2016年08月30日

男性自身がみずからの意思で、積極的に通われる進行癌や転移癌の人達は、過去のジンクスとして

2010年8月31日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年8月31日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 昨今の男性は、漢方相談に訪れるアトピー性皮膚炎では、すべてとは言わないまでも、屁理屈ばかりが先立って、なかなか女性達ほど素直な人は少ない。

 病院はもとより、地元の漢方薬局でも治らなかったくせに、風采の上がらない我が漢方薬局を斜めに見て、八つ当たりをするつもりか、わざわざ逆なでする発言が多く、こちらの頭をフリーズさせる。

 女性達はといえば、美容に直結するだけに、治りたいが一心で、郷に入っては郷に従う精神を体現して、中医漢方薬学の流儀に次第に染まっていくので、多くは順調に経過し、とりわけ今年は、全員が順調に経過している。

 ところが、男性でも進行癌や転移癌の人達ともなれば、男性みずからの意思で、屁理屈抜きで積極的に通って来られるほどの人達は、過去から現在に至るまで、相当に悲観的な状況下であっても、根治に至った人が大多数であり、現在進行形でも、ほぼ全員が順調な経過を辿っている。

 もちろん、なかなかむずかしい疾患ではあるが、事実は小説よりも奇なりとは、進行癌や転移癌でも言えることではないかと思っている。

 直近の新規相談者の男性達は、手術では取りきれなかった進行した咽頭癌や大腸癌の肺転移の人など、しょっぱなから明らかな効果が出ているだけに、過去のジンクスを踏襲されるのではないかと期待している。

 またご家族から先日相談を受けた通えない状況下の人でも、ご本人のその情熱さえあれば、抗癌剤が不適な段階かと言われている悪性リンパ腫の男性も、決して悲観するには及ばない。

参考文献:
『中医臨床』 誌6月号の記事 「中医がん治療の基本的な考え方」

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2016年8月29日のシロちゃん(雌3歳)
2016年8月29日のシロちゃん(雌3歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2016年8月29日のシロちゃん(雌3歳)
2016年8月29日のシロちゃん(雌3歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2010年8月31日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年8月31日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 
posted by ヒゲジジイ at 20:15| 山口 ☁| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2016年08月29日

「肺癌で病巣が大き過ぎて手術不能を宣告されながら漢方薬を飲むうちに手術可能となって根治」 した人が、17年後に亡くなられたが、その原因は

2009年8月29日病床のボクチン(5歳)
2009年8月29日病床のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 肺癌で病巣が大き過ぎて手術不能を宣告されながら漢方薬を飲むうちに手術可能となって根治した実例の男性が、17年後の昨年亡くなられたと、先日ご家族から報告があった。
 七十歳手前の年齢だった。

 当時、ようやく根治を告げられた後も、気に入った漢方を一種類だけ継続されていたが、いつも電話でまとめて送付を依頼されながら、最近は次第に肺機能低下を生じていたことを知らされることもなかった。

 当時、手術後には漢方薬類だけでなく、放射線治療も受けていたとのことで、かなり広範囲に照射した影響が後年になって肺機能低下の原因となったらしい。

 その事実を早めに報告されていたら、もしかしたら、たとえば茯桂味甘湯のような弁証論治に基づいた古方の方剤を奨めることで、一定レベル軽減できていたかもしれない。

 それにしても、地元の各病院では完全に見捨てられていた方が、医師を含めた医療関係者のご家族の努力のお陰もあって、いったんは根治して17年。

 その当時のご努力は、十分に報われたというべきか。

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2009年8月29日病床のボクチン(5歳)
2009年8月29日病床のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

ラベル:肺機能低下
posted by ヒゲジジイ at 07:14| 山口 ☁| 肺癌(ステージ4および脳転移や骨転移も含む) | 更新情報をチェックする

2016年08月28日

心筋梗塞治療中に生じた脳塞栓で臨終を宣告される寸前に、あの世の奥さんに救われた話

2010年8月28日のボクチン(6歳)
2010年8月28日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 根治不可能とされた悪性リンパ腫が漢方薬類の併用で根治していた人が、今度は心筋梗塞治療中に生じた脳塞栓で、ご臨終を宣告される寸前に、あの世の奥さんに救われた話。

 漢方薬の併用によってステージ4の悪性リンパ腫が根治できたご高齢者の場合、抗癌剤は一時的に効果があっても、全身に転移しているので根治は不可能とされ、2クールだけで終わる予定が、幸いにも漢方薬によって副作用がほとんど出ないので、さらに2クールすることが可能となり、それでも副作用が出ないので、さらに2クールすることが可能となり、合計6クールが可能となって根治。
 主治医は、こんな例は経験したことがないと驚かれたが、このご高齢者の場合は、個室をとっていたので、最後まで漢方薬の併用を隠し続けたままだった。━2016年06月17日 病院で抗癌剤による点滴治療中に漢方薬を併用しても大丈夫ですか?という意外な質問!より
 というこの男性は85歳を超えても矍鑠として家業に専念されていたが、遠方の病院で久しぶりの定期健診から帰宅後の夜半、心筋梗塞を生じたために、急遽、地元の病院で緊急にカテーテル治療となった。

 3ヶ所の梗塞部の2ヶ所はスムーズ通ったが、3ヵ所目のところで血片が脳に飛んで血栓を生じて意識が途絶えてしまった。

 危うくご臨終を宣告されるべきところ、思いがけず、自然に血片が溶けて意識を回復されて九死に一生を得られた。

 ご本人によれば、先年亡くなられていた奥様が夢に出てきて、「あんたはまだ来る時ではない!」ときつく?叱られて、その後に意識が回復したということだった。

 以前から、死んだら人間は終わりで、あの世など存在しないと断言していた人だから、これであの世を信じるようになったかどうかは、土曜日の混雑する店頭で、女性薬剤師がご家族から聴かされたお話なので、ヒゲジジイはそのまた聞きである。

 それにしても、悪性リンパ腫の抗がん剤治療時に併用していた高濃度の牛黄製剤や雲南田七類を止めて数年になるが、もしも現在も予防的にこれらを継続されていたなら、心筋梗塞も、ましてや脳塞栓も未然に防げていたかもしれないので、その点では惜しいことではあったが、まずはあの世の奥様に救われて、目出度し、めでたしではあった。

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2010年8月28日のボクチン(6歳)
2010年8月28日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

ラベル:脳塞栓

2016年08月27日

大手術後、幸いにも良性腫瘍だった若い人達

2009年8月27日のボクチン(5歳)
2009年8月27日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 敢えて性別は記さないが、手術を予定されている四十代の人が、遠路はるばる飛行機で何度も通ってこられていた。

 膵臓に大きな腫瘍があって一部には水分が貯留しているようで、肝臓にも腫瘤が認められる。
 
 当然、膵臓癌に肝転移の恐れがあるが、手術してみないことには断定できないということで、手術前から多少でも漢方薬で手術が楽に運ぶようにとのことだったが、悪性と分かればがん保険が降りるので、精一杯の配合を頂きたいが、現時点では最低限のものでということで、大柴胡湯に茵蔯蒿湯・五苓散や雲南田七など合計5種類くらいで、左脇腹の膨満感はかなりな程度軽減できた。

 そこで、8時間の大手術。
 幸いにも良性腫瘍で、膵臓にもメスが入っているために糖尿のコントロールが一生涯付き纏うかもしれないが、悪性でなくて本当に幸運なことだった。

 もう一人は、三十代。
 食道の内部ではなく、外皮にそって大きな腫瘍が発見された。

 悪性腫瘍を恐れて、手術前から多種類の配合で対処したが、幸いにもこれは良性腫瘍で、浸潤した部分もなく、目出度し、メデタシの人達だった。

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2010年8月27日のボクチン(6歳)
2010年8月27日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 07:30| 山口 ☁| 悪性腫瘍・癌・ステージ4の進行癌や転移癌 | 更新情報をチェックする

2016年08月26日

抗癌剤の副作用を漢方薬でどこまで軽減できるのか?

2010年8月26日のボクチン(6歳)
2010年8月26日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 先日、新規相談者で、大腸癌で肺転移などを生じている人は、主治医に当方の漢方薬か、あるいは免疫療法の併用を相談したところ、免疫療法は実際には無効だが、漢方薬類なら抗癌剤治療時に有用だからと、十分な資料を揃えて村田漢方堂薬局宛てに紹介状までもらって持参された。

 実際のところ、抗癌剤治療時の激しい副作用をかなりなレベル軽減できるだけでなく、漢方薬類の効果とも相俟って、期待以上の成果を得て、肺小細胞癌が多数散らばっていて手術不能例でも、抗癌剤と放射線+漢方薬で、副作用を驚くほど防護できて根治した稀有な例もあるし、全身に散らばった末期の悪性リンパ腫でも、抗癌剤と漢方薬類の併用で、副作用もほとんど生じることなく、根治に至っている。

 ただ、食道癌が気管支に広く浸潤した手術不能例では、放射線と抗癌剤治療時に、病院の協力も得て、多種類の漢方薬類を胃瘻から投入してもらっても、激しい副作用をもう一歩軽減できないために、さらに高濃度の牛黄製剤を追加したところ、かなりなレベル軽減することが可能となり、無事予定通りの西洋医学治療を終え、その後、数年、再発の兆候はまったく見られない。

 これに類したものは多数にのぼり、胃癌で卵巣転移や腹膜播種を生じている若い人でも、激しい副作用を漢方薬類の併用でほとんど軽減できて、検査上は転移巣はすべて消滅している例など枚挙に暇がない。

 肺腺癌で体幹部や骨転移のみならず脳転移まで生じている人たちが、分子標的薬の副作用で続けられなくなっているところへ、多種類の漢方薬類の介入によって、再度使えるようになっているばかりでなく、転移巣はすべて消滅して、根治が期待できる状況に至っている人達も複数おられる。

 ところが、問題は抗癌剤が明らかに逆効果で、激しい毒性のために漢方薬類をもってしても軽減できない場合も現実には折々に遭遇しているが、その場合は、ご本人が自覚して主治医に強く奨められる抗癌剤を断固拒否して、漢方薬類だけに賭けて、運よく根治した卵巣転移まで生じていたスキルス胃癌や、他の悪性腫瘍でも、転移巣の進行が止まったまま数年経過している人など。

 この人達が抗癌剤をそのまま続けていたら、もしかして抗癌剤死? や、
抗癌剤の副作用に耐えられずに拒否した人たち、ばかりでもないので などに書いているような最悪の事態が生じていたかもしれない。

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2010年8月26日のボクチン(6歳)
2010年8月26日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 

2016年08月25日

命とは関係ない病気の人たちの、無意識層では病気を治したくない心理が働いている、としか思えない「心の闇」

2010年8月25日のボクチン(6歳)
2010年8月25日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 昨日、連続して遭遇した、人間様たちの心の闇

 緑内障の弁証論治は、意外に個人差が大きく異なるものだが、それにしても清熱舒筋・滋補肝腎によって、初期には即効を得て、眼精疲労や付随していた広範囲の口唇と舌の熱性炎症にも著効を得ていたはずが、口唇と舌の炎症はは治ったままとはいえ、最近、どうも眼の効き目が感じられなくなったという。

 あらためて弁証論治を出直しても、やはり変更する余地はない。
 おかしいな〜と思案していると、何かの本に書いていたので、漢方薬を始めた頃から、15分以上、温かい風呂に入ると血行が改善されて緑内障によいとあった?ので、それを実行して8ヶ月以上。

 もともと夏場はシャワーを浴びることで、風呂には入らない習慣だったが、熱いのを我慢して続けているという。

 呆れ果てても物が言えない。絶句するとはこのことで、そもそも清熱舒筋という中医学的にはかなり特殊な治法が必須の体質の人が、それを打ち消す長風呂をされたのでは、漢方薬の効果が激減しても当然だろう。

 「貴女は、きっと無意識層では病気を治したくない心の闇が巣食っているのだろうから、その心の闇に抵抗して、もっと思慮深くなるべ」きだと、と強く諭したが、どれだけ分かってくれたことやら。

 その同じ日の昨日、「酒さ」の悩みで、病名は異なっても上記と同様の清熱舒筋法を主体にした配合で、数ヶ月で7割以上治ったとかで、そのまま無音となっていた関西の女性が、数ヶ月ぶりに、ひどく狼狽した声で電話がかかってきた。

 当時、20日前後の泊りがけで毎日通い詰められ、仕舞には顔を見るもの嫌になるほど「酒さ」の悩みを縷々聞かされ続けたものだった(苦笑。

 そのくせ僅か3ヶ月で無音になった人だったが、鳴り物入りで来られる人ほど、根気が続かない人が多いのは慣れっこだから、すっかり忘れていたところへ、突然悲壮な電話。

 これまで大学病院の皮膚科まで行って、保険漢方すら投与されるまでになっても、まったく治らなかったというのに、またぞろ魔がさしたものか、わざわざ、新たな皮膚科を訪ねて、「酒さ」に効くという塗り薬をもらって塗ったところ、40分もしない間に、下関に訪ねてきた当初以上にひどく再発してしまったのだという。

 そこで送ってほしいのは、当時は2〜3種類の方剤で7割改善が得られたはずが、今回は主方剤の1種類だけで治りそうだから、それを送ってほしいという依頼だった。

 それにしても、僅か数ヶ月の服用で、せっかく7割以上治って安定していたというのに、残りの1〜3割も、漢方薬をそのまま続けて治せばよいものを、突然中断して、性懲りもなく皮膚科に行くなんて、これも上記の人と同様に、心の闇と考えざるを得ないだろう。

 このような昨日の2名は、8mmの再発癌が消滅した2名の共時性とは真逆の、実に困った共時性である。

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2010年8月25日のボクチン(6歳)
2010年8月25日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 00:48| 山口 ☁| 酒さ(酒皶)・赤ら顔・酒さ様皮膚炎・ステロイド酒さ | 更新情報をチェックする

2016年08月24日

毎日まいにち、テレビで報道される一般人のみならず芸能人たちの犯罪行為を見ていると

2010年8月24日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年8月24日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 寄せては返す波の音、

 人間様は、猫よりもはるかに劣る救いようのない動物である。

 どうしてあのような真面目な人がっ!? というようなケースも多く、人間の心の闇は、一説には憑依現象に他ならないという。

 その分野の研究は、非科学的と言って、頭っから否定されることが多いが、まんざら否定できない問題が潜んでいるかもしれない。

 といっても憑依される人間そのものに問題があり、類は友を呼ぶ現象に他ならないのだろう。

 「魔がさす」という言葉そのものが、それを証明しているのかもしれない。

 副作用が激しいだけでなく、却って腫瘍マーカーも上昇して、二度と使えないと判断されたはずの同じ抗癌剤を、漢方サポートによって、せっかく体調を回復させ、腫瘍マーカーも劇的に下がっているのをよいことに、甘い言葉をかけて、同じ毒薬(抗癌剤)を再投与する主治医達こそ、きっと「魔がさす」こと、すなわち悪霊に憑依されているに違いない。

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2010年8月24日のボクチン(6歳)
2010年8月24日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2010年8月24日のボクチン(6歳)
2010年8月24日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2016年08月22日

抗癌剤を拒否して生き延びた人たちもいるとはいえ・・・

2011年8月22日のボクチン(7歳)
2011年8月22日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 お盆にお坊さんから聞いた話に、出産から発見された門脈付近に取り付いているために手術不能の肝臓癌で、抗癌剤をしなければ余命2年と宣告された女性。

 抗癌剤の激しい副作用を嫌ってか、それを断固拒否して、その後十数年、元気で過ごされていたが、昨年お亡くなりになったという。

 余命2年というのは、もしかして抗癌剤治療を行った場合の話だったのかも、と皮肉りたくなる話である。

 というのも数ヶ月前、村田漢方堂薬局では、13cmの肝臓癌に肺転移が多数の状況下、抗癌剤が効かなければ余命3〜4ケ月と診断され、内服の抗癌剤投与を受けたところ、副作用があまりにも激しく、中止せざるを得なかった40代の女性から相談を受けた。

 あまりにも激しかった抗癌剤の副作用も相俟って、食欲不振で衰弱し、発熱が続いているのに、遠路はるばる突然相談に来られたのだが、幸運にも多種類の漢方薬類が文字通り劇的に効を奏し、9日後には熱も下がって食欲が激増し、数十日後にはまったくの無症状となり、まるで元の健康体に戻ったようだと喜ばれていた。

 短期間で腫瘍マーカーも一ケタ下がるほどの効果が出て、このまま行けばかなりなレベルまで改善できるのではないかと喜んでいたところへ、主治医は何を血迷ったか、二度と使えないはずの同じ抗癌剤を再投与されたため、激しい倦怠感とともに再び高熱を発し、一気に肺の転移巣ば爆発的に増殖し、さらには急激に腹水を発してしまい、短期間でお亡くなりになってしまった。

 真逆のケースでは、成人には比較的珍しい腹腔内の横紋筋肉腫で、2度の手術で取り切れず、小腸にメスが入っている上、リンパ節転移なども残っている。

 抗癌剤治療を受けたところ、激しい副作用に耐えられず、このまま受けていたら抗癌剤死の不安が頭をよぎって継続を拒否したところ、抗癌剤を受けないならもう来なくてもよいという残酷な主治医。

 それゆえ、地元で十全大補湯や半枝蓮湯など3種類の漢方薬類を続けていたが、1日9回続く水様性下痢も、体力的改善もまったく得られないので、遠路はるばる村田漢方堂薬局に相談に来られた。

 激しい水様性下痢を改善するために高濃度の胃苓湯を主体に、癌サポートに実績のある製品類を併用してもらったところ、次第に下痢も改善し、体力も持ち治して、半年後には海外旅行にも行けるほどになった。

 その後、3年近く、諸検査は1年から半年に1回しか受けないのだが、直近の検査でも、左右のリンパ節転移らしきものがそれぞれ1個づつみられるものの、まったく進行の気配がないまま安定しているので、一生涯、漢方薬類を常用するつもりで、無症状でまったく元気な日々を過ごされている。

 固形癌に対する抗癌剤は、皆とは言わないが、一歩間違えば激しい副作用とともに縮命にしか働かないで、毒性をフルに発揮するばかりのことも多いので、主治医の言いなりになる前に、セカンドオピニオンなどを受けるに越したことはないだろう。

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2011年8月22日の茶トラのボクチン(7歳)
2011年8月22日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2016年08月20日

猛暑の中のクーラーによる 「寒い夏」 は、衛益顆粒のみならず藿香正気散(かっこうしょうきさん)

2009年8月20日のボクチン(5歳)
2009年8月20日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 猛暑が続く昨今、職場も含めて屋内はすべて冷房をかけっぱなしだから、時々冷えすぎて寒さを感じることもしばしば。

 だから今年ばかりは、アイスクリームやかき氷類は一切摂らなかったのが、お盆休みに魔がさして、ちょと手を出したのが運の尽き。

 あれほどあった食欲が減退して、咽喉にやや粘い透明な痰が繰り返し溜まって、軽度のむかつき。

 久しぶりに藿香正気散のお世話になったものの、幸いに1日で回復。

 猛暑に対抗して冷房による屋内の「寒い夏」には、やっぱり藿香正気散は欠かせない。

 冷房による風邪予防に衛益顆粒(玉屏風散エキス製剤)を常用していたのだが、「寒い夏」の冷飲・冷食よる消化器系のトラブルには、やっぱり藿香正気散が欠かせない。

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2010年8月20日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年8月20日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年8月20日のボクチン(8歳)
2012年8月20日のボクチン(8歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 
posted by ヒゲジジイ at 00:02| 山口 ☀| 熱中症や冷房病 | 更新情報をチェックする

2016年08月19日

早朝5時前後、トイレで起床後はオリンピック観戦で睡眠不足の毎日

2009年8月19日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年8月19日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 ここ連日、早朝のトイレ後はそのままオリンピック観戦のお陰で、レスリングの金メダル3個の日も、今朝の銀と金のレスリングもすべてライブで観戦。

 昨日などは、本来、バルセロナ対セビージャのライブのサッカー観戦の予定が、期待した清武はベンチスタートだったので、オリンピック観戦に予定を変えたお陰で、3個の金の逆転勝利をすべてライブで観戦できた。

 早朝5時前後のトイレ習慣は意外に役立つ毎日だった。

 就寝時間は1〜2時半と、日によって異なるものの、極端な睡眠不足が続いているのに、何とか続けられているのは、仕事も本日と明日土曜日の午前中を頑張れば、また休めるという安心感からだろう。

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2012年8月19日の茶トラのボクチン(8歳)
2012年8月19日の茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 07:57| 山口 ☀| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2016年08月17日

再発率の高い肝内胆管癌の漢方サポート

2009年8月17日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年8月17日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 連休明けの、とても嬉しいご報告。

 川島なお美さんと同じ肝内胆管癌で、手術後の経過もよいが、念のためということで、術後半年目にして、再発や転移予防のおつもりで、当方の漢方サポートを求めて来られた。

 必要最小限でということで、4種類の製剤で続けてもらっていたが、一種類がどうしても飲みにくいということで、いつの間にか3種類で続けられていたが、漢方サポートを開始して1年後、術後で言えばちょうど1年半後の今年の5月に手術の傷口に8mmの再発が発見された。

 同時に肝機能の諸検査に急な異常値が多数出揃ってしまった。

 そこで、配合を一気に6〜7種類に増強して続けてもらうこととなった。

 ところで、この8mmの再発というのは、ちょうど同じ5月頃に、いったん根治していたはずの肺腺癌の術後8年半にして、同じ8mmの再発があった人との共時性を感じないではいられなかった。

2016年07月12日 肺腺癌が再発した、と診断されたはずのものが、僅か2ヶ月で殆ど消えたものだから

 さいわい、肺腺癌の再発の人は、2ヶ月でほぼ消滅したことは、このブログでも上記の通りに書いていたが、内心では胆管癌の再発の人も同様な結果出るのを心待ちにしていた。

 案の定というか期待通りというべきか、同様に2ヶ月半の漢方サポートで、肝機能関連の諸検査も好転し、同時に超音波検査で診る限りは、完全に消滅しているとの嬉しいご報告。

 さらにCT検査を待つ必要があるが、嬉しい報告だったので、連休中にも何度か電話をかけられたそうだが、家の出入りが頻繁だったので気が付かないまま、本日に報告を受け取ることになった。

 但し、胆管癌や膵臓癌は再発率が高いので、今後も油断は禁物ゆえ、漢方サポートの配合内容をなるべく省略することのないようアドバイス。

 ともあれ、本日は午前中とは打って変わって、昼からは極端に暇が出てきたが、その反動で明日から集中的に混雑しないように祈るばかりである(苦笑。

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2009年8月17日のボクチン(5歳)
2009年8月17日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2009年8月17日のボクチン(5歳)
2009年8月17日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
 

2016年08月16日

連休後の開局は明日17日(水曜日)、但し、新規相談の受け付けは今週は18日(木曜日)と19日(金曜日)の2日間だけ

2010年8月16日のボクチン(6歳)
2010年8月16日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 連休明けの17日からの4日間は、必ず仕事量が通常の2倍近くに増えるので、老体にできるだけ負担を軽減できるように、新規相談は上記の2日間だけとはいえ、十分に時間が取れるとは限らないので、来週以降の23〜26日のほうが十分な時間が取れやすいかもしれません。

 このように書いていたら、今週の新規相談者が減ってくれて、却って有利かどうかは、運次第。

 人員不足と体力的な限界から、お気軽な相談は一切受け付ける余力はないので、中途半端なお気持ちの人はご遠慮願いたいのが本音です。

 たとえば、最も慎重を要し、不摂生が影響しやすく、季節的な微調整を要するアトピー性皮膚炎で、滅多に通って来ない癖に、たとえ一定の効果があっても「時間をいくらかけてもなかなか埒があかないではないか」と、不遜な発言を繰り返す馬鹿者には、当方の漢方相談を受ける資格はないときつく叱っても、暖簾に腕押し。

 だから人間は猫よりも劣る救いようがない動物であると言うのである。

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2009年8月16日のボクチン(5歳)
2009年8月16日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 
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2016年08月09日

盆休み前後の連休が続くので、新規相談の受け付けは18日(木)から

2010年8月9日のボクチン(6歳)
2010年8月9日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 連休前後のそれぞれ1日は、新規相談の受け付けは無理なので、次回、新規相談の受け付けは18日(木曜日)からとなります。

 本日は新規相談者があったものの、明日10日(水曜日)は、11日(木曜日)は山の日でお休みとなるので、お休み日の前日にあたる明日10日(水曜日)は、新規相談の受け付けはナシということです。

 また発送業務も開店日の明日の10日(水曜日)と12(金曜日)を逃すと、17日(月曜日)以降の発送となります。

 連休中は、関西や九州の孫たちがやって来るので、前期高齢者であっても老婆は彼らの面倒を見なければならないので、連日の仕事から解放されても休息もできず、老人でも休む暇なしで、同情を禁じ得ない。

 男ばかりの孫たちは鬱陶しいので、ヒゲジジイは4匹の猫たちと古巣に立て籠もる。

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2010年8月9日のボクチン(6歳)
2010年8月9日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年8月9日のボクチン(6歳)
2010年8月9日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

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2016年08月08日

新刊の笠原敏雄著 『幸せを拒む病』 は、人間の心の闇を鋭く追究している

2009年8月8日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年8月8日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 「幸福を避けたがる幸せを拒む病 心の悪魔を退治する」とある。

 900円+税だから、かなり安価で、出版されたと同時に購入していたつもりが、同じものがしばらくしてまた送られてきた。

 ハテなっ?と封書の裏をみると、「心の研究室」とある。さては著者の笠原敏雄氏が送って下さった模様。

 お礼を直接述べるにはメールアドレスが判然としないので、このブログでお礼代わりに広くご紹介しておきたいと思った。

 というのも、ちょうど2年前の本日、このブログで、

2014年08月08日 入手希望者の多かった笠原敏雄著『幸福否定の構造』は古書値が暴騰!

 などで何度も紹介した『幸福否定の構造』のダイジェスト版で、とても分かりやすく、一般向けに最適なものとなっている。

 人間の心の中に隠された闇はいかなるものか?

 アドラーの心理学によって、あるいは「引き寄せの法則」などによって、容易に幸福が得られるほど、人間はそれほどおめでたいのでも、あるいは楽観的なものでもないことを知って、驚く人も多いことだろう。

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2010年8月8日のボクチン(6歳)
2010年8月8日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2010年8月8日のボクチン(6歳)
2010年8月8日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 22:23| 山口 ☀| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2016年08月06日

中医漢方薬学の可能性

2010年8月6日のボクチン(6歳)
2010年8月6日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 最近、やや目立つのが、数十年前に何度か慢性疾患で来られたことのあった人達が、中年以降になって手術不能の進行癌や転移癌が見つかり、放射線や抗癌剤を受けながら、漢方サポートを求めて、来られている。

 それらの人達の多くはネットとは無縁の中年以降の地元近辺の人達で、村田漢方堂薬局の漢方サポートで根治に至った人達にお願いして、みずから紹介を請うて、積極的な姿勢で来られる人は以前から多い。

 そこで、つくづく思うのだが、皮膚科で治療困難なアトピーなどはともかく、西洋医学治療で抗生物質が効かなくなった各種慢性化膿性疾患でも、肺膿瘍や慢性化膿性骨髄炎や、内部の奥深くまで進行した痔瘻など、なかなか困難を伴う疾患でも、長期間にわたる適切な漢方薬類を継続することで根治に至ったケースなど、西洋医学で治らなかった様々な難治性疾患が、適切な漢方薬類でほぼ根治に至ったことも珍しくない。

 であればこそ、西洋医学でもなかなか困難を伴う進行癌や転移癌に対しても、適切な漢方薬を用いれば、一定の効果が得られても不思議はないし、現実にも一定の効果を発揮することもしばしばである。

 幸いに根治に至ったケースも、既にこのブログで何度も書いているし、現在も、根治にもう一歩のところまで達している人達が何名もおられる。

 年々増え続ける最も深刻な相談となるこの分野において、長年にわたって渉猟して膨大な資料が備わっている書庫内の中草薬や中医学分野の成果をさらに創造的に応用し、より効果的で綿密な弁証論治を続けることが、必然的に老後のライフワークとなりつつある。

 但し、残念なことに、ヒゲジジイもいよいよ高齢者の仲間入りをした昨今、体力と気力の面で次第に衰えを感じ、様々な疾患の漢方相談を受けるにしても、どうしても相談者の真剣度によっては、あるいは最低限のマナーが守れない人達では、お断りせざるを得ないケースが増えていることである。

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2010年8月6日のボクチン(6歳)
2010年8月6日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年8月6日のボクチン(7歳)
2011年8月6日のボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年8月6日のボクチン(7歳)
2011年8月6日のボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年8月6日のボクチン(8歳)
2012年8月6日のボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 17:44| 山口 ☀| 悪性腫瘍・癌・ステージ4の進行癌や転移癌 | 更新情報をチェックする

2016年08月05日

もしかして村田漢方堂薬局よりもパン屋さんが目当てかっ?(付録:極端な糖質制限の危険性について)

2009年8月5日のボクチン(5歳)
2009年8月5日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 今日は極端な糖質制限の危険性を書きたいと思っていたが、そこで思い出したのが、近くで評判の「ふじもとパン」のことである。

 たまたま早朝に目が覚めた本日、朝食のパン類が無くなっていたので、止むを得ず「若鳥あふり焼き」だけの食事で、昨夜から申し込みのあった送り状を10時までに終えて、常連さんの相談を途中で切り上げ、オリンピックの日本代表のサッカー観戦。

 悲惨な負け方に、こちらまで体力気力を消耗してフラフラになってしまった。

 昼になっても食欲がわかず、頭はいつになくボーとして疲労困憊。

 どうしてこんな状態になるのか、ふと考えてみれば、朝食にパンがなかったことだった。

 開店前に、久しぶりに「ふじもとパン」を数種類買って来てくれていたのを思い出し、敢えて甘みの多い菓子パンを選んで食べたところ、牛黄製剤を飲むよりも即効があり、身体の疲れも、頭の朦朧感も一気に雲散霧消した。

 この体験からも、糖質制限が適するのは、重症のアトピー性皮膚炎の人達と、重度の肥満体を抱える糖尿病の一部の人達に限られることを少し論じようと思っていたのだが・・・。

 極端な糖質制限を行うと、多くの人にとっては寿命を縮め兼ねないことなど・・・。

 糖尿病の人達でも、熱心な主知医によって、徹底的にHbA1cを正常値以内に治療されている人達は、しばしば低血糖を起こして救急者で運ばれる人が後を絶たない問題について、救急医療を専門とする日本の医師が、本当に危機感を持って警告を発しておられた。

 そもそも各国の疫学的な調査でも、しっかりコントロールされた糖尿病患者は比較的短命で、むしろHbA1cが少し高いくらいの人の方がしっかりコントロールされている人よりも、寿命が延びているという現実を知る人ぞ知る。

 それはともかく、村田漢方堂薬局に遠近様々なところから漢方相談に来られる人たちの、かなり多くの人達が、帰りにそこで種類の豊富な様々なパンを買って帰られる。

 県外から何年来通って来られる人の中には、既に決まった種類の漢方薬類で病状も良好に安定して改善しているのだから、ときには通信販売に切り替えてもよさそうなのに、滅多なことで利用されない。

 その理由は、村田漢方堂薬局から帰りがけに、その「ふじもとパン」で、色々なパンを買って帰るのが楽しみだからという。お土産としても皆にとても喜ばれ、心待ちにされているという。

 中にはパン屋さんに行くついでに、村田漢方堂薬局に立ち寄るような本末転倒の地元の人もいるくらいである(苦笑。

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2009年8月5日のボクチン(5歳)
2009年8月5日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2009年8月5日のボクチン(5歳)
2009年8月5日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

ラベル:糖質制限
posted by ヒゲジジイ at 22:09| 山口 ☁| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2016年08月04日

想像力の欠如

2010年8月4日のボクチン(6歳)
2010年8月4日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 西洋医学治療で逆効果だったアトピーや酒皶でも、漢方で安定した効果が得られることが多いが、各種悪性腫瘍に対する漢方サポートとなれば、言下にこれを貶める一部の医師たちの不思議。

 日々、アトピー性皮膚炎や手術不能の進行癌や転移癌の人達が、漢方サポートを求めて新規に相談にやって来られる。

 アトピー性皮膚炎にしても、進行癌や転移癌にしても、西洋医学だけでは不十分と実感されている人達が、漢方薬を求めてやって来られるのである。

 現実にはアトピーでは西洋医学治療で却って逆効果だった人たち。

 転移癌や進行癌では、抗癌剤の激しい副作用に辟易して、このまま続けていたら抗癌剤死してしまうと、途中で拒否して漢方薬に頼って来られる人も珍しくない時代。

 アトピー性皮膚炎や酒皶(しゅさ)にしても、皮膚科にどんなに通っても治らない人達があまりにも多過ぎる。

 結局は、副作用の激しいステロイド外用剤や、免疫抑制の外用剤、極端な例では内服のステロイド剤まで投与され、一時的には改善できたように見えても、結局は激しいリバウンドに悩まされ、二度とステロイドは御免だという人が多い。

 相談者の中には、薬剤師や看護師ばかりでなく現役の医師達も珍しくない。

 アトピー性皮膚炎は、漢方薬といえども、かなり綿密な繰り返しの弁証論治と、季節に応じた配合変化の繰り返しが必要となることも多いが、少なくとも西洋医学治療で治らなかった人達が、根気さえあれば、ほとんどの人達が9割以上の安定した改善状態が持続できるようになる。

 少なくとも皮膚科の西洋医学治療よりも副作用のない安定した改善状態を得られる確率がはるかに高いことに間違いないだろう。

 翻って、進行癌や転移癌の人達の問題である。
 軽々にアトピー性皮膚炎と比較できない問題だとはいえ、転移癌ともなると、西洋医学治療でも、なかなか困難を伴うことは常識である。

 それに引き換え漢方サポートではと安易なことは言えないが、少なくとも正確な弁証論治を心がければ、西洋医学でなかなか困難なアトピーでさえ一定の効果を十分に発揮できることが多いのだから、進行癌や転移癌においても、少なくとも一定のサポート作用を発揮するだろうし、実際に発揮していることは、容易に想像できそうなものである。

 頭のよい人達の意外な「想像力の欠如」。

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2011年8月4日のボクチン(7歳)
2011年8月4日のボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年8月4日のボクチン(8歳)
2012年8月4日のボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 19:12| 山口 ☀| 悪性腫瘍・癌・ステージ4の進行癌や転移癌 | 更新情報をチェックする

2016年08月03日

見るに堪えない男たち

2008年8月4日のボクチン(4歳)
2008年8月4日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 女性都知事の誕生は実におめでたい。

 男達のプライドばかり高くても、芯がまるで通ってない腑抜けどもが多い昨今、女性たちの、皆とは言えないが、一部の腹が座った女性達のあっぱれなこと。

 挨拶回りする都知事に対するまったくもって無礼な応対。
 見ていてこちらのほうが恥ずかしくなる。

 往生際が悪いとは、あの男達のことである。

 立候補者のなかにも、ピント外れの演説ばかりを噛ましていたご老人もおられたが、もはやお戻りになられているのねっと、見るに堪えない男性もいた。

 国会では、これまた腹の座った女性が防衛大臣に選任された。

 国防は、もはや腑抜けた男達に任せてはおけないという安部さんの卓見かもしれない。

 山口県には、女性防衛大臣のように腹の座った保守的な女性達が多いが、流石に長州だからこそかもしれない。

 とは言え、長州であっても昨今では、東京都の連中に負けず劣らず、男達はプライドばかり高くて「嫉妬深いだけが取り柄」の情けない連中が目につかないでもない(苦笑。

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2009年8月4日のボクチン(5歳)
2009年8月4日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年8月4日のボクチン(6歳)
2010年8月4日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 23:06| 山口 ☁| 日本人としての自覚の問題 | 更新情報をチェックする

2016年08月02日

漢方相談を受けたい人は、舌の苔を取り除いてはいけない

2010年8月3日茶トラのボクチン(6歳)
2010年8月3日茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 昨今の新規相談者は、舌の苔を取り除く習慣がある人が多いので、実に困った問題。

 これでは適切な漢方薬類を出すことができない。

 自覚症状だけの申告で、適切な漢方薬を見つけるのでは、奇妙な表現になるが、より不確実性が高い。

 本来、分厚い苔が生えているような人が、無理に苔を除去して来られたのでは、真逆の漢方薬を選び兼ねない。
 
 本当に漢方相談を希望されるのなら、馬鹿な習慣は止めるべきである。

参考文献:本当に舌磨きはやめるべきなのでしょうか??

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2010年8月3日のボクチン(6歳)
2010年8月3日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 23:10| 山口 ☀| とんでもない話や、信じられない困った話 | 更新情報をチェックする