2015年07月07日
腸管免疫が人間の免疫の8割を占める、と言われるだけに暑いときこそ、必要に応じて胃腸を温める藿香正気散
2009年7月7日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
暑いからといって、冷たいものばかりを摂り過ぎていたら、胃腸が冷えて気分が悪くなる人が増加する季節。
そんなとき、日本漢方では一般的に人参湯が使われるようだが、甘草や朝鮮人参が多量に含まれるだけに、高血圧傾向のある人や、浮腫が生じやすい体質の人には不適である。
無難なところでは藿香正気散や胃苓湯である。
但し、藿香正気散を不必要に乱用すると、身体が温まり過ぎたり、粘膜の乾燥症状が出て来る場合もあるが、多くは即効が得られるので、それほど連用する必要はないだろう。
やや温まり過ぎたり、少し乾燥を感じるかな〜と思った時点で中断すればよい。
昨今も、ヒゲジジイはみずから犠牲的精神を発揮して、折々に冷たい氷菓子やアイスクリーム、冷えた果物を過食しては体調を崩しても、頓服で藿香正気散を使うと、即効が得られることを再確認している。
問題はこれからである。
折々に藿香正気散や胃苓湯などを必要とするような食生活習慣こそ、不健康で各種の病気を誘発する原因となり、極端な場合は短命の原因となる。
腸管免疫こそ、人間の免疫の8割を占めると言われるだけに、冷飲や冷食こそ免疫系を狂わす元凶となるので、健康で長生きしたければ、冷飲や冷食の摂り過ぎは絶対に慎むべきである。
ところで、日頃から免疫系統を正常に保つ漢方としては、安上がりなもので莪朮(ガジュツ)やクマザサを原料とする製剤などがよいかもしれないし、やや高価なものでは●●●●や◎◎など。
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2009年7月7日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
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posted by ヒゲジジイ at 22:23| 山口 ☔| 時代的な傾向や使用頻度が増加中の漢方薬方剤
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