
2010年6月7日の茶トラのボクちん(6歳) posted by (C)ボクチンの母
34歳の外科医が書いた新刊書籍がよく売れている。
中山祐次郎著
『幸せな死のために一刻も早くあなたにお伝えしたいこと 若き外科医が見つめた「いのち」の現場三百六十五日』 (幻冬舎新書)
何とも長ったらしいタイトルながら、とても真面目な内容なのだが、実に惜しいことに、画竜点睛を欠くとはこの書籍のことで、せっかく「たしかに存在する「ある力」」というところで、体験された超常現象の数々のうち、もっと考察を深めれば、「あの世」の存在に気付きそうなところを、サラリと流してしまわれている。
「誰もいないはずの部屋のナースコールが鳴った」。これはよく看護婦さんから聞く話です。つい先日も、誰も入院していない個室で、窓が閉めてあるのにカーテンがずっと揺れていました。
お見舞いに一緒に来た赤ん坊が、何もないところにを見てきゃっきゃと笑っていたり、小さい子どもが誰もいないところを指差して「あれ誰?」なんて言うシーンは、私自身も見たことがあります。
同じ医師でも実際に自身が遭遇された体験を含めたお話し『臨死共有体験』や『死者との再会』などは、いずれも高名な精神科医、レイモンド・ムーディ氏の著書。
こちらを読んだ方が、はるかに救いがあるだろう。
興味があれば、同じ著者の自伝的書籍『生きる/死ぬ━その境界はなかった』は、ムーディ氏の真摯な人柄を知ってほのぼのとさせられる。
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