2016年10月06日

NHKのドクターGを見ていると、男性医師よりも女医さんのほうが

2008年10月7日のボクチン(4歳)
2008年10月7日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 毎回見ているわけではないが、ドクターGを見ていると、多くは男性医師よりも女医さんのほうが診断能力が高く、頼りになりそう。

 乳癌末期の患者さんで、2度目の肝臓転移で骨転移や腹満なども生じているのに、1度目の転移の時の抗がん剤治療の苦しさに辟易されていたため、抗がん剤を断乎拒否しても、最期まで温かく見守ってくれた素晴らしい女医さんもおられた。

 数年前、かなり疲労困憊の状態で、当方の常連さんのご家族の紹介。

 状況的に無理かもしれないので何度もお断りしていたものの、それをおして来られた人だけに、やや躊躇したものの、やや控え目の漢方薬でも幸いに劇的に効果を発揮して、即効的に体調を回復された。

 腫瘍マーカーも劇的に下がって、その年の年内にはほとんど根治に近づくのではないかと期待されるほどで、主治医の女医さんも大いに喜ばれ、配合内容をご覧になって「とても良いものを飲まれているのね!」と患者さんを励ましてくれていた。

 しかしながら夏休みに子供さんと思い出作りとて、海外旅行や日本各地を旅行して回ること1ヶ月以上、さすがに体調を崩された。

 すかさず補気建中湯を追加することで、今度も劇的に体調を回復したものの、腫瘍マーカーがやや後戻りし始めた。
 
 それでも漢方薬を始めて以後の丸2年間は、とても元気で過ごされていたし、亡くなられる2週間前までは、遠路はるばる車を運転して直接通われていたし、疼痛が最期まで皆無で、亡くなる半日前まで、食事を美味しく食されていた。

 ご家族の報告では、主治医の先生方は、
「西洋医学も考えないといけない。漢方薬だったら最期まで普通の生活ができるのだから・・・」
 とつくづくと述懐されたとか。

 半年以上も前の出来事だが、次のステージを信じておられたので、あちらでも明るく元気に過ごされていることだろう。

 その証拠に、親友の夢の中に、折に触れて訪れているといわれる。

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2008年10月7日のボクチン(4歳)
2008年10月7日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2016年10月05日

本日は強烈な台風が接近中のため、開店休業ではなく、閉店休業となるかもしれない

2010年10月4日のボクチン(6歳)
2010年10月4日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 店頭はもとより、遠方への発送業務も機能不全に陥る可能性大なので、我が家の天使たちと、1日中、戯れたい。

 合間にはエリコ・ロウ著『死んだ後には続きがあるのか』の読み残し部分をすべて読了しておきたい。

 この書籍、副題には「臨死体験と意識の科学の最前線」とあるが、幅広い正確な取材から、否定しがたい死後存続の証明が行われており、類書の中では、抜きんでた説得力は見事である。

 ここで密かに本音を吐けば、足るを知る猫よりも劣る、嫉妬や裏切りが蔓延する人間社会に暮らすことに厭き厭きして、慢性自殺とも思える哲学の煙を長年嗜んでいるものの、なかなか「次のステージ」にワープする許可がおりない。

 いまから「次のステージ」が楽しみで、あこがれ続けているのだが・・・(苦笑。

 もしかして、まだまだ「人間様の健康に奉仕する仕事を続けろ」、という漢方系の霊界の医療団のコントロール下に置かれているのかもしれないので、決められた運命には従わざるを得ない。

 だから、その時が来るまで、精一杯無い知恵を振り絞る精神消耗の激しい日々の仕事を続けている。

 もともと「人生は苦しいに決まっている」のだから、次のステージに移動したあとになって、ウジウジと後悔しないように、清く、正しく、美しくはなくとも、最低限の「人としての道」からはずれない生き方を守るべきだろう。

 と、こんなことを書いていると、またぞろ匿名の地獄の住人から、激しい非難のメールが舞い込むかもしれない。

 地獄の住人の多い地球上の人間社会では、ヒゲジジイの唐変木なレトリックの真意を理解してくれる人は少ない(呵々。

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2016年10月3日の茶トラのトラちゃん(メス3歳)
2016年10月3日の茶トラのトラちゃん(メス3歳) posted by (C)ボクチンの母

2016年10月04日

用法・用量の記載よりも少ない量で充分に奏効しやすい中成薬や漢方製剤

2016年10月3日のシロちゃん(メス3歳)
2016年10月3日のシロちゃん(メス3歳) posted by (C)ボクチンの母

 腎陽を温補する海馬補腎丸や、疏肝理気の開気丸などは、村田漢方堂薬局では単独で服用してもらうことは滅多にないもので、主方剤の補助的な製剤として重要な脇役である。

 脇役ではあっても必須なもので、海馬補腎丸などは不妊症の人たちの補助薬として、ほんの少量を加えることで効果を発揮し、用法・用量に記載通りの量を必要としたことはほとんど皆無。

 疏肝理気の開気丸も、柴胡桂枝湯や麻仁丸などの補助として、しばしば併用してもらう機会が多いが、これも少量で効果を発揮することが多いので、用法用量に記載されている半量前後でも十分に効果を発揮してくれることが多い製剤である。

 また、独活葛根湯は頚椎症関連でも重要な方剤であるが、市販される製剤の多くが撤退して製造中止や廃止を決めたメーカーさんが多く、引き続き市販されている製剤は、やや高濃度なので、指示される用法・用量よりも3分の2量でも多くは十分に効果を発揮する。

 蛇足ながら、しばしば相談に訪れる重症のアトピー性皮膚炎で消風散証を呈する人達には、しっかりフィットしていても、控えめ目の量ではビクとも効果を示さないことがある。

 ともあれ、今回のブログは、人間よりも霊性の高い猫ちゃん達の写真を貼りたい口実のために、専門家に多少でもヒントになるかもしれない、実践的なことを述べてみた(呵々。

続きは ⇒ 我が家の天使たち

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2016年10月3日の茶トラのトラちゃん(メス3歳)
2016年10月3日の茶トラのトラちゃん(メス3歳) posted by (C)ボクチンの母

2016年10月3日のシロちゃん(メス3歳)
2016年10月3日のシロちゃん(メス3歳) posted by (C)ボクチンの母

2016年10月3日のスコちゃん(オス3歳)
2016年10月3日のスコちゃん(オス3歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年10月4日のボクチン(6歳)
2010年10月4日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 07:59| 山口 ☁| 中医漢方薬学 | 更新情報をチェックする

2016年10月03日

匿名でしか批判メールを寄こせない卑怯者

2016年10月1日のシロちゃん(メス3歳)
2016年10月1日のシロちゃん(メス3歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 カナダの研究者によると、ネットを徘徊する匿名の批判者達は、サイコパスなナルシストで、サディストであることが判明しているというが、昨夜、久しぶりに嫉妬に燃え尽きそうな悪霊としか思えない匿名者による批判メールが舞い込んだ(苦笑。

詳しくは、
2016年10月02日 近藤誠妄信者の匿名による批判メールの内容が恐ろしい!
にある通り。

 ちょうどカール・A・ウィツランド著『医師の心霊研究30年』や『精神科医ウィックランド博士の迷える霊との対話―精神病を除霊で治した医師の30年 スピリチュアリズムによる人類への警告 』、あるいは『迷える霊(スピリット)との対話―スピリチュアル・カウンセリングによる精神病治療の30年』(いずれの3著書とも原書は同じものの翻訳書籍)で登場する、サイコパスチックで嫉妬に燃え狂う悪霊に取り憑かれた可哀そうな人達の一人なのだろう。

 近藤誠医師の諸著書に対する恐ろしいほどの誤読!

 のみならず、他人の家庭の事情に対する妄想を逞しうし、まるでピント外れの激しい妄想にもとづいて非難を浴びせる読むに堪えない批判メール。


 猫どころか、人間以下の、嫉妬に燃え狂う地獄の住人の、出る幕ではないだろう。

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2016年10月1日のスコちゃん(オス3歳)
2016年10月1日のスコちゃん(オス3歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2016年10月1日のトラちゃん(メス3歳)
2016年10月1日のトラちゃん(メス3歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2016年10月1日のシロちゃん(メス3歳)
2016年10月1日のシロちゃん(メス3歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2010年10月4日のボクチン(6歳)
2010年10月4日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年10月4日のボクチン(6歳)
2010年10月4日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 00:00| 山口 ☁| とんでもない話や、信じられない困った話 | 更新情報をチェックする

2016年10月02日

主訴が胃症状の場合は、しばらくは胃症状に対する漢方薬にだけに絞り込んでもらうべきだろう

2012年10月2日のボクチン(8歳)
2012年10月2日のボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母

【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾(ブログへ転載させて頂く場合があります。)
【 年 代 】:30〜39歳の女性
【 職 業 】:会社員(事務系)
【 地 域 】:九州地方
【 お問い合せ内容 】:
 こんばんは。
 村田様のブログをいつも拝見させていただいております。
 現在漢方を服用しておりまして、アドバイスいただければと思いメールしました。

 7月初めから、食欲がおちているところに蓄膿症の為喉が渇き、冷たい飲み物をとっていたら、胃が痛くなりました。

 病院で胃カメラなどの検査をしましたが異常はなく、胃がつかえた感じや、胸のところで停滞した感じ、胃腸がはったり、横になるとお腹がぐるぐる鳴り、朝になっても胃になにかある感じがします。

 毎日食欲もなく一気に8キロほど痩せました。

 同時に耳菅開放症になり苦痛の毎日です。

 片道二時間かけて見つけた薬局で、心脾顆粒 健胃顆粒 天王補心丹 大高酵素を飲みましたがよくならず、今は麦味参 瓊玉膏 健脾散 五涼華 温胆湯 大高酵素を飲んでいますが、あまり改善されません。

 持病や体質は、蓄膿症 アレルギー性鼻炎 虫垂炎 冷え症(特に下半身)クーラーや風にあたるだけで鼻水が出たり、室温が同じでも暑く感じたり寒く感じたりします。

 よく風邪をひきます。

 性格は緊張しやすく手足に汗をかき、不安やストレスもあります。

 舌は歯形がつき舌先が赤く左右と奥に黄色い苔がつき、真ん中がはげて亀裂がある状態です。

 口が渇くので冷たい飲み物を飲みたいのですがお腹がうけつけません。

 食事のときに咳が少しでたり 不眠 めまい 動悸もあります。尿は濃く少ないです。

 お腹は、軟便が多く下痢や出ない日もあります。

 毎日症状が定まらず、耳も調子が悪いので気持ちまで落ち込んでしまいます。

 長くなり申しわけありませんが、私に合ったお薬のアドバイスお願いいたします。

2008年10月3日のボクチン(4歳)
2008年10月3日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

お返事メール:

 メール拝見しましたが、比較的短い文章にこれだけ詳細な報告ができるとは、相当に表現力のある頭の良い人だと感心致しました。

 関心したところで、すぐに判明することは、極論すれば五臓六腑の寒熱虚実が見事にバラバラの状況のようです!

 従って、短期間で諸症状を改善できる可能性は低く、それゆえ、信頼のおける近くの薬局で詳細に弁証論治を繰り返し行ってもいらいながら、配合の微調整を繰り返しながら、長期的に構えて諦めずに続けることが必要だと思われます。

 当方でも、若いころに、貴女のような病気の問屋さんのような多数の症状を抱えた女性達が、当時の下手な漢方薬に諦めずに続けてくれたおかげで、今では数十年来の常連さんになっています。

 長期間かかって、すべての諸症状が一定の回復を得たわけですが、今から思えば、よくぞ長年頑張ってくれたものだと感心します。

おかげでこちらも書籍で学ぶことにできない、得難い学習をすることができました。

 余計なことまで書いてしまいましたが、メールで安易に方剤を提示できるほど単純な体質と病状ではなさそうですので、上記のようなアドバイスとなってしまいました。

 もちろん、貴女の諸症状は、根気さえあれば、ほとんどの症状を改善できるものですが、それには数年前後すら覚悟する必要があるかもしれません。

 それだけに、近くで頻繁に通えるところを探すのが賢明だと思います。

とうぜん現在、通っているところで続けるのもアリです。

取り急ぎ、お返事まで。

追伸

 大事なアドバイスを忘れていましたが、まずは胃症状が改善できる漢方薬だけに絞り込んでもらい、余分な漢方薬は購入されないほうが無難です。

 最も苦しい症状にターゲットを絞ってもらえば、今年中には胃症状だけはかなり改善できると思います。


2008年10月3日のボクチン(4歳)
2008年10月3日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

折り返し頂いたメール:

 早くもお返事をいただきありがとうございます。

 ただ、現在通っている薬局は取り扱ってる種類が少ないようで、胃にはこれ、下痢にはこれといった選び方をされ不安に感じています。

 しかしながら田舎には漢方薬局が少ないため、しばらくは今の薬局で続けて頑張ってみようと思います。

 ありがとうございました。

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2010年10月3日のボクチン(6歳)
2010年10月3日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 08:32| 山口 ☁| 漢方と漢方薬関連の御質問 | 更新情報をチェックする

2016年10月01日

近藤誠医師がどんなに漢方薬を貶めようと、事実は頑固なものである

2008年10月1日のボクチン(4歳)
2008年10月1日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 西洋医学治療だけでは改善できない転移癌による諸症状を、適切な漢方薬類によって、即効的に軽減できることは日常茶飯事である。

 確かに転移癌は難治であるから、漢方薬類にも当然一定の限界があるとはいえ、中には現実に西洋医学と併用で、あるいは漢方薬や中草薬類だけで根治を得た実例や、根治は得られなくとも諸症状をすべて漢方薬だけで無症状として、20年近く寛解状態を持続している人など、多数の生き証人が存在する。

 事実は頑固なものである。

 そもそもツムラ漢方だけが漢方薬と思い込んでいるとしたら、お笑い種である。

 近藤誠医師が、どんなに漢方薬を貶めようと、彼自身は専門外においては、驚くほどの無知をさらけ出し、大恥を晒していることを知るべきである。

 そもそも専門外の分野にまで、知ったかぶりの断定口調で、激しく貶める思い上がりが、あまりにもみっともないからこそ、専門分野でたとえ卓見を述べたとしても、俄かには信用できない人だと断罪されるのである。

 それはともかく、手術を行う度に転移巣が増え続け、その都度一定の漢方薬類で諸症状をほとんど皆無にできているものの、短期間に3度目の手術を行うという主治医の判断に、三十代のご本人自身も疑問を呈され、希望に応じて先日、当方で考えられる最高に近い配合を試されることとなった。

 中医漢方薬学においては、当然ながら、その人の体質にフィットした選択によって、効果に上下動があるので、日々無い頭を絞り続けていると微熱が続いて、牛黄や地竜によってようやく昨日から軽減したものの、多くの人たちの今後の漢方サポートを様々に考え続けていると、とうとう夜が眠れなくなってしまった。

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2010年10月1日のボクチン(6歳)
2010年10月1日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 01:47| 山口 ☁| 悪性腫瘍・癌・ステージ4の進行癌や転移癌 | 更新情報をチェックする