2014年12月13日
5種類の方剤を必要とする人達が昨日、それぞれの特殊性をもった共時性
2008年12月13日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母
すべて昨日の出来事ばかり。
アトピーで、秋になって乾燥と痒みと滲出液が顕著になってきたので、微調整の段階で工夫するうち、舌の状態から少陽三焦における頑固な水滞が問題だろうと、この乾燥時期にかかわらず、配合中の地黄剤を一気に半減以下とし、猪苓湯を一気に高濃度にすると、乾燥部分が軽減し、滲出液も減り、顔面の炎症部分がかなり治まってきた。
頑固な浮腫と倦怠疲労感の症状に、同じく5種類の配合を必要とするものの、3回の服用では却って効果が生ぬるい。
そこで、ご本人みずからの工夫で、服用回数を逆に2回に減らし、あまりに調子がよいときには1回に減らすなど、かなり細かな服用方法を工夫されて数ヶ月。
久しぶりにやって来られてみると、見違えるほど元気になって、活きいきとして、10歳は若返っている。
服用回数を減らすことで効果が上がった例は、超珍しいことであった。
新規の相談者で、2日間4種類の配合で即効が出た勢いに乗じて、3日目から5種類として8日後には、症状が全体的には最低でも半減。
そこで、欲張ってさらに効果を増強すべく、あらたな一方剤を増やしたところ、2〜3回の服用する間もなく、効果が激減したという連絡があったので、即刻、もとの5種類に戻してもらった。
こういうケースも珍しい。
閉店前には、某転移癌で抗癌剤による副作用のために、肝機能の数値が異常値を示し、同時にクレアチニンまで上昇していた人が、既に続けていた癌サポートの牛黄製剤などとともに、茵蔯蒿湯を途中で加えただけで、肝機能の数値も正常化しただけでなく、クレアチニンも正常値に入り、健康時の頃よりもむしろ体調がよいと喜んでおられた。
複雑な病状の人達ばかりとはいえ、5種類の配合という人達が、昨日偶然に多く重なったということは、どのような意味が内在した共時性なのだろうか?
偶然とは、必然のこと であるらしいのだが・・・
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2008年12月13日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母
2011年12月13日のボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母
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posted by ヒゲジジイ at 00:02| 山口 ☁| 中医漢方薬学
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