2015年02月09日

勤務先の環境によって生じる頑固な湿疹

2009年02月09日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年02月09日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 42年間の漢方相談の仕事で、折々に遭遇するのは、就職してはじめて生じた頑固な湿疹の問題である。

 自費の漢方薬を求めてやって来られるくらいだから、いずれも西洋医学の皮膚科治療ではまったくといっていいほど効果がない。ステロイドの外用でさえ、効果が乏しい。

 アトピー性皮膚炎ではなく、湿疹である。

 これまでの例ではケミカル船の乗務員や、化学工場の事務に勤務という例がとても多い。
 最近遭遇した例でも後者の類で、さいわいに消風散で明らかに効果が出ているが、なるべく早急に職場を変えてもらうか、転職されるようにアドバイスしている。

 過去には、茵蔯蒿湯を主体の複雑な配合を要した例が多かったようだが、職場を変えずに治りきった例もある。

 嫌な上司がいるために、顎ニキビが派手に生じた例では、漢方薬を考える前に、嫌な上司がいなくなった途端に即治した例がある(笑。

 しかしながら、化学薬品類による職場環境については、自身が逃げ出さない限りは、原因物質と漢方薬の戦いとなることだろう。

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2010年02月09日の茶トラのボクチン(5歳)
2010年02月09日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年02月09日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年02月09日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年02月09日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年02月09日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年02月09日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年02月09日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母


posted by ヒゲジジイ at 00:00| 山口 ☁| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病 | 更新情報をチェックする