
2016年1月19日のトラちゃんとスコちゃん(2歳と3歳) posted by (C)ボクチンの母
風寒湿邪に侵襲されて生じた関節リウマチも、遷延すると部分的に熱化を生じて関節部が赤く腫れて熱を持つ。
そのような状況下の関節リウマチ患者さんたちが、病院治療でも思わしくないとて漢方相談に見える人達の多くが、桂枝二越婢一湯加朮附湯証を呈していた。
そこで、エキス剤では越婢加朮湯と桂枝加朮湯の併用で対処しても、よく奏功する人が多かった。
ところが、ここ二十年近く、そのように附子剤を必要とする関節リウマチの相談者は激減して、祛風散寒・補血活血・通絡の方剤に、熱化した関節部は石膏で対処せずに、地竜を加える方法がよりフィットする人が大多数という時代がかなり続いた。
同じ清熱でも、石膏と地竜の大きく異なる性質による使い分けに意味がある。
ところが、昨今では地竜のような清熱剤を必要としないで、祛風散寒通絡に補血活血祛瘀に留意した方剤の併用で対処できる関節リウマチ患者さんが目立つようになっている。
少なくとも、あまり附子剤を必要としないケースが目立つのである。
これも温暖化が進んだ時代の傾向かもしれない。
1日1回、今日も応援のクリックをお願いします⇒


2011年01月19日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年01月19日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年01月19日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年01月19日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母