2015年05月24日
『あの世』を信じられない高齢者も意外に多いが・・・「民話」の中の署名入りの実話について
2009年05月24日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ
あっという間に一ヶ月が過ぎてしまう。ほんの先日5月のカレンダーを貼ったばかりだというのに、このブログに早く6月のカレンダーを貼らなければならないが、分かっちゃいるけど面倒で、まだ怠っている。
仕事上、他人様の健康の心配ばかりで、弁証論治に頭を悩ます清涼剤として、日々禁断のタバコを貪り、目を酷使する濫読とパソコンの日々を送り、不健康極まりない生活が続いて、気が付いたらアっという間に「あの世」のお迎えが来るのだろうけど、漢方薬のこと以外には特技がないので止むを得ない。
とはいえ、漢方一筋に頑張っているので、きっと霊界の漢方系の医療団が折々にインスピレーションを送ってくれるので、比較的即効が出やすい仕事が可能なのだろうと信じている(笑。
だから、こんな不健康な生活でも「この世」で自分なりに精一杯生きていけば、また「あの世」でしばらくは休息できるだろうと諦観している。
ところで驚くことに、高齢者であればあるほど、「あの世」があることが信じられない人が余りに多過ぎるように思われる。むしろ若い人ほど、「あの世」を信じている人が多いようだ。
男女の比率では、男性よりも女性のほうが信じている比率は高いが、男性よりも女性の方が生命の誕生にタッチするからかもしれない⇒出産のこと。
とはいえ、『あの世』を信じる人が年々増加しているのは間違いない。
参考資料:クリック!⇒ 「あの世」を信じるか (全体)
村田漢方堂薬局に通うほどの高齢者は、男女ともに理解力に優れた聡明な人ばかりだけを受け入れている。でなければ、難しい弁証論治が不可能。
まともな会話がしっかり成立するからこそ、難治性の疾患であっても、紆余曲折を経ても改善できるのだが、その頭脳明晰な人達であっても、こと「あの世」に関しては、死んだら終わりと思い込んでいるご高齢者が多いのは不思議である。
不思議ではあるが、漢方薬によって次第に病気が改善するにつれ、「あの世」の存在と、「あの世」の仕組みを徐々に教えてあげると、ほぼ全員が少なくとも8割くらいは信じる気持ちになれるようだ。
ところで、最近たまたま民話を読む機会があって、既に絶版にはなっているが松谷みよ子による、ちくま書房の『現代民話考4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂』と『現代民話考5 死の知らせ・あの世へ行った話』など、取材された証言者の本名まで記載された貴重な報告集となっている。
民話とは言うけれど、現代民話には多くの実話が含まれており、魂と肉体は別物であり、あの世は間違いなく存在するだろうという証言は、五万と存在するのである。
だから、やや古い時代の柳田國男の諸著作を思い出すまでもないのだが、もっと古い時代の話では、平田篤胤の聞き書き『勝五郎再生記聞』はもとより、同じ内容で、小泉八雲にも『勝五郎再生記』という優れた文献がある。
これらの書籍はなかなか入手困難かもしれないので、次善の策としては『勝五郎再生記聞』をネットで検索すれば、同じ内容を読むことが出来る。
生まれ変わりの実話の証言としては、とても興味深い。
典型的な理科系の男性は、どうもガジガジの唯物論科学に完全に洗脳されて、死んだらすべて終わりと妄信している人が多く、文科系の教養人になると読書量が多いせいか、上記のような柳田國男などの民話に通じている人達などは、死んでも魂は永遠であることを無理なく信じている人が多いように思われる。
例外もあるようで、数学・物理が得意だった典型的な理科系人間の愚妻や愚息は、体感的に無理なく信じているようで、英語・国語が得意だった文科系人間と思っていた愚娘は、あまり信じる風でないのは、我が家族は例外的な集団のようである。
ところで、「あの世」があるからには、先に逝った人やペットとは、いずれは再会できるのは当然だが、悪人たちは直ぐすぐにはそうは行かない。
因果応報の法則は厳然と機能しており、悪人たちはいわゆる「地獄行き」となり、通常の人や善人は、普通のいわゆる「天国」に行けるが、それぞれが厳然たる階級社会となっている。
「類は友を呼ぶ」システムは自動的になされ・・・これ以上の説明しても、どうせ半数の人には馬耳東風だろうから、やめておく(呵呵。
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posted by ヒゲジジイ at 00:09| 山口 ☁| 漢方相談室での談話風景
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