2016年07月22日

癌検診や健康診断に熱心な人達と、各種検診を徹底的に避ける人達

2010年7月22日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年7月22日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 三十代の女性から相談を受けた内容が、最近、同じ三十代の医療関係者の身内が乳癌で亡くなったので、麻央ちゃんのこともあるし、定期的に乳癌検診を受けるべきか?という相談である。

 一説には「癌検診、百害あって一利なし」という近藤誠医師的な考えもあるように、ヒゲジジイや女性薬剤師のように個人的には、癌検診のみならず、メタボ検診なども、糞くらえ、と思っている人も意外に多い世の中。

 但し、悩ましい症状が出て苦しんでいる人達には、即刻、病院に行ってしっかりと診断と治療を求めるべきだと口を酸っぱくして説得している。

 ところで、40年近い常連さんの中には、若い頃から病院で投与される医薬品の副作用に耐えられず、よほどのことがない限りは病院に行かない確信犯もいるけれど、病弱だったはずが、いつの間にかもうすぐ94歳という高齢にもかかわらず、一人暮らしで殆ど病感すらない健康な生活を送られている。

 といっても、よほどのことがあれば、やはり病院で受診しているのだから、実に正しい行動である。実際には、正しい診断を得るために、ヒゲジジイが強引に病院に行かせるからではあるが・・・苦笑。

 但し、この女性などは何の症状もない時に受ける癌検診など、以ての外(もってのほか)という考え。

 乳癌検診が盛んに行われるようになって以来、年々、乳癌患者が増える一方だが、乳癌で亡くなられる人が減るどころか、年々漸増しているというから、乳癌検診は乳癌患者を増やすばかりで、何の意味があるのだろうとも言われるくらいである。

 これらをどう考えるべきか、詳しくは近藤誠医師の本でも読んで考えるのがよいだろう。

 癌検診を推進する人達は、利害関係のある人達か、あるいは癌検診の意味がまるで分かってない素人さんかのいずれかで、昨今も癌検診を声高に叫ぶ有名人や芸能人は、癌検診の意味が本当に分かっているのかどうか?

 早期発見、早期治療で、癌で亡くなる人が本当に減るのかどうか?

 タバコを吸う人は激減しているのに、肺癌患者は増える一方で、その割には肺癌死亡者が減ったとは聞かないのはどうしたことか?

 このへんの矛盾を解読できる人は、本当に「モノの本質」を見抜く能力のある人だといえるだろう。

 ところで、自慢するつもりはないが、大の愛煙家であるヒゲジジジが運営する村田方堂薬局では、肺癌患者さんとの相性がとても良いのか、これまで各種肺癌の漢方サポートの利用者では、扁平上皮癌で亡くなられたご高齢者以外は、ほとんど思い出せないほど少ないし、逆に根治された人は相当な数にのぼる。

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2011年7月23日の茶トラのボクチン(7歳)
2011年7月23日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 20:50| 山口 ☁| 悪性腫瘍・癌・ステージ4の進行癌や転移癌 | 更新情報をチェックする