
2009年02月14日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母
実話だけに、詳しい病名や病状を書くことは憚られる。
数年にわたる難儀な諸症状に苦しみ続けていた男性と女性のお話し。
それぞれに病状はまったく異なるものの、漢方薬の配合には2種類の共通性はあった。
いずれの人も発病時期も、病状もまるで異なるものの、西洋医学治療ではまったく効果が無く、止むを得ず自費の漢方薬に救いを求めて来られた。
男性の場合は、牛黄製剤や麝香製剤など、かなりな高貴薬まで必要としながらも、元気に社会復帰が可能となったものの、8〜9割程度の改善で、根治とは至らないが、慢性疾患とはそんなものだから、百パーセントを求めるべきではないだろうと説得していたものである。
女性の場合も、漢方薬を続けていると、明らかな即効を得るのだが、経費面での配慮から、一時中断すると、しばらくするとやや再発気味となる。
そういうことを3度繰り返していたが・・・根治したとの報告を得るに至った。
その女性、漢方薬を飲まないでも、本当に完治、根治してしまったとの報告である。
どうして根治したと断言できるのか?
ある決断をしていらい病状の再発の兆候は一切無いので、根治したとの報告に来たのだと言われる。
その決断とは、思い切って「離婚」したのだという。
その女性の決断後、その一年後だったか、上記の男性も根治してしまい、あらゆる漢方薬が必要なくなったとの御家族からのご報告があった。
その御家族は当方の漢方薬の継続利用者でもあるので、現在まで追跡調査が可能で、あれだけ多数の漢方薬を必要としていたのが、既に1年以上、まったく必要がなくなり、間違いなく根治、完治と絶対に言えるそうである。
この男性の最後の決断も、同様に「離婚」であった。
最初に述べたとおり、病状はまるで異なっても、2人には共通した配合があった。
それは柴胡加竜骨牡蠣湯と四逆散。
これらによって、精神的に強くなることで、「離婚」という大きな決断が可能になったといえるのかもしれない。
ここでも異病同治という中医学特有の哲理が見受けられる。
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2010年02月14日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年02月14日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年02月14日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年02月14日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母