2016年09月20日

不妊症の漢方薬は

2008年9月20日のボクチン(4歳)
2008年9月20日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 村田漢方堂薬局では、今流行の周期療法はまったく行わない。

 日本流の古方派の時代から、オーソドックスな方法で、かなりな確率で成果を得ているからである。

 最近の、結果的にはユニークな配合では、補中丸+海馬補腎丸(少量)+延年半夏湯で、漢方薬服用わずか1ヶ月にして妊娠したものの、直ぐに出血とともに流産したので、あらかじめ芎帰膠艾湯を常備してもらって、幸いにもその2ヶ月もしない内に懐妊されたので、現在、上記の3種類に芎帰膠艾湯を併用して流産予防を行っているところ。

 補中丸によって即効で脱肛が改善し、延年半夏湯によって左肩こりと胃腸症状が改善しており、不妊治療だからといって、婦人科専門方剤がなくとも即効で妊娠できた事例である。

 ところで、先日も1年半もかかってようやく初めて妊娠された三十代の女性が、妊娠中の流産予防の漢方薬を続けたお陰か、一度も流産の兆候もないまま、めでたく出産されて40日目の目鼻がはっきりしたハンサムな赤ちゃんを連れて、ご夫婦で挨拶に来られていた。

 漢方薬を2年続けても妊娠できなかったら、病院の不妊外来に再度行こうかと思っていた矢先の懐妊だったという。

 ところで、村田漢方堂薬局では病院の不妊治療のバックアップ用の漢方薬を求めて来られる人は滅多にない。

 さまざまな理由から、漢方薬一本に賭けられる人がほとんどなのだが、半年前だったか、40代でかなり焦っておられた女性が、某高名な不妊治療の病院のバックアップ用の漢方薬を求めて来られていたが、数ヶ月も続かず音信不通。

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2008年9月20日のボクチン(4歳)
2008年9月20日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母