2015年04月30日

これだけ自然が破壊されると人間もおかしくなるはずだ

2015年4月29日のシロちゃん(2歳)
2015年4月29日のシロちゃん(2歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2009年04月30日の茶トラのボクチン(もう直ぐ5歳)
2009年04月30日の茶トラのボクチン(もう直ぐ5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 気が付いてみると、周囲の自然が大きく破壊されている。50年以上前の子供の頃に比べて、ここ下関近辺でも、自然破壊が凄まじい。

 近くの巌流島でさえ、当時とは見る影もない。あの頃は、ほんとうに海に浮かぶ小山のある自然に満ち充ちていた。
 昨今は護岸整備や公園化してしまって当時の面影はまったく留めない。

 村田漢方堂薬局周辺もしかり。当時は、まるでミニチュアの尾瀬、といった沼地が拡がっていたが、すべて埋め立てて民家がひしめいている。

 我が薬局近辺の豹変振りを挙げれば、まだまだたくさん指摘できるが、それを拡げて下関市周辺では数え切れない。
 だからとうぜん、日本国中を見渡せば、激しい自然破壊の様は想像に難くない。

 これでは人心が荒廃するのも無理はない。
 人間も自然の一部であることを忘れて、辿りついた先がこのテイタラク。
 土地の神様も怒り狂い、異常気象が頻発する。

 とうぜん、日本だけのことではない。
 世界中、地球全体がおかしくなっている。

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2015年4月27日のスコちゃん(2歳)
2015年4月27日のスコちゃん(2歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2015年4月27日のスコちゃん(2歳)
2015年4月27日のスコちゃん(2歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2009年04月30日の茶トラのボクチン(もう直ぐ5歳)
2009年04月30日の茶トラのボクチン(もう直ぐ5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年04月30日の茶トラのボクチン(もう直ぐ7歳)
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2015年04月29日

泥状便の下痢が流行っているという話しだが・・・

2009年04月29日の茶トラのボクチン(もう直ぐ5歳)
2009年04月29日の茶トラのボクチン(もう直ぐ5歳) posted by (C)ボクチンの母

 本人の意思ではない人達や子供さんの漢方相談を受け入れていると、薬局が完全にパンクしてしまうので、いずれもお断りしているが、常連さんの御家族に限っては例外で、漢方相談を受けている。

 その常連さんの4歳くらいのお孫さんの保育園で下痢が流行っていて、そのお孫さんも、食欲があるものの、食べる都度、泥状便の下痢があり、1日5回くらいの日々が続いているという。

 ノロウイルス感染も疑って五苓散に板藍茶を飲ませたが、やや効果が弱いようだという報告である。

 詳細を聞くと、気温の上昇に伴って、保育園では皆が冷たい飲み物をガブガブやっているという。

 それなら冷飲過多によって脾陽を損傷し,脾が水湿を健運できず、湿濁が中焦に阻滞するために生じた泄瀉にまでならない軽症の泥状便と見て、五苓散と板藍茶はそのまま続けながら、藿香正気散をさらに加えるようにアドバイスしておいたところ、1日で通常便に戻ってすっかり快癒したとのことだった。

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2011年04月29日の茶トラのボクチン(もう直ぐ7歳)
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2012年04月29日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳)
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2012年04月29日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳)
2012年04月29日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年04月29日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳)
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2012年04月29日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳)
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2015年04月28日

人事異動が完了してストレスが極端に増している人が目立つ

2009年04月28日の茶トラのボクチン(もう直ぐ5歳)
2009年04月28日の茶トラのボクチン(もう直ぐ5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 4月も後半になって、各職場の人事異動が完了したあと、嫌な奴が上司にやって来たり、部下に変な奴が入って来たり、昨日書いたばかりのヤマアラシ同士の激突が各地で頻繁である。

 皆さん、いつになく憂鬱な顔でやって来られる人が目立つのである。

 人間もヤマアラシと異なるところはなく、近づき過ぎるとお互いに、多かれすくなかれ傷つき合う。

 国と国にも同じことが言えて、あまり近づき過ぎるのも要注意かもしれない。

 それはともかく、多少とも生命に関わる疾患で、西洋医学治療も空しく、漢方薬に最後の望みを賭けて来られた人の中には、輪廻転生の仕組みや、死後にも生命は持続することをしっかり説明して差し上げたところ、絶望的な顔貌から見るみる明るい表情となり、劇的に病状が好転した人も多いが、その人達のように、もっと素直になって、短絡的な唯物思想に毒されるべきではないだろう。

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2010年04月28日の茶トラのボクチン(もう直ぐ6歳)
2010年04月28日の茶トラのボクチン(もう直ぐ6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年04月28日の茶トラのボクチン(もう直ぐ7歳)
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2012年04月28日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳)
2012年04月28日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年04月28日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳)
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2015年04月27日

9年以上前に書いたブログが埋もれていく⇒ 頑固な慢性疾患の発病原因の多くはヤマアラシの闘争

2009年04月27日の茶トラのボクチン(もう直ぐ5歳)
2009年04月27日の茶トラのボクチン(もう直ぐ5歳) posted by (C)ボクチンの母

 昨今ではもう、あそこまでゴチャゴチャ書くようなエネルギーが残ってないが、9年以上前までに書いたブログ類が、完全に埋没してしまい、たまたま読む機会があった次のブログ

2006年11月29日 頑固な慢性疾患の発病原因の多くはヤマアラシの闘争

 多くの慢性疾患の誘発原因の複雑なメカニズムの一つを分析している。

 これらが埋もれてしまうのは、個人的に惜しいような気がする。


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2010年04月27日の茶トラのボクチン(もう直ぐ6歳)
2010年04月27日の茶トラのボクチン(もう直ぐ6歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年04月27日の茶トラのボクチン(もう直ぐ7歳)
2011年04月27日の茶トラのボクチン(もう直ぐ7歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年04月27日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳)
2012年04月27日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年04月27日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳)
2012年04月27日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳) posted by (C)ボクチンの母


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2015年04月26日

トリプルのお目出度が重なる共時性

2015年4月26日のトラちゃん(1歳半)とシロちゃん(2歳)
2015年4月26日のトラちゃん(1歳半)とシロちゃん(2歳) posted by (C)ボクチンの母

2009年04月26日の茶トラのボクチン(もう直ぐ5歳)
2009年04月26日の茶トラのボクチン(もう直ぐ5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 42年間続くこの仕事で初めて遭遇した、トリプルの共時性。
 40代の男女と30代の女性、それぞれ3名が、健康に自信を得て、御結婚。

 少なくとも控えめに見ても、そのうちのお2人は、確実に漢方薬の貢献が絶大であった。
 今年になって同時期に遭遇した嬉しいトリプルの共時性。

 中にはお2人連れ立って、遠路はるばる報告に来られた人もある。

 世の中に偶然はなく、単なる偶然と思われるものでも、すべては必然だといわれる。
 
 喜ばしい共時性にあやかって、今年は村田漢方堂薬局の漢方薬の利用者にとって、例年以上に理想的な漢方薬の効果が続く年になって欲しいものです。

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2009年04月26日の茶トラのボクチン(もう直ぐ5歳)
2009年04月26日の茶トラのボクチン(もう直ぐ5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年04月26日の茶トラのボクチン(もう直ぐ7歳)
2011年04月26日の茶トラのボクチン(もう直ぐ7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年04月26日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳)
2012年04月26日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年04月26日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳)
2012年04月26日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳) posted by (C)ヒゲジジイ


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2015年04月25日

降圧剤やコレステロール低下薬を常用される人達

2015年04月25日撮影のツバメ
2015年04月25日撮影のツバメ posted by (C)ヒゲジジイ

2009年04月25日の茶トラのボクチン(もう直ぐ5歳)
2009年04月25日の茶トラのボクチン(もう直ぐ5歳) posted by (C)ボクチンの母

 西洋医学で用いる降圧剤ほど便利なものはない。
 様々な疾患を携えて漢方相談に訪れる人達で降圧剤やコレステロール低下薬を常用中の人はとても多い。

 1日に1回服用するだけで血圧をコントロールできる便利さ。これだけは漢方薬では太刀打ちできないのが現実だから、降圧剤でしっかりコントロール出来ている人は、一生続けることになっても構わないから、主治医の指示通りに続けるようにアドバイスすることが多い。

 ところが問題は、スタチン製剤のコレステロール低下薬である。中には総コレステロール値が、スタチン製剤によって200以下を維持している人がしばしば見られるが、ここまで下がると免疫力を低下させ、神経障害を引き起こす危険性がある。

 スタチン製剤による免疫抑制作用によって、感染症のみならず悪性腫瘍の発生率を高める危険性すらある。
 総コレステロール値が300を超える人であれば止むを得ないのかも?しれないが、とりわけ女性の場合で250前後でこれを服用するのは、あまりにも問題が多過ぎる。
 
 とくに女性の場合は疫学的調査でも、200〜280の範囲内が発ガン率も、循環器系疾患などの罹患率が最も低い。200以下でも280以上でも次第に罹患率が上昇するものの、280以上よりも200以下の方が、統計的には罹患率が相当に高まるという統計がある。

 だから過去に、四十歳代で主治医が良性の大腸ポリープと診断して内視鏡で切除したところ、細胞検診では悪性であったため、切除方法に問題があるのでヒヤヒヤの五年間を過ごした女性の場合、定期健診時に、コレステロールがやや高いからといて(250以内だったと思う)、スタチン製剤が投与されたので、そのような無謀で無知な医師のところに通うべきではないとアドバイスして、主治医を変えるように強くアドバイスしたことがあった。
2006年02月03日 スタチン製剤の服用を強く奨められる初期ガン摘出後の患者さん

 あれから10年以上経つが、もちろんまったく問題なく御健在である。

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2011年04月25日の茶トラのボクチン(もう直ぐ7歳)
2011年04月25日の茶トラのボクチン(もう直ぐ7歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年04月25日の茶トラのボクチン(もう直ぐ7歳)
2011年04月25日の茶トラのボクチン(もう直ぐ7歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年04月25日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳)
2012年04月25日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年04月25日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳)
2012年04月25日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳) posted by (C)ボクチンの母


posted by ヒゲジジイ at 00:01| 山口 | 高血圧 | 更新情報をチェックする

2015年04月24日

酒皶(しゅさ)には六味丸系列の方剤が有効な人も意外に多い

2009年04月24日の茶トラのボクチン(もうすぐ5歳)
2009年04月24日の茶トラのボクチン(もうすぐ5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 酒皶に有効な方剤は、体質によって実に様々だが、中には六味丸がしっかりフィットする人もいたし、杞菊地黄丸がフィットする人はさらに多い。

 知柏地黄丸がフィットする人も多いが、稀には補中益気湯でさえ、フィットした人すらある。

 といっても、複雑な配合が必要な人も多いので、一概には言えないが、とうぜん、桂枝茯苓丸や桃核承気湯などがフィットする人も多いし、これらに六味丸系列の方剤を併用する必要がある人は、さらに多い。

 清上防風湯はもとより、黄連解毒湯などが必要な人も多いので、酒皶(しゅさ)を改善するには、結局は正確な弁証論治を必要とする。

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2011年04月24日の茶トラのボクチン(もうすぐ7歳)
2011年04月24日の茶トラのボクチン(もうすぐ7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年04月24日の茶トラのボクチン(もうすぐ7歳)
2011年04月24日の茶トラのボクチン(もうすぐ7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年04月24日の茶トラのボクチン(もうすぐ8歳)
2012年04月24日の茶トラのボクチン(もうすぐ8歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年04月24日の茶トラのボクチン(もうすぐ8歳)
2012年04月24日の茶トラのボクチン(もうすぐ8歳) posted by (C)ヒゲジジイ



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2015年04月23日

ダイエット目的ではない漢方薬の配合でこそ、結果的にダイエットが実現すという現実

2011年04月23日の茶トラのボクチン(もう直ぐ7歳)
2011年04月23日の茶トラのボクチン(もう直ぐ7歳) posted by (C)ボクチンの母

 先月には、2015年03月27日 ダイエットに有効な漢方薬は人それぞれに異なる のケースでは、2種類の配合のうち、1種類を当帰芍薬散に切り替えたところ、10日間で2Kg減量して、顔が小さくなって思いがけずダイエットが実現した例を書いたが、昨日も同様に2Kg減量して顔が引き締まり、思いがけずダイエットが実現した女性がおられた。

 但し、この女性の場合は中草薬を含めた5種類の配合のうち、微調整の段階で1種類を牛膝散エキス製剤から芎帰調血飲第一加減に切り替えたところ、20日間かかったものの、しっかり2Kg減量して、誰が見ても明らかに顔が小さくなった。

 それぞれ漢方薬を服用される目的は異なるものの、弁証論治によって得られる方剤の配合が、より正確にフィットすればするほど、思いがけずダイエット効果などの喜ばしい附録がつきものである。

 ここで銘記すべきことは、だからといってダイエットには芎帰調血飲第一加減よりも当帰芍薬散の方が優れているなどと、短絡的に解釈してはならない。シロウトさんに限って、このような馬鹿げた解釈をしたがるものだから、強く注意を喚起しておきたい。
 あくまで、その人の体質にフィットした方剤であったから、結果的にダイエットにも繋がったのであり、以前にも書いたとおり、ある男性達は、茵蔯蒿湯+五苓散の併用で、妊婦さんのようなお腹が、かなりすっきりと萎んでいる。

 ある女性では、加味逍遥散+五苓散+茵蔯蒿湯+桂枝茯苓丸料加薏苡仁+三七人参などの併用で、顔面の湿疹が改善するとともに、顔面の浮腫が取れて体重も減り、こじんまりとした顔貌に生まれ変わっている。

 結果的にダイエット効果が得られた例は、枚挙に暇がないが、以前にも書いたことがあるように、100Kgを超えていた超巨漢だった女性でも、生理不順と風邪を引きやすい虚弱体質の改善目的で、臨機応変に様々な漢方薬の配合を何種類も併用すること長期間(10年以上)、いつの間にか数十キログラムの減量を実現して、まったく普通の体重に変身されて今に至っている。

 要するに肥満治療目的ではなく、むしろ本命の持病の治療を兼ねた体質改善目的で長期間続けられる人達こそ、却って結果的には根本的なダイエットが実現する。

、短絡的に防風通聖散やナイシトール、あるいは扁鵲(へんせき)をどんなに頑張って長期間続けたからといって、容易にダイエットに成功するほど、世の中は甘くはないのである。

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2011年04月23日の茶トラのボクチン(もう直ぐ7歳)
2011年04月23日の茶トラのボクチン(もう直ぐ7歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年04月23日の茶トラのボクチン(もう直ぐ7歳)
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2011年04月23日の茶トラのボクチン(もう直ぐ7歳)
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2012年04月23日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳)
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2015年04月22日

難病に伴う肥満と微熱のご相談

2011年04月22日の茶トラのボクチン(もう直ぐ7歳)
2011年04月22日の茶トラのボクチン(もう直ぐ7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾(ブログへ転載させて頂く場合があります。)
【 年 代 】:40〜49歳の女性
【 地 域 】:中国・四国地方
【 お問い合せ内容 】:

4?歳女性。フルタイムで働いています。出産経験なし。難病に起因する(と思われる)肥満、原因不明の微熱で悩んでいます。

 200?年12月にホルモン非産生型下垂体線種摘出手術を受け、その後1年間で体重が10kg増加しました。現在重症成長ホルモン分泌不全症と診断を受け、毎日ヒューマトロープ0.4ミリの自己注射を行っています。

 全く成長ホルモンは分泌されておらず、注射による補充に全面的に頼っています。現在の体重は術前と比べ15kg増加しています。自己注射を開始しても体重に減少は見られません。

 ゆるやかですが食事制限を行っています。座り仕事ですので運動不足は自覚しており、趣味も兼ねて運動を週1回1時間半とプラス隔週2時間行っています。特に甘いものも好みませんし、勤務中は間食もしません。飲酒の習慣もありませんし、便秘症でもありません。

 病院にも相談しましたが、もっと病的に太っていないと肥満治療はできないとのことです。
 ちなみに身長は16?センチで、体重は起床後着衣で測ったところ大体6?kgあります。お分かりかと思いますが、ベスト体重からはほど遠い値です。
 血液検査でもLDL等に影響が出ています(血糖値・血圧は正常範囲内です)。
もう何をどうすれば痩せられるかが正直判りません。

 便秘症ではないと思いますので(便秘で困ったという記憶がもう何十年もありません)、ナイシトールなどには手を出していません。

 微熱についてですが、季節の変わり目に体調を崩すことが小学生の頃から多かったのですが、18歳の頃から9月に37度ちょうど〜37度5分程度の微熱が2週間〜1か月出るようになりました。平熱は36度6分と高めですが、37度ちょうどでも脈拍数の増加やだるさを感じます。37度2〜3分でしたらなんとか仕事はできますが、37度5分になるともう思考が働かず体もきついです。

 以前は9月頃だけに出ていましたが、最近では季節の変わり目のみにとどまらず疲労時や風邪を引いた時もずっと熱が続くようになってしまいました。3回は病院で検査を行いましたが原因は判らず、「自律神経失調症」と言われてしまいました。(冷え性の自覚はあります。また、睡眠も浅く、1日に7〜8時間は寝ないと体が持ちません)

 漢方による治療の見込みはありますでしょうか?
 平日は17時45分位までにはそちらに着けますが、相談を受けることはできますでしょうか?
 ご回答をいただければ幸いです。
 長文失礼いたしました。

2012年04月22日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳)
2012年04月22日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳) posted by (C)ヒゲジジイ

お返事メール:

>漢方による治療の見込みはありますでしょうか?

 とのご質問ですが、貴女のやる気次第ですが・・・
 難病が絡んでいるだけに、絶対という保障はありませんが、軽減することなら可能だと思います。

 もしも肥満の治療こそが目的であれば、原因が原因だけに、またそれほど肥満とも言えない数値ですので、短期間では無理だと思いますので、来られるのは無駄だと思います。

 こちらから見て、重要なのは微熱の治療ではないかと思います。原因不明の微熱と書かれていますが、やはり難病との関連は否定できないと思います。

 初回は月曜日と土曜日以外の平日なら、閉店前のギリギリ6時まででも来られれば、構いませんが、初回は時間がたっぷり食います。

 2回目からは月曜日や土曜日でも構いませんが、土曜日は午前中だけなので運が悪いと待ち時間が長いです。

 一昨日も新規相談者が、予告ナシに関西から来られましたが、10日毎に通う決心で来られていました。このように本気の人は、当方のブログをしっかり読まれて、突然予告ナシに来られます。

 昨日は、何年も続けられている関東在住の人が、久しぶりに泊りがけで来られていました。当方には一定の経費はかかっても、根気のある人ばかりが集まるところです。

 メールや電話で問い合わせる人は、まだ迷っている証拠と思ってしまいます。
 いずれにせよ、ご本人の本気度次第で、こちらも気合の入り具合が異なって来ます。

 肥満の問題以上に治すべきは微熱の問題だと思います。
 原因不明の微熱とかかれていますが、やはり多かれすくなかれ難病との関連はあり得ると思います。
 
 微熱の原因を中医学的に分析して配合を微調整していくうちに、微熱軽減に前後して、少しずつ肥満も軽減していくこともあり得ますが、主体は微熱の解決こそが重要だと思います。

 転移癌のケースでさえ、漢方薬によってかなりなサポートが可能なことが多いのですから、お互いのやる気次第であると思いますが、もっとも重要なのは、貴女の本気度次第です。
 
 取り急ぎ、お返事まで。

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2012年04月22日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳)
2012年04月22日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年04月22日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳)
2012年04月22日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年04月22日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳)
2012年04月22日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年04月22日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳)
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2015年04月21日

8年後のご連絡

2009年04月21日の茶トラのボクチン(もうすぐ5歳)
2009年04月21日の茶トラのボクチン(もうすぐ5歳) posted by (C)ボクチンの母

【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾(ブログへ転載させて頂く場合があります。)
【 年 代 】:50〜59歳の女性
【 具体的なご職業 】:事務
【 お問い合せ内容 】:

 以前、8年くらい前にもお世話になり、ありがとうございました。

 8年くらい前は、精神的ストレスにより、唾液が出すぎる症状で、どこの病院に行っても改善しなかったのが、こちらのお薬で完治いたしました。
 本当にうれしかったです。

 この度、1か月前ほどから、急激な精神的ストレスにより、唾液の分泌が非常に減少し、困っております。

 前回とは、逆の症状ではございますが、またお伺いさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

2010年04月21日の茶トラのボクチン(もうすぐ6歳)
2010年04月21日の茶トラのボクチン(もうすぐ6歳) posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:

よく覚えています。
 逆もまた真なりで、うまく行けば同じ方法で治るかもしれませんが、直接来られて確かめれば、他の要因も加わっているかもしれません。

 初めての方ではないので、月曜日〜土曜日(土曜のみ午前中まで)の、いつ来られても構いません。
 開店時間は、土曜日以外は、朝9時〜夕方6時までです。

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2011年04月21日の茶トラのボクチン(もうすぐ7歳)
2011年04月21日の茶トラのボクチン(もうすぐ7歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年04月21日の茶トラのボクチン(もうすぐ7歳)
2011年04月21日の茶トラのボクチン(もうすぐ7歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年04月21日の茶トラのボクチン(もうすぐ8歳)
2012年04月21日の茶トラのボクチン(もうすぐ8歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年04月21日の茶トラのボクチン(もうすぐ8歳)
2012年04月21日の茶トラのボクチン(もうすぐ8歳) posted by (C)ボクチンの母



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2015年04月20日

ときには夢に出てまでうなされる弁証論治

2015年04月19日のシロちゃん(2歳)
2015年04月19日のシロちゃん(2歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2006年04月20日の茶トラのボクチン(もう直ぐ2歳)
2006年04月20日の茶トラのボクチン(もう直ぐ2歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 言っては何だが、やっぱり因果な仕事である。

 来世では御免蒙りたい、と言いたいところだが、きっと同じ仕事を選ぶのだろう(苦笑。

 夢の中で複雑な病態の新規相談者が深刻な様子でやって来られ、せっかく寝付いても、考えあぐねて夢にまで出てうなされる。 

 月曜日と土曜日のみならず、睡眠中くらいは、新規の相談は御免蒙りたい。

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2008年04月20日の茶トラのボクチン(もう直ぐ4歳)
2008年04月20日の茶トラのボクチン(もう直ぐ4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2009年04月20日の茶トラのボクチン(もう直ぐ5歳)
2009年04月20日の茶トラのボクチン(もう直ぐ5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年04月20日の茶トラのボクチン(もう直ぐ7歳)
2011年04月20日の茶トラのボクチン(もう直ぐ7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年04月20日の茶トラのボクチン(もう直ぐ8歳)
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2015年04月19日

肝気が昂ぶりやすい春の季節の変わり目は、要注意

2009年04月19日の茶トラのボクチン(4歳半)
2009年04月19日の茶トラのボクチン(4歳半) posted by (C)ボクチンの母

 漢方相談を引き受けるからには、十分な時間を取って、あらゆる方向から詮索して弁証論治を行うものだから、一定の効果が得られても、それを煩わしがる人もいる。
 それが迷惑だと思う人は来られる資格はないし、そのうんざりされる顔を見ただけでも、こちらの方もいっぺんでやる気をうしなうので、必然的に、おことわりとなる。

 数年前、当方の漢方薬で一定の効果が出て喜んでいたのに、いつの間にか新しくできた特殊な専門クリニックに移って無音となっていた人。
 その1年後に電話がかかり、そこの治療では却って悪化したので、以前の漢方薬を送って欲しいという依頼。
 1年も経過していれば、変化の激しい疾患ゆえ、状況に応じた配合が必要になるから、直接来られなければ無理だというと、距離的には同程度のクリニックには通えても、こちらには来れないという何とも怪訝な話し。

 その後、スッカリ忘れていたが、さらにその2年後になって、またぞろ同じ人から再度電話がかかって来た。
 そのクリニックではますます体調がおかしいと相談されるが、クリニックには通えても、同程度の距離のこちらには通えないという人には、縁がないものと思ってもらわざるを得ない。まったく理解に困しむ。

 数日前も、老体にとっては疲労が出る閉店前の夕刻、地元近くから新規に直接やって来た人がいたが・・・
 受付嬢が、応対した言葉に何が気に入らないのか、すかさず「止めときましょうか?」という不遜な言葉が返ってきたので、御希望通り「どうぞお帰り下さい!」、といって早々に退散してもらった。

 薬局だからといって、揉み手で迎えるところばかりと思ったら大間違い。
 弁証論治のこちらの苦労がシロウトには分かるはずもないが、お愛想を言って迎えられたいのなら、まったくのお門違い。

 四月になって、突然、理解に困しむ人達が続く。
 肝気が昂ぶりやすい春の季節の変わり目は、要注意。

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2011年04月19日の茶トラのボクチン(6歳半)
2011年04月19日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ボクチンの母

2011年04月19日の茶トラのボクチン(6歳半)
2011年04月19日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ボクチンの母

2011年04月19日の茶トラのボクチン(6歳半)
2011年04月19日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ボクチンの母

2012年4月19日のボクチン(8歳になる少し前)
2012年4月19日のボクチン(8歳になる少し前) posted by (C)ボクチンの母


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2015年04月18日

『絶対無』を望んでも、そりゃ〜お互い凡人には無理な話でしょう、と同意見

2015年04月17日のシロちゃん(2歳メス)
2015年04月17日のシロちゃん(2歳メス) posted by (C)ヒゲジジイ

 漢方ファンのお馴染みさんの女性との談話。
 御主人は、お住まいの地方のテレビにも、折々に出演される高名な大学教授。

 ヒゲジジイとまったく同じ希望と、その希望は絶対に無理だと直感される女性。

 あるとき『無』になりたいものだが、あの世に行ったら無になれるのではないかと絶大な希望をもって思案してみたが、考えれば考えるほど、そりゃ無理だと、それが不可能なことをどうしようもないほど直感してしまったと言われる。

 本能的・直感的に分かる人には分かるもので、人間も動物も死んだら終り、完全に無になると信じ込んでいる人が多い世の中。
 そんな感覚の人達の直観力のなさには、まったく理解に困しむ。

 ヒゲジジイなどは絶対無にあこがれて、ながく禅宗にのめり込み、参禅などもしたが、中年以後になってようやく気が付いた。
 絶対無なんて、あの世に行っても、凡人には到底無理な話。

 ソクラテス曰く、
死は魂の消滅ではなく、霊魂の肉体の牢獄からの解放である。
(プラトン著『パイドン━魂の不死について』岩田靖夫訳 岩波書店 より)

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2012年04月18日の茶トラのボクチン(7歳半)
2012年04月18日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年04月18日の茶トラのボクチン(7歳半)
2012年04月18日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年04月18日の茶トラのボクチン(7歳半)
2012年04月18日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ヒゲジジイ

2015年04月17日のシロちゃん(2歳メス)
2015年04月17日のシロちゃん(2歳メス) posted by (C)ヒゲジジイ


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2015年04月17日

一昨日NHKの「ためしてガッテン」で尿路結石をやっていたが

2009年04月17日の茶トラのボクチン(4歳半)
2009年04月17日の茶トラのボクチン(4歳半) posted by (C)ボクチンの母

 なんだか尻切れトンボの番組なようで、名古屋市立大学、郡健二郎学長が発見したオステオポンチンの問題。確かに素晴らしい発見で、これぞ最先端の現代科学であってこそ。

 だったらどうしたらいいの?に対する明確な解答としては、一抹の不安が残る。
 
 どうしても新発見にもとづく科学理論は、しばしば錯覚であることが多いので、俄かにはすべてを信用する気にはなれないし、最善の対処方法とも思えなかった。

 また、昨今盛んなはずの漢方薬のことは一切取り上げられないのはなぜなのか、とっても不思議。

 ところで、メタボの人ばかりが尿路結石になる人が多いように言われていたが、過去の相談者を総合するに、激しいストレスに見舞われて、若い年代層で痩身の人の尿路結石患者さんにも数多く遭遇している。

 漢方相談に来られるからには、いずれも病院治療で思うように疼痛が取れずに、吐き気を伴っていた人も多い。
 でも、多くはヒゲジジイ自身が愛用の方法が、結局は一番楽になる近道だった。

 愚妻などは、痩身で少食の二十代に、すでに腎臓に多数の結石を生じ、激しい発作にも見舞われ、長い年月、猪苓湯+連銭草(江蘇金銭草と同じ)+裏白樫を飲み続けて、根治させている。

 かくいうヒゲジジイはメタボの傾向は歴然としており、過去、3度の尿路結石発作に見舞われて、いずれのときにも、猪苓湯+連銭草+裏白樫を主体にしたものでいったんは治っている。

 昨今は、予防しておくに限ると考えて、便利なエキス製品ばかりの利用で、猪苓湯+石流茶で予防しているが、石流茶は連銭草のエキスと裏白樫のエキスをミックスした内容で、煎じる必要がないので重宝している。

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2010年04月17日の茶トラのボクチン(5歳半)
2010年04月17日の茶トラのボクチン(5歳半) posted by (C)ボクチンの母

2011年04月17日の茶トラのボクチン(6歳半)
2011年04月17日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ボクチンの母

2011年04月17日の茶トラのボクチン(6歳半)
2011年04月17日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ボクチンの母

2012年04月17日の茶トラのボクチン(7歳半)
2012年04月17日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ボクチンの母


2015年04月16日

慢性腎炎に合併する花粉症で好酸球高値に対する漢方薬

2009年04月16日の茶トラのボクチン(4歳半)
2009年04月16日の茶トラのボクチン(4歳半) posted by (C)ヒゲジジイ

 クレアチニンの異常値が続き、好酸球も異常値を呈し、毎年季節的な花粉症も重度。

 休職して闘病に専念され、弁証論治によって、4種類の方剤をやや高濃度で、徹底して服用してもらうことで、クレアチニンは一年以内に完璧に正常化。
 
 社会復帰して以後も、慢性腎炎は殆ど寛解状態を維持しているものの、好酸球の好転は見られず、花粉症も季節になると勃発するが、西洋医学の対症療法でやり過ごしていた。

 本来なら、さらに衛益顆粒(玉屏風散エキス製剤)を追加すべきところ、本命の慢性腎炎の経過があまりにも良好なので、長期的な体質改善を覚悟されていた。

 数年後、仕事で過労が続く日々で、配合中の補中丸の濃度を上げると、疲労回復効果はもちろんのこと、途端に好酸球が好転して正常化。
 同時に花粉症がまったく出なくなった。

 中医学においては、薬用量の問題は、実にデリケート。

 たとえば、逆にアトピー性皮膚炎などでは、配合薬中の知柏地黄丸は通常の規定量では多過ぎて、3分の1量で他方剤とバランスがよく、多過ぎると滲出液が出現し、少な過ぎると乾燥が出て来るなど。

 葛根湯エキス製剤を常用すべきケースでも、通常の規定量では多過ぎて温まり過ぎるが、4分の1量、あるいは2分の1量で常用することで、他方剤とのバランスもよく、あらゆる西洋医学治療や漢方薬で治らなかっためまいやフラツキが軽減するなど。

 フィットする方剤でも、多ければよいというものではなく、とうぜんその逆も大いにあり得るので、適切な薬用量については、他方剤との配合バランスの問題もあるので、実に微妙である。

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2010年04月16日の茶トラのボクチン(5歳半)
2010年04月16日の茶トラのボクチン(5歳半) posted by (C)ヒゲジジイ

2010年04月16日の茶トラのボクチン(5歳半)
2010年04月16日の茶トラのボクチン(5歳半) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年04月16日の茶トラのボクチン(6歳半)
2011年04月16日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年04月16日の茶トラのボクチン(7歳半)
2012年04月16日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ヒゲジジイ


2015年04月15日

癒し猫、スコちゃん(スコティッシュホールド)

2015年02月19日のスコちゃん(2歳)
2015年02月19日のスコちゃん(2歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 閉店後、疲れが溜まってホッと一息しているところへ、きまって膝にやってくるスコちゃん(スコティッシュホールド)。
 両手の親指をペロペロと舐めて、頚椎症で痺れていた両親指を毎日癒してくれる。お陰で、昨今はほとんどシビレは無くなった。

 日頃は、ジキルとハイド氏で、しばしば膝に乗って癒しの治療を施してくれるが、治療が終わると、突然豹変して飛んで逃げる。
 何だろう〜アイツ!? といつも思うけど、ヒゲジジイの主治医として天界から派遣された医療団の一員に違いない(苦笑。

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2009年04月15日の茶トラのボクチン(4歳半)
2009年04月15日の茶トラのボクチン(4歳半) posted by (C)ボクチンの母

2010年04月15日の茶トラのボクチン(5歳半)
2010年04月15日の茶トラのボクチン(5歳半) posted by (C)ボクチンの母

2011年04月15日の茶トラのボクチン(6歳半)
2011年04月15日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ボクチンの母

2012年04月15日の茶トラのボクチン(7歳半)
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2015年04月14日

予約制ではないものの、4月からは新規相談の受付は毎週、火曜日〜金曜日までの4日間のみ

2011年04月14日の茶トラのボクチン(6歳半)
2011年04月14日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ヒゲジジイ

 月曜日と半ドンの土曜日は混雑しやすく、月曜日はたとえ店頭で混雑しない日があっても、ほとんど決まって遠近様々な所から、補充購入の発送依頼も重なる日なので、新規相談者の受付が困難になりつつあった。

 補充購入の発送依頼の多くは、一定の効果が出て、頻繁に通う必要が無くなった人達の補充注文なので、土曜日や日曜日にメールで相談と点検を兼ねて溜まってくる。

 メールとは実に便利なもので、土日に依頼があると、発送可能な月曜日に能率よく作業ができる。
 また、月曜日の朝から電話やメールでの補充購入の発送依頼も重なるが、新規相談者がないので、実に効率よく作業がはかどる。

 店頭に直接来られる人達は、2回目以降の相談であるから、新規相談者のように数時間を要することは少なく、たとえ数時間を要する場合でも、多少の気心も知れて、じっくりと考察が出来るので、神経の消耗も比較的少ない。

 現に昨日も、前日から溜まっていた発送依頼の返信メールや荷造りに、一日中専念しつつ、新規相談者がないので、午前中は常連さんの御家族や身内の方々に必要な方剤の相談と点検等、多人数分もの相談にゆっくり乗れている。

 午後からは関東から久しぶりに来られたお馴染みさんに、たっぷりと時間をかけて相談に乗れ、閉店前には、補充購入に来られた医療関係者と、様々な情報交換も交えて、四方山話に花が咲く(笑。

 ともあれ、新規相談の受付は、火曜日〜月曜日の4日間に限定しても、2回目からは開店時間中であればギリギリあっても、いつ来られても構わないし、予約制でもないので、2回目からは都合の良いときに来られる利点もある。

 このようにすることで、滅多に混雑しない状況となりつつあるが、ご本人自身のやる気と信念がない人はお断りしているのと、子供さんは原則お断りで、成人の男女で、しかも意思の疎通がしっかり出来る人だけに限定している。

 予約制を取らない大きな理由は、数十年来の常連さんが気楽に来にくくなるからで、さらには突然来られるくらいのほうが、却って集中力が出て、直感力が鋭敏に働きやすい体質だからでもある。
 
 いずれにせよ、村田漢方堂薬局の漢方相談は、通常の医療や一般の漢方薬では治らない人達で、しかも、じっくり腰を構えて、忍耐強く頑張れる人向きで、迷いの多い人やクレーマー予備軍には絶対に向かない。
 そんな性格の人は直ぐに見抜いて、お断りしてしまう。

 ちょっと今日もダラダラと書き過ぎた(苦笑。

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2012年04月14日の茶トラのボクチン(7歳半)
2012年04月14日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年04月14日の茶トラのボクチン(7歳半)
2012年04月14日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年04月14日の茶トラのボクチン(7歳半)
2012年04月14日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年04月14日の茶トラのボクチン(7歳半)
2012年04月14日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ヒゲジジイ


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2015年04月13日

漢方薬の利用価値と現実

2008年04月13日の茶トラのボクチン(3歳半)
2008年04月13日の茶トラのボクチン(3歳半) posted by (C)ボクチンの母

 何といっても、漢方の利用価値は、合成医薬品よりも副作用がはるかに少なく、間違った使い方をしても、合成医薬品のように命に危険が及ぶことは超マレである。

 そんなレベルの話しではなく、真の利用価値は、西洋医学でも治らない様々な疾患が、中医学理論を利用した弁証論治と、日本漢方から得られた経験的な口訣などを総合して、知恵を絞れば、優れた効果を発揮することが実に頻繁であることである。

 また、保険漢方レベルでも効果がなかったとしても、自費の漢方に豊富な様々な方剤や中草薬類を利用して知恵を絞れば、西洋医学や保険漢方で不可能なことを可能にしているのが日常茶飯事なのである。

 といっても、西洋医学や保険漢方レベルでは太刀打ちできない疾患では、当然のことながら、弁証論治においては基礎理論を乗り越えた、常と変を配慮した直観力も必要となるので、相当に困難を極める場合がある。
 互いの根気がどこまで続くかという、長期的な邪正闘争が続く事も珍しくない。

 初期には即効が得られるケースがとても多いものの、そのまま根治に導けることは少なく、稀には途中で効果が途絶えたり、季節変化で病状が変化したり、延々と邪正闘争を繰り返さざるを得ないケースもあるが、互いに苦労の果てに得られる成果は決して小さくないだろう。

 おまけに、漢方薬類を長期間続けた人は、とりわけ肝機能や腎機能の低下を予防でき、正常な免疫機能を維持しやすいので、アレルギー疾患や自己免疫疾患のみならず、悪性腫瘍が生じにくく、癌や認知症にもなりにくい。

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2010年04月13日の茶トラのボクチン(5歳半)
2010年04月13日の茶トラのボクチン(5歳半) posted by (C)ボクチンの母

2011年04月13日の茶トラのボクチン(6歳半)
2011年04月13日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ボクチンの母

2012年04月13日の茶トラのボクチン(7歳半)
2012年04月13日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ボクチンの母

2012年04月13日の茶トラのボクチン(7歳半)
2012年04月13日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ボクチンの母


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2015年04月12日

九仞の功を一簣に虧くの類(たぐい)か?

2010年04月12日の茶トラのボクチン(5歳半)
2010年04月12日の茶トラのボクチン(5歳半) posted by (C)ヒゲジジイ

 東大病院の医師、矢作直樹氏が、新刊の週刊文春(「週刊文春」2015年4月16日号)で、徹底的に叩かれている。

 記事内容が事実だとすれば、せっかく『人は死なない』の著者として、臨床医でありながら勇気ある奇特な先生であるとして、一世を風靡したはずだが、その後も共著をあわせて短期間で、二十冊以上も寄せては返す波の音。
 ちょっとやりすぎじゃないの〜と思っていたら、この通りである。

 矢作氏も、所詮は普通の人間だったのかと、当たり前のことながら、些か興ざめ。

 あんまり調子に乗ると、ロクナコトはない。

 矢作氏のトンデモ問題は別としても、死んだら自身がまったくのナッシングになると妄信する人達の感性だけは、まったく理解に苦しむ。

 自身の「喜怒哀楽の心」そのものが、死んでも「完全消滅することは絶対にあり得ないという本能的な直感」を有さない人達が多いというのは、こちらから見れば、まったく理解に苦しむ人達だということである。

 人生を、もっと幸せに生きるために は、ニューヨークタイムズ紙のベストセラー作家のジェームズ・ヴァン・プラグ著の以下の3冊を読んで研究するに如くはない。

 ※もういちど会えたら―最愛の人 天国からのメッセージ

 ※天国との会話―生と死をつなぐ心の旅

 ※人生を、もっと幸せに生きるために―死者からのアドバイス


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2010年04月12日の茶トラのボクチン(5歳半)
2010年04月12日の茶トラのボクチン(5歳半) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年04月12日の茶トラのボクチン(7歳半)
2012年04月12日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年04月12日の茶トラのボクチン(7歳半)
2012年04月12日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年04月12日の茶トラのボクチン(7歳半)
2012年04月12日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ヒゲジジイ


ラベル:矢作直樹
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2015年04月11日

持病をたくさん抱えながら、何年に1回か訪れる顔見知りの人達

2010年04月11日の茶トラのボクチン(5歳半)
2010年04月11日の茶トラのボクチン(5歳半) posted by (C)ボクチンの母

 数十年来の顔見知りながら、持病をたくさんかかえながら、数年に1回くらい訪れる。
 まったく見知らぬ人でもないので、相談には乗ってあげているものの、どうせ続きはしないことが分かっているから、その時点の希望通りの、必要最小限の漢方薬を販売する。

 でも、気の毒な人達だな〜と思わずにはいられない。持病をたくさん抱ええているのだから、同じ漢方薬局に腰を据えて、数年以上、頑張ってみればよいのに、転々と対症療法の漢方薬を求め続けることを数十年も続けている。

 だから、一時良いときもあっても、結局は治らないばかりか、年齢を重ねるとともに、さらに病気の数を増やしている。

 昨今ではネットを利用して転々としているらしいが、中途半端な漢方知識を蓄えているものだから、全面的に漢方薬専門の医師や薬剤師に頼ることもできないらしい。

 常備している漢方薬も相当数に上るらしいが、結局は多くの持病が治ってないというのに、素人療法の限界を感じることもないらしい。

 どこそこではこんなに高価な漢方薬も飲んでいる、などと自慢話まで混じりだすと、いよいよ呆れ果てるばかり。

 こちらは忍耐の時間。
 この数々の治らない自慢話、不毛な話しに付き合うのは、それぞれ数年に1回で済むのだから、グッと我慢。

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2010年04月11日の茶トラのボクチン(5歳半)
2010年04月11日の茶トラのボクチン(5歳半) posted by (C)ボクチンの母

2010年04月11日の茶トラのボクチン(5歳半)
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