2015年06月30日
とうとう前期高齢者の仲間入りとなったが・・・
2015年06月30日のシロちゃん(2歳) posted by (C)ヒゲジジイ
前期高齢者らしく腰痛の漢方薬を真面目に飲んでも、あと一歩、8割以上のところからもう一歩の進歩がない。
ところが、止むを得ない活動から、すっきり完璧な無症状となった。
湿気の多い昨今、各部屋の除湿機の満タンの水の処理に店舗内や各部屋8箇所を毎日何度も動き回り、昨今も相変わらず増え続ける書籍の整理に、3階建ての書庫を毎晩、シロちゃんを連れて、昇ったり降りたりを繰り返す日々が1週間以上も続くうち、いつの間にか腰に何の違和感も感じなくなった。
運動不足が、もう一歩の腰痛を治りにくくしていたらしい。
急に元気になって、閉店後には、以前のように夜のチヌ釣り(クロダイ釣り)に行けそうな体力が残っているほど!
本業の漢方相談の方も、そろそろウルサイ老人は敬遠される歳になったので、常連さん相手に、のんびりとしたボケ予防の仕事程度で十分だと思いきや、今年はどうしたことか、濃厚な漢方相談がジワリじわりと増え続ける。
どんなにチェックしていても、不真面目な人も多少は混じるが、多くは真剣な相談が多いので、手が抜けない。
ともあれ、この世で善行を積んでおかなければ、あの世で明るいところへ行けないので、本業は真剣に頑張っているつもりだが、どうしても減らず口が止まらないので、せめてプラスマイナス・ゼロであって欲しいという願いは、寄せては返す波の音。
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2015年06月30日のスコちゃん(2歳半) posted by (C)ヒゲジジイ
2015年06月30日のシロちゃん(2歳) posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 19:26| 山口 ☁| 椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・腰痛・坐骨神経痛・ぎっくり腰(魔女の一撃)
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2015年06月29日
今月は珍しく地元近辺からの新規相談者が集中したが・・・
2009年6月30日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
昨今では珍しいことで、下関市内からの新規相談者が集中した。
頑固な慢性疾患のみならず末期癌の人達などだが、地元の気楽さが、却って真面目に通えないケースも出て来るのが恒例のこと。
地元の気安さが却ってマイナスとなることもある。
ところで、県外からは、アトピー性皮膚炎の女性で、地元で一度も試さないで、ストレートに当方に新規相談に来られた人があった。
ところが、10日前後でしばらく通えるかどうかを訊ねると、とても歯切れの悪い返事。
だったらなおさら、地元で通えるところを探すべきだと、キッパリとお断りした。
他の疾患と異なって、アトピー性皮膚炎の場合は、10日毎に通って、次第にペースがつかめだしても、少なくとも2〜3週間毎くらいでも、一年間は通ってもらわないと、変化の激しい皮膚病だけに、季節に応じた対処方法が掴めない。
他の疾患であれば、ほぼピントが合った時点で、いくらでも通信販売に切り替えることが可能だが、アトピーだけは、そうは問屋が卸さない。
たとえば、先日、県外の義母が下半身が浮腫んで歩行が難儀というので、試しに防已黄耆湯エキスを送付したところ、10日分でほとんど浮腫が軽減して、一気に楽になった。
また、昨今は数年以上来られないままとはいえ、当方の漢方薬を各種常備薬として利用されている北陸地方の体格の良い男性が、湿気が多くなった頃から下半身が浮腫んで難儀だが、常備薬の五苓散も猪苓湯などでもほとんど効果がないと言われるので、同じく防已黄耆湯の10日分を送って試してもらったところ、10日分で7〜8割は軽減したと言われる。
ともあれ、上記の県外のアトピーの女性の話に戻ると、
「地元では評判のよい漢方薬局のウワサを聞いたことがない」
というので、こちらだって、地元近辺からやって来る人たちでも、お気軽な人達はすべてお断りしているので、その人達からは、きっと悪い評判がたっているはず。
それと同じで、人の評判なんてアテにならないので、地元で探すように、キッパリとお断りしたのだった。
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2009年6月30日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 20:03| 山口 ☀| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病
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2015年06月28日
尿路結石を繰り返す好い加減な男たち
2012年6月29日体調を崩した茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母
村田漢方堂薬局の漢方薬は、前世の行いがよかった人には効き目がよいが、前世で行いが悪かった人は効き目が劣るというのが、昨今の口癖で、効き目が悪かった時の卑怯な予防線を張るのが悪習となってしまった。
そういう人でも、今生で徳を積めば、効果が出やすくなるかもしれないなど、意地悪な冗談が多過ぎたか・・・?
土曜の夜、左下腹部に不穏な疼痛交じりの不快感!
昨今、服用をサボっていた猪苓湯+石流茶を1包ずつ、慌てて服用。
1回の服用で、諸症状は雲散霧消!
即効を得て、そのまま、また服用を怠っているのを、いま、思い出した。
しばらく前まで、何ヶ月にも渡って熱心に服用していたのが、いつの間にか服用を怠っていたのである。
即効をよいことに、直ぐにサボるのはヒゲジジイに限らない。
同病の馴染みの男性たちが何人もいる。彼らも同様に好い加減である。
但し、彼等はヒゲジジイと同様、石が出る前後の数ヶ月は熱心に続けているが、その後が同じく好い加減。
例外的に男性2名くらいは、熱心に体質改善のつもりでしっかり継続されているようだが、男性だけに、いつまで続くことやら(苦笑。
尿路結石に限らず、様々な疾患で漢方薬にしばらくは頼っても、男性は総じて、女性に比べれば、はるかに根気がない。
だから、5〜10年続ける男性は多数おられるが、数十年来の常連さんともなると、男性よりも女性の方が明らかに多い。
だから、相対的に男性よりも健康に注意する女性のほうが長生きするのも当然だろう。
ともあれ、ヒゲジジイについても、愛用の牛黄製剤は徹底的に継続できても、愚妻や常連さん達などは多種類の漢方薬を何十年に亘って1日どころか、1回も欠かさず常用しているが、彼女達や彼等のような、ご立派な真似は到底できそうもない。
面倒くさい。
但し、先日の腰痛発作には懲りたので、そちらの方は、熱心に続けているが、即効の出る猪苓湯+石流茶はどうしても忘れがち。
仕事と個人的な問題は、まったく別。
でも、牛黄製剤は35年以上、哲学の煙にいたっては45年以上、1日どころか1回も欠かさずに続けている(呵呵。
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2012年6月29日体調を崩しているボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 21:49| 山口 ☀| 膀胱炎・間質性膀胱炎・過活動膀胱・尿路結石・ 腎臓結石/排尿異常(尿失禁・頻尿・閉尿)
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2015年06月27日
先週の土曜日とは逆に、本日は女性達ばかり
2009年6月27日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
女性達ばかりが続いた土曜日。先週とは真逆で、しかも男性客は皆無。
それでも減らず口が止まらない。これも一種の病気かもしれないが、愛用の牛黄をいくら飲んでも治らない。
だから、あの世に帰ったときは、あまり明るいところへは行けないかも知れない。プラス・マイナス・ゼロくらいになって欲しいものだ(苦笑。
老人になってみると、性別の違いをあまり意識できなくなってしまい、気をつけていても、しばしば男性に対するようにキツイ言葉をうっかり吐いてしまう。
それでも多少は気を使っているつもりだけど・・・。
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2010年6月29日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 14:42| 山口 ☔| 近況報告
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2015年06月25日
本音を言わなければよいのに(苦笑
2010年6月24日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
先週末の土曜日、朝から男性の深刻な相談ばかりが続いているところへ、紅一点、しっかり漢方薬がフィットして、あとは継続するだけでよい女性が、補充購入にやってこられた。
その前にも補充購入だけで済ませた男性が2人おられたばかり。
言わなければよいのに
「むさ苦しい男ばかりが続いて、今日はじめて女性が来られて、ホッとする!」
と、目の前の相談中の男性をさておいて、大声で喚いてしまった。
待合の椅子にも、もう一人男性が順番を待っているのに、その前で補充購入される女性のカラフルな容姿にパッと明るい気分になって、思わず発した意地悪な冗談のようだが、これが本音だから止むを得ない(苦笑。
もともと相談者の半数は男性なのだが、土曜日は比較的男性が集中しやすい。
こんな冗談を吐いても、気を悪くするような男性はハナから受け付けてないので、つい気を許して、余計なことを口走る。
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2009年6月26日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 23:19| 山口 ☁| 近況報告
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2015年06月24日
膀胱炎に病院で投与されたツムラの八味丸による誤治は、猪苓湯1回の服用でほとんど解消!
2009年6月24日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
2015年06月17日 寒熱の配慮がなされない医師の投与した漢方薬と調剤薬局のトンデモナイ指導 の後日談。
膀胱炎を抗生物質で治療後、下腹部の違和感にツムラの八味丸が投与され、1回の服用で激しい下腹部膨満感に苦しまれた常連さんの親戚の女性は、当方で購入された猪苓湯を常連さんが送ってあげたものを服用後に、1回の服用で即治。
ツムラの大建中湯の投与を受けた病院では、調剤薬局にて猪苓湯ではいけないのか、と質問したところ、貴女のような痩身の女性が、猪苓湯を服用すると、脱水症状を起こしかねないので、とんでもない話だと、相手にされなかったという。
常連さんの説得により、大建中湯は服用せずに、こちらで購入された猪苓湯が到着したので、早速1包を服用したところ、激しかった下腹部膨満感は即治したという。
ここ一年間は繰り返し膀胱炎気味だったので、この際、徹底的に治療したいので、しばらく続けることになった。
巷には、当方の常連さん達の漢方知識以下の医師が、乱暴で無知な漢方投与を日々行って、漢方薬の評判を貶めてくれている。
これは漢方薬の品質問題以上に、たいへん由々しきことは、当の医師自身の勉強不足が問題で、医学部の授業には漢方講座が皆無のところが多く、また国家試験には毎年1問も出題されないのだから、お話にならない。
これは薬学部も同様であるから、片手間に漢方薬を販売しているような薬局や薬店では、うっかり相談できたものではない。
円安のお陰も相俟って漢方薬の原料が高騰している折柄、誤治を繰り返すような資源の無駄遣いは、即刻やめるべきだろう。
ともあれ、上記のような女性のケースでは、漢方薬では猪苓湯を飲んでもらうのが、常識中の常識。
こんな基本的なことすら知らない医師が、臆面もなく権威者ぶって漢方投与を行っている現実。
だから常々、人間なんて、もちろん自身も含めてだが、猫よりも劣る最低の動物だといいたくなるのである。
結論として、桶屋は桶屋で、漢方専門を標榜する医院や薬局でなければ、とんでもない誤治を繰り返されることは、日常茶飯事なので、見かけ上の権威に騙されないことである。
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2009年6月24日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 07:21| 山口 ☁| 病院の漢方薬
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2015年06月23日
『中医臨床』 誌6月号の記事 「中医がん治療の基本的な考え方」
2010年6月23日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
今月号の 『中医臨床』 誌(東洋学術出版社発行)に 「中医がん治療の基本的な考え方」 と題して、南京中医薬大学の6名の先生方により、癌サポートにおける基本的に知っておくべき必須事項が縷々述べられているが、中医学的には特別珍しいことが書かれているわけではないものの、総合的に分かりやすくまとめられているので、とても参考価値が高い。
中医学を学ぶ者には、一読の価値は大いにあると思う。
一部をピックアップしても誤解を招くだけだが、『複方大方は多くの段階で効果を強化するがん治療の基本的対策』という項でも大いに注目に値する。
一般的に3〜4種類の治法を用い、薬材も15〜30種類前後を配合している。という部分。
実際に村田漢方堂薬局でも同様な方法を取っているが、7〜10種類くらいの各種の漢方製剤や中草薬類を組み合わせることで、上述の『薬材も15〜30種類前後』を実現させている。
癌病変の発症と発展の原因は、中医学的な分析によっても、複雑な要因が絡んでいるので、弁証論治を徹底すれば、必然的に多種類の治法と、それに基づく多種類の方剤や中草薬類の配合となるのは当然のことだろう。
ただし、常に臨機応変の配慮が必要で、状況によっては「急なれば標を治す」という中医学の基本的な常識を忘れてはならない。
そのこともしっかり書かれている。
年々、癌サポートの漢方相談が増える一方なので、中医学における基本的な考え方の復習として最適な記事であった。
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2010年6月23日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
2010年6月23日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 07:36| 山口 ☁| 悪性腫瘍・癌・ステージ4の進行癌や転移癌
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2015年06月21日
動揺性めまい?の漢方薬のご相談(でも、お返事メールは着信不能だった!)
2009年6月22日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
動揺性めまい?の漢方薬のご相談(でも、お返事メールは着信不能だった!)
【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾(ブログへ転載させて頂く場合があります。)
【 年 代 】:40〜49歳の女性
【 地 域 】:中国・四国地方
【 お問い合せ内容 】:
初めてメールいたします。こちらのHPを拝見いたし、是非先生の助言をお伺いいたしたくメールした次第です。
いま、地元の薬局で3年ほどお世話になっています。先生も少し病態を把握するのが難しいからもっと偉い先生に聞いてみてほしいといわれました。舌診、脈診でみてもらって、脾虚、肝熱、肝気うっ血、肝血虚といろいろ難しい言葉を言われております。とりあえず、胃腸を丈夫にして血虚を改善するところから、六君子、安神補心丸(不眠改善)をしております。不眠はだいぶ改善してます。
ただ、眩暈は改善がみられず、半夏白朮がいいのか、りょうけいじゅつがいいのか悩んでおられます、
2つとも2週間はのみましたが。先生もよくわからなくなっておられるようで。
私は以前より、動揺性めまいのような症状に悩まされており、釣藤散、あるいは釣藤鈎を多めにいれた煎じの抑肝散で首筋のコリをとってみたり、椎骨脳底?からの眩暈かもとされてきたり、どうしてもコリがとれないときは一時的に葛根湯を飲んでみたら?と言われておりまして。
病院検査では異常なし、ですが、ストレスから自律神経失調症だろうということで病院からのソラナックスで肩首のコリは少し楽になってますが、根本から改善したいと思っており、いつか西洋薬をやめれたらと思っております。
先生のブログを拝見すると同じような症状の方がおられるようで、拝見いたしましたが、頸椎が原因だとすれば、整体、鍼灸とどちらがおすすめでしょうか?頸椎が原因でない場合で病院の検査も異常なしとしたら自律神経からくる眩暈と捉えるのでしょうか?
また、首を温めて気持ちいいとは思いますが、葛根湯と釣藤散どちらが自分の眩暈に適しているかわかりません。先生もメールだけでは判断しかねると思いますが。
寒がりでもありませんし、便通、生理ともに順調で食欲も普通です。舌は白苔が有るときもあれば、黄味があるときもあります。もとに湿はからんでいるようです。
この漢方薬局の先生の先生という方がいらしたときに一度、診てもらい、血虚の改善を勧められましたが、もう症状も長いので気長にやっていくつもりでいますが、私にあう処方がいまいちわかりかねています。
不眠は改善しています。ですが、まだ眩暈と眩暈からの疲れと肩首こりがあります。。どうか先生の助言を出来る範囲で結構ですので宜しくお願いいたします。。。
2009年6月22日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
お返事メール:
病院で検査しても異常が見つからず、治療もしてもらえない場合は、漢方薬の流儀にしたがって判断して、適切な漢方薬を見付けるのが最善だと思います。
病院では頚椎症を否定されていても、現象的には頚椎が原因としか思えない人達もずいぶん多いものです。
病院で原因が見つからない場合は、東洋医学の流儀で考えるべきだろうと思います。
首の真裏をあたためると気持ちがよいことに間違いなければ、その同じ首の真裏を揉んでみると気持ちがよい場合、この温めるのと揉むの気持ちがよいという2つの条件が揃っていれば、ほとんどのケースでは、葛根湯や独活葛根湯のいずれかで、ふらつきやめまいが改善されます。
但し、痰湿などの他の要素も合併していれば、半夏白朮天麻湯など、その他の適切な漢方薬を併用すればよいだけの話ですが、もしも上記に2つが揃わない場合は、葛根湯も独活葛根湯も使ってもまったく無駄です。
このような葛根湯証など項背部関連の問題が絡まない場合は、綿密な弁証論治を繰り返して、適切な漢方薬を考える必要がありますが、この場合は、体質によって配合が実にマチマチで、これ以上のアドバイスは不可能です。
>頸椎が原因だとすれば、整体、鍼灸とどちらがおすすめでしょうか?頸椎が原因でない場合で病院の検査も異常なしとしたら自律神経からくる眩暈と捉えるのでしょうか?
というご質問は、お返事不可能です。
整体や鍼灸はこちらの専門外ですし、多くは漢方薬で解決できる問題のはずだからです。
また後者のご質問は、弁証論治にとっては、たとえそうであっても、あまり意味をなさない問題だからです。
取り急ぎ、お返事まで。
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2009年6月22日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 19:17| 山口 ☀| メマイやフラツキ、耳鳴や頭鳴など、あるいはメニエール氏症候群など
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2015年06月20日
医師による漢方投与を受けるには、漢方薬を専門とする医院を見つけるべきです
2010年6月20日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾(ブログへ転載させて頂く場合があります。)
【 年 代 】:50〜59歳の女性
【 地 域 】:九州地方
【 お問い合せ内容 】:
去年11月より、ばね指を発症しました。
仕事が出来なく困っています。
左手親指に5回ステロイド注をしましたが、改善なりませんでした。
右手も親指、小指以外がカクカクとなります。使いすぎではなく、内面の問題だと思います。
2年前に耳鳴りも発症しています。左右ともキーンだったり、ワンワンとなったりします。
耳鳴りは難しいと言われました。
先日、某医院で漢方薬を処方して頂きました。
ツムラ 荊芥連翹湯、ツムラ 温清飲エキス顆粒です。
ケイカイレンギョウトウを検索して村田漢方堂薬局の内容を閲覧しお尋ねしたくメール致しました。
舌診、脈診なし、もしくは右手の脈診だけで分かるものなのでしょうか?
耳鳴りも治るのでしょうか?
2010年6月20日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
お返事メール:
昨今、どこの病院や医院でも、保険漢方が安易に投与されており、テレビなどでも、医師が登場して漢方薬の間違った使い方(アトピーには温清飲など病名治療)を自信満々に紹介されたりしています。
漢方薬の専門知識のない医師たちによる安易な漢方投与により、逆効果となっている人達のお陰で、病院の漢方はもうコリゴリだと言われる人も年々増え続けているように思われます。
漢方薬は世間で想像する以上に、とても専門性の高いものですから、もしも貴女が漢方薬の専門でもない一般の医院で漢方薬を投与されているのであれば、今後の見通しはあまりよくないと思われます。
同じ漢方薬投与を受けるのであれば、少なくとも漢方薬を専門にされている医院にかわるべきです。
漢方薬を専門に学んだ医師も、探せば必ずおられるはずです。
但し、病気の内容によっては、医師の投与する保険漢方では限界のある場合があります。
保険で使える漢方薬には限界があり過ぎるからです。
ところで、舌診もしないで漢方薬を投与される医師が存在するなんて、ちょっと信じられない話です。
なお、通常の腱鞘炎であれば、フィットした漢方薬が見つかれば、遅かれ早かれ治るものですが、耳鳴りは軽減することがあっても、根治することは少ないかもしれません。
現在、投与されている漢方薬が適切かどうかまでは、メールレベルで判断できるものではありません。
取り急ぎ、お返事まで。
2009年6月21日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ボクチンの母
折り返し頂いたメール:
お忙しい中、早速の返信頂きまして有り難うございます。
舌診、脈診は当たり前だと思っていましたので、大丈夫だろうかと不安を感じておりました。
耳鳴りは難しいのですね。
時間が取れれば、伺いたいと思います。
有り難うございました。
2010年6月21日の茶トラのボクちん(6歳) posted by (C)ボクチンの母
お返事メール:
なるべく地元近辺で定期的に通えるところを見つけられるべきかと存じます。
>時間が取れれば、伺いたいと思います。
とありますが、
当方では、配合のピントがしっかりフィットするまでは、7〜10日毎に通える人でなければ、1回ですべて弁証論治が終わるわけではありませんので・・・
まずは地元でよさそうなところを見つけて下さい。
2010年6月21日の茶トラのボクちん(6歳) posted by (C)ボクチンの母
折り返し頂いたメール:
わかりました。
残念ですが、そのようにします。
有り難うございました。
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2010年6月21日の茶トラのボクちん(6歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 22:43| 山口 ☁| 病院の漢方薬
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2015年06月19日
アトピーの漢方相談は中医師がよいでしょうか?というご質問
2011年6月19日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母
【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾(ブログへ転載させて頂く場合があります。)
【 年 代 】:50〜59歳の女性
【 地 域 】:東海地方
【 お問い合せ内容 】:はじめまして。
アトピーで20年ぐらい苦しんでいます。
特に顔が赤くて人にあうのがいやで精神的にも病んでいます。先生がお近くでおられたらよかったのにと思います。
アトピーの他にも過敏性大腸炎筋肉痛などあります。
今病院で白虎加人参湯、消風散、をのんでいますが、あまりよくはなっていません。
過去にも煎じに3回ほど(1年のサイクルで3回)違う先生でためしましたが、よくはなりませんでした。東京などで。
近くで漢方の先生を探そうと思いますが、中医師とかのほうがよいのでしょうか?
ステロイド10年プロトピック10年塗っていたのでかなり悪いと思います。
今日も顔が真っ赤です。外にでるのもつらいです。(冷えのぼせもあります。)
すこしアドバイスいただけたらと思います。
2009年6月20日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
お返事メール:
アトピー性皮膚炎の漢方薬の配合は、相当にデリケートですので、症状が激しい段階では、極端な場合は日毎に微調整を繰り返す場合もあり得ます。
1〜3回の服用でも、良し悪しの反応が直ぐに出やすいからです。
それゆえ、理論のしっかりした中医学に習熟した医師か薬剤師を見付ける必要があります。
時間を十分にかけて、5〜10日毎に通えるきめ細かい対応をしてもらえるところが無難です。
また、日々の食事内容の影響は想像以上に大きいので、徹底した食事制限も必要です。
加工食品や甘いものや肉食類を避けて、薄味で火の通った野菜類(キャベツなど黄緑野菜をたくさん使ったもの)を十分に摂るように心がける必要があります。
白虎加人参湯と消風散の併用という配合(あるいはさらに黄連解毒湯)は、しばしば日本全国の病院で投与されることが多いようですが、中医学的な発想では、あまり考えにくい配合かもしれません。
現実的には、漢方の世界は、世間で想像される以上に、とても専門性が高いので、理論の乏しい日本漢方や一般の病院漢方では、一定レベル以上の疾患ともなれば、よっぽど経験豊富な専門家でなければ難しいと思います。
とりわけ重症化したアトピーの場合は、とてもデリケートですので、きめ細かい対応が可能な、中医学理論を駆使される専門家のほうが無難なように思います。
ネットで調べれば、きっと中医学の専門家がお近くで見つかると思います。
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2009年6月20日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 21:59| 山口 🌁| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病
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2015年06月18日
頑固な微熱と軽度の乾燥咳が続いていつまでも治らない人が竹葉石膏湯で速治
2010年6月18日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
今週は月中というのに、10〜40年間、ずっと村田漢方堂薬局の漢方薬を愛用され、途切れることなく連用し続けている文字通りの「常連さん」たちが集中的に毎日、相談がてらの補充購入に来局されたり発送依頼など、昨日が少しヒマだった以外の3日間、少人数の仕事では限界一杯というほど目まぐるしく、体力の消耗が激しかった。
ただ、幸いなことに、気心の知れた人達ばかりなので、精神疲労だけは免れた。それはともかく・・・
1ヶ月前に、ヒゲジジイと同年代のお馴染みさんが、風邪が長引いて、いつまでも軽度の乾燥咳と微熱が取れないのだと、常用される漢方薬類の補充購入のついでに相談されていた。
そこで、竹葉石膏湯のエキス製剤を5日分ほど渡していたが、本日の報告では5日分も飲み終わる前に、頑固に続いていた微熱も乾燥咳もスッカリ治ってしまい、質問されるまでは、そのことを忘れていたと言われる。それほど超即効だったということだった。
日常茶飯事でありがちな話を、敢えてここで記すのは、この竹葉石膏湯エキス製剤は、製造元のコタローさんに、ヒゲジジイ自身が強く要望して実現したもので、配合生薬の分量や配合比率まで、思い通りの配合内容となっているので、自慢のエキス製剤である。
竹葉石膏湯のエキス製剤は、日本国内では、いやもしかしたら世界中でも、コタロー製のみであろうから、なおさら存在価値があるのである。
乾燥咳にしばしば使用される麦門冬湯から大棗を去り、竹葉と石膏を加えた方剤であるから、専門家であれば、おのずと適応証がわかろうというものである。
とうぜんのことながら、シロウトさんが勝手に判断できる方剤ではないので、必ず専門家と相談が必要である。
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2010年6月18日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:竹葉石膏湯
posted by ヒゲジジイ at 19:55| 山口 ☔| 新型コロナウイルス・風邪やインフルエンザ・咽喉痛・扁桃炎
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2015年06月17日
寒熱の配慮がなされない医師の投与した漢方薬と調剤薬局のトンデモナイ指導
2010年6月17日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
先日来の常連さんの親戚の人に起こった問題の報告と相談内容にはあきれた。
地元の常連さんの親戚の女性が、膀胱炎で診察を受け、抗生物質などで治った後、下腹部にまだ不快感が残っていると告げたところ、細菌はなくなっているので、漢方薬を投与するので、それで様子をみるようにと出されたのがツムラの八味丸。
調剤薬局では、水分を取り過ぎると膀胱炎にはよくないので、水の摂取を控えるようにとまったく真逆のアドバイスがあったという。
漢方薬に詳しい常連さんは、冷え症でもない貴女には八味丸は合わないので絶対に飲まないように!
そのかわりにこちらの漢方薬局で相談して猪苓湯を送ってあげるからとアドバイスしていたのに、待ち切れずに八味丸を1回服用したところ、腹部がパンパンに張って苦しくなり、尿が濃くなって小便がチョロチョロとしか出ずに難儀しているという。
そこで他の病院に受診したところ、こんどはツムラの大建中湯が30日分も投与されたが、どうしたものだろうと常連さんのもとに再度相談があったという。
大建中湯は膀胱には刺激が強すぎるし、ますます温め過ぎて最悪だから、絶対に飲まないようにとアドバイスすると、ようやく説得に乗る気になったらしく、しっかり水分を摂りつつ、猪苓湯でしばらく様子をみることとなった。
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2010年6月17日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 12:48| 山口 🌁| 間違いや問題の多い日本の漢方と漢方薬
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2015年06月15日
70歳を超えても現役で介護職
2010年6月15日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
数十年来の常連さんの中には80歳を超えても現役で会社勤めをされている人もいれば、70歳を超えても現役で介護職を続けられている人もいる。
いずれも男性の話だが、
「自分より若い人達の介護も多いので・・・」
と苦笑されながら、常用されている漢方薬類を購入して帰って行かれた。
昨今の常用薬は補腎薬に補中益気湯や玉屏風散製剤など、補剤が主体の内容である。
昔から病弱な人だったが、70を数年超えても現役の介護職を続けられる熱意には頭が下がるばかり。
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2011年6月15日のボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 18:11| 山口 ☁| 漢方相談室での談話風景
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2015年06月14日
よけいなお節介ながら以前からの疑問、保険漢方なのに同一方剤であっても、製造メーカーによって薬価が大きく異なるという不可思議なナゾ
2009年6月14日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
自民党の高村正彦副総裁の名言!
「学者の言うことを聞いていたら日米安全保障も自衛隊もない。日本の平和と安全はなかった。」
往々にして学者さんというのは、現実と乖離した頭でっかちで、融通の利かない人が多い。
それはともかく・・・
医療用の保険漢方の薬価のことで、以前から疑問に思っていたこと。
もしかしてアンタッチャブルで、触れてはいけない部分なのか?
誰もが疑問に思っていても、表立っては指摘しないというのは、なんだか実に怪しい。
保険適用外の自費の漢方薬の仕事である漢方薬局とは無縁の話だが、お節介ながら、以前から大きな疑問に思っていたはなし。
ほかでもない、同じ方剤であっても、各社それぞれ薬価が大きく異なるという問題である。
薬価が低く設定されているために、原料が現在ほどは高騰してない時代から、早くに逆ザヤになって、保険漢方から撤退したメーカーが数件あった。
昨今の円安が進めば、しかも中国国内でも需要が高まって、もともと生薬が高騰している上に、この昨今の異常なまでの円安。
いくら原料生薬の品質を落として仕入れ価格を節約したところで、早晩、逆ザヤになることは必至と噂されている。
同じ方剤でもすべてにおいて他社に抜きん出て高い薬価が設定されている某社でさえ、その例外ではないだろうといわれるが、それにしても、同じ方剤でありながら、あれだけの薬価に違いがあるなんて、信じられない話ではある。
友人の息子が厚生労働省に勤務しているので、今度あったらその理由を訊ねてみたい。
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2010年6月14日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 17:41| 山口 ☁| 病院の漢方薬
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2015年06月13日
病院で投与される保険漢方衰退あるいは消滅のウワサ
2015年6月12日の茶トラのトラちゃん(1歳半)とシロちゃん(2歳) posted by (C)ボクチンの母
2015年6月12日の茶トラのトラちゃん(1歳半)とシロちゃん(2歳) posted by (C)ボクチンの母
昨今、業界内で、またぞろ飛び交う保険漢方衰退あるいは消滅のウワサ。
様々に飛び交う信憑性のある何種類かの複合したウワサが飛び交っている。
その中でもかなり信憑性が高いものでは、円安のお陰で原料生薬の高騰により、保険点数内で賄う原料生薬の確保が困難になりつつあり、逆ザヤになる問題。
というよりも、現在でも某メーカーさんでは逆ザヤの方剤も多いといわれる。
それでなくとも、円安になる前から、採算が合わなくなった各メーカーさんは既に撤退したところもあったが、例の保険点数の最も高い某メーカーでさえ、次第に圧迫され、利益を確保するには、ますます安価な原料を調達したところで、早晩限界が来るのは時間の問題というウワサは、かなり有力。
そもそも同じ方剤で、メーカーによって保険点数が大きく異なっていること自体が、何とも信じられない不思議な現象ではあるが、それはともかく、現状の保険点数のままでは、早晩、逆ザヤになるのは必定とのウワサが飛び交っている。
このままでは10年後には、保険漢方は完全に崩壊しているだろうという憶測すら流れている。
一部の漢方薬局では、病院や医院やクリニックなどから電話がかかり、某患者さんに販売している漢方薬の問い合わせがあり、それを教えると配合が少し類似した保険漢方に切り替えられ、なりふりかまわぬ経済原則丸出しの医療機関に、唖然かつ苦笑させられるケースも生じているという。
そういう現実からか、将来の保険漢方崩壊の可能性に、多くの漢方メーカーさんや薬屋さんは、渡りに船と期待を持って傍観されている風であるが、村田漢方堂薬局においては、まったくどうでもよい問題。
病院で出される保険漢方で無効な人達こそ、その受け皿としての存在価値があるのが、我が漢方薬局である。
保険漢方と比較されることによって、大きな存在価値を確保していただけに、まあ〜、どちらかといえば現状のままの方がよいくらい。
もしも業界で飛び交うウワサが現実のものとなり、そのために忙しくなるようなことでもあれば、実際にはむしろ困るのである。
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2010年6月13日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
2012年6月13日のボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 08:11| 山口 | 病院の漢方薬
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2015年06月12日
50歳を超えているのに30代に見えるように健康を回復した女性
2010年6月12日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
1年半も通われているのに、てっきり40歳そこそこと思っていたら、あらためて相談カードを見て、驚いた。既に初めて来られた時点で50歳を超えていたのである。
某悪性肉腫で2度も手術を経ての残存肉腫に対しては抗癌剤ということになったが、抗癌剤には耐え切れず、抗癌剤を拒否して、漢方薬に頼って来られていた。
当初は、痩せ細って疲労困憊の様子で、今から思えば、歳相応の50歳超えの人らしかった。
ところが漢方薬を利用されるようになって、次第に激しかった水様性下痢も治まり、次第に体重も増えて、40歳そこそこの見かけで若々しくなり、そのうち、いつのまにか、どう見ても30代にしか見えない活気にあふれて来た。
だからこそ、てっきり実際は40代であるのに、30代にしか見えない若々しさだと思っていたのが、実際には既に50代半ばに差し掛かっている女性だった!
肝腎な残存肉腫は、検査ごとに不変であるが、そのまま消滅するか、あるいは消滅しないまでも、現状維持であっても、同年代の人よりも遥かにお元気になっているので、やっぱり漢方薬類の威力は素晴らしいものである。
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2010年6月12日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
2010年6月12日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 08:31| 山口 🌁| 悪性腫瘍・癌・ステージ4の進行癌や転移癌
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2015年06月11日
足先が火照って三物黄芩湯が必要になる人が急に増えてきた
2010年6月11日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
アトピー性皮膚炎などでは、もともと三物黄芩湯が一年中フィットしている人も多いのだが、この季節になって急に必要とする人が増えだした。
その意味では季節的な方剤と言えるかもしれないが、そういう人達でも、折々に寒さを感じる人も多く、葛根湯を折々に頓服的に使用している。
次第に暑くなる季節になると、清熱系の方剤の需要が増えだすのは当然としても、それだけに涼を取りたくなる季節だけに、相対的に風寒や風寒湿に侵犯される機会も多いので、葛根湯や香蘇散、あるいは藿香正気散の出番も多くなる。
それゆえ、清熱系の方剤とともに、折々に頓服的に葛根湯や藿香正気散が必要になるのもこの季節の特徴でもある。
これらの臨機応変の配合変化の方法は、常連さんたちのみならず、1年以上通っている人の多くが、自然にマスターしているので、ヒゲジジイの指導がよろしい証拠であろうっ(呵呵。
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2010年6月11日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 08:15| 山口 ☔| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病
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2015年06月09日
「髭を生やしたお爺さんがやっているものとばかり思っていました!」
2014年6月9日のシロちゃん(当時1歳) posted by (C)ヒゲジジイ
薬局に入ってこられるなり、
「まあ〜っ!お若いんですねっ!」
と言われて、その次には必ず
「髭を生やしたお爺さんがやっているものとばかり思っていました!」
これらの言葉を何度言われ続けて来たことか。
23歳で始めた漢方薬の仕事。20年以上は言われ続けたように思われる。
だから、当時はいつも、いつも、早く歳を取ってジジババになりたいものだと、溜息をつく日々が20年以上も続いた。
ところが気が付いてみると、念願のジジババ漢方薬局に、いつの間にかなっている。
昨今は、とうとうこんなに老け込んでしまったのかと慨嘆しきり(苦笑。
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2014年6月9日のシロちゃん(当時1歳) posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 19:57| 山口 ☁| 近況報告
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2015年06月08日
患部の寒熱の情報こそ必須なのだが・・・
2009年6月8日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
神経痛や腰痛、関節リウマチなど、特に疼痛が生じている部分の寒熱はとても重要な情報であるが、ご本人自身でさえ、直ぐには判断できない場合があるので、相談時にしっかり確かめてもらう。
ゆっくり落ち着いて確かめてもらえば、患部を温めた方が楽か、あるいは冷やした方が楽なのか、あるいはいずれでもないのか、の3通りのいずれかが分かるはずである。
ところが、こちらの質問にしっかり答えようとはせずに、話を逸らすかのように、これまで通っていた病院の医師が〜〜〜と言っていたという病名ばかりに拘ったり、あるいはもっとも多いのが、これまで通っていてぜんぜん治らなかった漢方薬局や漢方クリニックの間違った情報ばかりをしゃべりまくる人がいる。
そこで、こちらの質問に素直に答えてほしいことを繰り返し強調するのだが、それで考え直して、しっかり落ち着いて確かめてもらえればよいほうで、どうしてもこちらの質問に答えようと努力しない人がいる。
こういう人達は、こちらの漢方相談の流儀には向かない人だと判断して、相談を打ち切って、お帰り願わざるを得ない。
ときに遭遇することながら、どうしてこちらの質問に素直に答えようとされないのか、不思議でならない。
こういう人達だからこそ、どこへ行っても正しい情報が伝わらないために、治してもらえないのかもしれない。
それにしても、ほんとうに不思議な人達である。
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2009年6月8日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
2009年6月8日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
2009年6月8日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
2009年6月8日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
2010年6月8日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 19:42| 山口 ☔| とんでもない話や、信じられない困った話
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2015年06月07日
34歳の外科医の新刊書籍にある、超常現象の体験談は
2010年6月7日の茶トラのボクちん(6歳) posted by (C)ボクチンの母
34歳の外科医が書いた新刊書籍がよく売れている。
中山祐次郎著
『幸せな死のために一刻も早くあなたにお伝えしたいこと 若き外科医が見つめた「いのち」の現場三百六十五日』 (幻冬舎新書)
何とも長ったらしいタイトルながら、とても真面目な内容なのだが、実に惜しいことに、画竜点睛を欠くとはこの書籍のことで、せっかく「たしかに存在する「ある力」」というところで、体験された超常現象の数々のうち、もっと考察を深めれば、「あの世」の存在に気付きそうなところを、サラリと流してしまわれている。
「誰もいないはずの部屋のナースコールが鳴った」。これはよく看護婦さんから聞く話です。つい先日も、誰も入院していない個室で、窓が閉めてあるのにカーテンがずっと揺れていました。
お見舞いに一緒に来た赤ん坊が、何もないところにを見てきゃっきゃと笑っていたり、小さい子どもが誰もいないところを指差して「あれ誰?」なんて言うシーンは、私自身も見たことがあります。
同じ医師でも実際に自身が遭遇された体験を含めたお話し『臨死共有体験』や『死者との再会』などは、いずれも高名な精神科医、レイモンド・ムーディ氏の著書。
こちらを読んだ方が、はるかに救いがあるだろう。
興味があれば、同じ著者の自伝的書籍『生きる/死ぬ━その境界はなかった』は、ムーディ氏の真摯な人柄を知ってほのぼのとさせられる。
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posted by ヒゲジジイ at 19:56| 山口 ☁| 繊細でデリケートなヒゲジジイ
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