2016年04月24日
良性はもとより悪性の場合でも、腫瘍部分に浮腫や嚢胞を伴っている場合は
2011年04月24日の茶トラのボクチン(もうすぐ7歳) posted by (C)ヒゲジジイ
良性であれ悪性であれ、腫瘍部分に浮腫を伴っていたり腫瘍部分に空洞があるとか、あるいは水様性の嚢胞があると診断されている場合は、弁証論治にもとづいた各種の主要方剤や中草薬類と共に、五苓散や茵蔯五苓散のいずれかを加えることで、一定の効果を発揮することが多い。
このような五苓散類の応用方法は、漢方的にはかなり常識的な配合方法であるだろう。
現在も、各種の癌による脳転移で浮腫を伴っている人達や、また悪性・良性いずれの脳腫瘍のケースでも、また同様に内臓に発見された腫瘍で水様性の嚢胞を伴っていると診断されているケースでも、五苓散類を加えることで比較的即効を得ており、自覚症状がある場合には、それまで感じていた違和感が軽減されたり、あるいは無症状となっている。
当然、それに伴って検査上でも確認されている。
良性の卵巣嚢腫などでは、他の配合方剤の効果もあったにせよ、猫の頭よりも大きくなっていたものでも、顕著な利尿と共に3日間で劇的に縮小した例すらある。
但し、腹水の場合には、五苓散では暖簾に腕押しのことも多いので他方剤の併用や、あるいは補気建中湯や分消湯など、適切な他方剤が必要となることが多い。
1日1回、今日も応援のクリックをお願いします⇒
2011年04月24日の茶トラのボクチン(もうすぐ7歳) posted by (C)ヒゲジジイ
2012年04月24日の茶トラのボクチン(もうすぐ8歳) posted by (C)ヒゲジジイ
2012年04月24日の茶トラのボクチン(もうすぐ8歳) posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 19:08| 山口 ☁| 悪性腫瘍・癌・ステージ4の進行癌や転移癌
|