2016年02月06日

弁証論治を駆使する漢方相談は高度な特殊技術であることを、世間ではあまり理解してもらえないとはいえ

2011年02月06日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年02月06日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 弁証論治を駆使する漢方相談は特殊技術であることを理解されているのは、常連さんやお馴染みさんたちに限られるかもしれない。

 新規相談者の中でも、どれだけの人が理解してくれているか、あやしいものである。

 ともあれ、その特殊技術をよいことに、加味逍遥散レベルのエキス剤をかっこよく分包紙で自家製の如くに装って、無表示のままで1ヶ月分を3〜4万円近くで販売されているケースに遭遇したときには、流石に驚愕した。

 牛黄のような高貴薬が多少でも加わっているわけでもないのだから、この金額を支払えば、通常なら3〜6種類のそれぞれ1ヶ月分の一般処方の漢方薬が購入可能なはずである。

 特殊技術の知識と技術料も含めた額のつもりであろうが、このような暴利を得ていると、あの世に帰ったときには、7階級あるあの世の世界では、おそらく草木もまばらな白黒の世界で、そのような光の乏しい境遇で長期間反省させられることだろう。

 ところで、近藤誠氏の公式サイトのがん研究所セカンドオピニオン外来では、「相談時間料金 30分まで 3万2000円」とあるのに比べれば、上記の漢方薬局の金額設定も驚くには当たらないのかもしれないが、まったくもってヒゲジジイの感性とはまるで信じられない無縁の世界である。

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2011年02月06日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年02月06日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

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DSC07666 posted by (C)ヒゲジジイ

2011年02月06日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年02月06日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年02月06日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年02月06日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 
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2016年02月05日

ヒゲジジイ専属の治療師たち

2016年1月20日のスコちゃん(3歳オス)
2016年1月20日のスコちゃん(3歳オス) posted by (C)ボクチンの母

2015年5月30日のシロちゃん〔2歳)とクロちゃん(3歳)
2015年5月30日のシロちゃん〔2歳)とクロちゃん(3歳) posted by (C)ボクチンの母

 オスのスコちゃん(スコティッシュホールド)は、ヒゲジジイの両手のひらに、指圧ならぬ舌圧によって、あのザラザラした舌でマッサージを1日に数回もやってくれる。
 その気持ちの良いことといったら、何ものにも替えがたい。

 これまた4歳で最年長でオスのクロちゃんは、もっぱら頭髪専門で、ヒゲジジイの肩にのって、ザラザラの舌を使って頭のマッサージをやってくれる。

 頭には整髪料を一切使用しないので、クロちゃんは寅年のヒゲジジイを同じネコ科の動物であると勘違いしているに違いない。

 2匹とも、こちらが頼みもしないのに、ヒゲジジイを見つけて元気なときには無視だが、疲れたな〜とグッタリしているときはテレパシーで直感するらしく、必ずどちらかが舌圧のマッサージに来てくれるのだから、とてもありがたい。

 だから、我が家の猫ちゃんたちは、ヒゲジジイにとっては専属の心霊治療師たちなのである(呵呵。

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2011年02月05日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年02月05日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年02月05日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年02月05日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年02月05日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年02月05日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年02月05日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年02月05日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年02月05日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年02月05日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

ラベル:心霊治療

2016年02月04日

焦りは禁物

2009年02月04日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年02月04日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾(ブログへ転載させて頂く場合があります。)
【 年 代 】:40〜49歳の女性
【 地 域 】:近畿地方
【 具体的なご職業 】:以前旅館の客室清掃をしていて現在専業主婦です
【 お問い合せ内容 】:
 初めてメールさせていただきます。
 4?才 やせ型 冷え症 たまに夜足がむくんで?重たい感じになります。イライラ時々くよくよする性格です。

 昨年夏に退職しましたが、それまでの3年程のパートで、心身共にかなりのストレスがあり(体力仕事でした)、在職中にリウマチとシェーグレン発症しました。

 以前から食いしばりはあったのですが、ここ半年程でちょっとひどくなってきて、痛みや欠けが出てきたのと、最近は寝汗があり、あと顔のシミとクマがひどくなってきたということで、1月中旬に初めて内科で漢方を処方していただいて、舌の裏の血管の凄い太さから瘀血ということで、ツムラの抑肝散加陳皮半夏と桂枝茯苓丸加薏苡仁とコウジン末を1日2回で出していただき、冷えはおさまったのですが、寝汗と食いしばりは相変わらずなので、3週間後から、抑肝散陳皮半夏とコウジン末をやめて、桂枝茯苓丸加薏苡仁と加味逍遥散の2種になりました。

 まだ数日の服用で、イライラは減ったのですが、寝汗と食いしばりは相変わらずです。

 歯が欠けたりして焦るのですが、もう少し様子を見た方がいいでしょうか?
 また、やはりこの処方はリウマチへの作用は気にしなくてよろしいでしょうか?

 長々と申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。

2009年02月04日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年02月04日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

お返事メール:


 いつも思うのですが、焦りが強い人は、同じ病気でも冷静に受け止める人に比べて治りが悪い傾向が明らかです。

 貴女の場合も、まだ漢方治療を初めて半月くらいで、受診されている先生を信頼できないのか、こちらにこのような質問を出されるのは、相当に焦られているとご自身が書かれている通りで、先が思いやられます。

 受診されている先生が、漢方薬に習熟されておられれば、まだ投薬を始めて間がないので、漢方薬の反応を見ながら、配合の微調整を行っている段階のはずです。

 これがもしも私だったら、そのように焦る人は、お話にならないので、他所に変わって下さいと、途中で漢方相談を打ち切ってしまうのがオチです。

 焦られる人というのは、漢方相談を受ける側にも自然に伝わるもので、それが伝わると相談を受ける側も、内心やりにくい人だなあ〜と思って、無意識に敬遠したくなるものです。

 出来るものなら、もっと冷静になられて、受診されている先生に賭けて見られるか、それができないようでしたら、相性がよさそうな先生を他で探すべきでしょう。
 いずれにせよ、焦りが強い人は損をするばかりです。

 なお、漢方薬の内容の適不適までは、こちらではまったく判断し兼ねます。

 しょっぱなから的確にフィットするとは限らないので、そのために配合の微調整を行うのが鉄則でもありますので、複雑な弁証論治の繰り返しに着いて行ける根気がない人は、どこの病院や漢方薬局に行かれても、他の人よりも治るスピードが遅れる可能性が高いと思います。

 蛇足ながら、村田漢方堂薬局であれば、焦りが強い人は、まず最初からお断りしているくらいです。
 こちらまでイライラして来て、弁証論治を行う気力が無くなってしまうからです。

 以上、気に召さないお返事になってしまったかもしれませんが、取り急ぎ、お返事まで。

2011年02月04日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年02月04日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

折り返し頂いたメール:

 お忙しいところ、ご返信ありがとうございました。
 いただいたアドバイス、耳が痛いところです。

 退職して半年、体調的には楽になることを期待し、病気と向き合おうとリウマチと歯ぎしりの為に結構時間と費用を費やしたはずなのに、検査数値や体調が在職時よりも悪化し出だしたため、あせっておりました。

 いろいろ調べると、(通っている医院ではないですが)時々?と思われる処方があるらしいこと、証を見られなかったようであること(これは見ない方針の方もいらっしゃるようですね)、関節状態が悪化&歯の状態がのっぴきならないため、出来るだけリスクは回避しようと、セカンドオピニオン的にメールさせていただきました。

 おっしゃる通り、今の先生を信頼して、睡眠や運動などにも気をつけ、頑張ってみようと思います。

 その上で、またご質問させていただくこともあるかもしれませんが、よろしくお願い致します。

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2011年02月04日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年02月04日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年02月04日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年02月04日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年02月04日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年02月04日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ


posted by ヒゲジジイ at 22:28| 山口 ☁| 漢方と漢方薬関連の御質問 | 更新情報をチェックする

2016年02月03日

癌サポートの漢方薬類は、看病されるご家族にも

2009年02月03日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年02月03日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 ご本人はもとより、ご家族にも喜ばれる村田漢方堂薬局で頻繁に使用する癌サポートの漢方薬類。

 看病疲れのご家族に、しばしば推奨するのは、病人さんに連用してもらっている同じものをそのまま頓服である。

 きまって皆さんに喜ばれる。
 それもその筈、各種の牛黄製剤はもとより、腹膜播種に対してしばしば併用してもらう補気建中湯にでさえ、疲れたご家族にも疲労回復効果を発揮するからである。

 その他の様々な配合薬も、多くはご家族が疲れたときにフィットしやすいものが多いので、間違っても滅多なことで困った副作用はあり得ない。

 但し、便秘を伴っている人に、しばしば併用してもらう通導散だけは、便秘のご家族には喜ばれても、日頃から快便の人では下痢便になるので、これだけは例外である。

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2009年02月03日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年02月03日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2009年02月03日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年02月03日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2010年02月03日の茶トラのボクチン(5歳)
2010年02月03日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年02月03日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年02月03日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 
posted by ヒゲジジイ at 23:35| 山口 ☀| 悪性腫瘍・癌・ステージ4の進行癌や転移癌 | 更新情報をチェックする

2016年02月02日

あれが人間の本性をさらす見本市

2011年02月02日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年02月02日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 国会での与党と野党のやり取りを見ていると、本当に人間とは下種な動物だと思うのである。

 野党というのはいかにして与党のやり方すべてを貶して、揚げ足を取り、侮辱することばかりを考え抜いて、決して褒めることはあり得ない。

 テレビもコメンテーターが居並ぶ民放各社の報道番組も同類で、政府与党を批判して、貶めることばかりを仕事と心得ている。だから当然、与党を褒めることなどあり得ない。

 とりわけ高給取りのコメンテーターがしたり顔で、大衆におもねる綺麗ごとばかりを並べ立てるあの卑しい目付き。

 国会のみならず、コメンテータ達が出演する民法各社の報道番組こそ、ご都合主義の本性を晒す見本市。

 例外は、どこかの放送局がやっている『そこまで言って委員会』くらいのものだろう(苦笑。

 いずれにせよ、人間なんて、ご都合主義で裏表の激しい、猫よりも遥かに劣る下種な動物である。

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2011年02月02日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

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2011年02月02日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

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2011年02月02日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
 
 
posted by ヒゲジジイ at 22:47| 山口 ☁| 日本人としての自覚の問題 | 更新情報をチェックする

2016年02月01日

月曜日は新規相談者の受付はやっぱり無理

2011年02月01日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年02月01日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 一年以上前から、月曜日と土曜日は新規相談の受付を廃止して、本当によかったと思う。
 本日なども、朝から閉店まで、2回目以降の人達や、常連さんの新たな疾患の相談など、1日中、休まるヒマも少なく、昼食が午後3時。

 地元近辺から最近通っている人は、少しの順番が待てなくて、帰った人がいた。

 それに引き換え、ヨーロッパから来られた2回目の人は、先客のやや長い相談にも落ち着いて待たれていた。

 ともあれ、以前だったら新規相談者の多くが、月曜日に集中する傾向が強かったので、月曜日は休む暇がまったくないことも多かったが、前日が日曜日だから、県外から来られる人には、とても都合がよかったであろうことは、十分に理解できることながら、やはり月曜日に来客が集中しすぎると、初回が大事な弁証論治が中途半端に終わってしまう。

 それでなくとも、初回の1回目だけではどんなに時間をかけても、すべてが把握できるわけではないので、2回目からが大事な微調整となる。

 ともあれ、新規相談の受付は火曜日〜金曜日までの毎週4日間に限られるが、2回目からは、月曜日〜土曜日の午前中までなら、いつでも構わないこととしている。

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2011年02月01日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年02月01日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年02月01日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年02月01日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年02月01日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年02月01日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年02月01日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年02月01日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 21:04| 山口 ☁| 近況報告 | 更新情報をチェックする