2015年01月18日

漢方薬の服用を不安がる人には、漢方薬の相談販売はお断り

2009年01月18日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年01月18日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 超珍しいことに、昨日は『1月17日』に撮った茶トラのボクチンの写真があらゆる年度で皆無だったので、そのお陰でブログを休むことができた。
 ブログを休むのは久しぶり。

 それはともかく、先日、8年間くらい当方の漢方薬を続けた後、十ヶ月くらい中断されていた人が、飲んでいたときの方が、ある部分で明らかに体調がよかったので、一部を再開されたいとて、補充購入希望の電話があった。

 ところが、いまさらながら、漢方薬を長期間続けることの不安があると、思いがけない心配をされる。

 突然、そのような不安を申されても、こちらでは説得してまで飲んで欲しいとは思わないこと。不安がって飲むと、効き目も半減するので、もったいないから飲まない方がよいのではないか、とアドバイス。

 考えてみれば、ずっと続けられていた漢方薬は、抗不安作用のある配合でもあったので、服用当時はそのような不安をここまで強く訴えたことはなかった。
 きっとそれを中止したことで、あらぬ不安が出てきたのだろうと互いに分析し合って、その漢方薬を送ることになった。

 これが初めての相談者であれば、漢方相談も漢方薬の販売も、きっぱりとお断りしていたところですよ、と冗談交じりに話したことであった。

 数十年来の常連さんはとても多いが、たとえば92歳になっても現役で日本の伝統芸能の先生を続けられているのも、40年近い多種類の漢方薬や中草薬によって、様々な疾患が治ったお陰であることに間違いない。

 B型とC型肝炎が合併して、肝硬変に腎不全まで合併していた人でも、多種類の漢方薬や中草薬を連用することで、体調的にも検査上でもまったく正常になり、早くから社会復帰されたが、完全に安定期に入って以後も10年以上、過去に痛んだ肝細胞が癌化することを予防する意味も兼ねて、服用内容を減らすことなく、継続服用されているが、高齢にさしかかっても、いよいよ元気に活躍されている。

 慢性リンパ性白血病でも、当時はまったく西洋医学的な治療方法がなく、そのために全面的に当方の漢方薬に賭け、その賭けに打ち勝った人は、既に20年近く多種類の漢方薬や中草薬の併用で、体調的には同年代の人以上の健康を維持し、臨床検査上では、寛解状態を継続しているものの、この多種類の漢方薬や中草薬を中止てしまったら、どうなることか分からない。
 当然、主治医も漢方薬類の効果を認めている。

 このような実例をイチイチ挙げれば際限がない。わざわざそのような説明をし説得してまで、漢方薬を販売したいとは思わない。

 もしも、そんな説明や説得に労力を費やしていたら、肝腎な弁証論治に集中する気力も体力も完全に失せる。


 だから、漢方薬の服用に不安を持つ人の漢方相談なんてあり得ない

 無駄な時間を浪費しないためにも、ハナから、きっぱりとお断りするに限るのである。

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2011年01月18日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年01月18日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年01月18日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年01月18日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年01月18日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年01月18日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年01月18日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年01月18日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 
posted by ヒゲジジイ at 00:00| 山口 ☀| とんでもない話や、信じられない困った話 | 更新情報をチェックする