2014年12月14日
土曜日は新規相談者は受付できない日・・・お気の毒だが・・・
2008年12年14日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ
以前書いたこともある五苓散+茵蔯蒿湯の組み合わせで短期間で4Kg減量した例に倣って、今度は中年以降の男性に、いわゆる水毒体質で舌の奥に黄膩苔があることから、同様の配合で、短期間(1ヶ月以内)で太鼓腹が一気しぼんで喜ばれた。
水太りで肝胆系に湿熱がある人にフィットすれば、防風通聖散よりも遥かに安全で、効果がある。
理論上は、茵蔯五苓散でも可能なはずであるが、微妙。
いずれにしても、当然のことながら、方証相対しなければ無効であろう。
それはさておき、昨日土曜日のお気の毒な問題である。
といっても、村田漢方堂薬局のHPあるいはブログを見て、見るだけで読まずに来られたらしく、土曜日は半ドンだから、新規相談者は受け付けできないと明記しているのに、やって来た人があった。
急な寒波で来訪者は少ないかもしれないと思っていたので、内容によっては・・・と考えたが、ところがアトピー性皮膚炎に、免疫抑制剤の内服を使用されている。
しかも、折々に高熱や微熱を発する副作用が伴っている。
過去の経験では、アトピー性皮膚炎では、どんなに重症化していても、内服の免疫抑制剤を投与されたケースはなく、超稀にステロイド内服薬を投与されていた人が、ほんの少数いたくらいである。
抗ヒスタミン剤の内服や、ステロイド軟膏やプロトピックの外用剤を常用中の漢方相談は日常茶飯事だが、それらのケースとは明らかに事情が異なる。
お断りするのに時間がかかって、かなり疲れたが、これほどの副作用が出ている段階で、しかも、肝腎なアトピーにそれほど効果を示してない状況である。
最近は免疫抑制剤をアトピーに使えるようになったという情報もあるが、ほとんど効いてない状況を考えると、まずは副作用だけが目立つ免疫抑制剤を投与されない医療機関に転院して、正常な免疫に戻すのが先決である。
それにしても、土曜日は新規相談者は受け付けない日と、しっかり書いているつもりだが、土曜日に新しい人が来られるのは困ったものである。
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2009年12年14日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ
2011年12年14日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ
2011年12年14日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ
2011年12年14日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 00:02| 山口 ☁| 医師や歯科医師による誤診や医薬品の誤投与問題
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