2015年07月31日
膀胱炎のファーストチョイスは猪苓湯! 五淋散や竜胆瀉肝湯では重過ぎることも
2009年7月31日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
教科書的な理論によれば、膀胱炎のファーストチョイスは、猪苓湯などではなく、五淋散や竜胆瀉肝湯である、などと漢方界では盛んに喧伝されるが、理論に溺れて臨床の現実を見ない部分なしとしない。
もちろん、五淋散や竜胆瀉肝湯が適応する膀胱炎も多い、のだろうが、しばしば膀胱炎に見舞われる女性達は、とても華奢な人も多く、これらの重い方剤では胃気に対する不安もあり、胃障害を生じたり、体力低下を招くばかりで、却って十分な効果が得られないこともある。
五淋散や竜胆瀉肝湯に共通して含まれる地黄や当帰、黄芩、木通、山梔子など、単なる膀胱炎レベルで、胃弱の人には向かないし、そうではなくても、これほど大袈裟な配合は不要なことが多いのが現実なのである。
だから、配合生薬も比較的シンプルな猪苓湯をファーストチョイスと考えるのが無難であり、炎症が激しければ、中医漢方薬学の本領発揮で、清熱解毒の抗菌中草薬をしっかり加えればよいだけのことである。
また、慢性化していれば、六味丸などを加えるなど、甚だ融通が効いて重宝な猪苓湯なのである。
要するに、よくみられる膀胱炎くらいで、五淋散や竜胆瀉肝湯などの重い方剤を使用すると、人によっては不快反応をもたらす現実を直視すべし、ということ。
数十年前、山本巌先生が、膀胱炎のファーストチョイスは五淋散であるとさかんに広められていた時代があったが、当時から製造メーカーさんの宣伝か?くらいに思うばかりで、猪苓湯で不足を感じたことは皆無だった。
むしろ五淋散は慢性前立腺炎に多用することが多く、これのみの常用1年くらいで根治した例もあったほどである(1例を除いて、その後はこの単方だけで根治した例はない。)
ともあれ、教科書的な理論に溺れて現実を見ない風潮は、世の中の学者さん達だけの悪癖かと思っていたら、実際の病人さんを扱う医師や薬局でも同様な現象がみられるようなので、老婆心ながら、敢えて憎まれブログを記した次第。
泌尿器系統の分野で、慢性前立腺炎や慢性副睾丸炎など、頑固な疾患こそ五淋散や竜胆瀉肝湯が出番となることが多く、かといってこれらの方剤だけでは不十分なことが多く、さらに猪苓湯も加えて玉金や各種の活血化瘀薬に清熱解毒の中草薬など、相当に配合の工夫を要することが多い。
漢方が得意分野でもある慢性前立腺炎、過去から現在に至るまで、根治に至った人多数。
といっても、そのすべてが五淋散や竜胆瀉肝湯が必要だったわけでもない。
猪苓湯主体の配合で、上記の合方や加味薬でよかった例も数多い。
蛇足ながら、猪苓湯については、各社優劣が大きいので、使用するメーカーには注意が必要である。
とりわけ医療用の中には首を傾げざるを得ない問題に折々に遭遇。
過去、専門誌にも証人多数の実例も発表しており、決してオーバーな話ではない。
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2009年7月31日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 05:06| 山口 ☀| 膀胱炎・間質性膀胱炎・過活動膀胱・尿路結石・ 腎臓結石/排尿異常(尿失禁・頻尿・閉尿)
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2015年07月30日
14年続けていると言ったらとても驚かれたので、逆に「驚かれた」ことに驚いたという常連さん
2010年7月29日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
バリバリの理系の85歳近いお馴染みさんは、昨日の高杉晋作論?のブログには、大いに同意されていたが、やはり長州人。
ところが、このブログの訪問者の多くは、マスコミや融通のきかない学者連に洗脳されて、昨日のブログは大いに不興。そのように付和雷同、木を見て森を見ず、という客観的な分析能力のない人には、ヒゲジジイの中医漢方薬学論とは無縁の人達である。
日本が他国から理不尽な目に合わされ、挙句の果ては亡国となっても、自業自得。コチトラ先があまりない年齢なので、皆さんお好きにどうぞ。
それはともかく、
1ヶ月前の待合室での順番待ちの間、1年近く前から通っている人から常連さんが、どのくらい通われていますか?と質問され、14年間だとお返事したら、とても驚かれたそうである。
昨日、その常連さんが相談がてらやってきたついでに、その1ヶ月前の待合室での上記のことを話されていた。
その常連さんのご家族3人が14年近くの常連さんで、3人で利用される漢方薬の種類も量も、半端じゃない。
長期の漢方薬の利用によって健康管理をされているのだが、14年くらいで驚かれたのを不思議に思われたのも、村田漢方堂薬局には30年以上の常連さんが数多くおられるので、14年くらいの常連さんでは、それほど長いほうでもない、と思われているからだろう。
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2010年7月29日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 07:55| 山口 ☀| 漢方相談室での談話風景
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2015年07月29日
もしも高杉晋作があの時代にいなかったら?
2011年7月28日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母
日本の明治維新前の日本の困難な状況を知る人なら、少しは想像力が働くだろう。
もしも我らが長州藩士、高杉晋作があの頃にいなかったとしたら、列強に翻弄され続けて、現在の日本はなかったかもしれない。
今頃、高杉晋作は、霊界から昨今の日本の安保法案騒動を見るにつけ、何と思っているだろうか?
このような記事を書くと、必ず応援クリック数が激減するのだから、当方のブログの訪問者の意識レベルが知れるので、ますますこの日本の将来は危ういと思うのである。
参考関連文献:
※2015年07月17日 いつもバカ騒ぎを煽って視聴率を稼ごうとする馬鹿なマスコミに扇動される、ばかな国民たち
※2015年07月19日 性懲りもなく同じ過ちを繰り返すマスゴミと野党の政治家たちに踊らされるバカな国民たち
※2015年07月25日 中医学には常と変があるのは常識なんだから!
※2015年07月27日 多くの人間は猫よりもはるかに劣る動物であるということ
※2015年07月28日 現実を直視できずに硬直した論理に酔い痴れる精神的な病理
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2009年7月29日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:高杉晋作
posted by ヒゲジジイ at 07:44| 山口 ☁| 日本人としての自覚の問題
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2015年07月28日
現実を直視できずに硬直した論理に酔い痴れる精神的な病理
2011年7月28日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母
バカ者ばかりが多い世の中。
自分もその一人とはいえ、少しはお互いに反省してみてはどうだろう。
昨今の安保騒動。
現実の世界情勢を直視できずに、学者や野党に平和運動家たちが、こぞって硬直した論理に酔い痴れる精神的な病理。
彼等に洗脳される情けない国民たち。
吉田松陰や高杉晋作が、昨今の日本の知性および精神の貧困状況を知ったら、どのように思うだろう。
既にあの世で眺めながら、きっと慨嘆しているに違いない。
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2012年7月28日の茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 07:34| 山口 ☁| とんでもない話や、信じられない困った話
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2015年07月27日
多くの人間は猫よりもはるかに劣る動物であるということ
2009年7月27日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
昨今のメールによる漢方相談は、漢方薬局経営薬剤師の一喜一憂 に掲載している。
たとえば、
2015年07月26日
漢方製剤の副作用および誤った処方の可能性についてのご質問
2015年07月27日
効果を感じられない病院で投与される漢方薬の不安
それはともかく・・・
ポール・ジョンソン著『インテレクチュアルズ―知の巨人の実像に迫る』を読めば、偉人と言われるほどの人でも、多くはウソツキであり、どいつもこいつも多数の女性を喰い物にして、横暴で独裁的。
いかに下種であったかということが分かる。
ルソー、マルクス、トルストイ、へミングウェイ、サルトル、イプセン、プレヒトなどなど。
このことからしても、人間とは猫よりも遥かに劣る動物であることが分かる。
だからどうだというのか?
滅多なことで、人を信用してはならないということ。
とりわけ、立派なきれいごとを吼えまくる人種ほど警戒すべきで、裏に隠れた下心や本音あるいは論理に酔い痴れる精神的な病理を読むべし。
マスゴミにしばしば登場する知識人や平和運動家など。
注目に値するのは哲学者で論理学者で数学者でもありながら、女たらしで平和運動家でもあったバートランド・ラッセルのところで、ポール・ジョンソン氏の上司だった編集長曰く「これまで出くわしたけんかっぱやい人間のほとんどが平和主義者だった」と。
ラッセルの教え子でもあるT・S・エリオットも「ラッセルは人を殺すにしてもちゃんとした言いわけを考える」と同ことを言っていたという。
思想面でも考えがコロコロ変わる無神論者で暴言家のラッセル卿が1950年にノーベル文学賞を受賞しているのだから、何をかいわんや。
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2009年7月28日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 03:54| 山口 ☀| 哲学の煙(けむり)と漢方薬
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2015年07月26日
石流茶(せきりゅうちゃ)が順調に広まっているというので、これで少しは後輩に顔向けができるかも?
2010年7月26日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
ヒゲジジイ愛用の石流茶 posted by (C)ボクチンの母
コタローさんに強く推奨して製造してもらった石流茶。
期待通りの人気で、各薬局・薬店さんで受け入れてもらっているというので、ホッと一安心。
もしも人気が得られなかったら、大学の後輩のO氏に迷惑がかかるところだったので、これで顔向けというよりも、もしかして少しは大きな顔ができるかも(笑
連銭草(金銭草)と裏白樫の内容で、ヒゲジジイの愛用するものとはいえ、煎じる手間にどうしても耐えられず、強く依頼して実現したものだけに、品質優良な製品をいつでも、気楽に飲めるので、ほんとうに重宝している。
ヒゲジジイは猪苓湯と併用しているが、常連さんも同様とはいえ、猪苓湯のみならず大柴胡湯+茵蔯蒿湯に加えて石流茶を利用している常連さんもおられる。
いずれは、石流茶が「飽食日本人の愛用品」が常識になるかもしれない。
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2010年7月26日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
、
ラベル:石流茶
posted by ヒゲジジイ at 07:24| 山口 ☀| 近況報告
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2015年07月25日
胃弱の人にも要注意の小青竜湯や麻黄附子細辛湯
2009年7月25日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾(ブログへ転載させて頂く場合があります。)
【 年 代 】:40〜49歳の女性
【 地 域 】:九州地方
【 お問い合せ内容 】:初めまして
1年半前に入院をし体力が落ちたためリハビリがてら水泳を始めたら、体重は増え体力はアップしたのは良かったのですが、水泳の後必ず水の様な鼻水が止まらなくなるので困って薬局で相談したら小青龍湯を薦められ飲んでいました。
その前に病院で処方されたマオウブシサイシン湯が合わなかった為、小青龍湯になった訳ですが、暫くはそれで改善していたので水泳に行く度に(週1〜2回)のみ。
今考えたら徐々に胃の調子が悪くなっていたのですが、その時は食べ物が悪いのかと思っていました。
そして、いつものように7月17日に水泳に行き、鼻水が出てきたので18日空腹時に薬局で買った小青龍湯を飲み、その日は遠方へ出掛け歩き回って帰って来て梅醤番茶を飲み寝たら、もうお腹が張った感じで苦しくて苦しくて翌朝から喉(食道)に何か詰まった感じで胃もすこぶる悪くお粥をちょこっと食べれる程度。
甘い物が悪かったのかと反省していましたが、そこまで食べてる訳でもなく食事には気を付けている方なので不思議に思っていたのですが、昨日の夜もしかして小青龍湯が原因?と思いネットで検索していたらこちらのページに辿りつきました。
あぁやっぱりきっとそうだなと、、、マオウが胃を荒らすのでしょうか?
折角増えた体重が減ってしまい、水泳は止めたくないので何かほかにいい漢方はありますか?
もともと胃腸(特に腸)が弱い方です。
現在は、まずは胃腸を整える為にイスクラの健胃顆粒とサメミロン
日頃はシベリア人参や麦味散などその日の体調に応じて飲んでいます。
長くなりましたが、ご指導宜しくお願い致します。
2009年7月25日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
お返事メール:
小青竜湯で胃障害を生じた場合は、即刻中止すれば次第に回復するはずです。
それ以上のアドバイスは困難です。
現在、通われている薬局でしっかり相談されれば解決するはずの問題です。
取り急ぎ、お返事まで。
2009年7月25日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
折り返し頂いたメール:
早々にお返事頂き有難うございます。
現在の薬局には胃腸虚弱は伝えているのですが、小青龍湯は大丈夫と言う事だったので、、、
もう一度相談してみます。
有難うございましたm(__)m
【編集後記】 このブログや 漢方薬局経営薬剤師の一喜一憂 の読者の皆さんならご想像の通り、藿香正気散や衛益顆粒(玉屏風散エキス製剤)などが十分に考えられるが、昨今、問い合わせメールを利用されたメール相談レベルで、うっかり特定の漢方薬をアドバイスした場合、効果がなかった場合、人によっては不快な非難メールが帰ってくる場合があるので、敢えてお返事メールには記さなかった。
また、そうでなくとも、このような問題は、再度かかりつけの漢方薬局で相談すれば、これらの方剤くらい容易に気が付きそうな問題である。
但し、衛益顆粒も藿香正気散(かっこうしょうきさん)のいずれも病院の保険漢方とは無縁なもので、病院で入手することは不可能。
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2009年7月25日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:小青竜湯
posted by ヒゲジジイ at 07:02| 山口 ☁| 小青竜湯の誤投与や乱用による不快反応や副作用
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2015年07月24日
不安感が強過ぎると、相談をする方も受ける方も、客観的冷静な判断を失いやすいので、お互いの損失は計り知れない
2015年07月23日のシロちゃん(2歳) posted by (C)ヒゲジジイ
【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾(ブログへ転載させて頂く場合があります。)
【 年 代 】:50〜59歳の女性
【 地 域 】:東海地方
【 お問い合せ内容 】:
以前アトピーで近くの中医学の薬局で相談しなさいとアドバイスを頂きました。⇒ 2015年06月19日 アトピーの漢方相談は中医師がよいでしょうか?というご質問
その後アトピーに加え酒さを発症してしまい、どうしていいのかと落胆しています。
今現在は茯苓,当帰、山梔子,地黄、防風,黄芩,荊芥を処方していただいています。
アトピー酒さ共、難しいようですが、治る見込みはあるのでしょうか?
先がみえず不安でたまりません。
2015年07月23日のシロちゃん(2歳) posted by (C)ヒゲジジイ
お返事メール:
先月、少しアドバイスが欲しいという依頼のメールを頂いてから、まだわずか1ヶ月です。
>先がみえず不安でたまりません。
という不安感が強い人は、どこへ行かれても、相談を受ける方も苦手だろうと思います。
当方では、もともと不安感が強すぎる人は最も苦手なので、とりわけ精神面が大きく絡む場合は、すべてお断りしているくらいです。
(今月だけでも、直接来られても、すでに4人くらいお断りしています。)
また、今回のメールのご相談内容にしても、こちに質問されるよりも、現在通われているところで相談すべき問題です。
現在、アトピーに悩まれるのも、人生における大きな試練と思って、前向きに立ち向かうべきです。
地球上で生きなければならない人類は、多かれ少なかれ万人が試練を与えられる宿命にあるそうですから、アトピーが貴女に与えられた試練と思って、前向きに愚痴を言わずに頑張るべきです。
何の慰めにもならない、やや厳しいアドバイスかもしれませんが、安易な慰めを書いてもプラスにはならないと思います。
取り急ぎ、お返事まで。
追伸:症状がひどい場合は、西洋医学治療(皮膚科)の治療も受けながら、漢方薬を利用するほうが、症状が早く治まって治しやすいこともありますので、皮膚科にも相談してみられるのが能率的かもしれません。皮膚科でもしっかり相談してみられるとよいと思います。
2010年7月24日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
折り返し頂いたメール:
酒さを診断されて、2重の苦しみに不安でたまりませんでした。
もちろん皮膚科の先生にも相談しましたが、酒さに関しては抗生剤を飲めなくて(お腹が弱い)手だてがないといわれました。
今の漢方の先生を信用したいのですが、村田先生のアドバイスがあれば、心強いかと思いメールさせていただきました。
2010年7月24日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
お返事メール:
アトピーに酒皶を合併している人はぜんぜん珍しくありません。
こちらではそんな重症の人を何人も相談に乗ってきましたが、皆さん、何年にも渡って苦労の連続で、その頑張り続けたお陰で、2〜3年経つ頃には8割前後の改善を得て以後、また波を打ちながら9割以上の改善を得てそれを安定させるためと再発予防のために既に5〜10年以上も予防的に配合を減らしてずっと続けている女性は多いものです。
但し、いずれもよほどの決心と性根を入れて、相当の努力をされた人達ばかりです。
アトピーに酒皶を合併していても、努力すればしっかり改善するものですが、自費の漢方ゆえ、経費と期間は、相当な覚悟が必要なものです。
貴女の場合は、不安が過ぎるのが大変なネックになると思います。
いずれにせよ、こちらとは遠方過ぎるので、といっても同じ東海地方の女性は、新幹線を使って初回は連泊されて、その後は20日毎に通い詰めること1年半、ようやく症状も安定して、通信販売に切り替えて既に2年、元気に勤務されていますが、通っていた頃は、長期職場を休職していてのことでした。
もちろん、こんな冒険は絶対に奨める気は毛頭ありません。諸経費は膨大だったはずです。
現在の先生を信用するか、あるいは他に地元で、あきらめずによいところを見つけるべきです。でも、自費の漢方薬は本格的にすれば、何種類もの漢方薬を必要とするので相当な経費の覚悟が必要になります。
それで絶対に治るという保障まではないのですから、冒険になることは間違いありません。
いずれにせよ、アトピーに酒皶が合併している人は決して珍しくありません。というよりも、たくさんおられるはずです。
2010年7月24日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
折り返し頂いたメール:
皆さん頑張っていらっしゃるのですね。
私も今の先生を信じる努力をして、自分の肌を信じて頑張ってみます。
村田先生がお近くであれば、毎日でもうかがうと思います。
そうですね、心配症ですかなり。お返事いただいてうれしっかたです。
また不安になったらメールするかもしれません。ご迷惑とおもいますが・・有難うございました。
【編集後記】 もしもこの方がお近くであっても、このように不安感が強い人は、精神的な面で、ヒゲジジイの最も不得意とするところなので、実際の漢方相談は、残念ながら絶対にお断りせざるを得ないケースである。
弁証論治の苦労も並大抵ではない上に加えて、不安が強すぎる人を説得するほど、徒労に終わりやすいことは長年痛いほど経験して、こちらの方が疲労困憊で、昨今では老齢の身にとっては冗談でなく、こちらの命の危険を感じるからである。決して冗談ではない。
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2010年7月24日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 00:01| 山口 ☀| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病
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2015年07月23日
危険なシロウト漢方を行おうとしている人には、お返事できません!
2010年7月23日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
昨今、当方のブログを参考にされるのはよいが、まったくのシロウトさん達が、当方の「お問い合わせフォーム」を利用して、シロウトの自己治療を行おうと、寒熱弁証を無視して、効能だけに頼って漢方薬の名前や中草薬の名前を教えろという、とんでもない質問が多い。
すべてお返事不能。
寒熱弁証すらまったく無知なシロウトさんに、安易に質問通りにお返事していたらロクナコトはない。
以前、うっかり名前を伏せていたブログ上の中草薬の質問があり、うっかり教えてしまったところ、まったく寒熱が真逆の人が勝手に使用され、効果がないばかりか、やや不快症状が出たと苦情をもらったことがある。
だからシロウト漢方は怖いので、絶対に安易な質問にはお返事できない。
こちらのブログ上で敢えて方剤名や中草薬の名前を伏せているものがあるのは、中医学の基礎理論に無知なシロウトさんに安易に間違ったシロウト漢方を行って欲しくないからである。
安易に効能だけに頼って、寒熱を間違って使用され、挙句にこちらに苦情を持ち込まれでもしたら、たまったもんじゃない。
専門性のとても高い漢方薬や中草薬を甘く見るべきではない。
必ず漢方薬を専門とする薬剤師や医師に相談して使用すべきである!
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2011年7月23日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 00:00| 山口 ☔| とんでもない話や、信じられない困った話
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2015年07月22日
芍薬甘草湯は、別名「去杖湯(きょじょうとう)」とも呼ばれ、朱氏集経方に「脚弱力なく、歩行艱難を治す」と書かれているのだが
2010年7月22日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾(ブログへ転載させて頂く場合があります。)
【 年 代 】:60〜69歳の男性
【 職 業 】:専門職(医師・弁護士・会計士)
【 地 域 】:中国地方
【 具体的なご職業 】:医師
【 お問い合せ内容 】:
こんばんは。
突然の質問で申し訳ありません。
○○の◎◎◎◎病院に勤務しています、●●と申します。
「芍薬甘草湯」についてネットで色々調べていましたら、ここのサイトに辿り着きました。
漢方につきましては浅学の身ですので、色々と教えて頂ければ幸甚に存じます。
若い頃より登山を趣味としています。
最近、中高年では登山がブームのようですが中高年の登山中のトラブルの一つに行動中(特に下山時)の足の痙攣があります。
その際によく芍薬甘草湯(ツムラの68番)が飲まれ、それなりの効果があるようです。
ただ小生は足の痙攣は筋肉疲労による筋肉の「悲鳴」と思ってまして、芍薬甘草湯の服用はあまり他の方には勧めていなくて、休息と両下肢全体のマッサージとストレッチ、水分・塩分補給、足三里の指圧を行って、それで問題なく改善しています。
中高年の登山者の中には「ツムラの68番」を常に携帯されて居られる方もいらっしゃいますが、小生には下記の点が良く解りませんので、お教え下さい。
1)足の痙攣に対する主作用は芍薬なのか、甘草なのか、その両方の協調作用なのか?
2)効果が5分程度で出るようですが、そんな短時間で胃から芍薬甘草湯が吸収が可能なのか?
3)作用のメカニズムは?
・痙攣を抑制するのか? 疼痛を抑制するのか?
・筋肉の細胞膜に作用するのか? 神経筋接合部に作用するのか?
それとも別の?(「気」を変える?)
4)筋肉の弛緩作用はあるのか? 有るとしたら時間的にどの位続くのか?
(弛緩作用があるとすれば、下山時に転倒の可能性がありますので、事故に繋がる恐れがあります。)
5)芍薬甘草湯には血清Kを低下させる副作用があるようですが、高血圧症をお持ちの中高年で、降圧剤や利尿剤をお飲みの方に服用は1包程度では問題はないのでしょうか?
以上の点に付きましてお教え下さいませ。
2010年7月22日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
お返事メール:
ご質問のうち、すべてにお返事は不可能ですが、分かる部分だけ以下に簡単にお返事します。
>1)足の痙攣に対する主作用は芍薬なのか、甘草なのかその両方の協調作用なのか?
これは明らかに両方の強調作用ですが、かといって芍薬と甘草が含まれているからといって、桂枝加芍薬湯などを服用しても芍薬甘草湯の代用にはあまりなりません。
芍薬と甘草だけを一緒に煎じることで特有の効果を発揮しやすいようです。
もしも桂枝加芍薬湯によって、あえて同様の効果を出そうとすれば、もっと大量の芍薬を必要とします。
>2)効果が5分程度で出るようですが、そんな短時間で胃から芍薬甘草湯が吸収が可能なのか?
服用後に短時間で即効が得られるのは確かですので、アルコールのように胃から吸収する部分もあるのかもしれませんが、こちらでは不明です。むしろツムラさんなどに直接訊かれたほうがよいと思います。
3)作用のメカニズムは?
・痙攣を抑制するのか? 疼痛を抑制するのか?
・筋肉の細胞膜に作用するのか? 神経筋接合部に作用するのか?
それとも別の?(「気」を変える?)
これについては、すくなくとも痙攣を抑制する効果があるのは確かですが、そのほかについても科学的な研究がなされているかどうかはやはりツムラさんなどの漢方メーカーに問い合わせるべきかと存じます。
少なくとも痙攣を抑制する以外にも、何らかの鎮痛効果があるのは確かで、かなり広範囲に進行した食道がんの疼痛を完全に止めることができた実例がありますので、痙攣を抑制する以外の鎮痛効果を発揮する部分もあるものと思います。
4)筋肉の弛緩作用はあるのか? 有るとしたら時間的にどの位続くのか?
(弛緩作用があるとすれば、下山時に転倒の可能性がありますので、事故に繋がる恐れがあります。)
痙攣を止めて歩行を楽にする作用があるのですから、痙攣を我慢して下山するほうがはるかに危険で、芍薬甘草湯を服用して痙攣性の疼痛が楽になることで、下山しやすくなるわけですので、このご質問は失礼ながら、やや愚問のように思います。
5)芍薬甘草湯には血清Kを低下させる副作用があるようですが、高血圧症をお持ちの中高年で、降圧剤や利尿剤をお飲みの方に服用は1包程度では問題はないのでしょうか?
これこそ大きな問題ですが、ツムラさんの芍薬甘草湯は1日量(1日3包)で甘草6gは、甘草が多いのでその危険性は十分に考えられます。
市販の良質な芍薬甘草湯では、1日量(1日3包)で甘草2gの製品を使っても男性で100kg近くの体重がある人でも、十分な即効が得られており、これくらいの甘草の量であれば、高血圧や浮腫の心配は少ないのですが、ツムラさんの製品で同様な濃度に落とした場合に、同様な効果が得られるかどうかは、生薬の品質問題が絡むだけに、疑問です。
ただ、市販品では品質と効果の熾烈な競争で生き残っている製剤なので、どの程度の比較が可能か不明ではありますがツムラ製の芍薬甘草湯が甘草2g濃度にあわせるために、1包の3分の1量でも即効が得られるかどうかを実験されてみるとよいかと思います。
そこまで濃度を落としても、市販品と同様の効果が得られるのであれば、血圧上昇や浮腫およぼカリウムの問題はかなり解決できると思います。
以上、あまりお役に立てそうもありませんが、以上、取り急ぎ、お返事申し上げます。
2010年7月22日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
折り返し頂いたメール:
早速、ご丁寧なご説明を頂きありがとうございました。
一点、小生の言葉足らずの部分がありましたが・・・・
>痙攣を止めて歩行を楽にする作用があるのですから、痙攣を我慢して下山するほうがはるかに危険で、
登山では下山時に事故が多発しています。
事故の7〜8割は下山時で、とりわけ転倒や転落事故が多く発生しています。
下山時の転倒・転落事故を如何にして減らすかが、課題です。
とりわけ中高年は年齢的に全身の筋力が落ちている上に、長時間の歩行により筋肉が疲労しているものと想像されます。
これに芍薬甘草湯の筋肉弛緩作用が加わると一層、転倒・転落事故の危険性が高まるのではないかと危惧致しているところです。
勿論、足の痙攣は治めなければなりませんが、転倒・転落事故は大怪我や下手をすれば命に関わってくる問題ですので、服用される方にそのようなリスクの意識があるかどうかが問題だと思われます。
これが一番お訊きしたかった事で、痙攣と転倒・転落のリスクを天秤に掛けたときに最低限、休息と足のマッサージで痙攣がなくなればこれにこしたことはなのではないかと考えています。
登山の安全講習会で「山での怪我や病気」のテーマで話す機会がありますので、この部分は受講される方々にきちんと説明の必要があります。
2012年7月22日の茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母
お返事メール:
ご指摘の問題は、既に痙攣を起こすほどの足の疲労が出たのですから、芍薬甘草湯で即効を得たところで、実質上、百パーセントの回復はあり得ないので、下山時には要注意であることは当然のことだと愚考します。
また、芍薬甘草湯は、別名「去杖湯(きょじょうとう)」とも言われ、朱氏集経方に「脚弱力なく、歩行艱難を治す」と記載されているとかで、この芍薬甘草湯によって足の弱りを治すことができ、杖を捨てることが可能であるといわれるくらいですから、筋弛緩による問題は少ないと思われます。(矢数道明著「臨床応用 漢方処方解説」に記載されています。)
それ以上に、注意が必要なのは、既に痙攣を起こしてしまった足の弱りを芍薬甘草湯で一旦回復したからといって、過信できないのは当然のことだと思います。決して問題は芍薬甘草湯の薬理作用の問題には関係ない問題のように愚考します。
でも、ご心配な向きは、やはりツムラさんなど、漢方薬メーカーに確かめて見られると安心だと存じます。
>これに芍薬甘草湯の筋肉弛緩作用が加わると一層、転倒・転落事故の危険性が高まるのではないかと危惧致しているところです。
このご心配は、芍薬甘草湯の効能あるいは副作用によって生じるなんて、(あくまで個人的な意見ですが)、あり得ない問題で、既に痙攣を生じるほど足を疲労させたことのほうこそ、いくら芍薬甘草湯で回復したように見えても、既に疲労が蓄積しているわけですから、回復したからといって過信は禁物だということの方が重要だと存じます。
もしも転倒したとしたら、芍薬甘草湯のせいではなく、芍薬甘草湯を必要とするほど足を酷使し過ぎたことが原因で、薬効を過信し過ぎたことの方が問題になると思います。
合成医薬品ほどの恐ろしい副作用は滅多に生じるはずもない漢方薬ですが、念のため、漢方メーカーでしっかり確かめて見られるべきかと存じます。
取り急ぎ、お返事まで。
2012年7月22日の茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母
折り返し頂いたメール:
おはようございます
深夜に亘り、懇切丁寧なご説明を頂きありがとうございました。
問題点が整理され、眼の前の霧が少し晴れたようです。
ご指摘頂いた、今回の未解決の部分はツムラさんに問い合わせてみたいと存じます。
登山をされる中高年の方々には、基本は充分な休憩としっかりとマッサージ+ストレッチで対応し、それでも再発するようであれば芍薬甘草湯の服用をするようにお話します。
加えて、芍薬甘草湯の筋弛緩作用や降圧剤や利尿薬服用者には血漿電解質が変化する可能性があることも念頭に置いておくようにお話してみます。
この度は小生の愚問に対して逐一、丁寧にご説明頂き有り難うございました。
漢方薬を始めとした東洋医学には興味がありますので、知識を積み増して参ります。
また、色々とお教え下さいませ。
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2009年7月23日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:芍薬甘草湯
posted by ヒゲジジイ at 07:52| 山口 ☁| 漢方と漢方薬関連の御質問
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2015年07月21日
連休明けの本日は火曜日であっても新規相談はお受けできません!
2009年7月21日茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
通常は新規相談の受付は火曜日から金曜日までですが、連休前後や盆と正月前後は、大変混みやすいので新規相談の受付はできません。
このため、本日は火曜日といっても連休明けなので、新規相談の受付は不可能です。
たとえ、たまたま店頭が空いているときでも、連休の前後というのは、決まって遠近様々なところから、送り注文が殺到していることが多いので、時間を争う荷造りと、メールや電話によるアドバイスと送り状の作成などで、仕事に奔走していることが多いのです。
そういう時に限って、「ヒマそうですねっ!」なんてニコニコとやって来られる遊び半分の冷やかしが入って来る人がタマにありますが、トンデモナイ!
少人数の漢方薬局では、みかけによらず、もしかしてブラック薬局かと思われるほど、多忙な毎日です。
ただ、世の中の本物のブラック企業とは異なって、社内の人間関係や、出勤や帰宅の苦労がないのが大いなる救いとなっているだけです(苦笑。
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2009年7月21日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
2009年7月21日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 07:13| 山口 ☁| 近況報告
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2015年07月20日
「人生最大の問い」とは言われるけれども
2010年7月20日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
昨日もちょっと取り上げた高名な歴史家であるポール・ジョンソン氏の『神の探求━ある歴史家の魂の旅』 。
また帯には「神は本当にいるのか? 地獄はあるのか?」と記載され、さらには「世界的歴史家が人生最大の問いに挑む」とある。
著名な歴史家であり、一流の知識人でもあるポール・ジョンソン氏は、敬虔なカトリック信者でもあるが、教団の暗い過去の歴史まで肯定されるような好い加減の人ではない。
とはいえ、このように著名な知識人でさえ、「あの世」については人生最大の問いであり、謎として残されている。
著名な知識人でさえ、人生最大の謎として残されている課題を、しっかり追究して一定の結論を出そうと努力されない各国の大学に勤務する科学者達の責任は大きいと思うのである。
実際には過去、ヴァージニア大学のイアン・スティーブンソン教授などの研究に限らず、様々な優れた研究はあっても、すべては超ESP仮説などによって、あらゆる考えられる限りのコジツケ理論を講じてまで否定に走る科学者が横行する。
そんな頑固頭の理系の連中に勧めても、どうせ読みはしないだろうが、あえて再録。
やや古い翻訳書だか、理系頭のミーク氏が、徹底的な調査によって、膨大な状況証拠を積み重ねて著わした書籍『死後の世界と魂の成長―死んだらどうなるか』 。
どんなに状況証拠があっても、絶対に信用しないという唯物論科学に徹した石頭の理科系人間には、馬の耳に念仏であろうが、説得力においては群を抜く。
ヒゲジジイ個人は、理系的でもあり文系的でもあるつもりだが、この本は実際には理科系人間にこそ、説得力がある綿密な調査と研究の成果がまとめられている。
なかでも、信用のある優秀な霊媒を使った霊界通信により、他界した同僚の研究者たちとの霊界通信は圧巻。
また、あの世のかなり具体的な生活環境の叙述においても優れている。
翻ってヒゲジジイ自身はどうかというと、子供の頃には体外離脱して、低空飛行を楽しんでいた経験や、大きな蔵(くら)で蒐集品を見て回っていた記憶や屋内が朱塗りの印象深い記憶など、前世か?あるいはあの世での記憶らしきものがいまだに鮮明に残っている。
仕事上では、亡くなられた人が翌日に御家族全員と会いに来て、今後の互いの問題を長時間話し合った貴重な体験や、体外離脱した時に、数年前に亡くなったおばあちゃんがやって来て、「貴女がまだ来るところではない!」と制止された話しなど、それはそれはとんでもない数の報告を受けている。
いずれにせよ、このブログでは既に、「あの世」の問題は書き尽くしており、必読書もかなり紹介して来たつもりだが、昨今では一般の日本人でも「あの世」を信じる人が半数近くに増えている。
「あの世」を信じるか?
「あの世」があるとしたら、どんなところか?
ヒゲジジイの知る限りでは・・・仕事上では皆にそれぞれ断片的な大事なことはしばしばお伝えしているが、道徳的な階級社会であることは間違いないので、今生ではお天道様に恥じない生活を心がけておかないと、薄暗いところに行ってしまいますよ(苦笑。
ヒゲジジイなどは、歯に衣着せぬ日常が祟って、プラス・マイナス・ゼロだろうと観念している(涙。
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2010年7月20日の茶トラの「ボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 07:09| 山口 ☁| 哲学の煙(けむり)と漢方薬
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2015年07月19日
せっかく訪問頂いても、このブログ以外にも本音をぶちまけていますけど
2015年07月18日のシロちゃん(雌2歳) posted by (C)ヒゲジジイ
休み中は、ポール・ジョンソン氏という保守的な歴史家の書籍『神の探求━ある歴史家の魂の旅』を読了後、『インテレクチュアルズ━知の巨人の実像に迫る』という過去のろくでもない思想家たちの弾劾の書を面白く読み続けています。
だから、このメインブログは少しお休みしているけれども、もう一つのブログには、
2015年07月17日 世の中の「学者さん」というのは、イヤハヤ
2015年07月19日 性懲りもなく同じ過ちを繰り返すマスゴミと野党の政治家たちに踊らされるバカな国民たち
という2つの個人的な意見を書いています。
物事の裏のウラのそのまたうらの本質を見抜きすぎるので(笑、そこまで言ったら身も蓋もないじゃないかと皆に嫌われるけど、唾棄すべき輩だと嫌われている方が、はるかに暮らしやすい(呵呵。
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2015年07月18日のシロちゃん(雌2歳) posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 10:54| 山口 ☁| 哲学の煙(けむり)と漢方薬
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2015年07月18日
肝臓癌末期の御主人を看病される奥様からのおたより
2010年7月20日茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾(ブログへ転載させて頂く場合があります。)
【 年 代 】:40〜49歳の女性
【 地 域 】:欧州
【 具体的なご職業 】:美術史家
【 おたより 】:はじめまして。大変御多忙のところを失礼申し上げます。
○○在住、4?歳日本人で今年6?歳になる◎◎◎◎人男性(肝臓癌末期)の妻です。
今年の二月から日に三度の鼻血がありまして、当初は糖尿病の悪化かと考えましたが、芳しくないため大学病院の診療を受けましたところ8cmの肝臓癌の診断が下りました。門脈にも血栓が出来てしまっているものですから、食道静脈瘤も勿論のことあり既に手術が出来ませんし、ビーズ療法も可能かどうかの検査しましたが、先天的に肺と肝臓を繋ぐ血管のバイパスがあったらしく、ビーズが肺に流れてしまうため、中止。
ネクサバールも、本人に体力があまりないため、医師との相談の上採用しませんでした。
そういう状況の夫婦を見かねて周りの志の篤い知人達が、○○の薬草を専門とする昔からの薬局、癌専門のオメオパティー医師、○○在住の鍼を施行して下さる中国人を色々紹介してくださり、自然療法を試みました。
特に癌専門のオメオパティの処方がキノコ類四種のカプセルだったのを見て、「漢方」ということが閃いた次第です。
四月のことで、それから○○の漢方薬局と中医学を修めた先生の診療所と、それから上海出身のマッサージ兼漢方処方の先生に相談をしてみました。あなたの主人のケースでは動物系の薬が必須であるが○○では手に入り難い、しかも薬草の種類が限られているため最大限の効果は得られないが、まあ診てみましょうとのお返事がありました。
同時進行で、インターネットで無知でした漢方事情と、中医学の眼目は一体なんなのだろうかと純粋な興味で色々なページを訪ねてましたところ、
五万とある石のなかでも異彩を放つ玉であることが、村田先生の一行目の輝きから読んでとれました。
私は相談メールに全くそぐわない内容をお送りしております。
もう病院では治療の方針が立ちませんから、試せることは総てお試しになられるとよいと言い渡され、出血があれば応急処置、実際には内視鏡手術を受け、という風に海に出た小舟状態の際に、時間が許す限り村田先生の書き記してこられた多岐にわたる「論考」が魂に響き渡ります。
看病に専念するようになり四ヶ月ですがまだ一度も諦めたり、落ち込んだりしておりませんのも、村田先生の万人に向けられた日々の御声のおかげです。宗教というよりも、もっと直裁な何かだと勇気づけられます。
うまくつたえられませんが、八方塞がりと世に言う状況下を如何に生きるかの指針が先生の書かれているものの、精緻さと情熱から観て感じられるのです。
話を病に戻します。
今はベルギー在住で元サラエボで国境なき医師団として働いておりました夫の弟が、縁あって中国人の妻を娶りましたので、その女性が旧知の中医学の医師に頼み腹水をコントロールするための漢方の煎じ薬三種(膨大な量です、3kgはあろうかと思います)を届けてくれまして、それを日に三度といわれますが、二度飲み二週間になります。
それに霊芝の顆粒を日に一度、そこに私が日本から父にお願いをして牛黄を送ってもらったのを日に二度服用しています。
夫は以前のように歩けませんけれども、牛黄を飲んでいる間はエネルギーが湧くらしく、11歳のひとり娘とチェスを毎晩したり、机に向かって物を書く気力も出ております。
夫は文筆業でして、周りの友人達も作家や美術館関係者、など筆や言葉で生きている人々です。
そういった中で、日本語と◎◎◎◎語に挟まれながら色々想うこと、感じることがあります。その答えやヒントの体現がどこかにある、とずっと思ってました。
夫の身体がよくないというので、私も観念してみてようやく村田先生、そして御伴侶の奥様、ボクチンの存在に巡り合えました。
京都や神戸、大阪、東京、淡路島としか知らない夫ですが、まだ見ぬ長州下関に生きている間、見せてやりたいものです。
枕元で時々、村田先生の書き物から私が理解した内容を話しております。ありがたいことに、生命力が湧くようですし、好奇心も生まれています。
不躾なメールをお送りいたしますが、村田先生の計り知れない探求がこれからも永遠に続くかのごとく順風であられますこと、遠く○○より御祈願申し上げます。
少し時間があり、漢方薬の雨を浴することができればと、非力ながら今現在思考中です。22歳年が離れていますから、幾らか救えないものかとただただ実直素朴に毎晩考えています。
どこかでまた御縁がありますように。
何よりも先ずブログ、HPを拝読させて頂きまして心より御礼申し上げます。
2014年7月18日のシロちゃん(1歳) posted by (C)ボクチンの母
お返事メール:
ご主人様の闘病中の大変な時期、わざわざおたよりありがとうございます。
こちらではご主人様と同年代の人達が、各種のがんサポートを求めて来られている人も多いのですが、むしろそれ以上に目立つのが四十代の男女の転移癌でステージ4の人達です。
漢方薬は貴女が書かれているように、
>漢方薬の雨を浴することができればと
というのはまったくある意味で正しいお考えだと思います。
漢方薬治療の要諦は、やや乱暴に記せば、病人さんを「漢方薬漬け」にすることで、治療効果を発揮させる医学薬学だと思います。
また、牛黄を使用されているのは大変賢明なことだと存じます。
奥様ご自身もお疲れの時に使ってみるのもありです。
こちらは台風一過、午後から暇になり、頂いたメールをしっかり拝読することができました。
その調子で頑張って下さい。
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2014年7月18日のシロちゃん(1歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 06:34| 山口 ☁| 肝臓癌・肝細胞癌・肝硬変・ステージ4
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2015年07月17日
いつもバカ騒ぎを煽って視聴率を稼ごうとする馬鹿なマスコミに扇動される、ばかな国民たち
2010年7月18日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
2015年07月16日 今回も自民党の先見の明か!?
むかしの安保反対闘争のときも、結局は岸信介の自民党による安保条約の調印によるお陰で、日本は今日まで戦争の無い平和が続いた。たまには応援のクリックをお願いします!⇒
昨今の世界情勢を考えると、今回の安保法案は当時の自民党の判断と同じく、先見の明があると言えるのかもしれない。
結局は、いつか来た道と同じにならなければよいが。
つまり、安保反対で大騒ぎした時と同じ轍を踏むマスゴミと野党のブザマを晒すだけかもしれない。
それに同調する多くの国民も、あの頃の安保闘争時と同じ顔付きの人達ばかりに見えるのだが・・・。
その時になって、恥をかかないことを祈る。
2010年7月18日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 08:51| 山口 ☁| 日本人としての自覚の問題
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2015年07月16日
しっかりコントロールできているケースでは
2010年7月16日茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
長期間、漢方薬でコントロールできている手術不能な各種進行癌や転移癌の人達は、いずれも 2015年06月23日 『中医臨床』 誌6月号の記事 「中医がん治療の基本的な考え方」 で、取り上げた『複方大方は多くの段階で効果を強化するがん治療の基本的対策』という方法論に該当する配合内容ばかり。
手術不能であっても抗癌剤や放射線を併用して根治した人はもちろんのこと、西洋医学的な治療を一切断念して、結果的に漢方薬類だけで根治した例すらある。
すなわち、各方面から綿密に弁証論治を行って、いずれもやや複雑な扶正祛邪を行う配合となっており、「一般的に3〜4種類の治法を用い、薬材も15〜30種類前後を配合している」とされるものに、必然的に集約されている現実がある。
それでしっかりした結果が出ている人も多いだけに、もはや通導散など、一貫堂の流派で用いられる方剤を取り入れる余地はない人が多い。
とはいえ、その網の目に漏れるようなケースが出て来れば、積極的に蘇木の配合された通導散および荊防敗毒散、あるいは一貫堂の竜胆瀉肝湯などを組み入れてみようと考えているわけである。
これらを用いなくても、中医学的な弁証論治を主体にした方法で、経過がよい人が多かった過去があるとはいえ、すべてというわけには行かないのが世の常。それゆえ、少しでも確率を向上させる工夫は、これらの導入であるかもしれないと期待しているところである。
早速、昨日より導入した人もあるのだが、すでに疼痛が激しくとも手術不能など、ほとんどの西洋医学治療の方法が狭まりつつある人だけに、「複方大方(多種類の方剤と各種中草薬の配合)+蘇木の配合された通導散」の効果を期待しているところである。
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2011年7月16日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 17:24| 山口 ☁| 悪性腫瘍・癌・ステージ4の進行癌や転移癌
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2015年07月15日
通導散を使ってみたい、この領域
も
2010年7月15日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
一貫堂医学にお詳しい中島髄象先生が山本巌先生に「癌に対して通導散を使え」と遺言されたといわれる。
当然、弁証論治に基づいて、扶正祛邪の配合バランスの配慮は必須であろうけれども、正虚がない段階では、祛邪をもっぱら行う配合でも効果を上げられていた症例も少なくない。
しかしながら、正虚が進んだ進行癌や転移癌の状況下では、通導散は瀉熱通便の大黄や芒硝も配合された強力な活血祛瘀・行気通絡の方剤であり、祛邪を目的とした方剤だけに、しっかりとバランスの取れた扶正の方剤や中草薬との併用が必須となるだろう。
各種の癌サポートの漢方相談が年々増加する一方である昨今、従来の中医学的な弁証論治にもとづいた配合の一角に、山本巌先生が残されている文献などに記載される、こられ通導散や一貫堂の竜胆瀉肝湯、あるいは荊防敗毒散などの利用も考慮に入れるべきかと考えている。
昨今では相談に来られるステージ4の人達でも、疼痛に悩まれる人は意外に少ないのだが、たまたま婦人科癌で、疼痛をコントロールして欲しいという依頼があり、通われて3度目の相談の今回より、さまざまな各種方剤や中草薬類とともに、さらに通導散を加えて試してもらうこととなった。
病院で投与されているモルヒネ系の鎮痛剤はなるべく使用したくないとのこどだが、過去にはこれらを使用することで、漢方薬も併用しながら、末期がんでも8年間通常の勤務が続けられた人もおられるのだから、上記の方法でも軽減できなければ、医師のアドバイスに従って、使ってみるべきだろう。
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2010年7月16日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
2010年7月15日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
一貫堂医学にお詳しい中島髄象先生が山本巌先生に「癌に対して通導散を使え」と遺言されたといわれる。
当然、弁証論治に基づいて、扶正祛邪の配合バランスの配慮は必須であろうけれども、正虚がない段階では、祛邪をもっぱら行う配合でも効果を上げられていた症例も少なくない。
しかしながら、正虚が進んだ進行癌や転移癌の状況下では、通導散は瀉熱通便の大黄や芒硝も配合された強力な活血祛瘀・行気通絡の方剤であり、祛邪を目的とした方剤だけに、しっかりとバランスの取れた扶正の方剤や中草薬との併用が必須となるだろう。
各種の癌サポートの漢方相談が年々増加する一方である昨今、従来の中医学的な弁証論治にもとづいた配合の一角に、山本巌先生が残されている文献などに記載される、こられ通導散や一貫堂の竜胆瀉肝湯、あるいは荊防敗毒散などの利用も考慮に入れるべきかと考えている。
昨今では相談に来られるステージ4の人達でも、疼痛に悩まれる人は意外に少ないのだが、たまたま婦人科癌で、疼痛をコントロールして欲しいという依頼があり、通われて3度目の相談の今回より、さまざまな各種方剤や中草薬類とともに、さらに通導散を加えて試してもらうこととなった。
病院で投与されているモルヒネ系の鎮痛剤はなるべく使用したくないとのこどだが、過去にはこれらを使用することで、漢方薬も併用しながら、末期がんでも8年間通常の勤務が続けられた人もおられるのだから、上記の方法でも軽減できなければ、医師のアドバイスに従って、使ってみるべきだろう。
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2010年7月16日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 21:48| 山口 ☀| 悪性腫瘍・癌・ステージ4の進行癌や転移癌
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2015年07月14日
42年以上も漢方相談をやっていると長期間の愛用者が増え続けるので
2010年7月14日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
漢方薬の真の有用性を知ってしまった人達は、この素晴らしい人類の知恵に完全に嵌ってしまう。
だから42年以上もこの仕事を続けていると、長い人は数十年、短い人でも5〜10年。
一家全員が常連さんになってしまったケースも数多く、親類縁者をよせると十数名を軽く超える常連さんも存在する。
そうなると、必然的に少人数の薬局では、常連さん達の対応だけで、手一杯に近い。
幸いなことに気心知れた人達ばかりとなるので、変なところに気を使わずに済むので、新たな疾患の問題が生じた時にも、冷静に比較的速やかに対処できる。
必然的に新規相談者の受付は、比較的混雑しやすい月曜日と土曜日は避けてもらうことになるし、お盆や正月前後では曜日に関係なく、混雑しやすいので、新規相談は受け付けにくい。
また、連休前後も同様で、曜日に関係なく、もっとも時間を喰ってしまう新規相談の受付は御遠慮願うことになる。
ここまで狭き門にしていると、必然的に本気の人達しか来られなくなり、思わせぶりや、クレーマー予備軍の付け入る余地が少なくなる。
そのお陰で、通っている人達には、かなり十分な相談時間が取れるようになり、あまり無理をせずに済むようになって来たので、命が続くまで、仕事を止めずに済みそうである(苦笑。
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2010年7月14日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
2010年7月14日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 18:39| 山口 ☁| 近況報告
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2015年07月13日
毎週、月曜日と土曜日は、新規相談は受け付けておりません!
2009年7月13日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
昨今、県内の人達が、敢えて月曜日や土曜日を狙って新規相談の依頼が増えていますが、各HPやブログでしっかり記載している通り、毎週、月曜日と土曜日は、2回目以降の人達だけの相談日となっています。
お間違いのないよう、お願いします。
新規相談の受付は、毎週火曜日〜金曜日までの4日間です。
先週も、土曜日しか来れないといって下関市内の人が来られましたが、病院には土曜日以外でも通えていた人が、漢方薬局には土曜日しか来れないという甘ったれた考えの人では、なおさらお断りとならざるを得ません。
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2009年7月13日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 07:15| 山口 ☁| 近況報告
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2015年07月12日
出された漢方薬が疑問であれば、遠慮せずに購入されたところで質問すべし
2009年7月12日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
以前から、また最近も目だって多い不可解な質問。
購入された薬局や投与されたクリニックで質問されるべき問題を、こちらに問い合わせフォームを使ったメールによる質問である。
すなわち、●●●湯や◎◎飲という漢方薬は、私にフィットしているのでしょうか?といった類や、購入した○○○湯は、ネットで調べても出てこないので、効能を教えて欲しいという類の質問である。
そこで、ほとんど紋切り型の内容を作って、返信している。
以下の通り。
こういう質問は、出された薬局やクリニックで説明をしっかり受けるべきです。たまには応援のクリックをお願いします!⇒
出されたところでは、説明する義務がありますので、遠慮されるのは間違っています。
通われている先生をもっと信頼するべきだと思います。
他にも同様に、現在通っているところで出されている漢方薬の質問メールをしばしば受けていますが、同様のお返事を返しています。
あまりにも類似した質問が多いのですが、通っている先生に質問すべき問題を、こちらに質問されるのは間違っています。
先生の考えがあって出されているはずですので、しっかり直接質問されるべきです。
取り急ぎ、お返事まで。
2009年7月12日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
2009年7月12日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 19:47| 山口 ☁| 漢方と漢方薬関連の御質問
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