2017年02月01日
西洋医学でも保険漢方でも、期待ほどの効果が得られない慢性疾患が、あまりにも多過ぎるでしょう
2009年02月01日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ
テレビでおめでたいお医者さんが、保険漢方を宣伝しまくっても、ますます保険のきかない漢方薬局の仕事は尽きない。
保険漢方こそ、原料は高騰するばかりなのに、逆に保険点数は減らされ続けて、品質維持は大丈夫だろうかと、よそ事ながら、やや心配にもなる。
それはともかく、病院漢方では、肝心な時に、即効性のある牛黄や麝香が保険で使えないのだから、気の毒である。
加えて驚くべきことに、藿香正気散や衛益顆粒(玉屏風散エキス製剤)あるいは天津感冒片(銀翹散製剤)すら使えないないのだから。
同様に保険で使用できない漢方エキス製剤を挙げれば、竹葉石膏湯や補気建中湯、あるいは分消湯・葛根黄連黄芩湯はもとより逍遥散や杞菊地黄丸すら・・・まだまだ信じられないほど、相当な数に上る!!!
以上、日本国中で日夜頑張っておられる漢方薬局の応援文を書いてみた(笑。
ともあれ、昨今はトランプ現象の影響か、ずうずうしく電話相談依頼や、話だけでも訊きたいと大勢で押しかける、ありがた迷惑な連中が急に増えて困っている。
当然、ヒゲジジイの薬局ではスタッフ不足ゆえ、少しでも迷いのある人や、本気で漢方に賭けようという決意のない人達は、すべてお断りしている。
昨今は日々、中途半端な考えの人達に、お断りする労力で無駄な時間を浪費して辟易している。
トランプさんが登場するまでは、村田漢方堂薬局に限って、ありがた迷惑なお邪魔虫は、ほんとうに激減していたのに、トランプさんの登場は、こちらにとっては甚だ迷惑なことである。
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2010年02月01日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 23:33| 山口 ☁| 病院の漢方薬
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