
2011年04月23日の茶トラのボクチン(もう直ぐ7歳) posted by (C)ボクチンの母
先月には、2015年03月27日 ダイエットに有効な漢方薬は人それぞれに異なる のケースでは、2種類の配合のうち、1種類を当帰芍薬散に切り替えたところ、10日間で2Kg減量して、顔が小さくなって思いがけずダイエットが実現した例を書いたが、昨日も同様に2Kg減量して顔が引き締まり、思いがけずダイエットが実現した女性がおられた。
但し、この女性の場合は中草薬を含めた5種類の配合のうち、微調整の段階で1種類を牛膝散エキス製剤から芎帰調血飲第一加減に切り替えたところ、20日間かかったものの、しっかり2Kg減量して、誰が見ても明らかに顔が小さくなった。
それぞれ漢方薬を服用される目的は異なるものの、弁証論治によって得られる方剤の配合が、より正確にフィットすればするほど、思いがけずダイエット効果などの喜ばしい附録がつきものである。
ここで銘記すべきことは、だからといってダイエットには芎帰調血飲第一加減よりも当帰芍薬散の方が優れているなどと、短絡的に解釈してはならない。シロウトさんに限って、このような馬鹿げた解釈をしたがるものだから、強く注意を喚起しておきたい。
あくまで、その人の体質にフィットした方剤であったから、結果的にダイエットにも繋がったのであり、以前にも書いたとおり、ある男性達は、茵蔯蒿湯+五苓散の併用で、妊婦さんのようなお腹が、かなりすっきりと萎んでいる。
ある女性では、加味逍遥散+五苓散+茵蔯蒿湯+桂枝茯苓丸料加薏苡仁+三七人参などの併用で、顔面の湿疹が改善するとともに、顔面の浮腫が取れて体重も減り、こじんまりとした顔貌に生まれ変わっている。
結果的にダイエット効果が得られた例は、枚挙に暇がないが、以前にも書いたことがあるように、100Kgを超えていた超巨漢だった女性でも、生理不順と風邪を引きやすい虚弱体質の改善目的で、臨機応変に様々な漢方薬の配合を何種類も併用すること長期間(10年以上)、いつの間にか数十キログラムの減量を実現して、まったく普通の体重に変身されて今に至っている。
要するに肥満治療目的ではなく、むしろ本命の持病の治療を兼ねた体質改善目的で長期間続けられる人達こそ、却って結果的には根本的なダイエットが実現する。
、短絡的に防風通聖散やナイシトール、あるいは扁鵲(へんせき)をどんなに頑張って長期間続けたからといって、容易にダイエットに成功するほど、世の中は甘くはないのである。
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