
2010年6月18日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
今週は月中というのに、10〜40年間、ずっと村田漢方堂薬局の漢方薬を愛用され、途切れることなく連用し続けている文字通りの「常連さん」たちが集中的に毎日、相談がてらの補充購入に来局されたり発送依頼など、昨日が少しヒマだった以外の3日間、少人数の仕事では限界一杯というほど目まぐるしく、体力の消耗が激しかった。
ただ、幸いなことに、気心の知れた人達ばかりなので、精神疲労だけは免れた。それはともかく・・・
1ヶ月前に、ヒゲジジイと同年代のお馴染みさんが、風邪が長引いて、いつまでも軽度の乾燥咳と微熱が取れないのだと、常用される漢方薬類の補充購入のついでに相談されていた。
そこで、竹葉石膏湯のエキス製剤を5日分ほど渡していたが、本日の報告では5日分も飲み終わる前に、頑固に続いていた微熱も乾燥咳もスッカリ治ってしまい、質問されるまでは、そのことを忘れていたと言われる。それほど超即効だったということだった。
日常茶飯事でありがちな話を、敢えてここで記すのは、この竹葉石膏湯エキス製剤は、製造元のコタローさんに、ヒゲジジイ自身が強く要望して実現したもので、配合生薬の分量や配合比率まで、思い通りの配合内容となっているので、自慢のエキス製剤である。
竹葉石膏湯のエキス製剤は、日本国内では、いやもしかしたら世界中でも、コタロー製のみであろうから、なおさら存在価値があるのである。
乾燥咳にしばしば使用される麦門冬湯から大棗を去り、竹葉と石膏を加えた方剤であるから、専門家であれば、おのずと適応証がわかろうというものである。
とうぜんのことながら、シロウトさんが勝手に判断できる方剤ではないので、必ず専門家と相談が必要である。
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2010年6月18日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:竹葉石膏湯