2008年12月01日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母
初めて出産された人は、おめでたいことながら、それまで自由を謳歌していたのに、当然のことながら、子育てには想像以上に時間を奪われる。中には、こんなはずではなかったと戸惑う人も少なくない。
育児には、親としての重大な責任が伴うだけに、以前のように束縛のない自由を謳歌していた人であればあるほど、その大きなギャップによって、育児ノイローゼに陥る危険性なしとしない。
育児ノイローゼで相談を受けることは滅多にないのだが、胃腸疾患と常に付き纏う吐き気と憂鬱感などの症状で相談に来られた人が、次第に回復するに連れて、根本原因は育児ノイローゼだったことが判明したケースもある。
一時は相当に深刻で、温厚そうな女性に似合わず、子供さんを殺めやしないかと、自身でも恐ろしくなったことが、しばしばあったという。
出産以前までの自由を謳歌した人達が、出産後には、赤ちゃんに対する強烈な愛情から、自由が束縛されることにむしろ喜びを感じる人は幸いである。
そうも行かない人もあるのが、人間社会ではしばしば見られる現実として、育児ノイローゼに陥っている人は、想像以上に多いのかもしれない。
1日1回、今日も応援のクリックをお願いします⇒
2008年12月01日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:育児ノイローゼ