2014年12月11日

抗癌剤のジレンマ

2008年12月11日のボクチン(4歳)
2008年12月11日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 9月に販売が始まった前立腺がんの抗がん剤「ジェブタナ」(一般名カバジタキセル)を投与後に、5人の死亡者が出たという記事が、ヤフーのニュースに掲載されていた。昨日の記事である。

 ここ3ヶ月間に200人が使用し、延べ42人に、好中球の減少がみられ(免疫力が低下)、そのうちの5人が、肺炎や敗血症などで死亡ということである。

 この記事を読んで思い出したのが、村田漢方堂薬局での最近の事例。

 他の新規の抗癌剤で、牛黄製剤など各種の漢方薬類を併用しながら、その新規の内服の抗癌剤を投与されると、肝機能が急上昇しはじめて、これ以上、上昇すると休薬が必要だということで、さらに茵蔯蒿湯を加えると、一気に肝機能が正常化して来た。

 そのお陰で、抗癌剤を継続することが可能となっているが、転移巣も短期間で半減している。

 さいわいに体調もすこぶる良好で、漢方薬の効果も歴然としているものの、抗癌剤に賭けるのは、実に「博打」としか言いようがない。

 本当に、バクチである。

 中には漢方薬で、抗癌剤の副作用をほとんど解消できても、体調が良いのとは裏腹に、転移巣が縮小するどころが、みるみる増大するケースもあるが、このようなケースでは、抗癌剤がむしろ転移巣の悪化を促進しているとしか、思えない。

 一方では抗癌剤を拒否して、漢方薬だけに賭けた転移癌の女性では、3種類の腫瘍マーカーが見るみる下がっていくので、主治医も漢方薬の有効性を認めて、「何を飲んでるかみせてもらえないだろうか?」と遠慮がちに依頼されたという。

 そこで、患者さんは、あらたまってヒゲジジイに、お見せしてよろしいでしょうか、と問われるので、「どうぞ、どうぞっ」と、二つ返事でお答えしたばかり。

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2010年12月11日のボクチン(6歳)
2010年12月11日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年12月11日のボクチン(6歳)
2010年12月11日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年12月11日のボクチン(6歳)
2010年12月11日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年12月11日のボクチン(7歳)
2011年12月11日のボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母



 

2014年12月10日

意外なものが人気を博して憮然

2009年12月10日のボクチン(5歳)
2009年12月10日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 内服の漢方薬を専門としており、いくら皮膚疾患であっても、滅多なことで外用剤や、それに類した製品を販売することは、へんなプライドにかけても、御免蒙りたいところ。

 ところが、某漢方専門メーカーさんの奨めで、外用専門の製品サンプルを、数人の気心の知れた女性たちにテストしてもらったことからはじまった。

 数年以上のお付き合いとなり、すでに安定して良好な経過が持続しているアトピーの人達に、もう一歩の仕上げになるかどうかをテストしてもらう程度のつもりで、試してもらったところ、意外に好評。

 そこで、アトピーでも比較的新しい相談者や、その他の皮膚疾患の人達にも、サンプルが余っているからと、使ってもらっていたところ、意外にも多くの人に好評である。

 気が付くと、販売用の実物の製品自体が、いつの間にかコンスタントに売れ続けていた。
 そこで、品切れする前に発注していたのに、到着するまでに一時品切れとなるほどコンスタントになくなっていく。

 とうとう購入希望者に入荷するまで、お待たせする事態が発生してしまった。

 なんでも余裕をもって在庫を確保する習慣があるので、このように在庫が尽きるなんて、青天の霹靂。

 本来ならあり得ない話であるが、様々な皮膚のトラブルに、体質や病状を選ばずに使用できるというキャッチフレーズだけに、いつの間にか、アトピー性皮膚炎以外の、様々な皮膚のトラブルにも使う人が増えていた。

 それにしても、内服の漢方薬専門の漢方薬局というのに、外用の製品がこれほどの人気を博すとは、またまたトウヘンボクながら、個人的には大いにプライドを傷つけられている。

 といいつつも、たかがサンプルくらいで気に入られるなんて・・・過去にはこんな世間並みの販促行為をするなんて、ほとんど初体験だけに、ちょっとおもしろくなってきたから、アトピーに限らず、酒皶や脂漏性皮膚炎など、皮膚病関連で通っている全員、みんなに試してもらうのも一興かもしれない(呵呵。

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2009年12月10日のボクチン(5歳)
2009年12月10日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2009年12月10日のボクチン(5歳)
2009年12月10日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2009年12月10日のボクチン(5歳)
2009年12月10日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2010年12月10日のボクチン(6歳)
2010年12月10日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 00:04| 山口 ☀| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病 | 更新情報をチェックする

2014年12月09日

「漢方薬の服用を不安がる人達」 からのお問い合わせには、そのことだけで万事休す

2008年12月09日のボクチン(4歳)
2008年12月09日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 かなり病状が切迫している人達に限って、そんなこと言っておれないだろうと思うのだが、極端なほどに漢方薬の服用に、過度な不安を持たれる人がある。

 お返事には窮するのみ。
 説得する気力も失せるので、他所さんに問い合わせて欲しいと思うばかりである。

 当方のHPやブログを読んでもらっていれば、問い合わせる先が、間違っていることが分かろうというものである。

 村田漢方堂薬局ではスタッフが少ないので、ご本人みずからが積極的な意思と意欲で、何としても漢方薬で病気を治したいという情熱がある人でなければ、受け入れる余裕が無い。

 問い合わせる段階で、極度な不安を持たれる人や、及び腰の質問であれば、お断りせざるを得ない。

 ましてやご本人でもない、ご家族の病気の問い合わせや、友人の疾患の問い合わせなど、まったく問題外である。

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2008年12月09日のボクチン(4歳)
2008年12月09日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

2008年12月09日のボクチン(4歳)
2008年12月09日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

2009年12月09日のボクチン(5歳)
2009年12月09日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2009年12月09日のボクチン(5歳)
2009年12月09日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 00:01| 山口 ☁| ありがた迷惑な話 | 更新情報をチェックする

2014年12月08日

当帰四逆加呉茱萸生姜湯は「しもやけ」の代表的治療方剤でもあります

2008年12月08日のボクチン(4歳)
2008年12月08日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾(ブログへ転載させて頂く場合があります。)
【 年 代 】:30〜39歳の女性
【 職 業 】:会社員
【 地 域 】:九州
【 お問い合せ内容 】:
 元々冷え性でしたが、3年ほど前(3●歳)から冬になると指先にしもやけができて、グーパーできない状態になり、皮膚科でビタミン剤(E)を飲んでいます。

 効果はイマイチ感じられず、春になるのをいつも待つ状態でした。
 膠原病などの検査の検査もしましたが問題なしでした。

 今年も12月に入り手だけでなく、足指にもしもやけができ皮膚科を受診しました。

 以前TVで紹介されていた「当帰四逆加呉茱萸生姜湯」が私の症状にぴったりだと思い処方してもらえないか相談したのですが、東洋医学は勉強しておりず、当院ではこの漢方は取り扱っていないので、取扱いの漢方から選びましょうという事になりました。

 先生は「湯」とつくものがだいたい冷え性に効くはずと言い、「十全大補湯」という漢方を処方され、1週間ほど飲んでいます。

 ネットで「十全大補湯」を調べた所、一応「冷え性」の効能も書かれていますが、病弱だったり、気力がないといった症状は全くないので、このまま飲んでもよいのか不安になり相談させていただいています。

 私の症状は、体全体がとても冷えていて、特に手先足先は部屋の中でも手袋・2重靴下を履いていないと過ごせないほどです。下痢は全く、逆に便秘で悩んでいます。
 生理は正常です。

 漢方専門の病院や薬局を見つける事ができず、困っています。
 福岡県なので、もし可能ならば一度相談に伺いたいと思っています。

2009年12月08日のボクチン(5歳)
2009年12月08日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

お返事メール:

 メールを拝見しましたが、わざわざこちらに来られるには及ばないとおもいます。

 その症状でしたら、お気づきの通り、まずは当帰四逆加呉茱萸生姜湯を試してみるべきです。

 福岡県内であれば、漢方専門薬局が多いはずですので、適当な所でも、相談すれば直ぐに購入できるはずです。

 もしも間違って飲んでも、手足が冷えるのが明らかであるだけに、それほど大間違いにはならないので、しかも比較的安価な漢方薬ですので、まずは10〜15日分くらいで試してみると、効果が出る確率がかなり高いと思います。
 取り急ぎ、お返事まで。

追記: 『先生は「湯」とつくものがだいたい冷え性に効くはずと言い』という部分は大間違い!
 何の根拠もない。


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2009年12月08日のボクチン(5歳)
2009年12月08日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2009年12月08日のボクチン(5歳)
2009年12月08日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2009年12月08日のボクチン(5歳)
2009年12月08日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 00:00| 山口 ☁| 漢方と漢方薬関連の御質問 | 更新情報をチェックする

2014年12月07日

多忙な仕事中にかかった、実に非常識で無礼な電話に頭に来たこと

2009年11月07日のボクチン(5歳)
2009年11月07日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾(ブログへ転載させて頂く場合があります。)
【 年 代 】:50〜59歳の男性
【 職 業 】:公務員
【 地 域 】:東海
【 おたより】:
 いつもブログを読ませていただいています。

 小谷野敦著 『バカのための読書術』 について、2回も書かれていたので、アマゾンの先生の書評を読んでみました。

 読んでみると、ほぼ褒めている書評でした。8、9割褒めても少しは批判もなければ、第三者から見れば逆に褒め殺しになりますよ。

 それなのに、
『コメント欄に、著者の小谷野敦氏から直接、お前は差別主義者だ、と決め付けられた。どうして差別主義者呼ばわりされるのか?まったく意味不明。』

 これについては私も意味不明です。
 小谷野氏は、「皇室を否定しないと差別主義者だ」といいたいのかな。
 そうすると奈良時代からずっと一部の現代人を除いて、ほとんどの日本人は差別主義者だということになります。

 差別主義者は小谷野氏ですよ。

 題名からして買う気はしませんが、今度この本を本屋で立ち読みをしてみます。

 小谷野氏は少しでも批判があると耐えられない人なのでしょうか。

 それとも「一部のイジケタ国家観」というのが、小谷野氏のトリガーポイントというか、何かコンプレックスがあるのかもしれません。団塊の世代やその一つ前の世代は、左翼思想の影響を受けている人が多いので、そのせいでしょうね。先生のおっしゃるとおり20年代生まれの人によくあることだと思います。

追伸
 先生のレビューとコメントが参考になった、と投票しておきました。

2009年11月07日のボクチン(5歳)
2009年11月07日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:

 おたよりありがとうございます。

 一部に考え方に違いがあっても、それはそれでお互いに認め合えばよいのですが、小谷野敦という先生は、一般の常識ではちょっと信じられない行動をとられる人のようです。

その一部始終を短縮して、氏自身のブログ⇒ http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20141110 に書かれている通りです。

 日本的なお行儀とはまったく無縁な人のようで、いかにも横柄な口吻で、無礼な電話には些か呆れ果てました。

> これについては私も意味不明です。小谷野氏は、「皇室を否定しないと差別主義者だ」といいたいのかな。そうすると奈良時代からずっと一部の現代人を除いて、ほとんどの日本人は差別主義者だということになります。差別主義者は小谷野氏ですよ。

 ご指摘の通りで、のみならず、東大出身のエリート意識にどっぷりと漬かった、真の差別主義者ではないかと疑っています。
 氏の著書を読んでいると、他人の学歴や出自を、かなり気にする人のようです。

 ともあれ、長年、氏の諸著作を過去、愛読して来て、かなりなファンだったのですが、今回の一件で、まったく冷めてしまいました(苦笑。

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2009年11月07日のボクチン(5歳)
2009年11月07日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2009年11月07日のボクチン(5歳)
2009年11月07日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年11月07日のボクチン(6歳)
2010年11月07日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母



ラベル:小谷野敦

2014年12月06日

慌しい師走です

2010年12月06日のボクチン(6歳)
2010年12月06日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 12月になって急に慌しくなりました。

 
 店頭も補充依頼の荷造りも、4日(木曜日)が少し楽になった以外は、昨日も1日中慌しく、新規相談者の即効例が続くのは慶賀すべきことではありますが、常連さんの買い込みも重なって、老体に応えるほど大忙しです。

 もっとも緊張を強いられる新規相談者も毎日あるからです。

 午後下がって、ようやく一息を付けたと思ったら、近隣の人の新規相談です。

 意志の疎通がとりにくい人や、漢方薬を飲むことに、かなり不安を持つ人も、いずれの新規相談者も、当方のポリシーにまったく反するので、きっぱりとお断りしました。

 意思の疎通が困難な人達や、不安がって逆に質問ばかりされる人も、このような人達に時間を取られていては、こちらは疲労困憊するばかりで、命がいくらあっても、たまったもんではありません。

 今日は新規相談を受け付けることができない、半ドンの土曜日です。
 ようやく、ホっと一息つける午後がまっています。

 爆睡することでしょうけどっ

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2010年12月06日のボクチン(6歳)
2010年12月06日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2010年12月06日のボクチン(6歳)
2010年12月06日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2010年12月06日のボクチン(6歳)
2010年12月06日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年12月06日のボクチン(7歳)
2011年12月06日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ




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2014年12月05日

有名病院の自慢話には、苦笑を禁じえない

2008年12月05日のボクチン(4歳)
2008年12月05日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 シバシバ遭遇する自慢話し。

 これまで通った有名病院や、有名な中医学専門医院やクリニック、漢方薬専門の医療機関など、はては海外の東洋医学専門病院などなど。

 それはそれはとっっっても有名なところで、〜〜〜の分野で日本一の名医にかかっていた、あるいは世界的に有名な病院の〜〜〜

 でっ、そんなにご自慢なところに行かれていたというのに・・・

 どうしてわざやざ遠路はるばる、本州の端までやって来たのだろう???

 自慢がしたかっただけなのか?

 結局渡り鳥を繰り返して、肝腎な病気が治らないばかりか、有名医療機関病にも罹患してしまったらしい。

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2009年12月05日のボクチン(5歳)
2009年12月05日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2009年12月05日のボクチン(5歳)
2009年12月05日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年12月05日のボクチン(6歳)
2010年12月05日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年12月05日のボクチン(7歳)
2011年12月05日のボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 00:03| 山口 ☁| 病院の漢方薬 | 更新情報をチェックする

2014年12月04日

各種疼痛に漢方薬が効くなんて「信じられない!」と驚かれるので、いっぺんにシラケる

2008年12月04日のボクチン(4歳)
2008年12月04日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 水道管破裂は、床下にもぐって原因付近を特定してもらい、結局は外のコンクリートを掘り起こすことになり、夕方には通常に使用できるようにしてもらえた。
 家屋や外構工事関連の信頼できる業者がいるので、ほんとうに安心である。
 三十代の若い経営者だが、既に15年以上お世話になっている。
 必要な業者があれば、直ぐに手配してくれるのである。

 ともあれ、本日のタイトル

 あまりにも日常茶飯事なので、こちらでは当然の漢方薬の実力だと思っているのだが、様々な整形外科関連の疼痛疾患に対する優位性について、

「腰痛でも漢方薬が治るのですか?」
「五十肩が漢方薬で治るのですか?」
「リウマチなどの関節痛が漢方薬で治りますか?」

 整形外科関連以外の領域でも
「偏頭痛が漢方薬で治りますか?」
「尿路結石の疼痛が漢方薬で治りますか?」
 などなど・・・

 こんな質問を日々受けていると、馬鹿馬鹿しくって、返事をしてあげるのが、イヤになってくる。

 日々、病院に通っても思うように治らなかった各種疼痛疾患が、漢方薬で改善する人は五万といる。

 中には超即効というのも珍しくはないが、「効く」のと「治る」のとでは、微妙に本質的な意味が異なるので、「治りますか?」という質問にお返事するのは実に面倒である。

 「効きますか?」という質問なら、「もちろん効きますよ!」
 だからといって、わざわざ遠路はるばる、村田漢方堂薬局に通うには及ばない。

 地元近辺の漢方薬専門の薬局で、しっかり相談して通い詰めれば、結果はおのずからついて来るはず・・・なので、安易に当方にやって来ないで欲しい!

 但し、長期間続いた疼痛であれば、一定の効果が出ても、直ぐに服用を止めると、必ずや再発することだろう。
 いわゆる「根治」を望むなら、効いただけではだめで、一定期間は根気よく継続服用しなければならないことは、言うまでもないはずである。

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2008年12月04日のボクチン(4歳)
2008年12月04日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年12月04日のボクチン(7歳)
2011年12月04日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年12月04日のボクチン(7歳)
2011年12月04日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 

2014年12月03日

天国と地獄

2008年12月03日のボクチン(4歳)
2008年12月03日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 書籍の魅力に憑かれた思い出の本に、50年ぶりの再会。

 当時、国文学の教授だった伯父からもらった古典文学の数冊の同じテキストという実に素朴な書籍に魅せられ、宝物のように大事にしていた。

 その数冊がともに、引越しのドサクサにまぎれて紛失してしまった。

 当時は、再度伯父に紛失したことを告白するのも憚られ、一度は諦めていたものの、大学卒業する頃には、ムラムラと・・・。
 折々に新刊書店や古書店で探し続けるものの、類似のタイトルが多いテキストだけに、なかなか再会できなかった。

 長年古書店を探し続けたが、ようやくめぐり合ったのが昨日のことで、正確な書名が判明したものの、市場には極めて少ない本だけに、ここでは書名を明かせない。中古でも2,000円平均の価格で売られている。

 当時と同じように、少なくとも同書を3冊は手に入れてのちに、タイトルを明かそうと思っている。
 そのタイトルを聞くと、皆に冷笑されるだろうが、構いやしない。

 蓼食う虫も好き好きである。

 ということで、久しぶりに幸福感を味わっていたら、なんとしたことか、2ヶ月に1度の水道メーターの検針係りの女性に、ひどい水漏れの報告あり!
 大量に流出しており、今月の水道代金が4万円を軽く超えるという。
 
 さっそく原因場所を調べてもらったら、洗濯機を設置している傍の地下であるらしい。41年も経つ家だから、水道管の老朽化も止むを得ない。

 早速出入りの長年信頼しているニイチャンに見てもらって、再度明日、修理にやって来てくれることになったが・・・

 天国と地獄がいっぺんいやってきた1日だった。

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2009年12月03日のボクチン(5歳)
2009年12月03日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2009年12月03日のボクチン(5歳)
2009年12月03日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

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2010年12月03日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母



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2014年12月02日

歯医者に行きたくないので、漢方薬で何とかしろという無理難題

2008年12月02日のボクチン(4歳)
2008年12月02日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 常連さんの七十代の女性は、何度説得しても歯医者に行っても続かない。
 根が慢性の歯根膜炎により歯茎から瘻孔を作って膿が出るので、千金内托散のエキス製剤を悪用?して悪化を喰い止めている。

 幸か不幸か、しっかり効果を発揮しているので困ったものである(苦笑。

 また最近、困ったことに、(当方の漢方薬でチョコレート嚢胞や重度のアレルギー性鼻炎が治ったり、ご家族の慢性骨髄炎が根治して以来、)漢方薬の実力を体験してしまった常連さんが、2歳半の子供さんの虫歯の相談。

 子供さんが歯科検診で虫歯を発見されたものの、麻酔治療などで子供の身体を痛めつけたくないので、漢方薬で何とかして欲しいという無理難題を持ちかけられた。

 だから、歯科で治療することを強く奨めても、頑として拒絶される。

 だったら、どうせいずれは抜ける乳歯だから、現時点で痛まないのなら、放置しておいたらよいではないかと説得しても、これもダメ。

 だったら口内の殺菌と、カルシウム補給でお茶を濁すくらいのことしかできないが、それでもよければと、母親自身が長年続けているササヘルスとイオン化カルシウムに、とってもまずい白花蛇舌草でも併用してみるとよいが、白花蛇舌草なんて、とてもじゃないが子供には無理だろうと、不安がらせても、大喜びで、頑張って飲ませてみますと張り切って電話を切られた。

 あんまり信頼されすぎると、虫歯治療まで依頼される無理難題。
 ヒゲジジイ自身が、歯科に行かなくなって十五年。
 だから、ガタガタの歯になって、いつも発声に苦労しているというのに、やっぱり桶屋は桶やで、歯科疾患は、やっぱり歯医者さんに診てもらって治療すべきでしょう!

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2009年12月02日のボクチン(5歳)
2009年12月02日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2009年12月02日のボクチン(5歳)
2009年12月02日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年12月02日のボクチン(7歳)
2011年12月02日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ


ラベル:千金内托散
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2014年12月01日

先週の疲れを癒すべき日曜日は、仕事を離れて他分野の読書に専念していると、久しぶりに閃輝暗点がやってきた

2008年12月01日のボクチン(4歳)
2008年12月01日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 昨日の日曜日は、仕事のことを忘れて、他分野の読書に専念していたから、月曜日のブログは、必然的に空っぽのものになる。

 ところが夜になって、久しぶりに閃輝暗点に襲われ、しばらく読書を中断せざるを得なかった。
 芥川龍之介も晩年、これに悩まされて『歯車』という小説を書いている。
 
 閃輝暗点が消えたら、同月同日の天界で暮らす可愛いボクチンの写真を貼って英気を養うのみ。

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2008年12月01日のボクチン(4歳)
2008年12月01日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

2009年12月01日のボクチン(5歳)
2009年12月01日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年12月01日のボクチン(6歳)
2010年12月01日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

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2011年12月01日のボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母


ラベル:閃輝暗点