐ4歳) posted by (C)ヒゲジジイ
2017年3月25日の茶トラのトラちゃん(3歳) posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 16:18| 山口 ☀| 繊細でデリケートなヒゲジジイ
|
2017年03月24日
アトピー性皮膚炎に対する猪苓湯の利用価値
2010年03月24日の茶トラのボクチン(5歳半) posted by (C)ヒゲジジイ
もともとアトピー性皮膚炎に対する数種類の方剤を組み合わせる上で、しばしば利用している猪苓湯ではあるが、乾燥肌で滲出液の漏出は皆無で、丸みのある凸状の、やや大きな発疹が見られないケースでは必要のないことが多い。
そのように滲出液も見られず、丸みのある凸状の、やや大きな発疹が目立たず、顔面や首と両腕の関節部の乾燥性の熱性炎症を帯びたアトピーに、桂枝茯苓丸料加薏苡仁+六味丸+茵蔯蒿湯+(必要に応じて清熱剤)の各エキス製剤の組み合わせで治まっていた人。
ところが春先になって、これまであまり見られなかった鼻の下に少量の滲出液と、首と顎まわりにアトピー特有の乾燥性の異変が再発し、これまで綺麗になっていた右腕の関節だけに、丸みをある凸状の、やや大きい発疹が多数生じてしまった。
そこで猪苓湯を加えたところ、2〜3日で上記の諸症状が急速に消滅し、10日後には8割がた治まっていた。
あらためて、アトピー性皮膚炎に対する猪苓湯の利用価値をますます再認識!
もともとアトピー性皮膚炎に猪苓湯を多用して来たとはいえ、症状に応じた臨機応変の配合変化において、これまで必要がなかった人でも、季節変化に応じて、上記のように猪苓湯を加えるだけで、これほどの急速な改善を得られるのだから、本当にアトピー性皮膚炎というのは、デリケート極まりない。
季節変化に応じた微調整は必須なことで、このような繰り返しのうちに、ご本人自身が微調整のコツを自然に習得されるようになることも多い。
1日1回、今日も応援のクリックをお願いします⇒
2011年03月24日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 23:29| 山口 ☁| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病
|
2017年03月22日
とんでもない時にやって来る閃輝暗点(せんきあんてん)
2011年03月22日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
午後、PCに向かって、発送準備の送り状などを打ち込んでいるとき、突然やって来た閃輝暗点。
しばらくは、とってもまぶしく、明るく輝く歯車のような移動性の光の半リンクによって視界が遮られて、まともに見ることができなくなる。
少なくとも30分は続くので、奥に退散して休憩する間もなく、新規相談者の来訪とて、視界不良のまま相談者の前へ。
「芥川龍之介も悩んで『歯車』という作品があるでしょう」と言ってもチンプンカンプンの様子に、余計なことを言わなければよかったと後悔したが、光の環は最高潮に達して、重大な疾患の相談を受けるには、こちらも苦しい状態。
相談に夢中になっているうちに、ようやく閃輝暗点も消滅してくれたので、救われた。
閃輝暗点の後には、割れるような片頭痛に襲われるのが通例といわれるが、ヒゲジジイに限っては、これがまったくないのは、本当にさいわいなことである。
1日1回、今日も応援のクリックをお願いします⇒
2011年03月22日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:閃輝暗点
posted by ヒゲジジイ at 23:04| 山口 ☁| 繊細でデリケートなヒゲジジイ
|
2017年03月21日
悪性腫瘍の漢方サポート相談は、昨年は40代の人が多かったが、今年は50代以上の人が多い
2010年03月21日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
転移癌でステージ4の人達の漢方相談である。
昨年は40代の男女の相談がとても多かったが、今年は50代以上、70歳前後の人が目立つ。
消化器系の悪性腫瘍では、術後に数ヶ月もしないうちに、短期間で転移が生じていた人や、2年半はまったく転移の兆候はみられず、その半年後には多臓器に転移が生じていたり、また腹膜播種を伴っているケースが多い。
多種類の漢方薬で始めた人も、数種類から始めた人も、いずれも短期間で一定の良好な反応が見えつつあるが、いずれは抗癌剤治療の併用も予定されている人が多い。
中には抗癌剤治療は、副作用や効果の有無の兼ね合いから、絶対にすべきとはいえないので、するかしないかは、ご本人の意思に任されている人もある。
ともあれ、本日の補充購入の人達では、二度も悪性腫瘍を疑われて、その都度、多種類の漢方薬でクリアできた常連さん。三度目は嫌だからと引き続き漢方薬類をそのまま続けられているし、慢性リンパ性白血病で既に19年、安定した状態を保持されている人は、ここ半年は白血球数が17,000まで下がって安定されている。
根治は望めなくても、主治医も効果を認めざるを得ない多種類の漢方薬類で、19年間も安定した健康状態を維持できている。
1日1回、今日も応援のクリックをお願いします⇒
2011年03月21日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 19:08| 山口 ☁| 悪性腫瘍・癌・ステージ4の進行癌や転移癌
|
2017年03月20日
休日明けの明日21日(火曜日)は、新規の漢方相談はできません
2011年03月20日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
村田漢方堂薬局のHPやこのブログにも明記していますように、休業日前後は新規の相談はできません。
今週の新規の相談可能日は、22日(水)、23日(木)、24日(金)の3日のみです。
といっても、病院に一度も行かずに、病院に行くのが面倒だからと、まったく初対面の人が、新規に漢方相談に来られた場合、必ず病院に行くことを奨めて、漢方薬を販売することはあり得ません。
というのも、しっかり本音を書かけば、もしも重大な疾患(悪性腫瘍など)が隠れていた場合、病院の受診が遅れた理由を、漢方薬局のせいにされたくないからです。
1日1回、今日も応援のクリックをお願いします⇒
2012年03月20日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 12:37| 山口 ☁| 近況報告
|
2017年03月18日
日本漢方と中医学、それぞれの特徴を一言で云えば・・・
2009年03月18日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ
日本漢方は理屈が無さ過ぎるが、中医学は理屈が多過ぎる。
それぞれを足して2で割るくらいが、現実的には、臨機応変に最もフィットした有効な方剤を選択しやすいように思われる。
だから中医漢方薬学(笑。
1日1回、今日も応援のクリックをお願いします⇒
2009年03月18日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 17:02| 山口 ☁| 中医漢方薬学
|
2017年03月16日
抗癌剤治療時に、主治医が変われば、漢方サポートの見解が真逆になるのだから、素直な患者さんは右往左往
2011年03月16日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
進行がんで、しかもがん細胞の性質がよくないとの診断なので、手術前から体調を整えるべく、多種類の漢方薬類で食欲も増し、予定通り体力も回復して、術後の抗がん剤治療を行うときにも、引き続き漢方薬を続けてよいだろうかと主治医に相談した、やや高齢の女性。
期待に反して、とんでもないと禁止されたという。このため、しばらくは音信不通になっていたが、突然、数ヶ月ぶりに、かなりくたびれた様子で直接やって来られた。
漢方薬を止めて以後、抗癌剤の副作用で疲労困憊だが、主治医が交替になり、「やさしそうな先生」なので、恐る恐る「漢方薬を飲んでよいだろうか?」と質問したところ、意外にも前医とは真逆の反応だったので、直ぐに再開したいとやって来られたのだという。
主治医によって、これほど見解が異なれば、患者さんは右往左往させられて、命に係わる疾患だけに、実に残酷な話にも思えてしまう。
プライドの高すぎる医師に限って、漢方薬の併用を頑固に否定されるように思われるが、医師を全知全能に思うこと自体がそもそも間違っている。
そのよい証拠が、以前、林修氏のテレビ番組に、感じのよいにこやかな外科医で臨床医の新見さんが登場し、臆面もなく「アトピーには温清飲」だとのたまっていたが、とんでもない話で、一部の人には効果はあっても、それ以外の多くのアトピー患者さんが、とりわけ熱性炎症が激しい状況では、温清飲を飲むことで、むしろ悪化することは必定!
このように、知ったかぶりの医師がテレビに登場して妄言をまき散らす時代だからこそ、漢方薬が専門でもない医師の漢方に対する見解は、まったく信用ならないと思った方が無難である。
1日1回、今日も応援のクリックをお願いします⇒
2012年03月14日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 00:06| 山口 ☔| 日本残酷物語
|
2017年03月15日
どう見ても15歳は若返った男性の述懐
2010年03月15日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
今週は、月曜日が例によって店頭も発送依頼も重なって、1日中多忙を極めたので、昨日火曜日こそ暇になるだろうと高を括っていた。
案の定、朝方1時間は静寂に包まれ、読書に専念していたら、天候に恵まれたせいか、突然、直接再来される人達が連綿と続き、昼食は午後2時半、座ると動けなくなりそうだったから、立ったまま菓子パンで済ませる始末。
新規相談者も交えて閉店過ぎるまで、途切れる時間帯があまりにも少な過ぎた。
そんな多忙を極めた最中にも、一ヶ月ごとに補充に来られている70歳前の男性が、突然15歳も若返ったように溌剌として登場されたのには驚かされた。
まるで50歳代に豹変!
昨年、進行がんのため、手術不能で抗がん剤と放射線治療を行う予定で、抗がん剤を始めた途中から、漢方を求めて来られていた。
予定通り抗癌剤治療も放射線治療も終えたところで、怪しい影が残っているというので、さらに中草薬を追加して補強したところ、食欲が増し、元気をかなり回復され、今年になってCT検査で完璧にクリアできたと喜ばれていたが、愉快そうに次のように話された。
実は抗ガン剤治療中に、主治医から何か飲んでいないか?と聞かれたが、何も飲んでないと返答したら、それならよいけれども、サプリメントなどを飲むと云々と、とんでもなく否定的な言葉を聞かされたので、内心こちらは漢方だからサプリメントとはわけが違う、と思いつつも、余計なことを言って禁止されてはかなわないと、しらばっくれていたのだと、高笑いされるのだった。
ところで、世の中には、余命を宣告されるようなケースでも、主治医に漢方薬類の併用を禁止される人達から相談を受けることがタマにある。
極めて理不尽な話だと思っても、こちらも立場上、理解に困しむ医師とは、かかわりたくないのが本音である。
1日1回、今日も応援のクリックをお願いします⇒
2010年03月15日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 00:10| 山口 ☀| 悪性腫瘍・癌・ステージ4の進行癌や転移癌
|
2017年03月12日
抗癌剤の副作用の軽減にも役立つ漢方薬や中草薬類
2011年03月12日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
がん患者さんに漢方薬の併用を推奨される主治医も珍しくない時代。
数十年前とは、実に隔世の感がある。
とはいえ、いまだに漢方薬を敵視される医師もまだまだ多い現実もある。
それはともかく、個人差が大きいとはいえ、抗癌剤治療時に、適切な漢方薬や中草薬類を併用することは、多かれ少なかれ、病巣の縮小効果のみならず、副作用の軽減にも貢献できることは、一般的な常識となっているからこそ、漢方薬類の併用を奨励される主治医が目立って増えているように思われる。
昨年には、主治医の推奨もあって、抗癌剤治療ともに、多種類の漢方薬類の併用によって、多数に散らばっていた転移巣が二ヶ月半で消滅するというスピード違反だと冗談を言いたくなる猛スピードで劇的な効果があらわれた例もある。
先月だったか、婦人科癌による転移のため、抗癌剤治療と放射線治療を受けていた比較的若い女性の久しぶりの報告と補充購入依頼時のお話。
点滴による抗癌剤治療時は、漢方薬類のお陰か、まったく副作用も出ずに楽勝だったが、その後に行われた放射線照射による泌尿器系の副作用が激しく、漢方薬を飲むどころではなくなったらしく、数ヶ月音信が途絶えていた。
結局、激しい疼痛除去のためにオキシコンチンなどを連用することでようやく疼痛が軽減したので残っている副作用軽減も兼ねて、送ってほしいとの依頼。
大学病院ゆえか?若い医師たちは、こんな例は初めて遭遇するとかで、オロオロするばかりで実に頼りなく、不安が増すばかりだったとか。
今年も新たに術後数年にして、突然、転移が生じた人達、中には短期間で多臓器に転移が生じた人などの相談が続いている。
1日1回、今日も応援のクリックをお願いします⇒
2011年03月12日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 10:57| 山口 ☀| 抗癌剤や分子標的薬の副作用や抗癌剤おぴよび分子標的薬治療の是非の問題
|
2017年03月11日
夜食をすると翌朝、必ず血圧が上がる!
2011年03月11日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
わかっちゃいるけどやめられない。
今も、冷凍の大きな「エビの天ぷら」を3つ、レンジして食べながらブログを打ち込んでいる。
続けてアイスクリーム。
最悪の組み合わせ!
夜食をすると必ず起床時は140前後に上がって、寝起きの気分は最悪。
釣藤散+牛黄で防御しているので、このくらいで済んでいるのかもしれない。
ここ数年は血圧が120〜130の間で比較的安定しているだけに、上が140くらいでも気分が悪い。
意外にデリケート。
やめときゃいいのに、夜中12時過ぎて、寝ようと思っても、空腹のままでは眠ることができない。
胃に物を入れると眠気が来て、睡眠薬がわりになるのだが、この夜食が朝の血圧を上げる原因になっていることは、重々承知の上だから始末が悪い。
1日1回、今日も応援のクリックをお願いします⇒
2012年03月11日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 00:56| 山口 ☀| 近況報告
|
2017年03月09日
FCバルセロナのあきらめない執念と根性(食道癌で気管支に浸潤した最悪の例でも)
2010年03月09日の茶トラのボクチン(5歳)が頭部を怪我して田七末を塗りたくっている posted by (C)ヒゲジジイ
さきほど早朝にライブで、凄いものを見てしまった!
サッカーのホーム・アンド・アウエーのUEFAチャンピオンズリーグにおけるFCバルセロナ対パリ・サンジェルマンの試合。
バルセロナはアウエーで0対4で負けているので、本日のホームゲームでは大量得点を挙げなければ敗退してしまう状況。
ほとんど不可能と思われた。
試合終了間際で5対1にはなっていたが、これでは敗退決定のところ、終了間際に劇的な得点により6対1で勝利。
合計得点で、かろうじて上回って8強に進出!
バルセロナは巧すぎる選手が多過ぎて、むしろ嫌いなチーム。
ぎりぎりまであきらめなければ、僅かな可能性が見えて来るときもあり、奇跡というのが実際に実現することもある。
だから奇跡といわれることだって、しばしば奇跡は起こるのだから、奇跡は奇跡でなくなってくる。
同じようなことは、かなり厳しい状況下の疾患でも、あきらめずに頑張っていれば、実際に光明が見えて来ることも多い。
ちょうど昨日も補充購入依頼の電話の中には、「あれから15年、肝硬変と腎不全で最悪の状態で漢方薬に救われたことを地元の医師に驚か」れた話を報告されたばかり。
先日も、補充購入の発送依頼のついでに「既に4年、もうすぐ完治まで後一歩です」と報告を受けた。
食道がんで気管支まで浸潤していて、手術不能。
抗がん剤と放射線のみならず、病院の協力も得て、胃瘻から多種類の漢方薬の注入の併用で、病巣は完全に消滅し、以後、4年近く再発は見られない。
同様の類は枚挙に暇がないく、日々仕事上で遭遇することであるが、さきほども、あまり好きではないFCバルセロナが、凄いことをやってくれた(苦笑。
1日1回、今日も応援のクリックをお願いします⇒
2010年03月09日の茶トラのボクチン(5歳)が頭部を怪我して田七末を塗りたくっている posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:食道癌
posted by ヒゲジジイ at 07:31| 山口 ☁| 食道癌・進行した胃癌・ステージ4
|
2017年03月07日
喫煙者が迫害される現代社会
2009年03月07日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ
平和な時代にあっても、必ずターゲットを見つけて迫害せずにはおれない病的な人たち。
だったらタバコの製造を禁止すればよい。
ついでに、タバコよりも健康被害が大きいアルコール類も禁止すればよいだろう。
アルコール類こそ、タバコよりもはるかに問題が多いはずだが、タバコを吸う人間よりも、アルコールに溺れる人間があまりに多過ぎるから、タバコほど強く文句が言えないのだろう。
アルコールはよくて、タバコが悪いと誰が決めるのか?
体質によっては、アルコールの匂いを嗅ぐだけで、吐き気を催す小児や子供、のみならず大人すら多い現実。
愚娘の子供の頃は、祖父の部屋で、ビールの匂いが漂っているだけで、実際に嘔吐していた。
ヒゲジジイ自身、アルコールは一滴も飲まないだけに、匂いを嗅ぐだけで吐き気がする。
のみならず、酔っぱらって調子に乗っている奴を見ると、張り倒したくなる。
臭いものには蓋をする、ご都合主義の卑劣な人間ども。
1日1回、今日も応援のクリックをお願いします⇒
2010年03月07日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 21:27| 山口 ☁| 日本残酷物語
|
2017年03月05日
似て非なるもの
2017年3月4日のトラちゃん(メス3歳) posted by (C)ヒゲジジイ
4年前に亡くなったオスのボクちんとは、茶トラで甘えん坊であること以外には、あらゆる点で真逆のトラちゃん。
メスであることだけでなく、性格もヤンチャの度が過ぎて、乱暴者。スリスリや膝に乗って来る癖に、抱っこが大嫌い!
クロネコヤマトの配達車が来る一分前から気が付いて、怒り狂う敏感症!
猫でもこんなに性格が異なるのだから、ましてや人間ではなおさらのことだろう。
1日1回、今日も応援のクリックをお願いします⇒
2017年3月4日のトラちゃん(メス3歳) posted by (C)ヒゲジジイ
2017年3月4日のトラちゃん(メス3歳) posted by (C)ヒゲジジイ
2009年03月05日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ
2017年3月4日のスコちゃん(オス4歳) posted by (C)ヒゲジジイ
2017年3月4日のシロちゃん(メス3歳) posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 12:10| 山口 ☁| 漢方相談に疲れたあとに癒される桃源郷およびスピリチュアルな話題
|
2017年03月03日
常連さんが、村田漢方堂薬局のこのブログを、友人から見せられて
2011年03月03日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
何をそんなに驚かれたのか、はっきりとは言ってもらえなかったが、ネガティブな宣伝効果抜群の、ページ毎にヘッドに記載している内容には、相当に呆れ果てた模様。
だから、こちらも調子に乗って、もしも逆に揉み手するが如き「お気軽にご相談下さい」などと、おべっかの言葉を並べ立てると、今よりも10倍の集客が可能だろうけど、それでなくとも昨今の仕事量でも手一杯なのだから、とんでもない話だと嘯いて、恬として恥じない。
このブログを憎む匿名者による非難と威嚇に暴言を交えた脅迫メールを折々に受けているが、馬鹿な奴がいるもので、犯人は地元の馬鹿者で何某ということまで、しっかり割れているのに、実におめでたい。
昨今は惰性ながらも、このブログを継続する第一の目的は、懐かしいボクチンの写真を貼ることとなっている。
ボクチンほどの素晴らしい猫ちゃんを知ってしまうと、現在飼っている猫4匹はもとより、愚妻も含めて、あらゆる人間様たちが・・・。
1日1回、今日も応援のクリックをお願いします⇒
2011年03月03日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 00:26| 山口 ☔| 近況報告
|
2017年03月02日
歳を取ると頑固で短気になりやすい原因の一つは
2011年03月02日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
若いころには「どうして年寄りはあんなに頑固な人や短気な人が多いのだろう」と怪訝だったが、自身がこの歳になってみると、わからないでもない。
相対的な体力の衰えにより、その気はあっても身体がついて来ない。
仕事上では長年の経験から、人間はそれほど善良な人ばかりではなく、中には病気をダシに、医療関係者に八つ当たりするクレーマー予備軍が意外に多いことを知り尽くしてしまい、ますます警戒心が強くなる。
老い先はそれほど長くはないのだから、無駄な仕事をますます避けようとする。
必然的に真剣で本気で漢方薬を求めている人で、しかも理解力のある人でなければ、漢方相談をお断りするのは、若いころからの方針とはいえ、ますますそれを徹底して、より頑固になっている。
それとは裏腹に、本当に真剣に漢方に賭けてみようという人達には、じっくりと相談時間をたっぷりかける傾向はますます強まっている。
そのような新規相談者に対して、こちらがあまりに真剣熱心に相談にのめり込んでいると、一時的に血圧が上昇して一瞬頭がクラっと来ることがあるのは、これが若い頃との大きな違いでもある(苦笑。
漢方薬局の薬剤師による漢方相談は、漢方薬類の使い方を理解してもらい、その人にフィットする漢方薬類を正しく使用する方法をアドバイスする仕事であるから、正しく漢方薬を使ってもらえそうにないと予測される人は、必然的に漢方薬の販売はお断りして、病院に再度受診されるなど、適切と思われる他の方法をアドバイスすることになる。
1日1回、今日も応援のクリックをお願いします⇒
2012年03月02日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 08:24| 山口 ☁| 徹底したポリシー
|