2015年08月08日のシロちゃん(メス2歳) posted by (C)ヒゲジジイ
ヒゲジジイと同年代の人で、以前から折々に生じる軽度の乾燥咳に、麦門冬湯を短期間使用して、長年それで問題なく過ごされていた。
最近、また軽度の乾燥咳が続くのだが、いつもと違って軽度の微熱が伴っているという。
昔からのお馴染みさんだから、遠方ゆえに電話相談である。
病院で検査してもはっきりした原因も見つからないという。
常備薬の麦門冬湯でも一定の効果があるものの、以前のように完治が得られず、微熱も僅かならが続いているという。
それは明らかに竹葉石膏湯証になっているようだから、それに切り替えるようにアドバイスしても、どうしても従来どおりの麦門冬湯の送付を依頼される。
長年の付き合いだから、逆にこちらが根負けして、いつもの御家族全員で折々に愛用されている牛黄製剤とともに麦門冬湯をお送りした。
今回は牛黄製剤もしっかり併用されるということなので、麦門冬湯+牛黄製剤によって、多少は竹葉石膏湯証にもフィットすることだろうと妥協し、竹葉石膏湯の送付を諦めざるを得なかったが、何とか昨今では上記の症状もほとんど治って来たようでホッとしている。
せっかく優れた竹葉石膏湯のエキス製剤があるのだから、これを使ったらもっとシャープな即効が得られていたことだろう。
ともあれ、長年の常連さんとは異なって、お馴染みさん程度のお付き合いでは、ヒゲジジイと同年代前後(60代)の人でも、いつの間にか頭が硬直して、融通の利かない人に豹変していることもあって、愕然とさせられることもある。
といっても、30〜50代の年齢層でも、新規に相談に来られる人では、もっとひどい⇒ 2015年08月06日 話し合えば理解されるとは限らず、永遠に平行線の場合が多いもの というような人も散見されるのだが、若い頃に聡明だった人でも、いつの間にか、これらの人と同レベルに陥った人も出て来るので、情けなくなってくる。
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2010年8月8日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
2015年08月08日のシロちゃん(メス2歳)とトラちゃん(2歳前) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:竹葉石膏湯