2015年04月13日

漢方薬の利用価値と現実

2008年04月13日の茶トラのボクチン(3歳半)
2008年04月13日の茶トラのボクチン(3歳半) posted by (C)ボクチンの母

 何といっても、漢方の利用価値は、合成医薬品よりも副作用がはるかに少なく、間違った使い方をしても、合成医薬品のように命に危険が及ぶことは超マレである。

 そんなレベルの話しではなく、真の利用価値は、西洋医学でも治らない様々な疾患が、中医学理論を利用した弁証論治と、日本漢方から得られた経験的な口訣などを総合して、知恵を絞れば、優れた効果を発揮することが実に頻繁であることである。

 また、保険漢方レベルでも効果がなかったとしても、自費の漢方に豊富な様々な方剤や中草薬類を利用して知恵を絞れば、西洋医学や保険漢方で不可能なことを可能にしているのが日常茶飯事なのである。

 といっても、西洋医学や保険漢方レベルでは太刀打ちできない疾患では、当然のことながら、弁証論治においては基礎理論を乗り越えた、常と変を配慮した直観力も必要となるので、相当に困難を極める場合がある。
 互いの根気がどこまで続くかという、長期的な邪正闘争が続く事も珍しくない。

 初期には即効が得られるケースがとても多いものの、そのまま根治に導けることは少なく、稀には途中で効果が途絶えたり、季節変化で病状が変化したり、延々と邪正闘争を繰り返さざるを得ないケースもあるが、互いに苦労の果てに得られる成果は決して小さくないだろう。

 おまけに、漢方薬類を長期間続けた人は、とりわけ肝機能や腎機能の低下を予防でき、正常な免疫機能を維持しやすいので、アレルギー疾患や自己免疫疾患のみならず、悪性腫瘍が生じにくく、癌や認知症にもなりにくい。

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2010年04月13日の茶トラのボクチン(5歳半)
2010年04月13日の茶トラのボクチン(5歳半) posted by (C)ボクチンの母

2011年04月13日の茶トラのボクチン(6歳半)
2011年04月13日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ボクチンの母

2012年04月13日の茶トラのボクチン(7歳半)
2012年04月13日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ボクチンの母

2012年04月13日の茶トラのボクチン(7歳半)
2012年04月13日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ボクチンの母


posted by ヒゲジジイ at 00:00| 山口 ☁| 中医漢方薬学 | 更新情報をチェックする