2015年08月18日
手術不能の進行癌や転移癌の場合に、放射線や抗癌剤治療を行うべきかどうかと相談されるといつも胃が痛くなる
2015年08月17日の茶トラのトラちゃん(1歳半) posted by (C)ボクチンの母
炎暑が続くこの頃、朝晩外出作業により、日々熱中症気味の生活を送っていた人が、急に食欲をなくして、検査したら内臓の二箇所に進行癌が発見された。年齢的に手術不可能だという。
数ヶ月前の検査では、何の異常もなかった人である。
免疫力の急激な低下が持続すると、眠っていた病巣が一気に暴れることは珍しくない。
過去にも、がん検診を受けて異常なしと言われていた人が、数ヵ月後にかなり大きな肺癌の病巣が見つかったという複数の人、少なくとも3名以上の相談を受けたことがある。だから、この人達に言わせれば、がん検診なんて何の意味もなかったと嘆かれていたが・・・。
それはともかく、年齢的にも手術は不可能だから、放射線と抗癌剤治療を受けるか、あるいはそのまま放置するか、○○日までに御家族で相談して、結論を出して欲しいと主治医に言われたという。放置すれば半年の寿命とも言われている。
そこで、どうすべきか常連さんのご家族の相談を受けたわけだが、近藤誠氏と違って、こちらの立場上、はっきりしたアドバイスをすることが困難。
内心では、放射線には賛成だが、抗癌剤についてはケース・バイ・ケースであると思うのだが・・・。
ご本人は治療を受けるつもりだということなので、漢方薬類をなるべく併用することで、それでも副作用が耐えられない場合は、その時の症状によって適切な牛黄製剤を追加しましょうということになった。
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2012年8月19日の茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 22:06| 山口 ☁| 抗癌剤や分子標的薬の副作用や抗癌剤おぴよび分子標的薬治療の是非の問題
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