2008年9月27日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ
自費の漢方薬投与を行われている某医師のサイトを紹介されている同業者の方がおられたので、ちょっと覗かせてもらったら、
漢方知識は秘密主義で、弟子には教えるが、一般に広く処方を教えることはない。と書かれているところが気になった。
確かに御指摘の通り、当方に遠方から来られる人達が、過去に通っておられた漢方クリニックや漢方薬局のサイトやブログ類では、漢方薬で治った実例を羅列されながらも、実際に投与されり販売された具体的な方剤名を一切秘匿されていることが、とても多い。
ヒゲジジイも人のことは言えないものの、それでもブログ類に書いた記事の半数以上は、ブログ上で公開しているつもりである。
といっても、これだけ漢方薬が認知されるようになった時代にあって、企業秘密をすべて公開していたら、
みずからの首を絞めることになると、上記の某サイトでも指摘される通りかもしれない。
それでも、敢えて世のため、人の為に、大柴胡湯・茵蔯蒿湯や猪苓湯などの幅広い応用方法のみならず、補気建中湯や分消湯など、腹水を劇的に改善してくれる可能性のある優れた方剤など、数多くの方剤を早くから広く奨めているつもりなので、まだマシな方だと思っている。
あまりに秘密主義を続けているエゴイストの将来は、あの世に帰ったときには、暗い境涯に引き寄せられて、大いに反省を求められることだろう。
といっても、過去、やや特殊な方剤の使い方を公開しいたところ、その記事をご覧になった同業者の人達が一斉に取り寄せられたお陰で、製造量が少ない方剤だけに、1ヶ月間品切れ状態になった。
そのお陰で当方の仕入れが間に合わない危険性に遭遇して、冷や汗をかいたことがあった。
即刻、その方剤を紹介したブログの記事を削除したが、お人好しばかりが善とは限らない。
危うく、その方剤を愛用されている人達に、とんでもない迷惑をかけるところだったのだから。
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2009年9月27日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ