2015年09月22日

魚川祐司著『仏教思想のゼロポイント』⇒お釈迦さんの真の教えに従うと、現代社会では「人間として正しく生きる道」から外れてしまう

2011年9月23日の茶トラのボクちん(7歳)
2011年9月23日の茶トラのボクちん(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 人生は、果てしない欲望が未来永劫、満たされなることのない苦の世界であり、輪廻転生して苦しい人生を永遠に繰り返すことから脱するためには「悟り」が必要だが、それには労働とセックスを放棄し、異性とは目も合わせないニートになることが絶対条件。

 だから、お釈迦さんの真の教えに従うと、現代社会では「人間として正しく生きる道」から外れてしまう。

 実際にお釈迦さんの指導とは、実に非人間的な教えであったが、これが小乗仏教の本質であり、大乗仏教とは大いに異なる。

 真の悟りを得んと欲さば、人間性を捨てなければ到達できない。

 でも、人生は苦などとは思わない人には無縁な教えで、「悟る」などして生まれ変わりの楽しみがなくなるのはイヤだ と思う人は、悟りなど求めてはいけない(苦笑。

 以上、信じられない話しに聞こえるだろうが、上記の書籍には実際のお釈迦さんの本当の言行がしっかり書かれている。

 お釈迦さんが悟って以後、異母弟や息子さんを無理やりに出家させたことで、父王から激烈に恨まれた。

 そのことで少しは反省され、一般の人が出家するには両親の許可を取るという規則を設け、渋々守ることになった。

 以上、ショックを受ける人がおられるだろうが、事実は小説より奇なりとしか言いようがない。

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2011年9月23日の茶トラのボクちん(7歳)
2011年9月23日の茶トラのボクちん(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ


posted by ヒゲジジイ at 23:12| 山口 ☀| とんでもない話や、信じられない困った話 | 更新情報をチェックする