2010年12月23日の茶トラのボクちん(6歳) posted by (C)ボクチンの母
講談社新書から今年9月に『輪廻転生━<私>をつなぐ生まれ変わりの物語』という学問的に研究した書籍が発行された。
筆者は竹倉史人氏。
東大文学部卒で、現在は東京工大大学院の博士課程に在籍。1976年生まれで専門は宗教人類学。
本体760円の安価な書籍ながら、このような真面目な研究書が若手の学者さんによって書かれる時代が到来したとは、まことに慶賀すべきことである。
どうせ、唯物論のドグマに洗脳されたガジガジ頭の連中には無縁の話だろうけど、少しでも柔軟な頭があれば、誰でも容易に理解可能な書籍なので、<私>の前世と来世を知るヒントを得たい人にとっては、必読書である。
個人的には、延々と輪廻転生を繰り返す人生には、ほとほと飽きあきしている。「絶対無」の世界にあこがれるが、そんなことは土台無理。
「絶対無」が無理なら、出来れば二度とこの地球上には戻って来たくない。
漢方薬の仕事を忘れて、当分の間は、あの世でボクちんたちと、のんびりと過ごしたい。
昨今は生死の問題が絡むステージ4の転移癌の漢方相談が多く、理想的な結果が得られるときは大いに嬉しいが、しばらく目覚しい効果が持続していても、途中から効果が次第に減じて来るケースに遭遇するときもあり、そのような時の無力感を味わうのが一番つらい。ご本人にも気の毒でならない。
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ラベル:輪廻転生