2016年03月02日

発熱に伴う熱証の鼻づまりに病院で誤投与された小青竜湯

2009年03月02日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年03月02日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 発熱して鼻詰まりがひどいので、インフルエンザに罹ったかと病院に行ったところ、インフルエンザではなかったのは幸いで、点滴後に投与されたのは、抗生物質と小青竜湯。

 当方のブログを見ている人で、持病に心疾患や高血圧がある人には要注意と言う知識を得ていたので、その問題を指摘しても大丈夫だということで、鼻炎には小青竜湯がよく効くのだからといって投与されたという。

 その患者さんは、こりゃ〜困ったことだと、早速、村田漢方堂薬局にやって来られた。
 その鼻詰まりはひどいものの、鼻水は殆ど出ない。
 首の真裏が凝って熱感が強く、冷やしたいくらいだといわれる。

 このようなケースに小青竜湯を服用すると、どんなひどいことになるかっ!
 当然、病院から投与された小青竜湯は不適だから、それを飲まずに辛夷清肺湯を服用してもらった。

 2日後にはしっかり鼻詰まりが取れたが、まだ首凝りとやや熱感が残っている。

 小青竜湯と辛夷清肺湯は、適応する寒熱が真逆の方剤である。

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2009年03月02日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年03月02日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年03月02日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年03月02日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年03月02日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年03月02日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年03月02日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年03月02日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 21:57| 山口 ☁| 小青竜湯の誤投与や乱用による不快反応や副作用 | 更新情報をチェックする