2017年02月23日
フランス便り:フランスでは副作用事故のため、ドセタキセル(タキソテール)の投与を中止する医療機関もあると
2009年02月23日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ
フランス在住で、村田漢方堂薬局の漢方薬を利用されている女性から、日本でも注意すべき貴重な情報を頂いた。
その内容は以下、頂いたメールの一部を要約して掲載。
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2月20日に、フランスの某病院が声明を出し、同所にて乳がん患者さんには今後しばらく、ドセタキセル(タキソテール)の投与は中止するとのことです。
フランスにおいて近頃ドセタキセルの副作用の事故が度々あり、医療の安全を審査する国の機関から通告があったとのこと。
事故の内容は、フランス国内で、昨年夏頃から46〜72才の乳がん患者さんが重篤な腸炎で少なくとも5人がなくなっている内容でして、いずれも1回目の投与後に起こっているそうです。
上記の某病院でも、昨年の6月1日に似た症状で亡くなられた方が1名。
3月28日に詳しい後続の調査が国の機関から発表されるとのことですが、この2月に入ってからの動きだそうです。
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以上、フランスで、タキソテールの流通がストップされたというわけではなく、慎重な医療機関では一時投与を中止したところも出てきている、という段階の情報である。
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2009年02月23日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 08:06| 山口 ☔| 抗癌剤や分子標的薬の副作用や抗癌剤おぴよび分子標的薬治療の是非の問題
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